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課長会議、定例になりました [おしごとのこと]

会社の提案制度で私が提案した課長会議、今回第2回目が東京の本社で行われました。

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こんなにきれいな富士山、めちゃくちゃ久しぶり~[ぴかぴか(新しい)] 今年東京方面に行ったのは8回目ですが、最初の1月にとびきり美しい富士山を見たのを最後に、ずっとその雄姿にお会いしていませんでした~
今回は出張なので愛用のミラーレス一眼を持って行かなかったので、あんまりきれいに撮れてませんが。冠雪のない富士山全景が見られるのはすごいことかも。

さて話は課長会議の話。
これまで、全店の店部長が集まる会議は四半期毎に行われていますが、店部長の次のラインである課長の会議は一度もありませんでした。
店部長会議ではその期の会社の経営計画や営業施策などの周知が行われ、後日店部長はその内容を店部メンバー全員にフィードバックしているんですが、とにかくそのボリュームが半端なく多いんです。
一口に経営計画や営業施策といっても、もちろん全体の業績計画だけでなく、その数字を達成するための各部門の施策がある訳で。直接的に売り上げに関わる営業施策だけでなく、その営業力をアップさせるための間接的部門の施策、長期的な目線からみた人材育成に関する施策、色々なリスクに備えるための施策・・・まあとにかく色々ある訳です。
それらをすべて店部長1人が理解して、部下たちに伝える・・・というのはとても重いなぁ~、無理があるなぁ~と思っていました。

もちろん会議の資料はすべての社員に呈示されるので、内容を読めば会社が何をしたいか、自分たちは何を求められているのかは分かるんですが、これだけ綿密に練られた計画に向かって実際に全従業員が動いていくためには、引率する側の人が少ないと感じていました。
大きなお店だと一人の店部長の部下は30人ほど。30人全員にちゃんと周知させるのは、実はかなり大変なことです。その下のラインである課長はだいたい10人前後の部下。10人なら、なんとか一人一人に目が届くギリギリの人数です。
なので、全ての従業員に経営計画や営業施策を理解させ、それを実践していくためには、課長も店部長と同じレベルの理解度や意識を持って、店部長と一緒に部下たちを引率していくことが必要なのではと思うのです。
そのためには、課長だけを集めて、会社側から直接周知する場があった方が良いと。
わざわざ課長だけを招集するということは、特別感、使命感を醸成することにも繋がります。

もう一つ。本部各部署、営業店同士、やはり縦割りで、全店部署を横断して連携する体制が弱いなと。店部長会議では、会議の後の懇親会などで、普段顔を合わせない者同士でもコミュニケーションをとることが出来るチャンスがありますが、課長同士の横のつながりは、ほとんどといっていいほどなく、情報交換する場がなかったのでした。
課長クラスになると、本部各部署とのやり取りも多くなるし、他の営業店部がやっていることを参考にするということも必要になってきますが、何しろ顔も知らない、しゃべったこともないという仲では、円滑なコミュニケーションは取れません。
たまに実際に顔を見て、話をする機会があれば、何かあった時に情報交換や相談しやすいのではないかと。しかも課長同士だけでなく、社長や役員、本部各部の部長との接点もあれば、なお良し。
それには、定期的な『飲み会』が必要だ!! 

こういう理由から、課長会議を提案したのでした。

今年の2月に提案して、即採用されて、5月に1回目、今回2回目の会議が行われました。
初回会議の後の懇親会では、社長や役員たちも参加される中、提案者の私が締めの挨拶をすることになったのでした。
『こういう飲みの場があればいいな~と思って、提案しました』と受け狙いで言うと、私がお酒に強いことを知っている社長や役員たち・・・というか、私のことを知っているい人全員が、大うけでした(^^ゞ

会議は半日、前半は店部長会議と同じように会社経営計画や営業施策の周知、後半は同じ職種の課長グループに分かれてのディスカッション。ディスカッションのテーマは、『部下の育成について工夫していること、悩んでいること』。各お店の規模やメンバー構成も違うので悩みもそれぞれですが、共通することもたくさんあって、けっこう参考になりました。

地方店部からだとほぼ1日がかりになるので、実務的に一番最前線にいる課長が不在となるのはけっこう店部にとっては大変です。前回は初めてのことで、ディスカッションも盛り上がらず、『忙しいのに、なんで会議なんて出ないといけないんだ』と思った人もいたようです。
でも、今回のディスカッションは意見が活発に出て、なかなか有意義だったのではないかと思いました。
以前私の部下だった男性が忙しい首都圏店舗で課長になっていますが、『もう、ももん課長が変なことを提案したばっかりに。こんなことやっている暇がないくらいに忙しいんですよ~』と憎まれ口叩いてましたが。懇親会のあと、彼を含む数名、名古屋や大阪で一緒に仕事をしたメンバーで飲みに行って、午前様に近い時間まで課長トーク炸裂しました。
やっぱり、みんな言いたいこと溜まってるんだなぁ~と。それぞれ同じお店のメンバーで行く時は部下も上司もいるので、ある程度発言に制約が掛かるけど、課長という同じ立場だけで話すと、もう言いたい放題(^^ゞ 話が止まりませんでした~
やっぱり、飲みの場は必要だったと再認識したのでした。

それと。新任課長や課長歴長い人それぞれいますが、みんな真剣に自分の役割を認識して、会社のことや部下のことを考えているなぁ~ということが分かりました。
良い意味で、刺激になりました。
・・・と、参加したメンバーが思ってくれたら、提案した甲斐がありますね~

ちなみに今回は、課長よりも上の役職者が課長を兼任している人はメンバーに入っていませんでした。たとえば、うちの支店の例の副支店長とか。。。これは何を意味するかというと、店部長と同列の人たちだから既にそのレベルあるはずなので、あらためて周知する必要はないということかと。
まあ、実際には『なぜこんなにレベルの低い人が、店部長と同じお給料なの??』と思う人も多いんですが。
その話をしだすと止まれませんので、このへんで。


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