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心臓カテーテル検査、終わりました [私の日記]

先日のブログで書いたとおり、心臓カテーテル手術のために6/14~6/16の2泊3日入院して、昨日退院しました。

1月頃に一度胸が締めつけられる症状があったので、4月に近くの病院の循環器内科で心筋シンチグラフィー検査をした結果、心臓カテーテル手術をすることに。
狭心症の疑いがある場合は、カテーテル検査の前に冠動脈造影CT検査をやるそうですが、以前造影剤にアレルギー反応が出たので、CTはせずに心筋シンチ検査をしました。でも心筋シンチ検査でも疑わしい結果だったので、けっきょくカテーテル検査をすることになったのでした。

狭心症とか心筋梗塞といった病名はよく耳にしていますが、どういう病気なのかまでは知らなかったので、今回いろいろ調べてみました。この狭心症や心筋梗塞はいわゆる虚血性心疾患といわれているということも初めて知りました。

治療は、心臓の冠動脈まで先端に風船のついたカテーテルをいれて、狭窄している場所で風船を膨らませて血管を広げた後、金属製のステントという金網を留置することで再狭窄を防ぐという方法が一般的だそうです。
で、私はすっかりこの手術をするつもりでいました。

が、結果的にはこの手術は行ないませんでした。

入院してからいよいよその時間になるまでの過程は、造影剤アレルギーを防ぐための薬の内服や、造影剤を入れると腎臓に負担がかかるため点滴を24時間行なうなど、完全に手術を受ける態勢。手術室までは車椅子の移動だし、T字体だし。看護師さんたちは口々に励ましてくれるし。
手術室に入ると、手術台の周りにはたくさんのモニターがあり、何人ものスタッフさんがいる中、手術台に上り、いろいろとセットされていく・・・なんともいえない恐怖と緊張感。
乳がんの時もそうだったけど、「怖がっても仕方がない。ここまできたら腹をくくるしかない。心配してもなるようにしかならないんだから」とひたすら言い聞かせてました。

カテーテルを入れるのは右手首からでしたが、局所麻酔なので意識はガンガンにありまして、カテーテルが入っている間も、医師や看護師さんたちが声を掛けてくれるのでそれに応えたり、造影剤が体に入る瞬間の熱くてモゾモゾとした感じもリアルに分かるのでした。
血管には神経がないのでカテーテルを入れている間は痛みはありませんが、局所麻酔の注射は採血や点滴を入れるときよりも痛かったかな。まあ最近は毎月のように体のどこかに注射針が刺されているので、ちょっと慣れた感ありますが。

腹をくくってはいるつもりでもやっぱり恐ろしくて、ただひたすら眼を瞑って耐えていたら、カテーテルを入れてから10分も経たないうちに、先生が「ももんさん、血管、きれいでしたよ~ これで終わりますよ~」と。

すっかり手術のつもりでいたので、拍子抜けというか。「え、どういうこと[exclamation&question]
でも、それがどんなにラッキーなことか、徐々に実感することに。

何人もの看護師さんが「カテーテルは初めてですか?」と聞いてくるので、そう何度も受ける人がいるのか?と疑問に思っていたら、ステント留置術を受けると血栓が出来やすいので、半年ごとにカテーテル検査をして状態をチェックすることになるそうで。
この一連の入院と検査を半年ごとにするなんて、めちゃくちゃ負担が大きすぎる~ 
なおかつ、血液サラサラ薬の内服も一生続くらしいので、持病として付き合って行くにはやっかいだな~と思ってました。

が、その必要がなくなったということで、ほんとうに一安心でした。

手術まで進むと1~2時間くらいかかるそうですが、病室を出て戻るまで、30分くらいでした。看護師さんたちが「早かったね~ 良かったね~」と言ってくれて、さっきまであんなにテンション下がってたのに、病室に戻るときはハイになってました[ひらめき]

ただその後退院するまでに、再びテンションだだ下がりとなる事態が二つ発生。
一つは、造影剤対応の点滴。検査日の翌日朝まで点滴を続けるんですが、点滴がうまく流れない[exclamation] 警報音がしょっちゅう鳴り響き、しょっちゅう看護師さんを呼ぶ羽目に・・・ 
左肘に近いところに針を刺しているので、腕を曲げると止まっちゃうんですよね。おかげで、ほとんど眠れませんでした。

もう一つは。8時頃には最後の血圧・バイタル・体温チェックを受けた後、主治医に「お薬も通院も要りません」といってもらったので、さあ帰ろうと退院支度をして待っていたんですが。事前に退院は10時頃と聞いていたのに、10時を過ぎても看護師さんがやって来ない・・・
しびれを切らして、荷物を持ってナースステーションまで行くと、「退院について確認中のため、部屋で待っててください」と。
もうすぐ12時になりそうだという頃に、看護師さんがお昼ご飯を持ってきて・・・
さすがになんかあったんだと思って訪ねると、「主治医からでないと説明出来ないので、先生が来るまでもう少し待っててください」と。
私の病状について誤診があったのか? ・・・いや、何人もの医師や技師さんが立ち会っていたのに、間違っていたということはないだろうし。
主治医の退院手続きミスか? ・・・医師が行なうべき退院手続きがなされなくてそれ待ちなのか、でも足止めされるほどのことってないだろうし。
予定通り退院出来ないことで、めちゃくちゃ不安になってました。

そして外来が終わった主治医が病室にやってきて、「スタッフにコロナ感染者が出たので、濃厚接触者の確認中なので、もうしばらく待っていてください」と。
まさかのコロナとは[exclamation×2]

入院する際にコロナの検査を行なうので、私たちが持ち込んだ訳ではないはずだけど、スタッフさんが感染してこちらも濃厚接触者となれば、退院出来ないなんて[exclamation]

最悪、このまま何日か退院出来ない可能性が出てきたので、焦った~[あせあせ(飛び散る汗)]
幸い連続休暇中で予定も入れていなかったので、あと3泊くらいでもなんとかなりそうだったけど・・・ 
それにしても、想定外すぎる[exclamation]

以前もこういうことがあって、けっきょく3日間退院延長となった人もいたらしいです。
感染者が療養施設で隔離状態になる時は、それなりの支度をすることが出来るけど、入院予定日数分の荷物の用意しかしていないし、病棟以外への外出も出来ないし、家族との面会も出来ないので、退院延長となったら、ほんとに負担が大きいことだなと。
モヤモヤ感も半端なく・・・

でも、無料のお昼ご飯まで出されたら、じれて待っているよりくつろぐか~と。ご飯を食べて、テレビを観てたら眠くなったので熟睡。
そして16時頃、やっと看護師さんが来てくれました。「退院出来ますよ[ぴかぴか(新しい)]
やれやれ・・・
お会計を済ませて、無事に帰宅出来たのでした。

お会計は検査費用と差額ベッド代がほぼ同じ程度で、こちらも想定外。
手術の場合は50万円前後掛かるとのことで、高額療養費限度額を超えるところだったけど、けっきょく限度額範囲内でした。

あとは、生命保険の入院・手術給付金の請求手続きをする予定です。心臓カテーテル検査のみの場合、手術給付金の対象となるか分からないけど、ダメ元で請求してみます。









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