免疫力アップ大作戦!㊳長崎・熊本・福岡3日目 [旅行]
5月4日、長崎・熊本・福岡旅行3日目。
朝食は前日と同じレストランでのバイキング。連泊なので、明日も同じなんだけど…3回も同じレストランのバイキング…ちょっとプランニング失敗したかも。
この日は長崎散策。本当なら、この日の午前中に軍艦島上陸ツアーに行く予定でした~(^_^;)
代替案として、平和記念公園や長崎原爆資料館など、浦上エリアに行くことにしました。高校生の修学旅行でも訪れた場所ですがあまり記憶になくて。原爆といえば広島を真っ先に思い浮かべますが、長崎も同じ悲しい歴史があります。ちゃんと見ておきたいと思ったのでした。
浜口町から松山町まで、路面電車で。長崎も広島のように路面電車が行き交う街です。
松山町から徒歩1、2分のところに、『原爆落下中心地碑』があります。この塔の上空500mのところで原子爆弾が炸裂しました。この高度は、原爆の威力が最大限となるように計算された高度だそうです。
どうしてこの場所が爆心地だと分かったのか…周りの木や電柱などがねじ曲がっている中で、この場所のものだけがまっすぐ立ったまま残っていたそうです。つまり爆風を真上から垂直に受けたということが分かるのです。
これは爆心地から500mほど近くにあった浦上天主堂の遺構をこの地に移設したものです。
こちらは、被爆当時の地層。この辺り一帯は被爆後2mほどかさ上げされているのですが、当時の地層を見ることが出来るようになっています。お猪口やお皿が散乱しているのがよく分かります。
原爆中心地のすぐ近くに、平和公園があります。平和公園は小高い丘になっていて、エスカレーターで上り下りすることが出来ます。
エスカレーター登り口のすぐ脇に、『松山町防空壕跡』の遺構があります。原爆当時、避難警報解除中でほとんどの人が防空壕に避難していなかったのでほぼ即死でした。そんな中、たまたま防空壕の中で遊んでいた小学生の女の子が、たった一人の生存者となったそうです。
平和公園は、原爆当時は刑務所があったところだそうです。134名の受刑者全員が亡くなったそうです。
高校生の時にここに来たはずなのに、ほとんどその時のことは覚えてません。。。
でも今回改めて訪れて、平和記念像が右手で天を指している姿が、人間の愚かさを断罪しているような気がしました。
平和公園の後、原爆資料館へ行きました。こちらに来るのは初めてです。
多くの外国人旅行者が、真剣な表情で展示物を見ている姿が印象的でした。
原爆資料館というと、何だか怖いし遠い昔のこと…と思う人もいるかもしれませんが、北朝鮮による連日のミサイル発射が続く今、他人事とは思えないなぁと。
人間が人間らしく死ねないことの悲惨さを、たくさんの人が感じることが大切だと思ったのでした。
原爆資料館の見学を終えて、タクシーで居留地エリアへ。
まずは、『四海楼』で長崎ちゃんぽんを…と思って行くと、満席 1時間以上かかりそうだったので、早々に諦めて、ちゃんぽんを食べられるお店を探してウロウロ。
やっと見つけたのが、大浦天主堂の前にあるレストラン。
『料理が出るまでに30分以上掛かりますけど...』という言葉にもめげず、待つことに。
そして。
めでたく、長崎ちゃんぽんにありつけた~ 味はまあまあかな?(中央軒のちゃんぽんの方が好きかも(^^;)
大浦天主堂。ステンドグラスや高い天井などはとても素晴らしかったんですが、なんせ観光客が多くて、荘厳な雰囲気とはほど遠かった・・・
この後グラバー園へ。グラバー園は今回で3回目。長崎観光の定番中の定番ですから。
グラバー園も丘にあるので、エスカレーター完備。以前来た時はあったかな??
グラバー園は、坂本竜馬との取引で知られるグラバーさんの邸宅をはじめ、文明開化の時代に外国から日本にやってきた外国人のお家を移築したところです。
丘にあるので、長崎の港も見えて、景色がとても素晴らしいです。
園内にはたくさんのお花も
けっこう歩き回ったので休憩タイム。
フワフワかき氷。シャーベットよりも更に極めの細かいかき氷で、超ウマい
『薔薇の館』・・・という名前ではありません(^^; が、薔薇で彩られたとても素敵なお屋敷です。
特に、赤と白の薔薇の壁は圧巻です
こちらがグラバーさんのお家。
ここに坂本龍馬さんも来たんですね~
150年前の食卓が再現されていました。なかなか豪勢ですなぁ~
グラバー邸からの眺め。港にむちゃくちゃデカい豪華客船が停まってます。大きな建物のように見えるでしょう? 船です
グラバー園の出口には、再び長崎くんちの龍踊りの龍が。
長崎くんちは毎年10月上旬に行われるお祭りですね。いつかは行ってみたいです。今は動画サイトが充実しているので、現地に行かなくても雰囲気は味わえるんですが、やっぱり生で見てみたい。
グラバー園から港に出ると…先ほど見えた豪華客船が間近に。
ちょうどそこにこの客船の乗客たちが、グラバー園見学から戻ってきました。クラブツーリズムの係員さんたちが、『おかえりなさ~い』と出迎えてました。
『ダイヤモンド・プリンセス』という豪華客船のようです。豪華客船の旅というと、世界一周とか何百万円もするもので、リタイヤさんとかお金持ちの旅というイメージでしたが、実は意外とそうでもなく。日本発着便でもいろいろなプランがあって、安いものでは6日間で長崎港から韓国までの周遊で10万円程度 もちろん部屋のランクや行先、日程によっては150万円位のプランもありますが。
ちなみに2人部屋を1人で使う場合は、なんと 倍の料金のようです・・・(>_<)
でも、いま私が毎月旅行に行っている費用からすると、選択肢に充分なり得るということが分かりました。。。ということで、この免疫力アップ大作戦!の旅の締めくくりには、この船に乗ってみたいと思っております。
ただ、一人で行くにはちょっと持て余しそうなので、妹でも誘ってみるかなぁ~??
ダイヤモンド・プリンセスの話題は尽きませんが、旅の続きを。
長崎と言えば・・・卓袱(しっぽく)料理
長崎にはたくさんの観光名所があるだけでなく、名物料理も色々あります。その中でもどうしても食してみたいのが、この卓袱料理なのでした。
長崎での滞在ホテルのレストランでは食べることが出来ないので、有名店を探して予約しました。
それが、こちら『浜勝』さん。
卓袱料理とは、大皿に盛りつけられた料理を、朱塗りの円卓を囲んで大人数で食べる宴会料理。和・唐・蘭(わからん)が入り混じった料理です。
おひとり様でも一人分を取り分けて出してくれるコースもあるんですが、けっきょく旅館などで戴く和会席と変わらないスタイルだったので、卓袱料理の雰囲気は味わえませんでした~ やっぱり、宴会料理を1人で食べるには、無理がありました(^^;
それでも、それぞれのお料理はとても美味しかったですヨ。
出されるお料理にも特色があり、お約束事もあるので、ご紹介したいと思います。
最初のお料理はこの『おひれ』から始まります。鯛の身が入ったお吸い物です。宴会の挨拶などは、このおひれを食べ終わった後に始まります。
『まずは、腹ごしらえを』という意味だそうです。
次に『小菜』。冷めても美味しいものが並びます。海のもの・里のもの・山のもの3種を盛りつけたお料理と十六寸豆(インゲン豆)の蜜煮。そしてお刺身。
『中鉢』、温かいお料理です。焼き物はサザエの香草焼き、揚げ物はチーズ入りコロッケ。
豚の角煮は『東坡煮(とうばに)』と言われています。この角煮が、めちゃくちゃ美味しかった
『大鉢』季節の材料を使った和のもの。野菜の煮物と、もやし・しいたけ・こんにゃく・豚肉など千切りにした炒め物。これがめちゃくちゃ美味しかったです。ごはんが進む~
『ご飯』
『水菓子』フルーツですね。
『梅椀』昔は締めにお菓子だったそうですが、今はお汁粉が出されることが多いようです。
大人数でいただく卓袱料理ではなかったけど、お料理自体は特色があって、味も美味しかったです。
満腹になったあとは、路面電車でホテルまで戻り、夜はひたすらブログの記事を書いて過ごしました。
この日は、長崎の街を満喫した1日になりました。
4日目へ続く。
朝食は前日と同じレストランでのバイキング。連泊なので、明日も同じなんだけど…3回も同じレストランのバイキング…ちょっとプランニング失敗したかも。
この日は長崎散策。本当なら、この日の午前中に軍艦島上陸ツアーに行く予定でした~(^_^;)
代替案として、平和記念公園や長崎原爆資料館など、浦上エリアに行くことにしました。高校生の修学旅行でも訪れた場所ですがあまり記憶になくて。原爆といえば広島を真っ先に思い浮かべますが、長崎も同じ悲しい歴史があります。ちゃんと見ておきたいと思ったのでした。
浜口町から松山町まで、路面電車で。長崎も広島のように路面電車が行き交う街です。
松山町から徒歩1、2分のところに、『原爆落下中心地碑』があります。この塔の上空500mのところで原子爆弾が炸裂しました。この高度は、原爆の威力が最大限となるように計算された高度だそうです。
どうしてこの場所が爆心地だと分かったのか…周りの木や電柱などがねじ曲がっている中で、この場所のものだけがまっすぐ立ったまま残っていたそうです。つまり爆風を真上から垂直に受けたということが分かるのです。
これは爆心地から500mほど近くにあった浦上天主堂の遺構をこの地に移設したものです。
こちらは、被爆当時の地層。この辺り一帯は被爆後2mほどかさ上げされているのですが、当時の地層を見ることが出来るようになっています。お猪口やお皿が散乱しているのがよく分かります。
原爆中心地のすぐ近くに、平和公園があります。平和公園は小高い丘になっていて、エスカレーターで上り下りすることが出来ます。
エスカレーター登り口のすぐ脇に、『松山町防空壕跡』の遺構があります。原爆当時、避難警報解除中でほとんどの人が防空壕に避難していなかったのでほぼ即死でした。そんな中、たまたま防空壕の中で遊んでいた小学生の女の子が、たった一人の生存者となったそうです。
平和公園は、原爆当時は刑務所があったところだそうです。134名の受刑者全員が亡くなったそうです。
高校生の時にここに来たはずなのに、ほとんどその時のことは覚えてません。。。
でも今回改めて訪れて、平和記念像が右手で天を指している姿が、人間の愚かさを断罪しているような気がしました。
平和公園の後、原爆資料館へ行きました。こちらに来るのは初めてです。
多くの外国人旅行者が、真剣な表情で展示物を見ている姿が印象的でした。
原爆資料館というと、何だか怖いし遠い昔のこと…と思う人もいるかもしれませんが、北朝鮮による連日のミサイル発射が続く今、他人事とは思えないなぁと。
人間が人間らしく死ねないことの悲惨さを、たくさんの人が感じることが大切だと思ったのでした。
原爆資料館の見学を終えて、タクシーで居留地エリアへ。
まずは、『四海楼』で長崎ちゃんぽんを…と思って行くと、満席 1時間以上かかりそうだったので、早々に諦めて、ちゃんぽんを食べられるお店を探してウロウロ。
やっと見つけたのが、大浦天主堂の前にあるレストラン。
『料理が出るまでに30分以上掛かりますけど...』という言葉にもめげず、待つことに。
そして。
めでたく、長崎ちゃんぽんにありつけた~ 味はまあまあかな?(中央軒のちゃんぽんの方が好きかも(^^;)
大浦天主堂。ステンドグラスや高い天井などはとても素晴らしかったんですが、なんせ観光客が多くて、荘厳な雰囲気とはほど遠かった・・・
この後グラバー園へ。グラバー園は今回で3回目。長崎観光の定番中の定番ですから。
グラバー園も丘にあるので、エスカレーター完備。以前来た時はあったかな??
グラバー園は、坂本竜馬との取引で知られるグラバーさんの邸宅をはじめ、文明開化の時代に外国から日本にやってきた外国人のお家を移築したところです。
丘にあるので、長崎の港も見えて、景色がとても素晴らしいです。
園内にはたくさんのお花も
けっこう歩き回ったので休憩タイム。
フワフワかき氷。シャーベットよりも更に極めの細かいかき氷で、超ウマい
『薔薇の館』・・・という名前ではありません(^^; が、薔薇で彩られたとても素敵なお屋敷です。
特に、赤と白の薔薇の壁は圧巻です
こちらがグラバーさんのお家。
ここに坂本龍馬さんも来たんですね~
150年前の食卓が再現されていました。なかなか豪勢ですなぁ~
グラバー邸からの眺め。港にむちゃくちゃデカい豪華客船が停まってます。大きな建物のように見えるでしょう? 船です
グラバー園の出口には、再び長崎くんちの龍踊りの龍が。
長崎くんちは毎年10月上旬に行われるお祭りですね。いつかは行ってみたいです。今は動画サイトが充実しているので、現地に行かなくても雰囲気は味わえるんですが、やっぱり生で見てみたい。
グラバー園から港に出ると…先ほど見えた豪華客船が間近に。
ちょうどそこにこの客船の乗客たちが、グラバー園見学から戻ってきました。クラブツーリズムの係員さんたちが、『おかえりなさ~い』と出迎えてました。
『ダイヤモンド・プリンセス』という豪華客船のようです。豪華客船の旅というと、世界一周とか何百万円もするもので、リタイヤさんとかお金持ちの旅というイメージでしたが、実は意外とそうでもなく。日本発着便でもいろいろなプランがあって、安いものでは6日間で長崎港から韓国までの周遊で10万円程度 もちろん部屋のランクや行先、日程によっては150万円位のプランもありますが。
ちなみに2人部屋を1人で使う場合は、なんと 倍の料金のようです・・・(>_<)
でも、いま私が毎月旅行に行っている費用からすると、選択肢に充分なり得るということが分かりました。。。ということで、この免疫力アップ大作戦!の旅の締めくくりには、この船に乗ってみたいと思っております。
ただ、一人で行くにはちょっと持て余しそうなので、妹でも誘ってみるかなぁ~??
ダイヤモンド・プリンセスの話題は尽きませんが、旅の続きを。
長崎と言えば・・・卓袱(しっぽく)料理
長崎にはたくさんの観光名所があるだけでなく、名物料理も色々あります。その中でもどうしても食してみたいのが、この卓袱料理なのでした。
長崎での滞在ホテルのレストランでは食べることが出来ないので、有名店を探して予約しました。
それが、こちら『浜勝』さん。
卓袱料理とは、大皿に盛りつけられた料理を、朱塗りの円卓を囲んで大人数で食べる宴会料理。和・唐・蘭(わからん)が入り混じった料理です。
おひとり様でも一人分を取り分けて出してくれるコースもあるんですが、けっきょく旅館などで戴く和会席と変わらないスタイルだったので、卓袱料理の雰囲気は味わえませんでした~ やっぱり、宴会料理を1人で食べるには、無理がありました(^^;
それでも、それぞれのお料理はとても美味しかったですヨ。
出されるお料理にも特色があり、お約束事もあるので、ご紹介したいと思います。
最初のお料理はこの『おひれ』から始まります。鯛の身が入ったお吸い物です。宴会の挨拶などは、このおひれを食べ終わった後に始まります。
『まずは、腹ごしらえを』という意味だそうです。
次に『小菜』。冷めても美味しいものが並びます。海のもの・里のもの・山のもの3種を盛りつけたお料理と十六寸豆(インゲン豆)の蜜煮。そしてお刺身。
『中鉢』、温かいお料理です。焼き物はサザエの香草焼き、揚げ物はチーズ入りコロッケ。
豚の角煮は『東坡煮(とうばに)』と言われています。この角煮が、めちゃくちゃ美味しかった
『大鉢』季節の材料を使った和のもの。野菜の煮物と、もやし・しいたけ・こんにゃく・豚肉など千切りにした炒め物。これがめちゃくちゃ美味しかったです。ごはんが進む~
『ご飯』
『水菓子』フルーツですね。
『梅椀』昔は締めにお菓子だったそうですが、今はお汁粉が出されることが多いようです。
大人数でいただく卓袱料理ではなかったけど、お料理自体は特色があって、味も美味しかったです。
満腹になったあとは、路面電車でホテルまで戻り、夜はひたすらブログの記事を書いて過ごしました。
この日は、長崎の街を満喫した1日になりました。
4日目へ続く。
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