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4ヶ月ぶりの更新です、コロナのこと [私の日記]

昨年末以来、4ヶ月ぶりのブログ更新です。
1月2月までは相変わらずの日々でしたが、3月後半からは今までに経験したことがない新型コロナの影響で戸惑う日々。

私の住んでいる東京では、非常事態宣言を受けて、生活そのものに大きな変化がありました。
ただ残念なことに、こういう状況の中でも会社に行かなければなりません。外出する人を最低7割にということが繰り返し言われていても、うちの会社は金融機関の子会社なので、社会的インフラを担う企業という位置づけで、今は50%の抑制に留まっています。すべての業務を2チームに分けて、交互での自宅待機となっています。自宅待機といっても、テレワークの環境が整っていないので、朝と夕方に業務開始の連絡を入れた後は、仕事は出来ない。
新規融資に関わる業務は目に見えて減ってきていますが、お客様からの問い合わせや返済に関する業務は増える一方。これまでもギリギリの人数でやっていたのに、半分の人数で業務を回していくのは、想像以上に大変でした。
これまでは100%の出社でも、みんなで連携したりカバーし合ったりして、実際には120%位の仕事をこなしていたところ、半分のメンバーでは連携が取れないし、別チームとの前日と次の日の引き継ぎをしなければならず、実際の可動力は30%程度。なので、出社する日は、ものすごい残業になっています。
それと、2チームに分けると検印が出来る人も分けなければならないですが、私の部には大きく分けて4つの異なる業務の課があり、私は全部の業務内容を分かっているけど、各課長は他の課の業務が分からない・・・なので、私が4つの課の検印をすることに。元々の部長としての業務もあるうえに、4人分の業務をしなければならないので「毎日やらなければならない業務と急ぎのもの以外は、全部明日のチームでやってもらって」と先延ばし作戦で何とかやれている状況。昨日が交代勤務後初の出社日でしたが、もうへとへとでした。
休業することで生活そのものに深刻な影響がある業種の人たちのことを考えると、自宅待機しても、ありがたいことに今のところはお給料はそのままです。でも、感染リスクがある中通勤電車に乗らないといけないし、この忙しさがしばらく続くことを思うと・・・

仕事以外のことで辛いのは、歌舞伎や旅行に行けなくなったこと。
海老さまの團十郎襲名披露公演が延期になってしまったのは、特に悲しい。5月から7月までの3ヶ月連続での歌舞伎座、襲名を発表した昨年1月から準備をしてきたご本人や関係者の方の落胆を考えると、本当に胸が痛くなります。もちろん、3月以降の歌舞伎公演は全てが中止や延期になり、歌舞伎俳優さんだけでなく全ての関係者の皆さんが、辛い気持ちの中、再開に向けて頑張っておられると思います。音楽アーティスト、演劇、映像の俳優さんやスタッフさんたちと同じように、歌舞伎俳優さんや舞台に関わるほぼ全ての人たちは、観客たちの前で演じて初めて収入を得る。興行しなければ、無収入の世界。そういうシビアな世界に生きる人たちが、私たちを楽しませて、感動させてくれていたってこと、本当にありがたいことだったと気づかされました。何とか踏みとどまって、また夢を届けていただけること、本当に願っています。


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