前向きに [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]
さっき、小林麻央さんのブログを読みました。
麻央さんのブログは連日ネットでも紹介されていて、断片的にその内容を見てはいたんですが、それらの記事につられて読むのはなんだかミーハー的な感じがしたので、ブログそのものは今まで読むことがありませんでした。
それに…これまでにもたくさんの乳がん患者の方のブログを読ませていただきましたが、ステージが重い方のブログだと、途中で更新が途絶えてしまうことも。それが辛いので、すこしためらってしまっていました。
が、やはり、私も同じように乳がんの治療中なので、気になって読むことにしたのでした。
乳がん告知のこと、家族のこと、日々の生活のことなどを通して、彼女が一生懸命に生きておられる様子が良く分かりました。
自分が乳がんであることが分かってからは、今後の病状に対する不安や死への恐怖、抗がん剤治療の副作用、周囲の人たちに心配を掛けることの辛さ…頭の中がグルグルとそれらのことばかりでいっぱいとなって、押し潰されてしまいそうになってしまいます。
そんな時に、前向きに、ポジティブな発想をすることは、なかなか難しいもの。
でも、ブログや日記を書く、つまり文章を書くことで、自分の気持ちを冷静に、客観的に綴ることが出来るような気がします。
ブログの場合は、誰かに自分の気持ちを伝える前提で書くので、日記を書くよりも更に客観的になれると思います。
闘病中はどうしても気持ちの余裕が持てず、自分のことだけしか見えなくなってしまいがちですが、ブログを書くことで冷静になり、家族や友人、同僚など周りの人たちへ思いを馳せたり、自分の気持ちを素直に伝えることが出来るのだと思います。
口に出して、直接言えない感謝の気持ちも、ブログには素直に綴ることが出来るんです。
そして、癌であることへの不安や死への恐怖を文章に表すことで、すこし客観的に受け止めることが出来る気がします。
誰かに読んでもらうのは、たぶん、誰かに励ましてほしいとか、今自分がこんなに大変だということを分かってほしい、とかそういう理由からでは、ないです。
自分のために書いている。人に向かって書くことで、前向きな気持ちを宣言することになるのだと思います。自分自身を奮起させているのだと思います。
私自身も、乳がん告知以降、このブログでたくさん自分の気持ちを書いてきました。気持ちがどんなに動揺しても、ブログを書くことでいつしか冷静になっていました。気持ちが軽くなりました。
もしかしたら、麻央さんもそんな風に感じておられるのかもしれません。
以前ご紹介したことのあるトトロさんのブログも、いつも前向きなことが書かれていました。その前向きさが人の心を捉え、読者がたくさんいたのだと思います。が、中には、『末期の乳がん患者なのに、なんでそんなに前向きなのか?理解できない』といったような心無いコメントが寄せられたこともありました。
たぶん実際には、トトロさんもとても毎日が不安で、死に対する恐怖もものすごくあったと思います。想像を絶する…余命を伝えられた人の気持ちは、正直言って想像することが出来ません。
でも、ブログを書くことで、自らを奮い立たせておられたのだと。
麻央さんのブログも、家族に感謝し、日々の生活の中で、健康な時には気が付かなかったような些細なことが楽しい、うれしいと感じておられる様子が窺えて、とても前向きにブログを発信されています。
でも実際の毎日は、いつも前向きではないかもしれません。不安や恐怖、落ち込むこと、悲しいと思うことの方が多いのかもしれません。
それでもブログを書くことで、前向きな気持ちを保とうとされているのだと思います。
麻央さんのブログを読んで、こんなことを感じたのでした。
どうか、いつまでもブログを書き続けていただきたいです。
麻央さんのブログは連日ネットでも紹介されていて、断片的にその内容を見てはいたんですが、それらの記事につられて読むのはなんだかミーハー的な感じがしたので、ブログそのものは今まで読むことがありませんでした。
それに…これまでにもたくさんの乳がん患者の方のブログを読ませていただきましたが、ステージが重い方のブログだと、途中で更新が途絶えてしまうことも。それが辛いので、すこしためらってしまっていました。
が、やはり、私も同じように乳がんの治療中なので、気になって読むことにしたのでした。
乳がん告知のこと、家族のこと、日々の生活のことなどを通して、彼女が一生懸命に生きておられる様子が良く分かりました。
自分が乳がんであることが分かってからは、今後の病状に対する不安や死への恐怖、抗がん剤治療の副作用、周囲の人たちに心配を掛けることの辛さ…頭の中がグルグルとそれらのことばかりでいっぱいとなって、押し潰されてしまいそうになってしまいます。
そんな時に、前向きに、ポジティブな発想をすることは、なかなか難しいもの。
でも、ブログや日記を書く、つまり文章を書くことで、自分の気持ちを冷静に、客観的に綴ることが出来るような気がします。
ブログの場合は、誰かに自分の気持ちを伝える前提で書くので、日記を書くよりも更に客観的になれると思います。
闘病中はどうしても気持ちの余裕が持てず、自分のことだけしか見えなくなってしまいがちですが、ブログを書くことで冷静になり、家族や友人、同僚など周りの人たちへ思いを馳せたり、自分の気持ちを素直に伝えることが出来るのだと思います。
口に出して、直接言えない感謝の気持ちも、ブログには素直に綴ることが出来るんです。
そして、癌であることへの不安や死への恐怖を文章に表すことで、すこし客観的に受け止めることが出来る気がします。
誰かに読んでもらうのは、たぶん、誰かに励ましてほしいとか、今自分がこんなに大変だということを分かってほしい、とかそういう理由からでは、ないです。
自分のために書いている。人に向かって書くことで、前向きな気持ちを宣言することになるのだと思います。自分自身を奮起させているのだと思います。
私自身も、乳がん告知以降、このブログでたくさん自分の気持ちを書いてきました。気持ちがどんなに動揺しても、ブログを書くことでいつしか冷静になっていました。気持ちが軽くなりました。
もしかしたら、麻央さんもそんな風に感じておられるのかもしれません。
以前ご紹介したことのあるトトロさんのブログも、いつも前向きなことが書かれていました。その前向きさが人の心を捉え、読者がたくさんいたのだと思います。が、中には、『末期の乳がん患者なのに、なんでそんなに前向きなのか?理解できない』といったような心無いコメントが寄せられたこともありました。
たぶん実際には、トトロさんもとても毎日が不安で、死に対する恐怖もものすごくあったと思います。想像を絶する…余命を伝えられた人の気持ちは、正直言って想像することが出来ません。
でも、ブログを書くことで、自らを奮い立たせておられたのだと。
麻央さんのブログも、家族に感謝し、日々の生活の中で、健康な時には気が付かなかったような些細なことが楽しい、うれしいと感じておられる様子が窺えて、とても前向きにブログを発信されています。
でも実際の毎日は、いつも前向きではないかもしれません。不安や恐怖、落ち込むこと、悲しいと思うことの方が多いのかもしれません。
それでもブログを書くことで、前向きな気持ちを保とうとされているのだと思います。
麻央さんのブログを読んで、こんなことを感じたのでした。
どうか、いつまでもブログを書き続けていただきたいです。
免疫力アップ大作戦!㉚栃木・塩原日光3日目 [旅行]
塩原・日光旅行最終日。この日も… 停滞する秋雨前線と台風16号の影響で、このところスカッと晴れた日がありません
朝食は、前日のレストランでバイキング。
夕食と変わらない充実したお料理。めちゃくちゃテンションアップ
名物のフレンチトースト、『何だこれは とろける~ うま~い』絶品です。出来立てのオムレツもトロトロ
湯葉の煮物や自分で作る牛丼もありました。この牛丼がまた、めちゃくちゃ美味い
それぞれがとても美味しくて、最近食べた朝食バイキングの中では、ダントツのレベル。
それでは、こちらのお宿『日光ステーションホテルクラシック』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食5、朝食5、接客サービス3、癒され度4、コスパ5
総合評価は…4.3
じゃらんの口コミでも4.4と高評価です。
5点。
夕食はバイキングでしたが、品数はそれほど多い方でもなかったけど、豪勢で手の込んだものが多く、味もそれぞれ美味しかったです。特にズワイガニの足やローストビーフ、激辛レッドカレーがものすごく美味しかった デザートも充実していて、プリンが激ウマ。
朝食もさっき書いた通り、美味しすぎて大感激。『これは美味い』と叫んでしまうほどの料理がたくさんあって、ほんとにお勧めしたいです。
コスパ、料理が充実していて、温泉もあって、休前日、おひとりさまで2万円以下というのは、かなりお得です。
4点。
部屋は、16~22㎡とそれほど広くないけど、コンパクトで使いやすく、アメニティや備品も適度に揃ってました。自由に使えるコンセントの数も10口と多く、必要な所にありました。Wi-Fiも無料接続出来たし。ユニットバスも広くてきれい。そしてテレビが大きい!旅先ではほとんどテレビは観ないけど、大画面で『真田丸』を観ました。それから、デスクの高さがブログを書くにはちょうど良い高さで、長時間の入力でも疲れませんでした。
お風呂、ビジネスホテル風なのに温泉があって、なんともリラックス出来ました。露天風呂が広くてびっくり。脱衣場がちょっと狭い感じがしましたが、露天風呂、最高です。
癒され度、シモンズベッドで寝心地良く、広い露天風呂に癒されました。
3点は接客サービス。フロント、レストランのスタッフさん共に可もなく不可もなく。ほとんど接することがなかったので、良いも悪いもないというか。
ビジネスホテルとシティホテルの間って感じのホテルでしたが、良い意味で無駄がなく、料理や温泉などお客さんが欲しているところをしっかり充実させていて、良いお宿だと思います。お風呂とお料理が良いお宿にはまた行きたくなりますね。リピーター続出
グループホテルに、ホテルカジュアルユーロさんとホテルユーロシティさんというのがあるそうで、グループ共通の割引券を戴きました。全室天然温泉露天風呂付、バイキングのお宿ということなので、そちらにも泊まってみたくなりました。さっそく探してみよう~
激しい雨の中、いろは坂を再び上って、中禅寺湖へ向かいました。
またまた真っ白 行き交うボートが見えたので、かろうじてそこに湖があるのが分かりました~
晴れていれば、そろそろ色づき始めた山々をバックにした中禅寺湖が見えるはず…
広い駐車場にはほとんど車は停まってません。
ほんとは中禅寺湖の遊覧船に乗るつもりだったけど...残念ながらパスです。
次に向かったのは、中禅寺湖から群馬県へ抜ける国道120号線沿いにある『戦場ヶ原』。
湿地帯は、やはり雨の方がしとしと感が増して、いい感じです。
戦場ヶ原展望台の手前、赤沼から湯滝までの約5㎞、湿原の中を散策出来る自然探勝路もあります。お天気が良ければ、行ってみたいですね~
この後、日光白根山のロープウェイに乗る予定でしたが、こちらもパス。どうみても真っ白の中、素晴らしい眺めは期待できそうになく…
白根山ロープウェイそばのスキー場では、グラススキーを楽しんでいる人がいっぱいでした。雨でも屋外レジャーを楽しんでいる人はたくさんいるんですね~
そしてこの旅最後の目的地、吹割の滝へ。カーナビで『ふきわりのたき』と入れたら認知されず、地図を頼りに国道120号線を走ると、一大観光地のようにお土産物屋さんがたくさん建ち並んでいたので迷うことはありませんでした。ちなみに正しくは『ふきわれのたき』です。
比較的大きなお土産物屋さんの駐車場に停めさせてもらって、駐車場係の方に行き方を教えてもらって、滝へGO
滝へと続く階段の降り口には、『滑りやすいので白線やロープより前には出ないでください』という注意書きが、日本語、中国語、英語で書かれてます。事前に調べたところでも、かなり危険度の高い滝とか。。。これまでに転落事故も起こっているそうです。
階段を下りると、すぐそばに遊歩道があるのですが・・・
遊歩道のすぐ脇にまで、川の水が来ています。『この道を行くのか』
『なんだぁ~ 怖すぎる~ でもスゴイ』
事前に見ていた吹割の滝の写真とは全く違う光景。
遊歩道、初めはコンクリートで舗装された道ですが、滝つぼに向かっていくにしたがって、ただの岩になります。そしてその岩の先には柵はなくて、一本のロープとパイロンがあるだけ。
『般若岩』までは岩肌を降りて行かなければならず、止めときました。あまりに荒くれた川に尻込み
この辺りは『鱒飛びの滝』なんですが、どこが滝なのかまったくわかりません。
轟音と水しぶきもスゴイ 圧巻です。
いやぁ~、凄すぎて言葉が出ません。
吹割の滝、高さ7m、幅30mあって、東洋のナイアガラと呼ばれているそうです。この吹割の滝をぐるっと一周する遊歩道があって、対岸の観瀑台からは吹割の滝を上から見ることが出来るそうです。
実は、今回予定の行き先を二つもパスしたので、新幹線予約時間まで2時間以上も余裕が出来てしまっていたんですが…この散策路のことを知らなかったので行きませんでした。もっと詳しく調べておけば良かった
駐車場のあるお土産物屋さんに戻ってきました。地元の農家さんの産地直売所もあります。リンゴやトウモロコシなどが並んでました。
花豆のソフトクリーム。トウモロコシは茹で立て、100円なり。
そういえば、この120号線、ロマンチック街道という命名の他にトウモロコシ街道とも呼ばれています。この吹割の滝は群馬県になるのですが、群馬県がトウモロコシで有名だとは知りませんでした。そしてリンゴも。沼田辺りにはリンゴ狩りの看板がたくさん出てました。リンゴも特産品なんですね~
国道120号線で沼田市に出た後国道17号線を走って、上越新幹線の上毛高原駅へ到着。レンタカーはここで返却。
この上毛高原駅までのアクセス、国道を外れてカーナビの通りに進んでいくと、お店も何もない寂しい山の住宅街を走ることになり、ほんとにこの先に新幹線の駅があるのだろうか~と不安な気持ちに。大丈夫かなぁ~と思っていたところに、突然視界が開けて新幹線の駅が見えたのでした。こんなところに駅があるのが、とっても不思議なかんじ。
駅前にも駅舎の中にも喫茶店はなく、ただひたすら待合室で2時間待ちました。いやぁ~、さきほどの吹割の滝をもっと散策出来たのに…スケジューリング、失敗の巻(;'∀')
この上毛高原駅の近くには、豊臣秀吉が北条攻めを行うきっかけとなった真田の城、名胡桃城址があるそうです。真田丸で何度も登場する沼田城も近くです。真田のゆかりの地ということで、新幹線駅の中にも真田氏に関する紹介コーナーがありました。
ようやく新幹線に乗ります。上越新幹線に乗るのは初めて。Maxとき、2階建車両なんですね~ もちろん、2階席をGet。
2階席、車高が高くて、気持ち良いですね。
上毛高原駅から東京駅までは約1時間15分ほど。東京で新幹線を乗り換えて、名古屋に戻りました。
お土産は、毎度のことながら自分用(^^; 今回はこれだけ、いつもよりも少ないかな。
もみじ谷吊り橋で、湯葉のさしみと燻製卵。吹割の滝で、アップルパイと燻りたけのこ。この吹割りんごの手作りアップルパイ、テレビの旅番組でも紹介されたことがあるそうで、立ち寄ったお土産物屋さんの中で、地元のお母さんたちが作っている工房を見ることが出来ました。
どちらかというとアップルパイには触手が動かない方ですが、テレビ番組で勝俣さんが『今までで食べたアップルパイの中で、一番美味しい』と言っていたそうなので、それに魅かれて購入。甘すぎずリンゴの酸味も程よくて、ほんとに美味しかったですヨ
今回の旅、滝を巡る旅だったんですが、予定していた3つの滝のうち2つを間近で見ることが出来ました。しかもどちらも、小雨の中だったけど迫力のある全景を見ることが出来てラッキーでした。
雨のために予定していた10ヶ所の観光スポットのうち、実際に行けたのは5ヶ所。半分もパスしてしまいましたが、それでもそれぞれに感激、驚き、感嘆の連続。お宿も2軒とも良かったので、結果オーライ 良い旅になりました~
今回行きそびれた所以外にもまだまだ必見の観光スポットがたくさんあるので、またこのエリアに再訪したいと思います。
朝食は、前日のレストランでバイキング。
夕食と変わらない充実したお料理。めちゃくちゃテンションアップ
名物のフレンチトースト、『何だこれは とろける~ うま~い』絶品です。出来立てのオムレツもトロトロ
湯葉の煮物や自分で作る牛丼もありました。この牛丼がまた、めちゃくちゃ美味い
それぞれがとても美味しくて、最近食べた朝食バイキングの中では、ダントツのレベル。
それでは、こちらのお宿『日光ステーションホテルクラシック』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食5、朝食5、接客サービス3、癒され度4、コスパ5
総合評価は…4.3
じゃらんの口コミでも4.4と高評価です。
5点。
夕食はバイキングでしたが、品数はそれほど多い方でもなかったけど、豪勢で手の込んだものが多く、味もそれぞれ美味しかったです。特にズワイガニの足やローストビーフ、激辛レッドカレーがものすごく美味しかった デザートも充実していて、プリンが激ウマ。
朝食もさっき書いた通り、美味しすぎて大感激。『これは美味い』と叫んでしまうほどの料理がたくさんあって、ほんとにお勧めしたいです。
コスパ、料理が充実していて、温泉もあって、休前日、おひとりさまで2万円以下というのは、かなりお得です。
4点。
部屋は、16~22㎡とそれほど広くないけど、コンパクトで使いやすく、アメニティや備品も適度に揃ってました。自由に使えるコンセントの数も10口と多く、必要な所にありました。Wi-Fiも無料接続出来たし。ユニットバスも広くてきれい。そしてテレビが大きい!旅先ではほとんどテレビは観ないけど、大画面で『真田丸』を観ました。それから、デスクの高さがブログを書くにはちょうど良い高さで、長時間の入力でも疲れませんでした。
お風呂、ビジネスホテル風なのに温泉があって、なんともリラックス出来ました。露天風呂が広くてびっくり。脱衣場がちょっと狭い感じがしましたが、露天風呂、最高です。
癒され度、シモンズベッドで寝心地良く、広い露天風呂に癒されました。
3点は接客サービス。フロント、レストランのスタッフさん共に可もなく不可もなく。ほとんど接することがなかったので、良いも悪いもないというか。
ビジネスホテルとシティホテルの間って感じのホテルでしたが、良い意味で無駄がなく、料理や温泉などお客さんが欲しているところをしっかり充実させていて、良いお宿だと思います。お風呂とお料理が良いお宿にはまた行きたくなりますね。リピーター続出
グループホテルに、ホテルカジュアルユーロさんとホテルユーロシティさんというのがあるそうで、グループ共通の割引券を戴きました。全室天然温泉露天風呂付、バイキングのお宿ということなので、そちらにも泊まってみたくなりました。さっそく探してみよう~
激しい雨の中、いろは坂を再び上って、中禅寺湖へ向かいました。
またまた真っ白 行き交うボートが見えたので、かろうじてそこに湖があるのが分かりました~
晴れていれば、そろそろ色づき始めた山々をバックにした中禅寺湖が見えるはず…
広い駐車場にはほとんど車は停まってません。
ほんとは中禅寺湖の遊覧船に乗るつもりだったけど...残念ながらパスです。
次に向かったのは、中禅寺湖から群馬県へ抜ける国道120号線沿いにある『戦場ヶ原』。
湿地帯は、やはり雨の方がしとしと感が増して、いい感じです。
戦場ヶ原展望台の手前、赤沼から湯滝までの約5㎞、湿原の中を散策出来る自然探勝路もあります。お天気が良ければ、行ってみたいですね~
この後、日光白根山のロープウェイに乗る予定でしたが、こちらもパス。どうみても真っ白の中、素晴らしい眺めは期待できそうになく…
白根山ロープウェイそばのスキー場では、グラススキーを楽しんでいる人がいっぱいでした。雨でも屋外レジャーを楽しんでいる人はたくさんいるんですね~
そしてこの旅最後の目的地、吹割の滝へ。カーナビで『ふきわりのたき』と入れたら認知されず、地図を頼りに国道120号線を走ると、一大観光地のようにお土産物屋さんがたくさん建ち並んでいたので迷うことはありませんでした。ちなみに正しくは『ふきわれのたき』です。
比較的大きなお土産物屋さんの駐車場に停めさせてもらって、駐車場係の方に行き方を教えてもらって、滝へGO
滝へと続く階段の降り口には、『滑りやすいので白線やロープより前には出ないでください』という注意書きが、日本語、中国語、英語で書かれてます。事前に調べたところでも、かなり危険度の高い滝とか。。。これまでに転落事故も起こっているそうです。
階段を下りると、すぐそばに遊歩道があるのですが・・・
遊歩道のすぐ脇にまで、川の水が来ています。『この道を行くのか』
『なんだぁ~ 怖すぎる~ でもスゴイ』
事前に見ていた吹割の滝の写真とは全く違う光景。
遊歩道、初めはコンクリートで舗装された道ですが、滝つぼに向かっていくにしたがって、ただの岩になります。そしてその岩の先には柵はなくて、一本のロープとパイロンがあるだけ。
『般若岩』までは岩肌を降りて行かなければならず、止めときました。あまりに荒くれた川に尻込み
この辺りは『鱒飛びの滝』なんですが、どこが滝なのかまったくわかりません。
轟音と水しぶきもスゴイ 圧巻です。
いやぁ~、凄すぎて言葉が出ません。
吹割の滝、高さ7m、幅30mあって、東洋のナイアガラと呼ばれているそうです。この吹割の滝をぐるっと一周する遊歩道があって、対岸の観瀑台からは吹割の滝を上から見ることが出来るそうです。
実は、今回予定の行き先を二つもパスしたので、新幹線予約時間まで2時間以上も余裕が出来てしまっていたんですが…この散策路のことを知らなかったので行きませんでした。もっと詳しく調べておけば良かった
駐車場のあるお土産物屋さんに戻ってきました。地元の農家さんの産地直売所もあります。リンゴやトウモロコシなどが並んでました。
花豆のソフトクリーム。トウモロコシは茹で立て、100円なり。
そういえば、この120号線、ロマンチック街道という命名の他にトウモロコシ街道とも呼ばれています。この吹割の滝は群馬県になるのですが、群馬県がトウモロコシで有名だとは知りませんでした。そしてリンゴも。沼田辺りにはリンゴ狩りの看板がたくさん出てました。リンゴも特産品なんですね~
国道120号線で沼田市に出た後国道17号線を走って、上越新幹線の上毛高原駅へ到着。レンタカーはここで返却。
この上毛高原駅までのアクセス、国道を外れてカーナビの通りに進んでいくと、お店も何もない寂しい山の住宅街を走ることになり、ほんとにこの先に新幹線の駅があるのだろうか~と不安な気持ちに。大丈夫かなぁ~と思っていたところに、突然視界が開けて新幹線の駅が見えたのでした。こんなところに駅があるのが、とっても不思議なかんじ。
駅前にも駅舎の中にも喫茶店はなく、ただひたすら待合室で2時間待ちました。いやぁ~、さきほどの吹割の滝をもっと散策出来たのに…スケジューリング、失敗の巻(;'∀')
この上毛高原駅の近くには、豊臣秀吉が北条攻めを行うきっかけとなった真田の城、名胡桃城址があるそうです。真田丸で何度も登場する沼田城も近くです。真田のゆかりの地ということで、新幹線駅の中にも真田氏に関する紹介コーナーがありました。
ようやく新幹線に乗ります。上越新幹線に乗るのは初めて。Maxとき、2階建車両なんですね~ もちろん、2階席をGet。
2階席、車高が高くて、気持ち良いですね。
上毛高原駅から東京駅までは約1時間15分ほど。東京で新幹線を乗り換えて、名古屋に戻りました。
お土産は、毎度のことながら自分用(^^; 今回はこれだけ、いつもよりも少ないかな。
もみじ谷吊り橋で、湯葉のさしみと燻製卵。吹割の滝で、アップルパイと燻りたけのこ。この吹割りんごの手作りアップルパイ、テレビの旅番組でも紹介されたことがあるそうで、立ち寄ったお土産物屋さんの中で、地元のお母さんたちが作っている工房を見ることが出来ました。
どちらかというとアップルパイには触手が動かない方ですが、テレビ番組で勝俣さんが『今までで食べたアップルパイの中で、一番美味しい』と言っていたそうなので、それに魅かれて購入。甘すぎずリンゴの酸味も程よくて、ほんとに美味しかったですヨ
今回の旅、滝を巡る旅だったんですが、予定していた3つの滝のうち2つを間近で見ることが出来ました。しかもどちらも、小雨の中だったけど迫力のある全景を見ることが出来てラッキーでした。
雨のために予定していた10ヶ所の観光スポットのうち、実際に行けたのは5ヶ所。半分もパスしてしまいましたが、それでもそれぞれに感激、驚き、感嘆の連続。お宿も2軒とも良かったので、結果オーライ 良い旅になりました~
今回行きそびれた所以外にもまだまだ必見の観光スポットがたくさんあるので、またこのエリアに再訪したいと思います。
免疫力アップ大作戦!㉚栃木・塩原日光2日目 [旅行]
栃木県塩原、日光旅行二日目です。
前日の夜から雨でしたが、朝になってもやっぱり 残念
朝食の前に部屋の露天風呂へ。露天風呂から見える渓流沿いに滝がありました。前日は気が付かなかったなぁ~ 渓流の川面に、雨粒が。
部屋の壁にはカタツムリさんも。
朝食は部屋食かラウンジかどちらか選べたので、ラウンジで戴くことに。朝食が部屋食の場合、食事後お膳を下げに来られるのが嫌なんですよね。身支度したり、ゆっくりトイレに入りにくいので(^_^;)
ラウンジへ行くと、渓流が目の前に見えるように配置された席でした。
雨で水かさが増している川の流れは、迫力があります。
和定食。お味噌汁がお鍋仕立てになってるなんて珍しいですね。
量も適度で、シンプルながらも一品一品が丁寧に用意されている感じでした。
それでは、こちらのお宿『塩原温泉 松風楼松屋』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.6 高得点出ました~
じゃらんの口コミは4.5。こちらも高得点ですね~
5点満点。
お部屋は申し分なし。今まで泊まったお宿中でも、かなり上位に入るほどの居心地の良いお部屋でした。掘りごたつが、ほんとにGood。渓流のせせらぎの音も。ウッドデッキからの眺めも最高。飲み物の用意も充分にあったし、アメニティや備品も充実。
お風呂、宿の大浴場は内湯、露天風呂ともに広くて、まさに貸切状態 特に露天風呂は、渓流の眺めとせせらぎの音が最高に気持ち良くて、何度も言ってました『あぁ~ 極楽~』『ほんまに、ええわぁ~』と。 部屋の露天風呂も同じように渓流の眺めと音を聴きながら入れたし、十和田石の湯船が心地良さを倍増。源泉掛け流しで好きな時に入れて、足や手が攣ってしまった時に入ると、すっかり治ってしまいました。
朝食は、渓流を眺めながら食べることが出来る席。量的にもちょうど良く、美味しかったです。そして5点をつけた最大の理由は、お味噌汁が野菜たっぷりのお鍋仕立てで珍しかったこと。
接客サービスは、客室担当の仲居さんがとても愛想が良くて丁寧、客室案内時、夕食の配膳時も同じ仲居さんでしたが、適度に楽しい会話を楽しむことが出来ました。部屋の設備やお料理の説明もしっかりされてました。部屋食の場合、少しほったらかしにされる感じがすることがありますが、そういったイライラは感じず、ちょうど良いタイミングで料理を運んでくれました。その他のスタッフさんの接客もとても良かったです。駐車場でのお出迎えだけでなく、送迎時にも車まで荷物を持ってくれて、傘もさしてくれました。サービス面でも、ラウンジでの飲み物サービスがあったり、あったらいいな~と思うサービスがありました。
癒され度、お風呂、渓流のせせらぎの音、ゆったりくつろげる部屋、掘りごたつ、寝心地の良い和ベッド、ゴロンと寝っ転がれる畳…これだけ揃っていて、癒されない訳がない
4点は夕食。どれも美味しいお料理だったんですが…もう一つ何かサプライズが欲しかったかも。
3点はコスパ。露天風呂付の部屋、休前日、おひとりさま…それなりにお値段は高いです。相場並みということで。あと1万円安ければ4点、2万円だと5点!
コスパ以外の旅を楽しむ要素が充分に満足出来て、また泊まってみたいなぁ~と思えるお宿でした。
2日目も雨模様だったので、行く予定だった所を取り止めに。前日行きそびれた竜化の滝、雨が降ってなければ行ってみるつもりだったけど、断念。それと塩原から日光に向かう途中にある龍王峡も断念。どちらも小一時間山道を歩かなければならず、雨合羽などの用意もしていなかったし、足元も悪いだろうし。。。それと、日光の明智平のロープウェイにも乗るつもりだったけど、真っ白で視界ゼロの時に行っても意味がない…ということで取り止め。
天気の良い時に、いずれまた。
お宿を出発して、華厳の滝まで約2時間、一気に走りました。カーナビが『2時間経ちました。そろそろ休みませんか?』と語りかけてくれました。
塩原から鬼怒川を通って日光に抜ける国道121号線、日塩もみじラインは、けっこうなワインディングロードでした。が、もっとすごかったのは、やはりいろは坂。行きと帰りと別々の道で一方通行になってます。270度に曲がるカーブの連続。2車線だけど、スピードを出して走るのは無理なので、実質1車線でした。
霧が掛かって真っ白、景色も全然見えませんでした~
そして、ようやく華厳の滝に到着。いろは坂を登り切ったところは標高1,200mほどの高さの高台になっています。お土産物屋さんや飲食店がたくさん建ち並んでいます。
前回来た時も、同じような悪天候で滝を見ることが出来なかったけど、今回は雨が小康状態になったので、とりあえず行ってみました。
…が、華厳の滝のエレベーターのところまで来た頃には、一面まっ白な霧が立ち込めてきました。なので、霧が晴れるのを待つことにして、その間にランチを。
具だくさんのすいとんといわなの塩焼。どちらも美味しかった
華厳の滝付近の霧が少し晴れてきたので、『今だ』ということで、華厳の滝エレベーターへ向かいました。
地下90mまでエレベーターで降りていきます。それにしても、よくこんなところにエレベーターなんて作ったもんだなぁ~ 90mって、ビルでいうと約30階相当。ここに穴を掘ってエレベーターを作ろうと思った昔の人に頭が下がります。それほどまでに、この華厳の滝は見る価値があるってことなんですねぇ
エレベーターを降りると通路があって、さらに階段が続きます。
そして…階段の先には展望台があって、目の前に華厳の滝を見ることが出来ます。
落差97m、その迫力はさすがに日本三名瀑に数えられるだけありますね。
滝つぼから更に下流方面へ続く流れも、迫力があります。
見事な柱状節理。
ほんとに圧巻です
長く続く雨のおかげで水量が増しているので、もしかしたら一番良い時に来たのかもしれないですね
霧の合間をぬって、ダイナミックで迫力のある見事な滝を目の前に見ることが出来て、ほんとに良かったぁ~
華厳の滝を堪能した後は、再びいろは坂を下って、日光東照宮へ。
こちらも初めての訪問。駐車場に入るまでがすごく渋滞していて、大きな駐車場だけでは足りなくて、美術館横の臨時駐車場に停めることが出来ました。大きな駐車場よりも近い所だったので、ラッキー。
日光東照宮美術館から表門へ続く道は、人もまばらで、高い木に囲まれてとても荘厳な感じです。この厳かなかんじ、伊勢神宮に似ているなぁ~と思いました。
表門まで来ると、目の前に朱色の立派な五重塔が見えます。
五重塔の前が拝観受付になっているんですが、ものすごい人の列 入場券を買うまでに10分ほど並びました。それにしてもものすごい人気スポットなんですね~ 想像以上でした。さすが、世界文化遺産。
こんなに色鮮やかな五重塔を見たのは初めて。
表門の背後にも背の高い木があって、この先がとても神聖な場所であることが分かります。
『表門』仁王様がいるので、仁王門とも呼ばれているそうです。
表門を入って見えてくるのが『三神庫』。お祭りで使う馬具や装束などが収められています。
『神厩舎』 『見ざる・言わざる・聞かざる』が有名ですね。
厳かなはずの空間におよそ似つかわしくないほどの人の山(;'∀') まるでお祭りの時の神社のよう。
『御水舎』お参りの前に手や口をすすいで、身を清める場所です。
『輪蔵』こちらの軒下の彫刻も、色鮮やかで美しい。
『鐘楼』見事な鐘です。
そしていよいよ『陽明門』…ですが、なんと現在、修理保存工事中
全景を見ることは出来ませんが、『廻廊』は見ることが出来ました。鳥や花の彫刻が本当に素晴らしいです。一枚板の透かし彫り、こんなに立体的に彫られた壁は見たことがありません。国宝です。長らく国のトップにあり続けた証ですね。
工事のために張られている幕の隙間から、陽明門の装飾をちょっとだけ見ることが出来ましたヨ。
『唐門』この白い色は胡粉(ごふん)というものを塗っているそうです。こちらも国宝。
この唐門の奥が本殿のある『御本社』、徳川家康公が祀られている場所です。
この後、本殿の中に入って、宮司さんの5分ほどお話を聞きました。本殿の中まで入れるなんて、ちょっと予想外でした。
『眠り猫』こちらも国宝。
『石鳥居』こちらが東照宮の表玄関です。雰囲気ありますね~
東照宮ってもっと広くて、重要な建物が四方に散らばっているのかと思っていたら、案外そうでもなく、国宝や重要文化財がぎゅっとコンパクトに固められているような感じでした。
それにしても、あまりの人の多さにちょっと引きました。せっかくこんなにも素晴らしく荘厳な雰囲気の場所なのに…『日光といえば、東照宮』『有名なところだから』とおよそ信仰心とは無縁な人がいっぱい。とかいう私もその一人なのですが(^^;
信仰心がなくとも、見事な彫刻の施された建物を見るだけでも価値はありますね。
東照宮から車で5分ほどで、この日のお宿『日光ステーションホテルクラシック』さんに到着。
JR日光駅の目の前です。右側の写真はJR日光駅。レトロな感じに撮ってみました
お部屋は洋室ダブル、ちょうど良い広さ。
窓の外の景色は…1階屋上に花が植えられてました
こちらのホテルはビジネスホテルとシティホテルの中間のようなかんじですが、ちゃんと大浴場や露天風呂もあります。
着いて早々に大浴場へ。露天風呂が広い 先客も2人ほどだったのでゆっくり出来ました。
夕食のレストランは、ステーションホテルクラシックの名前の通り、モダンレトロな雰囲気。
バイキングですが、これがまた充実したラインナップのバイキングで、興奮しました
ローストビーフ、めちゃうま。地元名産の湯葉料理や新鮮な野菜も。
ズワイガニも食べ放題
もうお腹いっぱい~ でもこの激辛レッドカレーをどうしても食べてみたかった。このカレー、激辛だけどすごく美味しかったですヨ~
デザートも充実 どれも美味しかったよん。
こちらのバイキング、品数はめちゃくちゃ多い方ではないけど、一品一品が手の込んだものや拘りのあるものが多くて、しかも美味しい 大満足
3日目へ続く。
前日の夜から雨でしたが、朝になってもやっぱり 残念
朝食の前に部屋の露天風呂へ。露天風呂から見える渓流沿いに滝がありました。前日は気が付かなかったなぁ~ 渓流の川面に、雨粒が。
部屋の壁にはカタツムリさんも。
朝食は部屋食かラウンジかどちらか選べたので、ラウンジで戴くことに。朝食が部屋食の場合、食事後お膳を下げに来られるのが嫌なんですよね。身支度したり、ゆっくりトイレに入りにくいので(^_^;)
ラウンジへ行くと、渓流が目の前に見えるように配置された席でした。
雨で水かさが増している川の流れは、迫力があります。
和定食。お味噌汁がお鍋仕立てになってるなんて珍しいですね。
量も適度で、シンプルながらも一品一品が丁寧に用意されている感じでした。
それでは、こちらのお宿『塩原温泉 松風楼松屋』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.6 高得点出ました~
じゃらんの口コミは4.5。こちらも高得点ですね~
5点満点。
お部屋は申し分なし。今まで泊まったお宿中でも、かなり上位に入るほどの居心地の良いお部屋でした。掘りごたつが、ほんとにGood。渓流のせせらぎの音も。ウッドデッキからの眺めも最高。飲み物の用意も充分にあったし、アメニティや備品も充実。
お風呂、宿の大浴場は内湯、露天風呂ともに広くて、まさに貸切状態 特に露天風呂は、渓流の眺めとせせらぎの音が最高に気持ち良くて、何度も言ってました『あぁ~ 極楽~』『ほんまに、ええわぁ~』と。 部屋の露天風呂も同じように渓流の眺めと音を聴きながら入れたし、十和田石の湯船が心地良さを倍増。源泉掛け流しで好きな時に入れて、足や手が攣ってしまった時に入ると、すっかり治ってしまいました。
朝食は、渓流を眺めながら食べることが出来る席。量的にもちょうど良く、美味しかったです。そして5点をつけた最大の理由は、お味噌汁が野菜たっぷりのお鍋仕立てで珍しかったこと。
接客サービスは、客室担当の仲居さんがとても愛想が良くて丁寧、客室案内時、夕食の配膳時も同じ仲居さんでしたが、適度に楽しい会話を楽しむことが出来ました。部屋の設備やお料理の説明もしっかりされてました。部屋食の場合、少しほったらかしにされる感じがすることがありますが、そういったイライラは感じず、ちょうど良いタイミングで料理を運んでくれました。その他のスタッフさんの接客もとても良かったです。駐車場でのお出迎えだけでなく、送迎時にも車まで荷物を持ってくれて、傘もさしてくれました。サービス面でも、ラウンジでの飲み物サービスがあったり、あったらいいな~と思うサービスがありました。
癒され度、お風呂、渓流のせせらぎの音、ゆったりくつろげる部屋、掘りごたつ、寝心地の良い和ベッド、ゴロンと寝っ転がれる畳…これだけ揃っていて、癒されない訳がない
4点は夕食。どれも美味しいお料理だったんですが…もう一つ何かサプライズが欲しかったかも。
3点はコスパ。露天風呂付の部屋、休前日、おひとりさま…それなりにお値段は高いです。相場並みということで。あと1万円安ければ4点、2万円だと5点!
コスパ以外の旅を楽しむ要素が充分に満足出来て、また泊まってみたいなぁ~と思えるお宿でした。
2日目も雨模様だったので、行く予定だった所を取り止めに。前日行きそびれた竜化の滝、雨が降ってなければ行ってみるつもりだったけど、断念。それと塩原から日光に向かう途中にある龍王峡も断念。どちらも小一時間山道を歩かなければならず、雨合羽などの用意もしていなかったし、足元も悪いだろうし。。。それと、日光の明智平のロープウェイにも乗るつもりだったけど、真っ白で視界ゼロの時に行っても意味がない…ということで取り止め。
天気の良い時に、いずれまた。
お宿を出発して、華厳の滝まで約2時間、一気に走りました。カーナビが『2時間経ちました。そろそろ休みませんか?』と語りかけてくれました。
塩原から鬼怒川を通って日光に抜ける国道121号線、日塩もみじラインは、けっこうなワインディングロードでした。が、もっとすごかったのは、やはりいろは坂。行きと帰りと別々の道で一方通行になってます。270度に曲がるカーブの連続。2車線だけど、スピードを出して走るのは無理なので、実質1車線でした。
霧が掛かって真っ白、景色も全然見えませんでした~
そして、ようやく華厳の滝に到着。いろは坂を登り切ったところは標高1,200mほどの高さの高台になっています。お土産物屋さんや飲食店がたくさん建ち並んでいます。
前回来た時も、同じような悪天候で滝を見ることが出来なかったけど、今回は雨が小康状態になったので、とりあえず行ってみました。
…が、華厳の滝のエレベーターのところまで来た頃には、一面まっ白な霧が立ち込めてきました。なので、霧が晴れるのを待つことにして、その間にランチを。
具だくさんのすいとんといわなの塩焼。どちらも美味しかった
華厳の滝付近の霧が少し晴れてきたので、『今だ』ということで、華厳の滝エレベーターへ向かいました。
地下90mまでエレベーターで降りていきます。それにしても、よくこんなところにエレベーターなんて作ったもんだなぁ~ 90mって、ビルでいうと約30階相当。ここに穴を掘ってエレベーターを作ろうと思った昔の人に頭が下がります。それほどまでに、この華厳の滝は見る価値があるってことなんですねぇ
エレベーターを降りると通路があって、さらに階段が続きます。
そして…階段の先には展望台があって、目の前に華厳の滝を見ることが出来ます。
落差97m、その迫力はさすがに日本三名瀑に数えられるだけありますね。
滝つぼから更に下流方面へ続く流れも、迫力があります。
見事な柱状節理。
ほんとに圧巻です
長く続く雨のおかげで水量が増しているので、もしかしたら一番良い時に来たのかもしれないですね
霧の合間をぬって、ダイナミックで迫力のある見事な滝を目の前に見ることが出来て、ほんとに良かったぁ~
華厳の滝を堪能した後は、再びいろは坂を下って、日光東照宮へ。
こちらも初めての訪問。駐車場に入るまでがすごく渋滞していて、大きな駐車場だけでは足りなくて、美術館横の臨時駐車場に停めることが出来ました。大きな駐車場よりも近い所だったので、ラッキー。
日光東照宮美術館から表門へ続く道は、人もまばらで、高い木に囲まれてとても荘厳な感じです。この厳かなかんじ、伊勢神宮に似ているなぁ~と思いました。
表門まで来ると、目の前に朱色の立派な五重塔が見えます。
五重塔の前が拝観受付になっているんですが、ものすごい人の列 入場券を買うまでに10分ほど並びました。それにしてもものすごい人気スポットなんですね~ 想像以上でした。さすが、世界文化遺産。
こんなに色鮮やかな五重塔を見たのは初めて。
表門の背後にも背の高い木があって、この先がとても神聖な場所であることが分かります。
『表門』仁王様がいるので、仁王門とも呼ばれているそうです。
表門を入って見えてくるのが『三神庫』。お祭りで使う馬具や装束などが収められています。
『神厩舎』 『見ざる・言わざる・聞かざる』が有名ですね。
厳かなはずの空間におよそ似つかわしくないほどの人の山(;'∀') まるでお祭りの時の神社のよう。
『御水舎』お参りの前に手や口をすすいで、身を清める場所です。
『輪蔵』こちらの軒下の彫刻も、色鮮やかで美しい。
『鐘楼』見事な鐘です。
そしていよいよ『陽明門』…ですが、なんと現在、修理保存工事中
全景を見ることは出来ませんが、『廻廊』は見ることが出来ました。鳥や花の彫刻が本当に素晴らしいです。一枚板の透かし彫り、こんなに立体的に彫られた壁は見たことがありません。国宝です。長らく国のトップにあり続けた証ですね。
工事のために張られている幕の隙間から、陽明門の装飾をちょっとだけ見ることが出来ましたヨ。
『唐門』この白い色は胡粉(ごふん)というものを塗っているそうです。こちらも国宝。
この唐門の奥が本殿のある『御本社』、徳川家康公が祀られている場所です。
この後、本殿の中に入って、宮司さんの5分ほどお話を聞きました。本殿の中まで入れるなんて、ちょっと予想外でした。
『眠り猫』こちらも国宝。
『石鳥居』こちらが東照宮の表玄関です。雰囲気ありますね~
東照宮ってもっと広くて、重要な建物が四方に散らばっているのかと思っていたら、案外そうでもなく、国宝や重要文化財がぎゅっとコンパクトに固められているような感じでした。
それにしても、あまりの人の多さにちょっと引きました。せっかくこんなにも素晴らしく荘厳な雰囲気の場所なのに…『日光といえば、東照宮』『有名なところだから』とおよそ信仰心とは無縁な人がいっぱい。とかいう私もその一人なのですが(^^;
信仰心がなくとも、見事な彫刻の施された建物を見るだけでも価値はありますね。
東照宮から車で5分ほどで、この日のお宿『日光ステーションホテルクラシック』さんに到着。
JR日光駅の目の前です。右側の写真はJR日光駅。レトロな感じに撮ってみました
お部屋は洋室ダブル、ちょうど良い広さ。
窓の外の景色は…1階屋上に花が植えられてました
こちらのホテルはビジネスホテルとシティホテルの中間のようなかんじですが、ちゃんと大浴場や露天風呂もあります。
着いて早々に大浴場へ。露天風呂が広い 先客も2人ほどだったのでゆっくり出来ました。
夕食のレストランは、ステーションホテルクラシックの名前の通り、モダンレトロな雰囲気。
バイキングですが、これがまた充実したラインナップのバイキングで、興奮しました
ローストビーフ、めちゃうま。地元名産の湯葉料理や新鮮な野菜も。
ズワイガニも食べ放題
もうお腹いっぱい~ でもこの激辛レッドカレーをどうしても食べてみたかった。このカレー、激辛だけどすごく美味しかったですヨ~
デザートも充実 どれも美味しかったよん。
こちらのバイキング、品数はめちゃくちゃ多い方ではないけど、一品一品が手の込んだものや拘りのあるものが多くて、しかも美味しい 大満足
3日目へ続く。
免疫力アップ大作戦!㉚栃木・塩原日光1日目 [旅行]
北海道旅行のブログを書き終えたと思ったら、もう次の旅行(#^^#)
栃木県の塩原・日光の旅、滝を巡る旅にやってきました。日光には以前にも一度行ったことがありますがお天気が悪かったので、リベンジの旅。
この日の富士山は…
かろうじて見えましたヨ~
東京でを乗り換えて、東北新幹線の那須塩原駅まで。新幹線なすの、指定席は満席でした。さすがに三連休。
まずは那須塩原に着く前に腹ごしらえ。
名古屋で買った海老めし天むすを。美味しかった~
お天気は
那須塩原駅に着きました。那須塩原駅前のトヨタレンタカーを借ります。
那須へは以前にも行ったことがあるので、今回は那須方面へは行かずに塩原から日光に向かいます。
最初の目的地、もみじ谷大吊橋へ到着。那須塩原駅からは車で30分ほど。全長320mの吊り橋です。
ピンクのポスト、メルヘン
コスモスも咲いています。もう、秋ですね~
300円の通行料を払って、いよいよ吊り橋を渡ります。怖いなぁ~大丈夫かな~(;'∀')
吊り橋からの眺め。ちょっと湖の水が少ないような…
吊り橋の真ん中は、下を覗けるようにスケルトン。ひえ~
吊り橋は、いくつものワイヤーで支えらています。
紅葉のシーズンにはまだ早かったけど、すこしだけ赤色に色づいていて、秋の気配
『あれが、あなたの~ 好き~な場所~』
赤とんぼも、秋の気配。
湖面に鳥が泳いでました。が、この後すぐに水に潜ってしまって見えなくなりました。
お約束のソフトクリーム。レモン牛乳ソフトです。初めの一口が、レモン味でした。後は濃厚なミルク味。美味しかったです。
コスモスも、秋の気配。
このあと、竜化の滝に行くつもりだったところ、駐車場を通り過ぎてしまい、この日泊まるお宿に着いてしまいました。
到着予定よりも1時間早く、この日のお宿『松風楼松屋』さんにチェックイン。お宿の駐車場にはまだ1台の車も停まっていない。お宿からすぐにスタッフさんが出てきて、『本日は満室ですので、車のカギをお預かりさせていただきます』と。頭から停めたので、『車の向きを変えておきます』とのこと。それは有り難いですね~
別のスタッフさんもやってきて、荷物を運んでくれました。この感じ、なかなか良いではありませんか~
明治時代創業の老舗のお宿だそうです。
2時15分頃のチェックインだったので、どうやら一番乗りのようでした。他にお客さんがいないこともあってか、館内はとても静かで、フロントや客室案内のスタッフさんたちの接客にも余裕が。
フロントで待つこともほとんどなく、すぐに部屋に案内してもらえました。
客室案内係のスタッフさんの説明がとても丁寧で、部屋の設備や露天風呂の湯音の調節のことなど、とても丁寧に説明してくれました。その後、別の客室担当の仲居さんが来られましたが、この方も同じようにとても丁寧に説明してくれました。
後から来た仲居さんは浴衣を持参。たぶん、お客さんの体型を確認してから、見合った浴衣を持ってきてくれたようです。お客さんを待たせないでお部屋に早々に案内してから、お客さんに合ったサービスを別の係がする…あっぱれな連携でした。
お部屋は、別館六花の木蓮の間、露天風呂付和洋室。
畳とフローリングのスペースが一間になった広いお部屋です。
畳敷きのフロアには掘りごたつとベッド。この和洋室な感じ、とてもリラックス出来ます
掘りごたつ、とてもポイント高いです。このブログも掘りごたつで。高さが適度で、楽な姿勢で長時間ブログを書くことが出来ました。 フリーWi-Fi完備。
フローリングスペースには部屋食用のダイニングテーブルとソファ。
冷蔵庫の飲み物は有料ですが、そんなに高くありません。地酒もあります。最近は、空の冷蔵庫の所が多いですが、お酒やジュースが冷蔵庫にあるといちいち買いに行かなくて良いので、面倒くさがりな私にとっては有り難いサービスです。
コーヒーやティーマシンも。スタッフさんが、使い方を丁寧に説明してくれました。
洗面所のスペースも必要なものは揃っていて、座り心地の良い椅子もあって、清潔なかんじ。
そして、お部屋の露天風呂
ウッドデッキになっていて、渓流の水音を聴きながら、のんびり出来ます。渓流釣りの人がいて、ちょっとびっくりでしたが(^^♪
客室案内係のスタッフさんが、『まだ早い時間なので、宿の大浴場にも行ってみられたらいいですよ。今日は満室でお子様も多いですが、まだチェックインされていないのでのんびり出来ますヨ~』と、旬な情報を頂きました。で、さっそく宿の大浴場へ。
3時15分頃だったので、ほんとに一番乗り~ まったくの貸し切り。大浴場も良かったですが、やっぱり露天風呂が最高~
普通は他の方も入っているので、大浴場や露天風呂では写真を撮ることが出来ないんですが、今回は誰もいないので撮らせていただきました。
渓流のせせらぎの音がほんとに心地よくて、お湯に浸かってはしばらく上がって渓流の流れを見ながら涼み、また肩まで浸かる…を繰り返して、いつもより長風呂になりました。
宿に着いた時、右腕と右足が攣っていたけど、すっかり治りました。
脱衣場にはベビーベッドがあったり、大浴場内にもバリアフリー用の椅子があったりと、優しいサービスが。
大浴場から上がった後は、コーヒーなどのセルフサービスがあるとのことで、渓流が見えるラウンジへ。渓流を見ながらコーヒーとココアを戴いて、しばしくつろぎタイム。
部屋からも渓流が望めますが、こちらのラウンジは2階にあって渓流をじっくり見渡せます。水が透き通っていたり、波打つ様子にほんとに癒されます。
その後は部屋に戻って、部屋の露天風呂へ。こちらの露天風呂も、気持ち良すぎる~ 何も考えず、ただひたすら渓流の流れを見ながら、のんびり。
そして夕食。お部屋のダイニングテーブルで戴きます。
食前酒は、梨酒。
旬菜、ゴルゴンゾーラチーズ豆腐 ランプフィッシュ 花びら百合根。
しおのや茄子オランダ煮 芽葱。
岡谷焼アスパラ エゴマ生ハム巻き。
うざく ラディッシュ。
沖縄太水雲 針生姜。
エシャレット もろみ味噌。
お酒は、池錦をオーダー。辛口。お酒の値段もそんなに高くありません。焼酎のラインナップもすごいですヨ。森伊蔵もあるそうです~
お造り。鯛、カンパチ、鰹、甘えび、マグロ。
A5ランク前日光和牛 那須美人葱 ヤングコーン 甘長とうがらし ローズソルトと自家製ポン酢で。
冷やし鉢。豆乳素麺、若芽素麺 天使の海老 フルーツトマト 豆心生ゆば
冷たいものなので最初から配膳されてましたが、お酒が進んで最後の方に食べたので、さっぱりとした締めになりました。
焼物。清流鮎塩焼 茗荷子黄身寿司
煮物。海老芋白煮 蛸柔らか煮 ぼっちゃん南瓜うま煮
次のお酒は、地元栃木のお酒『天鷹』の生酒。冷蔵庫に入ってます
天ぷら。穴子、茄子、かぼちゃ、みょうが、ししとう、アスパラ。
ご飯ものと止め椀。栃木県産コシヒカリ 手作りじゃこ有馬山椒煮 漬汁仕立て
きゅうり、キャベツ、山芋のお漬物。。。山芋のお漬物、実はNG。喉の奥が痒くなるんですよね~ でもあんまりにも美味しそうだったので、食べちゃいました。かっ、かゆい~ 今、こうしてブログを書いている瞬間も、まだ痒い~
デザートは、フルーツカクテル
少しリキュールの味がして、メロン、スイカ、マンゴー、ラズベリー、ブルーベリー、アップルミントが入ってます。
部屋食で自分の好きなペースで食べられたので、それぞれ美味しく、そして楽しく戴きました。
一通りの料理を運んでくれた後、『締めのごはんはいつ頃お持ちしましょうか?』とのことで、『19時頃に持ってきてください~ でもお酒を飲むので、ゆっくりでいいですよ~』ってお願いしたら、なんと19時ぴったりに持ってきてくれました。お見事
部屋食の場合、料理を下げてもらう時間も適度な時間でないとストレスが溜まることもありますが、フロントに電話した後、すぐに対応してもらえたので良かったです。
夕食の配膳はさきほど2番目にやってきた仲居さん。適度におしゃべりしながら、それでも無駄口はなく、しっかりとお料理や食べ方の説明をしてくれて、何かあれば言ってくださいねと、とても気持ちの良い接客でした。
大満足な夕食の後は、まだまだ時間があったので、このブログ記事を書いたり、またまた部屋の露天風呂に入ったり。渓流のせせらぎの音だけが聴こえるマイナスイオンたっぷりの空間で、ほっんとにのんびりとした時間を過ごすことが出来ました
冷水や昆布茶の用意もあって、『あったらいいな』のサービス、大満足
コンセントの数も適度で欲しいところにあったので、電源タップに繋げたままベッドに移動。充電作業もストレスなく。
間接照明にも癒されて…心地良い眠りに着きました。
2日目へ続く。
ちなみに今回は、お宿でブログ記事をリアルタイムで書いたので、帰宅後2日目でアップすることが出来ました
栃木県の塩原・日光の旅、滝を巡る旅にやってきました。日光には以前にも一度行ったことがありますがお天気が悪かったので、リベンジの旅。
この日の富士山は…
かろうじて見えましたヨ~
東京でを乗り換えて、東北新幹線の那須塩原駅まで。新幹線なすの、指定席は満席でした。さすがに三連休。
まずは那須塩原に着く前に腹ごしらえ。
名古屋で買った海老めし天むすを。美味しかった~
お天気は
那須塩原駅に着きました。那須塩原駅前のトヨタレンタカーを借ります。
那須へは以前にも行ったことがあるので、今回は那須方面へは行かずに塩原から日光に向かいます。
最初の目的地、もみじ谷大吊橋へ到着。那須塩原駅からは車で30分ほど。全長320mの吊り橋です。
ピンクのポスト、メルヘン
コスモスも咲いています。もう、秋ですね~
300円の通行料を払って、いよいよ吊り橋を渡ります。怖いなぁ~大丈夫かな~(;'∀')
吊り橋からの眺め。ちょっと湖の水が少ないような…
吊り橋の真ん中は、下を覗けるようにスケルトン。ひえ~
吊り橋は、いくつものワイヤーで支えらています。
紅葉のシーズンにはまだ早かったけど、すこしだけ赤色に色づいていて、秋の気配
『あれが、あなたの~ 好き~な場所~』
赤とんぼも、秋の気配。
湖面に鳥が泳いでました。が、この後すぐに水に潜ってしまって見えなくなりました。
お約束のソフトクリーム。レモン牛乳ソフトです。初めの一口が、レモン味でした。後は濃厚なミルク味。美味しかったです。
コスモスも、秋の気配。
このあと、竜化の滝に行くつもりだったところ、駐車場を通り過ぎてしまい、この日泊まるお宿に着いてしまいました。
到着予定よりも1時間早く、この日のお宿『松風楼松屋』さんにチェックイン。お宿の駐車場にはまだ1台の車も停まっていない。お宿からすぐにスタッフさんが出てきて、『本日は満室ですので、車のカギをお預かりさせていただきます』と。頭から停めたので、『車の向きを変えておきます』とのこと。それは有り難いですね~
別のスタッフさんもやってきて、荷物を運んでくれました。この感じ、なかなか良いではありませんか~
明治時代創業の老舗のお宿だそうです。
2時15分頃のチェックインだったので、どうやら一番乗りのようでした。他にお客さんがいないこともあってか、館内はとても静かで、フロントや客室案内のスタッフさんたちの接客にも余裕が。
フロントで待つこともほとんどなく、すぐに部屋に案内してもらえました。
客室案内係のスタッフさんの説明がとても丁寧で、部屋の設備や露天風呂の湯音の調節のことなど、とても丁寧に説明してくれました。その後、別の客室担当の仲居さんが来られましたが、この方も同じようにとても丁寧に説明してくれました。
後から来た仲居さんは浴衣を持参。たぶん、お客さんの体型を確認してから、見合った浴衣を持ってきてくれたようです。お客さんを待たせないでお部屋に早々に案内してから、お客さんに合ったサービスを別の係がする…あっぱれな連携でした。
お部屋は、別館六花の木蓮の間、露天風呂付和洋室。
畳とフローリングのスペースが一間になった広いお部屋です。
畳敷きのフロアには掘りごたつとベッド。この和洋室な感じ、とてもリラックス出来ます
掘りごたつ、とてもポイント高いです。このブログも掘りごたつで。高さが適度で、楽な姿勢で長時間ブログを書くことが出来ました。 フリーWi-Fi完備。
フローリングスペースには部屋食用のダイニングテーブルとソファ。
冷蔵庫の飲み物は有料ですが、そんなに高くありません。地酒もあります。最近は、空の冷蔵庫の所が多いですが、お酒やジュースが冷蔵庫にあるといちいち買いに行かなくて良いので、面倒くさがりな私にとっては有り難いサービスです。
コーヒーやティーマシンも。スタッフさんが、使い方を丁寧に説明してくれました。
洗面所のスペースも必要なものは揃っていて、座り心地の良い椅子もあって、清潔なかんじ。
そして、お部屋の露天風呂
ウッドデッキになっていて、渓流の水音を聴きながら、のんびり出来ます。渓流釣りの人がいて、ちょっとびっくりでしたが(^^♪
客室案内係のスタッフさんが、『まだ早い時間なので、宿の大浴場にも行ってみられたらいいですよ。今日は満室でお子様も多いですが、まだチェックインされていないのでのんびり出来ますヨ~』と、旬な情報を頂きました。で、さっそく宿の大浴場へ。
3時15分頃だったので、ほんとに一番乗り~ まったくの貸し切り。大浴場も良かったですが、やっぱり露天風呂が最高~
普通は他の方も入っているので、大浴場や露天風呂では写真を撮ることが出来ないんですが、今回は誰もいないので撮らせていただきました。
渓流のせせらぎの音がほんとに心地よくて、お湯に浸かってはしばらく上がって渓流の流れを見ながら涼み、また肩まで浸かる…を繰り返して、いつもより長風呂になりました。
宿に着いた時、右腕と右足が攣っていたけど、すっかり治りました。
脱衣場にはベビーベッドがあったり、大浴場内にもバリアフリー用の椅子があったりと、優しいサービスが。
大浴場から上がった後は、コーヒーなどのセルフサービスがあるとのことで、渓流が見えるラウンジへ。渓流を見ながらコーヒーとココアを戴いて、しばしくつろぎタイム。
部屋からも渓流が望めますが、こちらのラウンジは2階にあって渓流をじっくり見渡せます。水が透き通っていたり、波打つ様子にほんとに癒されます。
その後は部屋に戻って、部屋の露天風呂へ。こちらの露天風呂も、気持ち良すぎる~ 何も考えず、ただひたすら渓流の流れを見ながら、のんびり。
そして夕食。お部屋のダイニングテーブルで戴きます。
食前酒は、梨酒。
旬菜、ゴルゴンゾーラチーズ豆腐 ランプフィッシュ 花びら百合根。
しおのや茄子オランダ煮 芽葱。
岡谷焼アスパラ エゴマ生ハム巻き。
うざく ラディッシュ。
沖縄太水雲 針生姜。
エシャレット もろみ味噌。
お酒は、池錦をオーダー。辛口。お酒の値段もそんなに高くありません。焼酎のラインナップもすごいですヨ。森伊蔵もあるそうです~
お造り。鯛、カンパチ、鰹、甘えび、マグロ。
A5ランク前日光和牛 那須美人葱 ヤングコーン 甘長とうがらし ローズソルトと自家製ポン酢で。
冷やし鉢。豆乳素麺、若芽素麺 天使の海老 フルーツトマト 豆心生ゆば
冷たいものなので最初から配膳されてましたが、お酒が進んで最後の方に食べたので、さっぱりとした締めになりました。
焼物。清流鮎塩焼 茗荷子黄身寿司
煮物。海老芋白煮 蛸柔らか煮 ぼっちゃん南瓜うま煮
次のお酒は、地元栃木のお酒『天鷹』の生酒。冷蔵庫に入ってます
天ぷら。穴子、茄子、かぼちゃ、みょうが、ししとう、アスパラ。
ご飯ものと止め椀。栃木県産コシヒカリ 手作りじゃこ有馬山椒煮 漬汁仕立て
きゅうり、キャベツ、山芋のお漬物。。。山芋のお漬物、実はNG。喉の奥が痒くなるんですよね~ でもあんまりにも美味しそうだったので、食べちゃいました。かっ、かゆい~ 今、こうしてブログを書いている瞬間も、まだ痒い~
デザートは、フルーツカクテル
少しリキュールの味がして、メロン、スイカ、マンゴー、ラズベリー、ブルーベリー、アップルミントが入ってます。
部屋食で自分の好きなペースで食べられたので、それぞれ美味しく、そして楽しく戴きました。
一通りの料理を運んでくれた後、『締めのごはんはいつ頃お持ちしましょうか?』とのことで、『19時頃に持ってきてください~ でもお酒を飲むので、ゆっくりでいいですよ~』ってお願いしたら、なんと19時ぴったりに持ってきてくれました。お見事
部屋食の場合、料理を下げてもらう時間も適度な時間でないとストレスが溜まることもありますが、フロントに電話した後、すぐに対応してもらえたので良かったです。
夕食の配膳はさきほど2番目にやってきた仲居さん。適度におしゃべりしながら、それでも無駄口はなく、しっかりとお料理や食べ方の説明をしてくれて、何かあれば言ってくださいねと、とても気持ちの良い接客でした。
大満足な夕食の後は、まだまだ時間があったので、このブログ記事を書いたり、またまた部屋の露天風呂に入ったり。渓流のせせらぎの音だけが聴こえるマイナスイオンたっぷりの空間で、ほっんとにのんびりとした時間を過ごすことが出来ました
冷水や昆布茶の用意もあって、『あったらいいな』のサービス、大満足
コンセントの数も適度で欲しいところにあったので、電源タップに繋げたままベッドに移動。充電作業もストレスなく。
間接照明にも癒されて…心地良い眠りに着きました。
2日目へ続く。
ちなみに今回は、お宿でブログ記事をリアルタイムで書いたので、帰宅後2日目でアップすることが出来ました
免疫力アップ大作戦!㉙北海道8日目 [旅行]
さていよいよ、北海道旅行の最終日です。
10号の進路が気になるところですが、何とかお天気は持ちそうです。
朝食も前日と同じレストランで、バイキングです。
メニューも豊富で、勝手丼の具材も充実してました。朝からテンション上がる朝食でした。
それでは、こちらのお宿『ねむろ海陽亭』さんの採点です。
部屋4、お風呂3、夕食5、朝食4、接客サービス3、癒され度4、コスパ4
総合評価は・・・3.9
じゃらんの口コミでは4.4と高評価。
5点満点は夕食。
メインの花咲ガニ、たこしゃぶが美味しかったです。全体的には適度な量で、地元産の食材をシンプルに戴けて良かったです。
4点。
部屋はシンプルな和室8畳で使い勝手が良かったです。眺望はなく、アメニティも必要最低限の物のみでしたが、清潔感がありました。
朝食はバイキングでしたが、メニューの数は適度な感じ。勝手丼が良かったです。
癒され度は、畳の上で寝転がるのが気持ち良かったし、部屋がこじんまりとしていて癒されました。
コスパ、料理の内容からすると、お得な感じです。
3点。
お風呂は、残念ながら温泉ではなかったので3点。大浴場は広くて、気持ち良かったです。ただ脱衣場がそんなに広くないので、混み合う時間だとストレスが溜まったかも。
接客サービス、宿について早々大雨の中、駐車場までフロントの方が迎えに来てくれて荷物を運んでくれたので、感激しました。それだけだと5点と言いたいところですが。夕食の際、料理を運ぶタイミングが前半は良かったけど、後半、まだお酒を飲んでいるのと花咲ガニを食べるのに奮闘中でまだまだ締めには辿り着かない状態にもかかわらず、締めのお吸い物とデザートを持ってこられたのには、ちょっとがっかり。せっかくの熱い鉄砲汁が冷めて、冷たいアイスのデザートも溶けてしまっていました。もう少し配慮してほしかったなぁ~ということで。
全体的には満足出来たので、再訪ありのお宿です。
さてこの日は、国道44号線(根釧国道)をひた走り、一気に根室から釧路湿原へ。根室から約140㎞、2時間をノンストップで走りました。
お天気も良くて、牧場や草原を見ながらのドライブはほんとに気持ちいい~
釧路市街に入らず、細岡展望台に向かったんですが…達古武湖まで来ると、『細岡展望台へは通行止めのため行けません』の看板が。台風の影響で、道路が冠水しているようでした。これで通行止め、3回目
飛行機が15時過ぎに出発するため、スケジュールには余裕がなかったんですが、それでもやっぱり釧路に来たからには釧路湿原の広大な眺めを見てみたい
17年前に来た時は、細岡展望台よりも更に北、塘路湖を越えてコッタロ湿原展望台と、湿原の南西に位置する釧路市湿原展望台へ行きました。コッタロ湿原展望台へは湿原を縦断する未舗装道を走っていくので、ほんとに湿原のど真ん中にいるようで、すごく感動したのを覚えています。
今回も行ってみたかったけど、時間的に余裕がなかったので、前回行かなかった細岡展望台に行こうと思ったんですけどね…残念。
急きょ行先を変更して、細岡展望台から釧路湿原を横断する釧路湿原道路を通って、釧路市湿原展望台へ向かうことにしました。
釧路湿原道路、湿原を横断するのでさぞ絶景だろうと期待しましたが、意外と立木があって湿原が見えなかったり、何より、駐車帯が全くなくて路肩も狭い。交通量は激しく、しかもハイスピード。車を停めて湿原をじっくり見るということが出来ない構造になってました。
当初この道路を作る時には観光目的で駐車帯を作る予定でしたが、タバコの火の不始末による火災やゴミの不法投棄などから湿原を守るために、敢えて『通過するだけの道路』にしたらしいです。確かにその方が湿原にとっては良い事だとは分かっているけど、う~ん、もったいないなぁ~
釧路市湿原展望台に着きました。屋上の展望台から釧路湿原を見渡すことが出来ますが、湿原を一望出来るサテライト展望台へ続く遊歩道もあります。
前回ここに来た時は確かで、湿原も靄が掛かって遊歩道へは行きませんでした。屋上の展望台からの眺めも真っ白。が、今回は暑いくらいの日差しが照り付ける、何とか時間的に大丈夫そうだったので、遊歩道を散策することにしました。
遊歩道はサテライト展望台まではバリアフリーの木道になっていて、車椅子でも行けるようになっています。遊歩道を一周すると2.5㎞ほど、約1時間ほど掛かります。サテライト展望台までは1.1㎞ほどなので、一周せずにサテライト展望台まで行って折り返すことにしました。
展望台までは、林の中を歩きます。緑の木々の中を歩くのはとても気持ちいい
サテライト展望台に着きました。
広大な湿原が目の前に広がります
湿原を流れる川や、塘路湖も見えます。
ほんとに雄大な眺め。ため息が出ました~
釧路湿原にはまだまだたくさん見どころがあるし、ノロッコ号に乗って行くのも楽しそう。次回もぜひ訪れたい場所です。
遊歩道散策に意外と時間が掛かってしまったので、帰り道は大急ぎの速足。クタクタになりながら釧路市湿原展望台に戻ってきたので、売店で『丹頂シェイク』を。
釧路市湿原展望台を後にして、釧路空港に向かってGo レンタカーを返却して、空港へ到着。
タンチョウやシマフクロウのモニュメントがいいですね~ 『また遊びに来てね~』って言ってる声が聞こえてきそう
余裕をもって空港に到着したので、出発時間までは屋上デッキに。が飛び立つところを見るの、とても好きなんですぅ~
駐機していた、いよいよ飛び立ちますヨ
そして、自分の乗る飛行機の出発時間がやってきました。
コックピットのパイロットさんたち、よろしくお願いしま~す(^_-)-☆
帰りの便も早めの予約で窓際の席が取れたので、しばし空の旅、実況中継タイム。
自分が乗っている飛行機の影が、こんなにくっきり鮮やかに見られるなんてびっくり
の影響で水かさが増して茶色に濁った川の様子もはっきり見えます。北海道の大地と海の境界線も。
本当に、息を呑む美しさ
地形からすると、青森県の下北半島と陸奥湾のようです。
下北半島の東側、見事にまっすぐに続く長い海岸線も見えます。ここは日本一長い砂丘、猿ヶ森砂丘のあるところですね。
雲海から頭をちょこっとだけ出している山も。どこの山だろう~?
少し高度が下がり始めました。雲の中を飛んでいきます。
そして、上層雲と中層雲に挟まれた空間を飛行機は飛びます。地上から見上げても、雲の層が二重になっているのは見えません。とても不思議な光景です。
上層雲から洩れた太陽の光が、中層雲を照らしています。
雲が雲の影になってる~
天使のはしごがいっぱい出てました。
そろそろ、羽田空港に到着します。3月に訪れた海ほたるも見えますね。
無事に羽田空港へ着陸しました。いつもながら、この瞬間は緊張しますね~
17時頃に羽田に到着。釧路空港から1時間45分ほどです。
この後、品川から新幹線に乗って、名古屋の自宅へは21時前に着きました。翌日は予備日としていたので、1日休息して疲れもとれるかなぁ~と思っていたら、翌々週がキツカッタ…(;'∀')
お土産のお披露目、釧路空港で札幌スープカレーラーメンとスープカレーの素。(札幌には行ってないって?) お酒は初日の阿寒湖で買った増毛のお酒『國稀』。けっきょく飲みそびれて、我が家でちびちびやることになりました。
最後に、旅の総括を。
2年半前から毎月行っているこの免疫力アップ大作戦!の旅、今回初めて7泊8日という長旅で、いくつか感じたことがあります。
それは、日程が長過ぎた~ せっかく飛行機に乗って北海道まで行くのだからと、ここは外せない、あそこにも行きたい・・・と欲張りにも夏休みをほぼいっぱい使って日程を組みましたが、歳のせいか、途中で疲れてきました。
車での移動は、もともと車を運転するのが好きなのでロングドライブでもまったく疲れず、逆にストレス発散出来ました。スケジュールも、今回は観光地巡りもほどほどにして早めに宿にチェックインするなどして、無理なスケジュールは立ててなかったし、旅の行程そのものはゆったりとしたかんじ。
ただ、朝食と夕食が毎回豪華過ぎて、しかも限界に近く食べて満腹感が半端なく、夜は夜で毎晩ビールや日本酒。それが8日間ずっと続いたことが疲れの原因だと思います。お昼ごはんは8日間のうち2日しか食べず、アイスやジュースのみだったけど、常に1日中満腹感が消えませんでした。
もちろん、これは旅のスケジュールのせいではなくて、私の生活習慣というか、食欲の問題なんですが(^^; 豪勢な夕食や朝食が出される宿のプランを選んだ以上、それを満喫しない訳にはいかないという訳で。。。
これはプランニングの反省点ですね。17年前の北海道旅行では8泊9日でしたが、夕食付の宿泊はたったの3日だけでした。8泊分の宿と夕食代で9万円。今回は約3倍。これだけ長い旅の時は、素泊まりもいくつか設定しないとダメだなぁ~と改めて反省。
あとは、日程が長いと、このブログに記事をアップするのが大変 タブレットを持って行っていたので、Wi-Fiや有線LANの環境があるところではこのブログを書いてはいたんだけど、とにかく追いつかない。
それに旅先では夕食後はお酒も入っていて、のんびり寝っころがりたい~という欲求の方が勝って、けっきょくブログを書かずにそのまま寝てしまった夜も何日か。
宿の採点をするようになったので、その日のうちにメモしておくかブログに書かないと忘れてしまうし・・・ブログをもっとシンプルにすればいいのだけど、せっかくの旅、行った観光地やお宿のこと、良かったこと、ハプニングなど、やっぱり残しておきたいしなぁ~
帰ってきてから仕事が終わった平日の夜に書くのも、けっこう大変で。けっきょく、8日目をアップし終わったのは、3週間後の次の旅行の前々日
とすると、やっぱり、せいぜい3泊位が限界かなと思ったのでした。
それと、今回のようにお天気に恵まれず、行きたいところをいくつか観ることが出来なかったので、北海道へ行くのは2泊3日くらいの小旅行で、回数を増やした方が良いと。そうすればお天気が悪くても、また次の機会に…と思えるので。
今回の旅を参考に、また次の北海道旅行、来年あたりに行きたいと思います。
長々と、北海道旅行のブログを読んでくださって、ありがとうございました(^^)/
10号の進路が気になるところですが、何とかお天気は持ちそうです。
朝食も前日と同じレストランで、バイキングです。
メニューも豊富で、勝手丼の具材も充実してました。朝からテンション上がる朝食でした。
それでは、こちらのお宿『ねむろ海陽亭』さんの採点です。
部屋4、お風呂3、夕食5、朝食4、接客サービス3、癒され度4、コスパ4
総合評価は・・・3.9
じゃらんの口コミでは4.4と高評価。
5点満点は夕食。
メインの花咲ガニ、たこしゃぶが美味しかったです。全体的には適度な量で、地元産の食材をシンプルに戴けて良かったです。
4点。
部屋はシンプルな和室8畳で使い勝手が良かったです。眺望はなく、アメニティも必要最低限の物のみでしたが、清潔感がありました。
朝食はバイキングでしたが、メニューの数は適度な感じ。勝手丼が良かったです。
癒され度は、畳の上で寝転がるのが気持ち良かったし、部屋がこじんまりとしていて癒されました。
コスパ、料理の内容からすると、お得な感じです。
3点。
お風呂は、残念ながら温泉ではなかったので3点。大浴場は広くて、気持ち良かったです。ただ脱衣場がそんなに広くないので、混み合う時間だとストレスが溜まったかも。
接客サービス、宿について早々大雨の中、駐車場までフロントの方が迎えに来てくれて荷物を運んでくれたので、感激しました。それだけだと5点と言いたいところですが。夕食の際、料理を運ぶタイミングが前半は良かったけど、後半、まだお酒を飲んでいるのと花咲ガニを食べるのに奮闘中でまだまだ締めには辿り着かない状態にもかかわらず、締めのお吸い物とデザートを持ってこられたのには、ちょっとがっかり。せっかくの熱い鉄砲汁が冷めて、冷たいアイスのデザートも溶けてしまっていました。もう少し配慮してほしかったなぁ~ということで。
全体的には満足出来たので、再訪ありのお宿です。
さてこの日は、国道44号線(根釧国道)をひた走り、一気に根室から釧路湿原へ。根室から約140㎞、2時間をノンストップで走りました。
お天気も良くて、牧場や草原を見ながらのドライブはほんとに気持ちいい~
釧路市街に入らず、細岡展望台に向かったんですが…達古武湖まで来ると、『細岡展望台へは通行止めのため行けません』の看板が。台風の影響で、道路が冠水しているようでした。これで通行止め、3回目
飛行機が15時過ぎに出発するため、スケジュールには余裕がなかったんですが、それでもやっぱり釧路に来たからには釧路湿原の広大な眺めを見てみたい
17年前に来た時は、細岡展望台よりも更に北、塘路湖を越えてコッタロ湿原展望台と、湿原の南西に位置する釧路市湿原展望台へ行きました。コッタロ湿原展望台へは湿原を縦断する未舗装道を走っていくので、ほんとに湿原のど真ん中にいるようで、すごく感動したのを覚えています。
今回も行ってみたかったけど、時間的に余裕がなかったので、前回行かなかった細岡展望台に行こうと思ったんですけどね…残念。
急きょ行先を変更して、細岡展望台から釧路湿原を横断する釧路湿原道路を通って、釧路市湿原展望台へ向かうことにしました。
釧路湿原道路、湿原を横断するのでさぞ絶景だろうと期待しましたが、意外と立木があって湿原が見えなかったり、何より、駐車帯が全くなくて路肩も狭い。交通量は激しく、しかもハイスピード。車を停めて湿原をじっくり見るということが出来ない構造になってました。
当初この道路を作る時には観光目的で駐車帯を作る予定でしたが、タバコの火の不始末による火災やゴミの不法投棄などから湿原を守るために、敢えて『通過するだけの道路』にしたらしいです。確かにその方が湿原にとっては良い事だとは分かっているけど、う~ん、もったいないなぁ~
釧路市湿原展望台に着きました。屋上の展望台から釧路湿原を見渡すことが出来ますが、湿原を一望出来るサテライト展望台へ続く遊歩道もあります。
前回ここに来た時は確かで、湿原も靄が掛かって遊歩道へは行きませんでした。屋上の展望台からの眺めも真っ白。が、今回は暑いくらいの日差しが照り付ける、何とか時間的に大丈夫そうだったので、遊歩道を散策することにしました。
遊歩道はサテライト展望台まではバリアフリーの木道になっていて、車椅子でも行けるようになっています。遊歩道を一周すると2.5㎞ほど、約1時間ほど掛かります。サテライト展望台までは1.1㎞ほどなので、一周せずにサテライト展望台まで行って折り返すことにしました。
展望台までは、林の中を歩きます。緑の木々の中を歩くのはとても気持ちいい
サテライト展望台に着きました。
広大な湿原が目の前に広がります
湿原を流れる川や、塘路湖も見えます。
ほんとに雄大な眺め。ため息が出ました~
釧路湿原にはまだまだたくさん見どころがあるし、ノロッコ号に乗って行くのも楽しそう。次回もぜひ訪れたい場所です。
遊歩道散策に意外と時間が掛かってしまったので、帰り道は大急ぎの速足。クタクタになりながら釧路市湿原展望台に戻ってきたので、売店で『丹頂シェイク』を。
釧路市湿原展望台を後にして、釧路空港に向かってGo レンタカーを返却して、空港へ到着。
タンチョウやシマフクロウのモニュメントがいいですね~ 『また遊びに来てね~』って言ってる声が聞こえてきそう
余裕をもって空港に到着したので、出発時間までは屋上デッキに。が飛び立つところを見るの、とても好きなんですぅ~
駐機していた、いよいよ飛び立ちますヨ
そして、自分の乗る飛行機の出発時間がやってきました。
コックピットのパイロットさんたち、よろしくお願いしま~す(^_-)-☆
帰りの便も早めの予約で窓際の席が取れたので、しばし空の旅、実況中継タイム。
自分が乗っている飛行機の影が、こんなにくっきり鮮やかに見られるなんてびっくり
の影響で水かさが増して茶色に濁った川の様子もはっきり見えます。北海道の大地と海の境界線も。
本当に、息を呑む美しさ
地形からすると、青森県の下北半島と陸奥湾のようです。
下北半島の東側、見事にまっすぐに続く長い海岸線も見えます。ここは日本一長い砂丘、猿ヶ森砂丘のあるところですね。
雲海から頭をちょこっとだけ出している山も。どこの山だろう~?
少し高度が下がり始めました。雲の中を飛んでいきます。
そして、上層雲と中層雲に挟まれた空間を飛行機は飛びます。地上から見上げても、雲の層が二重になっているのは見えません。とても不思議な光景です。
上層雲から洩れた太陽の光が、中層雲を照らしています。
雲が雲の影になってる~
天使のはしごがいっぱい出てました。
そろそろ、羽田空港に到着します。3月に訪れた海ほたるも見えますね。
無事に羽田空港へ着陸しました。いつもながら、この瞬間は緊張しますね~
17時頃に羽田に到着。釧路空港から1時間45分ほどです。
この後、品川から新幹線に乗って、名古屋の自宅へは21時前に着きました。翌日は予備日としていたので、1日休息して疲れもとれるかなぁ~と思っていたら、翌々週がキツカッタ…(;'∀')
お土産のお披露目、釧路空港で札幌スープカレーラーメンとスープカレーの素。(札幌には行ってないって?) お酒は初日の阿寒湖で買った増毛のお酒『國稀』。けっきょく飲みそびれて、我が家でちびちびやることになりました。
最後に、旅の総括を。
2年半前から毎月行っているこの免疫力アップ大作戦!の旅、今回初めて7泊8日という長旅で、いくつか感じたことがあります。
それは、日程が長過ぎた~ せっかく飛行機に乗って北海道まで行くのだからと、ここは外せない、あそこにも行きたい・・・と欲張りにも夏休みをほぼいっぱい使って日程を組みましたが、歳のせいか、途中で疲れてきました。
車での移動は、もともと車を運転するのが好きなのでロングドライブでもまったく疲れず、逆にストレス発散出来ました。スケジュールも、今回は観光地巡りもほどほどにして早めに宿にチェックインするなどして、無理なスケジュールは立ててなかったし、旅の行程そのものはゆったりとしたかんじ。
ただ、朝食と夕食が毎回豪華過ぎて、しかも限界に近く食べて満腹感が半端なく、夜は夜で毎晩ビールや日本酒。それが8日間ずっと続いたことが疲れの原因だと思います。お昼ごはんは8日間のうち2日しか食べず、アイスやジュースのみだったけど、常に1日中満腹感が消えませんでした。
もちろん、これは旅のスケジュールのせいではなくて、私の生活習慣というか、食欲の問題なんですが(^^; 豪勢な夕食や朝食が出される宿のプランを選んだ以上、それを満喫しない訳にはいかないという訳で。。。
これはプランニングの反省点ですね。17年前の北海道旅行では8泊9日でしたが、夕食付の宿泊はたったの3日だけでした。8泊分の宿と夕食代で9万円。今回は約3倍。これだけ長い旅の時は、素泊まりもいくつか設定しないとダメだなぁ~と改めて反省。
あとは、日程が長いと、このブログに記事をアップするのが大変 タブレットを持って行っていたので、Wi-Fiや有線LANの環境があるところではこのブログを書いてはいたんだけど、とにかく追いつかない。
それに旅先では夕食後はお酒も入っていて、のんびり寝っころがりたい~という欲求の方が勝って、けっきょくブログを書かずにそのまま寝てしまった夜も何日か。
宿の採点をするようになったので、その日のうちにメモしておくかブログに書かないと忘れてしまうし・・・ブログをもっとシンプルにすればいいのだけど、せっかくの旅、行った観光地やお宿のこと、良かったこと、ハプニングなど、やっぱり残しておきたいしなぁ~
帰ってきてから仕事が終わった平日の夜に書くのも、けっこう大変で。けっきょく、8日目をアップし終わったのは、3週間後の次の旅行の前々日
とすると、やっぱり、せいぜい3泊位が限界かなと思ったのでした。
それと、今回のようにお天気に恵まれず、行きたいところをいくつか観ることが出来なかったので、北海道へ行くのは2泊3日くらいの小旅行で、回数を増やした方が良いと。そうすればお天気が悪くても、また次の機会に…と思えるので。
今回の旅を参考に、また次の北海道旅行、来年あたりに行きたいと思います。
長々と、北海道旅行のブログを読んでくださって、ありがとうございました(^^)/
免疫力アップ大作戦!㉙北海道7日目 [旅行]
北海道旅行7日目、残りあと2日となってしまいまいした。。。
この日の朝のお天気は曇り。午後からはまたまたの予報。週明けには10号が東北へ初めて上陸するかもしれない…というような状況。7、9、11号は北海道へ上陸し、10号も近くまでやってきて、北海道は降り続く雨のせいでたくさんの川が氾濫して、深刻な水害に見舞われたのでした。10号が上陸した岩手県でも人的被害がたくさん出てしまいました。
この日は朝7時15分頃に起きて、部屋の露天風呂へ。
そのあと、朝食。前日と同じレストランでのバイキング。
夕食と同様、品数が多い ただ、ご飯のお供になる(ご飯がなければ食べられない)ものが多くて、単品メニューが限られていたような。
しかもご飯メニューは、ウトロの新名物『あっぺメシ』・・・鮭の炊き込みご飯に鮭の漬を乗せて鮭出汁をかけて食べるご飯がお勧めだったので、ご飯のお供が全然必要なかった。好きなたらこや岩ノリなどいろいろあったのに、残してしまいました。
それでも、地元産の新鮮野菜のしゃぶしゃぶもすごく美味しかったし、朝から選択肢の多いバイキングでテンションはかなり上がりました~
それでは、こちらのお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス4、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.7 高評価出ました~
じゃらんの口コミでは4.5。こちらも高評価ですね~
部屋、お風呂、夕食、朝食、癒され度は5点。
部屋はモダンな感じで落ち着けたし、何といってもテラスから見える景色が最高~ オロンコ岩のバックには茜色と群青色の混ざった空、そして海。北斗七星がくっきりと見える星空、漁船が出港していく早朝の港。ほんとに素敵な景色を楽しめたテラス席が良かったです。アメニティも充実、コーヒーミルセットはポイント高いです。
お風呂は、宿のお風呂も広くて良かったし、脱衣場も広くて清潔。部屋の露天風呂も源泉掛け流し、湯温は自動調整なので、好きな時にいつでも入れるのが最高。
夕食は、70種類ものメニューとライブキッチンなどが充実していて、選ぶのもワクワク。郷土料理もたくさんあって、それぞれ特色のある品ぞろえ。手の掛けられたお料理が多くて、味も美味しかったです。こちらにも勝手丼のコーナーがあり、大人気でした。
朝食も、夕食同様に種類が多く、お客さんが楽しめるような工夫がされたものが多かったです。
癒され度、大きなホテルにしては接客やサービスはノーストレスだったし、部屋でゆっくりくつろげるように配慮されたコンセプト通りの部屋だったので、とても居心地が良かったです。
4点は接客サービスとコスパ。
接客サービスは、到着時のフロント、レストランのスタッフさんともに、可もなく不可もなくといった感じ。というか、ほとんどスタッフさんとの接点はなかったので、接客については何とも言えませんが。サービス面ではいろいろなところでお客さんを喜ばせようとするサービスが感じられて、なかなか好印象。利用はしなかったけど、海を見ながら入れる足湯があったり、クリオネや流氷などの展示、知床のガイドツアー企画、知床観光の情報を提供するネイチャーデスク、スライドショー、釣り道具のレンタル…などなど、知床の旅を満喫出来るように企画されたサービスがたくさんあります。連泊してじっくり過ごすのも楽しそう。バリアフリー対策もしっかりされていて、大浴場へも車椅子で入れるとのこと。スゴイです。
コスパ、こちらのホテルの中でもグレードの高い部屋ということもあったので、お値段はそれなりにお高いですが、部屋、お風呂、料理の内容からすると、納得感があります。部屋指定なしのおひとりさまプランなら、土曜日泊にも拘わらず、何と2万円以下。これはかなりお得です。
ということで、なかなか快適に過ごすことが出来て、大満足のお宿でした。また泊まりたいです そして、他の人にも是非お勧めしたお宿です。
こちらのお宿の公式HPはとても充実した内容のHPです。見たら絶対に泊まりたくなりますヨ。
この日は、ウトロから根室まで約240㎞のロングドライブ。9時過ぎにお宿を出発、まずは知床峠へ向かいます。
当初の予定では、ちょっと戻って『オシンコシンの滝』に行くつもりでしたが、前日ウトロに到着する前に車の中から見ることが出来たので、予定変更して知床峠へ向かいました。
・・・が。知床横断道路に入ってしばらくすると、目の前がだんだん真っ白に。摩周湖と同じ状態で、前の車が全く見えないほどに真っ白。知床峠に着いても、駐車場がどこにあるかも分からないほど何も見えなかったので、そのまま止まらずに通過しました。
羅臼の町に着く直前まで、ほとんど真っ白の中を走りました~ 怖かったぁ~
羅臼からはノンストップで約1時間半、国道335号(国後国道)を野付半島まで南下。この道、ずっと海岸沿いを走るルートなので、晴れていたらほんとに気持ちの良いドライブコース。小雨が降っている状態でも、快適な走りが出来ました。
335号線から244号線(野付国道)、道道950号線へ。この950号線は野付半島先端に近い野付崎灯台まで延びていて、道の両側が海になっていてる道が約20㎞も続きます。最も幅の短いところで50mだそうです。
左側が野付湾、右側が根室海峡です。ちなみに写真は帰りに撮ったものです。こういう道路がずっと続きます。海中道路に近い感覚です。お天気が悪かったので、風もすごかった~(^^;
野付半島は、知床半島と根室半島のちょうど中間あたりにあって、国後島まで一番近くて、わずか16㎞だそうです。海老の形にそっくりな半島です。日本最大の砂嘴(さし)で、ここでしか見られない自然を見ることが出来ます。
その一つが、『ナラワラ』。
海水に浸食され風化したミズナラが立ち枯れたまま残っているのだそうです。緑の木々の中に立ち枯れた木が立っていて、とても幻想的な風景です。
野付半島ネイチャーセンターに到着。ここでは野付半島に関するいろいろな展示やお土産屋さんなどがあります。
『トドワラ』や野付半島の年代別の写真。なぜ違う年代の写真が並べて展示されているのかというと、海水や潮風によって浸食が進み、いずれはなくなってしまう…そんな変化を比較出来るようになっているんですね。
ネイチャーセンターからは、トドワラのあるエリアまで約2㎞弱、30分程度で歩いていくことが出来ます。『トドワラ』とは、トドマツが海水に浸食されて立ち枯れたもの。荒涼とした、不思議な風景だそうです。
行ってみたかったけど、小雨交じりの風がとにかくすごくて、カッパなしで往復1時間歩くのは無理そうだったし、あまり長居することも出来ないので止めました。
ネイチャーセンターから野付湾を見た眺めも、寂しいながらも心惹かれる風景でした。
野付半島全体がとても荒涼としていて、人が住んでいるのかなぁ~と思いましたが、ところどころに民家がありました。驚いたことには、野付半島の先端部分には、江戸時代、幻の町キラクと言われる町があり、歓楽街や遊女などもいたとの伝説があるそうです。実際に、江戸幕府が国後島へ渡る要所として野付通行屋敷を設置した史実があり、その遺跡からの出土品も出ているそうです。なんともロマンがありますね~
ネイチャーセンターで折り返して、再び両側を海に囲まれた950号線をひた走ります。そして国道244号線(野付国道)を南下、野付半島先端の対岸にある道の駅おだいどうに寄ってみました。
展望フロアからは野付半島や国後島を見ることが出来ます。雨だったので、国後島は見えなかったけど。
展望フロアにテレビ付きの望遠鏡が設置されているので見てみると…
『トドワラ』が見えました
ちょっとこちらで休憩。コーヒー牛乳、美味しかったですよ~
その後もひたすら海沿いを走る野付国道を走ります。こういう風景が続きます。
ほんとに気持ちの良い位に直線の道路。
風蓮湖までやってくると、湿地帯や緑の草原が続きます。
牧場もたくさんありました。
そして、道の駅スワン44ねむろに到着。ここでは風蓮湖や春国岱という湿地帯を見ることが出来ます。
割と大きな道の駅で、レストランやお土産売り場が充実してました。
外は寒いけど、ソフトクリーム
野鳥たちの姿も。
根室半島までやってきました。根室市街を抜けて、納沙布岬に向かいます。
が。納沙布岬までの道、再び真っ白。さすがに日本の一番東の果て、根室半島のさらに先端って感じです。
写真を撮った頃はまだ良かったんですが、岬に近づくにつれて、摩周湖や知床横断道路と同じ状態に。しかも横殴りの風雨で、白くて見えない上に滝のような雨で、ワイパーを最強にしてもほとんど視界ゼロに。
なんとか無事に、納沙布岬灯台に到着。
海も大荒れ。
納沙布岬灯台のそばには、北方領土返還要求運動の拠点となる公園があり、北方領土問題に関する情報発信がなされている北方館と、戦後北方領土各島を追われた元島民たちの心の拠り所として開設された望郷の家という施設があります。
こちらは、北方領土を4つのブロックに表現したモニュメント、『四島のかけ橋』。
納沙布岬オーロラタワー。展望台からは、納沙布岬の全景や北方領土を見ることが出来るそうですが、このお天気では…無理そうですね。
希望の鐘や記念碑など、北方領土返還に架ける強い願いが感じられました。
こちらは、寛政の時代に起こったアイヌ民族と和人との争いで亡くなった方の慰霊碑です。
先ほど訪れた納沙布岬灯台が見えます。
こちらは北方館と望郷の家。
北方領土は、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の四島のことを言います。択捉島や国後島は、沖縄本島よりも大きく、一番近いところでは、歯舞群島の貝殻島から納沙布岬までの距離はわずか3.7㎞だそうです。
戦後、ロシアに占領された当時には、北方領土四島には3,124世帯、17,291人が住んでいたそうです。ロシア軍の占領時に自力で島を脱出した人は約半分、それ以外の人たちも昭和23年までに強制退去させられました。
こちらの望郷の家には、戦前の島々の町並みが分かる住宅地図が展示されています。各戸世帯主の名前が書かれていて、普通の日本の町と同じように、○○尋常小学校、郵便局…なども書かれている地図です。
北方領土問題については、これまでほとんど何も知らなかったし、正直言って関心がなかったのですが、こちらに来てみて、故郷を追われた元島民たちの辛い思いが良く分かりました。
公園の芝生には、たくさんの海鳥たちが。激しい風雨をじっと耐え忍んでいるようでしたが…一斉に飛び立ちました。
根室市街から納沙布岬まで行くには、二つのルートがあります。道道35号線が根室半島を一周しているんですが、行きは根室半島の南東側を走り、帰りは北西側のルートを走りました。どちらのルートも、市街地から納沙布岬間は約30分ほどです。
この根室市街地までの帰り道も、一面真っ白、しかもひどい暴風雨で、行きと同様、緊張の連続でした
晴れていたら、北方領土の島々や太平洋、半島の緑の草原など、絶景ルートなんだろうなぁ~
この日のお宿『ホテルねむろ海陽亭』さんに到着。市役所のすぐ傍、根室市街の中心部にあります。
駐車場に着いたら、ホテルからスタッフさんが傘を持って飛んできて、荷物を運んでくれました。大雨だったので、助かりました。
お部屋は、和室8畳のシンプルなお部屋。
窓から見える景色は、街の風景。
アメニティや備品もシンプルですが、Wi‐Fiも無料接続が出来て、必要なものは揃っていたので不便さはありませんでした。
夕食の前に、お宿のお風呂へ。残念ながら温泉ではありませんが、広い大浴場でゆったりと入れました。
夕食はレストランで。花咲ガニが一杯ついた和食膳です。
花咲ガニは、前回の北海道旅行で食べて以来17年ぶり。
ワカサギの佃煮とごぼうの土佐煮。氷頭鱠(なます)いくら添え。
子持ち昆布アオサ和え。昆布麺。
鮭の南蛮漬け。揚げ茄子田楽。帆立の幽庵焼。
蛸しゃぶ鍋。この蛸しゃぶ、身がプリプリしていてほんとに美味しかったです。
お刺身は、甘海老、かんぱち、サーモン。
ビールの後はやはり日本酒。地元根室の地酒の利き酒セットを。1日目の阿寒湖でもオーダーした北の勝です。数量限定の搾りたても。
厚岸産蒸し牡蠣。大きな身で、美味しかったです。
茶碗蒸し。
道産米おぼろづきの釜炊きと花咲ガニの入った鉄砲汁。ごはん、そのまま食べても美味しかったですが、花咲ガニの身を乗せてカニ丼にしました。美味
デザートは地酒北の勝の酒粕アイスクリーム。なんと先ほどの北の勝の酒粕ですって。これも美味しかった(^^♪
量的にもちょうど良く、花咲ガニも食べごたえがありました。地元産の美味しい食材をシンプルに戴けて、大満足の夕食でした。実は、お宿のお値段的にはそんなに期待していなかったのですが、見事に良い意味で裏切られたかんじ。
夕食後は網走湖で買った地ビール『桜桃の雫』を飲みながら、ブログを書いたりして過ごしました。
こちらは、風蓮湖の道の駅で買い込んだお土産。花咲ガニの身入りの塩ラーメン、とても美味しかったですヨ~
最終日、8日目へ続く。
この日の朝のお天気は曇り。午後からはまたまたの予報。週明けには10号が東北へ初めて上陸するかもしれない…というような状況。7、9、11号は北海道へ上陸し、10号も近くまでやってきて、北海道は降り続く雨のせいでたくさんの川が氾濫して、深刻な水害に見舞われたのでした。10号が上陸した岩手県でも人的被害がたくさん出てしまいました。
この日は朝7時15分頃に起きて、部屋の露天風呂へ。
そのあと、朝食。前日と同じレストランでのバイキング。
夕食と同様、品数が多い ただ、ご飯のお供になる(ご飯がなければ食べられない)ものが多くて、単品メニューが限られていたような。
しかもご飯メニューは、ウトロの新名物『あっぺメシ』・・・鮭の炊き込みご飯に鮭の漬を乗せて鮭出汁をかけて食べるご飯がお勧めだったので、ご飯のお供が全然必要なかった。好きなたらこや岩ノリなどいろいろあったのに、残してしまいました。
それでも、地元産の新鮮野菜のしゃぶしゃぶもすごく美味しかったし、朝から選択肢の多いバイキングでテンションはかなり上がりました~
それでは、こちらのお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス4、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.7 高評価出ました~
じゃらんの口コミでは4.5。こちらも高評価ですね~
部屋、お風呂、夕食、朝食、癒され度は5点。
部屋はモダンな感じで落ち着けたし、何といってもテラスから見える景色が最高~ オロンコ岩のバックには茜色と群青色の混ざった空、そして海。北斗七星がくっきりと見える星空、漁船が出港していく早朝の港。ほんとに素敵な景色を楽しめたテラス席が良かったです。アメニティも充実、コーヒーミルセットはポイント高いです。
お風呂は、宿のお風呂も広くて良かったし、脱衣場も広くて清潔。部屋の露天風呂も源泉掛け流し、湯温は自動調整なので、好きな時にいつでも入れるのが最高。
夕食は、70種類ものメニューとライブキッチンなどが充実していて、選ぶのもワクワク。郷土料理もたくさんあって、それぞれ特色のある品ぞろえ。手の掛けられたお料理が多くて、味も美味しかったです。こちらにも勝手丼のコーナーがあり、大人気でした。
朝食も、夕食同様に種類が多く、お客さんが楽しめるような工夫がされたものが多かったです。
癒され度、大きなホテルにしては接客やサービスはノーストレスだったし、部屋でゆっくりくつろげるように配慮されたコンセプト通りの部屋だったので、とても居心地が良かったです。
4点は接客サービスとコスパ。
接客サービスは、到着時のフロント、レストランのスタッフさんともに、可もなく不可もなくといった感じ。というか、ほとんどスタッフさんとの接点はなかったので、接客については何とも言えませんが。サービス面ではいろいろなところでお客さんを喜ばせようとするサービスが感じられて、なかなか好印象。利用はしなかったけど、海を見ながら入れる足湯があったり、クリオネや流氷などの展示、知床のガイドツアー企画、知床観光の情報を提供するネイチャーデスク、スライドショー、釣り道具のレンタル…などなど、知床の旅を満喫出来るように企画されたサービスがたくさんあります。連泊してじっくり過ごすのも楽しそう。バリアフリー対策もしっかりされていて、大浴場へも車椅子で入れるとのこと。スゴイです。
コスパ、こちらのホテルの中でもグレードの高い部屋ということもあったので、お値段はそれなりにお高いですが、部屋、お風呂、料理の内容からすると、納得感があります。部屋指定なしのおひとりさまプランなら、土曜日泊にも拘わらず、何と2万円以下。これはかなりお得です。
ということで、なかなか快適に過ごすことが出来て、大満足のお宿でした。また泊まりたいです そして、他の人にも是非お勧めしたお宿です。
こちらのお宿の公式HPはとても充実した内容のHPです。見たら絶対に泊まりたくなりますヨ。
この日は、ウトロから根室まで約240㎞のロングドライブ。9時過ぎにお宿を出発、まずは知床峠へ向かいます。
当初の予定では、ちょっと戻って『オシンコシンの滝』に行くつもりでしたが、前日ウトロに到着する前に車の中から見ることが出来たので、予定変更して知床峠へ向かいました。
・・・が。知床横断道路に入ってしばらくすると、目の前がだんだん真っ白に。摩周湖と同じ状態で、前の車が全く見えないほどに真っ白。知床峠に着いても、駐車場がどこにあるかも分からないほど何も見えなかったので、そのまま止まらずに通過しました。
羅臼の町に着く直前まで、ほとんど真っ白の中を走りました~ 怖かったぁ~
羅臼からはノンストップで約1時間半、国道335号(国後国道)を野付半島まで南下。この道、ずっと海岸沿いを走るルートなので、晴れていたらほんとに気持ちの良いドライブコース。小雨が降っている状態でも、快適な走りが出来ました。
335号線から244号線(野付国道)、道道950号線へ。この950号線は野付半島先端に近い野付崎灯台まで延びていて、道の両側が海になっていてる道が約20㎞も続きます。最も幅の短いところで50mだそうです。
左側が野付湾、右側が根室海峡です。ちなみに写真は帰りに撮ったものです。こういう道路がずっと続きます。海中道路に近い感覚です。お天気が悪かったので、風もすごかった~(^^;
野付半島は、知床半島と根室半島のちょうど中間あたりにあって、国後島まで一番近くて、わずか16㎞だそうです。海老の形にそっくりな半島です。日本最大の砂嘴(さし)で、ここでしか見られない自然を見ることが出来ます。
その一つが、『ナラワラ』。
海水に浸食され風化したミズナラが立ち枯れたまま残っているのだそうです。緑の木々の中に立ち枯れた木が立っていて、とても幻想的な風景です。
野付半島ネイチャーセンターに到着。ここでは野付半島に関するいろいろな展示やお土産屋さんなどがあります。
『トドワラ』や野付半島の年代別の写真。なぜ違う年代の写真が並べて展示されているのかというと、海水や潮風によって浸食が進み、いずれはなくなってしまう…そんな変化を比較出来るようになっているんですね。
ネイチャーセンターからは、トドワラのあるエリアまで約2㎞弱、30分程度で歩いていくことが出来ます。『トドワラ』とは、トドマツが海水に浸食されて立ち枯れたもの。荒涼とした、不思議な風景だそうです。
行ってみたかったけど、小雨交じりの風がとにかくすごくて、カッパなしで往復1時間歩くのは無理そうだったし、あまり長居することも出来ないので止めました。
ネイチャーセンターから野付湾を見た眺めも、寂しいながらも心惹かれる風景でした。
野付半島全体がとても荒涼としていて、人が住んでいるのかなぁ~と思いましたが、ところどころに民家がありました。驚いたことには、野付半島の先端部分には、江戸時代、幻の町キラクと言われる町があり、歓楽街や遊女などもいたとの伝説があるそうです。実際に、江戸幕府が国後島へ渡る要所として野付通行屋敷を設置した史実があり、その遺跡からの出土品も出ているそうです。なんともロマンがありますね~
ネイチャーセンターで折り返して、再び両側を海に囲まれた950号線をひた走ります。そして国道244号線(野付国道)を南下、野付半島先端の対岸にある道の駅おだいどうに寄ってみました。
展望フロアからは野付半島や国後島を見ることが出来ます。雨だったので、国後島は見えなかったけど。
展望フロアにテレビ付きの望遠鏡が設置されているので見てみると…
『トドワラ』が見えました
ちょっとこちらで休憩。コーヒー牛乳、美味しかったですよ~
その後もひたすら海沿いを走る野付国道を走ります。こういう風景が続きます。
ほんとに気持ちの良い位に直線の道路。
風蓮湖までやってくると、湿地帯や緑の草原が続きます。
牧場もたくさんありました。
そして、道の駅スワン44ねむろに到着。ここでは風蓮湖や春国岱という湿地帯を見ることが出来ます。
割と大きな道の駅で、レストランやお土産売り場が充実してました。
外は寒いけど、ソフトクリーム
野鳥たちの姿も。
根室半島までやってきました。根室市街を抜けて、納沙布岬に向かいます。
が。納沙布岬までの道、再び真っ白。さすがに日本の一番東の果て、根室半島のさらに先端って感じです。
写真を撮った頃はまだ良かったんですが、岬に近づくにつれて、摩周湖や知床横断道路と同じ状態に。しかも横殴りの風雨で、白くて見えない上に滝のような雨で、ワイパーを最強にしてもほとんど視界ゼロに。
なんとか無事に、納沙布岬灯台に到着。
海も大荒れ。
納沙布岬灯台のそばには、北方領土返還要求運動の拠点となる公園があり、北方領土問題に関する情報発信がなされている北方館と、戦後北方領土各島を追われた元島民たちの心の拠り所として開設された望郷の家という施設があります。
こちらは、北方領土を4つのブロックに表現したモニュメント、『四島のかけ橋』。
納沙布岬オーロラタワー。展望台からは、納沙布岬の全景や北方領土を見ることが出来るそうですが、このお天気では…無理そうですね。
希望の鐘や記念碑など、北方領土返還に架ける強い願いが感じられました。
こちらは、寛政の時代に起こったアイヌ民族と和人との争いで亡くなった方の慰霊碑です。
先ほど訪れた納沙布岬灯台が見えます。
こちらは北方館と望郷の家。
北方領土は、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の四島のことを言います。択捉島や国後島は、沖縄本島よりも大きく、一番近いところでは、歯舞群島の貝殻島から納沙布岬までの距離はわずか3.7㎞だそうです。
戦後、ロシアに占領された当時には、北方領土四島には3,124世帯、17,291人が住んでいたそうです。ロシア軍の占領時に自力で島を脱出した人は約半分、それ以外の人たちも昭和23年までに強制退去させられました。
こちらの望郷の家には、戦前の島々の町並みが分かる住宅地図が展示されています。各戸世帯主の名前が書かれていて、普通の日本の町と同じように、○○尋常小学校、郵便局…なども書かれている地図です。
北方領土問題については、これまでほとんど何も知らなかったし、正直言って関心がなかったのですが、こちらに来てみて、故郷を追われた元島民たちの辛い思いが良く分かりました。
公園の芝生には、たくさんの海鳥たちが。激しい風雨をじっと耐え忍んでいるようでしたが…一斉に飛び立ちました。
根室市街から納沙布岬まで行くには、二つのルートがあります。道道35号線が根室半島を一周しているんですが、行きは根室半島の南東側を走り、帰りは北西側のルートを走りました。どちらのルートも、市街地から納沙布岬間は約30分ほどです。
この根室市街地までの帰り道も、一面真っ白、しかもひどい暴風雨で、行きと同様、緊張の連続でした
晴れていたら、北方領土の島々や太平洋、半島の緑の草原など、絶景ルートなんだろうなぁ~
この日のお宿『ホテルねむろ海陽亭』さんに到着。市役所のすぐ傍、根室市街の中心部にあります。
駐車場に着いたら、ホテルからスタッフさんが傘を持って飛んできて、荷物を運んでくれました。大雨だったので、助かりました。
お部屋は、和室8畳のシンプルなお部屋。
窓から見える景色は、街の風景。
アメニティや備品もシンプルですが、Wi‐Fiも無料接続が出来て、必要なものは揃っていたので不便さはありませんでした。
夕食の前に、お宿のお風呂へ。残念ながら温泉ではありませんが、広い大浴場でゆったりと入れました。
夕食はレストランで。花咲ガニが一杯ついた和食膳です。
花咲ガニは、前回の北海道旅行で食べて以来17年ぶり。
ワカサギの佃煮とごぼうの土佐煮。氷頭鱠(なます)いくら添え。
子持ち昆布アオサ和え。昆布麺。
鮭の南蛮漬け。揚げ茄子田楽。帆立の幽庵焼。
蛸しゃぶ鍋。この蛸しゃぶ、身がプリプリしていてほんとに美味しかったです。
お刺身は、甘海老、かんぱち、サーモン。
ビールの後はやはり日本酒。地元根室の地酒の利き酒セットを。1日目の阿寒湖でもオーダーした北の勝です。数量限定の搾りたても。
厚岸産蒸し牡蠣。大きな身で、美味しかったです。
茶碗蒸し。
道産米おぼろづきの釜炊きと花咲ガニの入った鉄砲汁。ごはん、そのまま食べても美味しかったですが、花咲ガニの身を乗せてカニ丼にしました。美味
デザートは地酒北の勝の酒粕アイスクリーム。なんと先ほどの北の勝の酒粕ですって。これも美味しかった(^^♪
量的にもちょうど良く、花咲ガニも食べごたえがありました。地元産の美味しい食材をシンプルに戴けて、大満足の夕食でした。実は、お宿のお値段的にはそんなに期待していなかったのですが、見事に良い意味で裏切られたかんじ。
夕食後は網走湖で買った地ビール『桜桃の雫』を飲みながら、ブログを書いたりして過ごしました。
こちらは、風蓮湖の道の駅で買い込んだお土産。花咲ガニの身入りの塩ラーメン、とても美味しかったですヨ~
最終日、8日目へ続く。
免疫力アップ大作戦!㉙北海道6日目 [旅行]
北海道旅行6日目です。この日のお天気も
朝食は、和食と洋食から選べて、私は洋食をチョイス。
朝食も地産地消に拘ったメニューで、どれも美味しかったです。
それでは、ホテル清さとさんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価は…5 オール5点満点出ました~
部屋はツインの洋室で露天風呂付。40㎡と広くて、窓も大きく、眺望は緑の林。ソファとテーブルのセットも、使い勝手が良く、お夜食用のパンやブルーベリー、コーヒーなどのサービス、アメニティやバスローブ・部屋着なども充実していました。Wifiが使えない~と思ったら、有線LANが使えたのもGood。ブログの記事もリアルタイムで書けました。
部屋数が13室しかなく、平日ということもあってか半分以下の稼働率のようでしたが、お宿には申し訳ないけど、空いている方が何かと居心地良いものです。とても静かで良かった。
お風呂、まずは大浴場。内湯と露天風呂がとても広くて、ほとんど貸し切り状態だったので、思い切り満喫出来ました。部屋の露天風呂も、広い!湯船は石造りで寝湯が出来るように2段の高さになっています。源泉掛け流しで、温度調節も自動。そしてなんと言っても、びっくりするほど満天の星空を眺めながら入れるのが最高でした~
夕食は、地産地消に拘ったフレンチのコースメニューで、どれもとても美味しかったです。地元のならでは食材や野菜が新鮮で、驚きの連続でした。
朝食は、適量ながらも中身の濃いメニューで、とても美味しかったです。野菜たっぷりのミネストローネ風豆乳スープや蕗のジャム、地元の小麦粉を使った冷や麦など、夕食同様に地産地消に拘ったメニューで、『へぇ~』というものがたくさんありました。
接客サービス、支配人ご夫婦の他は、シェフと若い男性スタッフさん一人という少人数でされているとのことで、人手がない割には夕食等も待たされることはなく、バタバタとした感じもなかったです。みなさんとても丁寧な対応で、なかでも男性スタッフさんは、夕食朝食時にはそれぞれのお客さんにいろいろと話しかけて、お勧めスポットの紹介などもされてました。それから、夜食のサービスだけでなく、ロビーには知床観光のパンフレットや道路地図のコピーなどもたくさん用意されていて、とても役に立ちました。そういう一つ一つの接客やサービスに、お客様を喜ばせようという気持ちが感じられるおもてなしでした。
癒され度は、静かで落ち着ける部屋で、満天の星空を眺めながらの露天風呂は、ほんとに癒されました。そして美味しい料理に丁寧な接客…とノーストレスで快適な時間を過ごすことが出来ました。
コスパは、露天風呂付きの部屋で食事の内容からすると、かなり良心的と思います。そしてすごいのが、部屋の値段ではなくて、一人当たりの料金制をとっていることがスゴイです。一人でも二人でも同じ料金なんて、おひとりさま大歓迎~
じゃらんの口コミでは、5点満点!さすがにじゃらんの『2015年泊まってて良かった宿北海道エリア第3位』に選ばれているだけあるホテルです。絶対に再訪したいお宿でした。
お宿を出発して、車で30分ほど、知床方面へ向かう途中にある『天まで続く道』へ。…に行くつもりだったところ、カーナビは認知せず、事前にちゃんと調べてもいなかったために、目的地にたどり着けなかった~
後で調べると、国道334号線を斜里から10㎞ほど知床方面に走ったところに、それまでまっすぐだった国道が斜め45度に曲がるところがあります。そこを曲がらずにまっすぐ突き当りまで行ったところに展望台があるそうです。そこから今来た道を見ると…27㎞も続く直線道路が、天まで続いているように見えるそうです。
実はこの行き方だと、その景色に背を向けて走ることになるので、このルートではなく、334号線を斜め45度の所でそのまま曲がって、さらにもう一度カーブを通り過ぎた先の峰浜というところで右折。そのまま南下して二つ目の交差点を右折すると…目の前に天まで続く道が現れるというルートの方が感動も倍増。
国道334号線から峰浜のカーブで右折したとこまでは合ってたんですが、間違えて一本手前の道で曲がってしまいました…そのことには後で気が付いたのでした。『ここかなぁ~?』と…
一本手前の道もこんなかんじで、これはこれで良かったんですけどね(^^;
天まで続く道、8月中旬にオンエアされた土ワイ『温泉大作戦!』の最後のシーンにも出てましたね~ 次回、リベンジだ~
知床観光の拠点、ウトロの町に到着。この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんです。チェックイン時間は15時以降ですが、車だけホテルの駐車場に停めさせてもらいました。
ホッケの干物がクルクル回ってました。佐賀県の呼子でするめの回転干しは見たことあったけど、ホッケバージョンがあったのね~
知床五湖に向かうためにシャトルバス乗り場へ。
すると 17年前に泊まった民宿『知床ペレケ』さんが目の前に。懐かしい~ こちらのお宿では新鮮なツブ貝などのお刺身がたくさん出て、感激したのを覚えています。
夏の混雑する時期はマイカー規制があって、ウトロからシャトルバスが出ています。実はこの翌日からはマイカー規制解除となるのですが、シャトルバスの方が途中の景色をゆっくり堪能出来て写真も撮れるので良かったです。
岩尾別川の渓流。
知床五湖のパークサービスセンターに着きました。
知床五湖へは、地上遊歩道と高架木道の2種類の行き方があります。高架木道は2~4mの高さの木道で、ヒグマの危害を受けないような造りになっていて安全ですが、一湖までしか行けません。一湖へは片道800m、往復で40分ほど。なだらかなので足の悪い人でも大丈夫です。
地上遊歩道は有料(250円)で、二湖、三湖、四湖、五湖と、高架木道のある一湖も含めてすべての湖を見ることが出来ます。ただし、こちらはヒグマに出会う危険性も。5/10~7/31までのヒグマの活動期には、専門の引率者同伴でなければ行くことが出来ません。それ以外の時期にはガイド無しでも行けますが、いずれも事前に10分程度のヒグマに関するレクチャーを受けなければなりません。
ただし、この日は台風の影響で三、四、五湖を回るルートは閉鎖されていて、二湖を巡るルートのみでした。
レクチャーを受けなければいけないなんて怖いなぁ~とは思いましたが、せっかく来たのだからということで、地上遊歩道から高架木道を行くルートへ。約1.6㎞、40分ほど。
利用調整地区内への立ち入り申請書というものに住所や名前を書いて、ヒグマに遭ったらどうするかというレクチャーを受けた後、いざ出発。
地上遊歩道にも木道が作られています。これは植物を直接踏みつけないようにするという意味があるようです。
ヒグマの活動期ではないとはいえ、完全にいない時期でもないので、ちょっとおっかなびっくり。さすがに単独で行くのは怖いので、韓国人観光客のグループにくっついて歩きました。
二湖。知床連山をバックにした湖は、ほんとうに美しい
まだ雪が残っているところも。
一湖。地上遊歩道だと間際まで行くことが出来ます。
高架木道が見えてきました。こちらはワンウェイで扉があって、高架木道から地上遊歩道には降りられないようになっています。
高架木道の柵には電流が流れています。
高架木道のあるエリアは草原のような感じになっているので、とても見晴らしが良いです。
湖畔展望台。一湖のバックには知床連山が広がります。
本当に美しい風景で、ため息が出ました~
以下、360度パノラマの景色。
五湖以外にも小さな池がたくさんあります。水草がよく見えます。
ウトロから知床五湖に来る途中にも、この黄色いお花がたくさん咲いてました。何ていう種類なのかはわかりませんが…
地上遊歩道から高架木道を通るルート、1.6㎞の所要時間は40分となっていますが、実際には途中で写真を撮ったり、ビューポイントでじっくり景色を観たりすると、40分では足りません。シャトルバスの時間があるので、最後の方はかなり急ぎ足での散策になりました。
日差しは暑く、急ぎ足だったので、けっこう体力消耗しました。なので、バスの時間が迫っているにもかかわらず、ソフトクリームを。こけもものソフトです。
バスがやってきたので、一気食いしました(;'∀')
再びウトロに戻ってきました。次は、知床観光クルーズ船に乗ります。
やっぱり知床岬を見てみたい~ ヒグマも見てみたい~ということで。
知床半島クルーズは大型船と小型のクルーズ船の2種類があり、小型クルーズ船はいくつかの会社が運営しています。私は、観光船ドルフィンという小型クルーズ船を予約。
知床岬までのルートだと、大型船の料金は6,500円と小型クルーズ船よりは若干安くて、船の揺れも少なく水しぶきを浴びる心配も少ないです。
小型のクルーズ船の料金は8,000円とそれなりの値段ですが、小回りが利く分、岸や滝の近くまで行ってくれます。ただし、揺れるし、乗る場所によっては水しぶきがスゴイ。
小型クルーズ船の知床岬までのコースは、往復3時間。けっこうな長旅です。
出発時間の30分前までに事務所に集合。
すると、そこには…あらあら、こんなにかわいいワンちゃんがお出迎えしてくれました。お尻が可愛いでしょ?
この日はお天気は良いけど少し風があるとのことで、『2階のデッキ席でも、相当水しぶきが掛かりますので、必要な方はカッパの用意をしてください』とのこと。持参していなくても、レンタルもあります。せっかくなら、景色が良く見える2階デッキ席に乗りたかったので、カッパをレンタル。ついでに双眼鏡もレンタルしました。
船乗り場までは、事務所から5分ほど歩きます。オロンコ岩のすぐそばです。この日泊まる予定の北こぶしさんも目の前に。
予約の先着順で好きな席を選べるのですが、30人位のお客さんの中で、なんと私が1番 5ヶ月月前から予約してたからね~
一番見ごたえのあるのは船首だそうですが、椅子はなく足を踏ん張って乗らなければならないとのことだったのでNG。次に見ごたえのあるのは2階のデッキ席ということで、そちらを選びました。
カッパの上からライフジャケットを装着して、いざ出発、ももんさま…GO
まずは、出発してすぐのところにある『プレぺの滝』。この滝へは知床自然センターから往復で2㎞、地上からも行けます。前回は地上からこの滝を見ましたヨ。
滝が涙のようにも見えることから、別名『乙女の涙』とも言うそうです。
カヌー?を漕いでいる人たちも。
象の鼻のように見える岩。
洞窟のような大きな穴が開いているところもたくさん。
クンネポール。波や流氷で浸食されて洞窟のようになっていて、中にはコウモリがいるそうです。
こけし岩。中央上部の岩、上に乗っているだけだそうですヨ。
海から見る知床連山も美しいですね~
『カムイワッカの滝』。なんと、温泉 硫黄を含んだ温泉が流れているので、海水は緑色になってます。この滝の上流へは、知床五湖から先、シャトルバスで地上から行くことが出来ます。滝を登ることが出来ることで有名ですね。
緑美しい山々。知床半島がほとんど人の手が入っていない場所だということを感じさせてくれます。
人の手が入っていない…と書いたところですが、びっくりしたことに、車が走っている しかも小屋もある カムイワッカの滝からこのルシャ湾辺りまでは、道路があるようです。
この小屋は番屋と呼ばれる、サケ・マス定置網漁に従事する人が使っている小屋だそうです。
実はこのルシャ湾は、ヒグマがよく目撃される場所とのこと。ヒグマが頻繁に現れる場所に小屋があるってスゴイですねぇ~(;'∀')
『カシュニの滝』 虹が出てました
『観音岩』
山肌に大きな穴が開いていたり、観音様のように見える大きな岩があったり。圧巻です。
有名な滝ではないようですが…知床半島にはこういった滝がいくつもあります。
そろそろ知床岬に近づいてきました。
奇岩がたくさん。メガネ岩も。
岬の周辺には高い木はなく、平坦。岬というと断崖絶壁…というイメージだったので、ちょっと意外でした。
芝生の公園のようですね。
先端は少し高台になっていて、知床岬灯台があります。
離れて見る岬も、ほんとに素晴らしいです。
別のクルーザー船もやってきました。
往路は知床半島側ばかりを一生懸命見ていたので気が付きませんでしたが…
太陽の光を浴びてキラキラ光るオホーツク海、こんなにも美しい。
岬まで行くと今度は復路。往路は風向きが逆風だったので、波しぶきはそんなに掛からなかったんですが、復路になると順風。クルーザーにぶつかって舞い上がった波が、そのまま順風の風に乗って、2階デッキを直撃。ものすごい波しぶきを浴びることになりました。
カッパを着ていても、ズボンやスニーカーはびしょ濡れ。手に持っていたカメラや双眼鏡も派手に濡れました。
でも、こんなに素敵な光景を写真に撮らずにはいられません。
こんなにくっきりとした虹が近くで見られるとは、大感激。
復路は、かなり長い時間、虹を見ることが出来ました。
ルシャ湾に戻ってくると…いました ヒグマがいるではありませんか~
サケを獲っているようでした。
楽しかった知床半島クルーズ船の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。黄昏のオホーツクもきれいです。
カムイワッカの滝も見納め。
遠ざかっていく知床岬…
ウトロ港に戻ってくると、海鳥たちがみんなでお出迎え。
ゴジラ岩も、名残惜しい乗客たちにサヨナラを言っているよう。
カッパと双眼鏡を返却した後は、この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんへ。
こちらのお宿、さっきも書いたように8月中旬にオンエアされた土曜ワイド劇場『温泉大作戦!』の舞台になったお宿。たまたま偶然にこのドラマを見たんですが、『もしかして、もうすぐ泊まる予定のホテルじゃないの~?』 知床では有名な大きなホテルです。
大きなロビーには、クリオネちゃんや流氷が。
無料のウェルカムドリンクのコーナーもあって、温かい昆布茶を戴きました。クルーズ船の旅で体が冷え切っていたので、ものすごく美味しかったです。
お部屋は、西館オホーツククラブフロア・テラス露天風呂付洋室。リビングとベッドルームの二間で広いです。
暖炉などもあって、シックな感じのお部屋です。
ロッキングチェアや寝ころべる広いソファもあって、なかなか快適。
そしてテラスには…露天風呂
テラスには座り心地の良い椅子も。ここに座ってのんびりと海や星空を眺めて…
夕景のオロンコ岩とオホーツク。ずっと見ていたくなる景色。
アメニティも充実。大浴場に行く時のためのかごが可愛い
コーヒーミル&ドリップセットも。以前泊まったお宿でもこのサービスがあって、それをきっかけにコーヒーミルを買って、自分で豆を挽いて飲むようになりました。
オーディオセット、USBを使って聴くのは初めて。時代の流れですね~
チェックインが17時半頃と遅くなったので、大急ぎで宿の大浴場へ。
こちらのお宿も大きなホテルなのでお風呂も広い。大きなガラス張りの大浴場で、プユニ岬も見えます。屋上露天風呂からの眺めも良かったです。が、風が出てきて寒かったので、露天風呂は早々に退散。もう一度内湯に入ってから上がりました。
夕食に行く前に、もう一度テラスからの眺め。
夕食は、ブッフェダイニング波音でのバイキング。こちらのレストラン、ものすごく広くて300席以上はありそうなほど。
メニューの数も多いし、地元ならではのお料理もたくさんありました。
バイキングには禁物ですが…もう、我慢できません
豚のしゃぶしゃぶと五目揚げ麺。
自分でネタを自由に乗せる勝手丼とカニ汁。
デザートも充実。アイスと手作りプリン、ロールケーキ。
種類もたくさんあって、どのお料理も美味しかった~ 大満足
夕食後は売店で買った知床流氷サイダーを。
ロビーで実演販売していた流氷おぼろ昆布を購入。家に帰ってから作ってみましたが、いいお出汁が出て、ほんとに美味しいですヨ。
夕食後は部屋の露天風呂へ。
その後は…広いソファで寝そべっていたら、いつの間にか寝てしまっていました~ この旅2度目。
いやあ~ 何にもせずに寝るのって、ほんと贅沢ですよね(^^♪
7日目へ続く。
朝食は、和食と洋食から選べて、私は洋食をチョイス。
朝食も地産地消に拘ったメニューで、どれも美味しかったです。
それでは、ホテル清さとさんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価は…5 オール5点満点出ました~
部屋はツインの洋室で露天風呂付。40㎡と広くて、窓も大きく、眺望は緑の林。ソファとテーブルのセットも、使い勝手が良く、お夜食用のパンやブルーベリー、コーヒーなどのサービス、アメニティやバスローブ・部屋着なども充実していました。Wifiが使えない~と思ったら、有線LANが使えたのもGood。ブログの記事もリアルタイムで書けました。
部屋数が13室しかなく、平日ということもあってか半分以下の稼働率のようでしたが、お宿には申し訳ないけど、空いている方が何かと居心地良いものです。とても静かで良かった。
お風呂、まずは大浴場。内湯と露天風呂がとても広くて、ほとんど貸し切り状態だったので、思い切り満喫出来ました。部屋の露天風呂も、広い!湯船は石造りで寝湯が出来るように2段の高さになっています。源泉掛け流しで、温度調節も自動。そしてなんと言っても、びっくりするほど満天の星空を眺めながら入れるのが最高でした~
夕食は、地産地消に拘ったフレンチのコースメニューで、どれもとても美味しかったです。地元のならでは食材や野菜が新鮮で、驚きの連続でした。
朝食は、適量ながらも中身の濃いメニューで、とても美味しかったです。野菜たっぷりのミネストローネ風豆乳スープや蕗のジャム、地元の小麦粉を使った冷や麦など、夕食同様に地産地消に拘ったメニューで、『へぇ~』というものがたくさんありました。
接客サービス、支配人ご夫婦の他は、シェフと若い男性スタッフさん一人という少人数でされているとのことで、人手がない割には夕食等も待たされることはなく、バタバタとした感じもなかったです。みなさんとても丁寧な対応で、なかでも男性スタッフさんは、夕食朝食時にはそれぞれのお客さんにいろいろと話しかけて、お勧めスポットの紹介などもされてました。それから、夜食のサービスだけでなく、ロビーには知床観光のパンフレットや道路地図のコピーなどもたくさん用意されていて、とても役に立ちました。そういう一つ一つの接客やサービスに、お客様を喜ばせようという気持ちが感じられるおもてなしでした。
癒され度は、静かで落ち着ける部屋で、満天の星空を眺めながらの露天風呂は、ほんとに癒されました。そして美味しい料理に丁寧な接客…とノーストレスで快適な時間を過ごすことが出来ました。
コスパは、露天風呂付きの部屋で食事の内容からすると、かなり良心的と思います。そしてすごいのが、部屋の値段ではなくて、一人当たりの料金制をとっていることがスゴイです。一人でも二人でも同じ料金なんて、おひとりさま大歓迎~
じゃらんの口コミでは、5点満点!さすがにじゃらんの『2015年泊まってて良かった宿北海道エリア第3位』に選ばれているだけあるホテルです。絶対に再訪したいお宿でした。
お宿を出発して、車で30分ほど、知床方面へ向かう途中にある『天まで続く道』へ。…に行くつもりだったところ、カーナビは認知せず、事前にちゃんと調べてもいなかったために、目的地にたどり着けなかった~
後で調べると、国道334号線を斜里から10㎞ほど知床方面に走ったところに、それまでまっすぐだった国道が斜め45度に曲がるところがあります。そこを曲がらずにまっすぐ突き当りまで行ったところに展望台があるそうです。そこから今来た道を見ると…27㎞も続く直線道路が、天まで続いているように見えるそうです。
実はこの行き方だと、その景色に背を向けて走ることになるので、このルートではなく、334号線を斜め45度の所でそのまま曲がって、さらにもう一度カーブを通り過ぎた先の峰浜というところで右折。そのまま南下して二つ目の交差点を右折すると…目の前に天まで続く道が現れるというルートの方が感動も倍増。
国道334号線から峰浜のカーブで右折したとこまでは合ってたんですが、間違えて一本手前の道で曲がってしまいました…そのことには後で気が付いたのでした。『ここかなぁ~?』と…
一本手前の道もこんなかんじで、これはこれで良かったんですけどね(^^;
天まで続く道、8月中旬にオンエアされた土ワイ『温泉大作戦!』の最後のシーンにも出てましたね~ 次回、リベンジだ~
知床観光の拠点、ウトロの町に到着。この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんです。チェックイン時間は15時以降ですが、車だけホテルの駐車場に停めさせてもらいました。
ホッケの干物がクルクル回ってました。佐賀県の呼子でするめの回転干しは見たことあったけど、ホッケバージョンがあったのね~
知床五湖に向かうためにシャトルバス乗り場へ。
すると 17年前に泊まった民宿『知床ペレケ』さんが目の前に。懐かしい~ こちらのお宿では新鮮なツブ貝などのお刺身がたくさん出て、感激したのを覚えています。
夏の混雑する時期はマイカー規制があって、ウトロからシャトルバスが出ています。実はこの翌日からはマイカー規制解除となるのですが、シャトルバスの方が途中の景色をゆっくり堪能出来て写真も撮れるので良かったです。
岩尾別川の渓流。
知床五湖のパークサービスセンターに着きました。
知床五湖へは、地上遊歩道と高架木道の2種類の行き方があります。高架木道は2~4mの高さの木道で、ヒグマの危害を受けないような造りになっていて安全ですが、一湖までしか行けません。一湖へは片道800m、往復で40分ほど。なだらかなので足の悪い人でも大丈夫です。
地上遊歩道は有料(250円)で、二湖、三湖、四湖、五湖と、高架木道のある一湖も含めてすべての湖を見ることが出来ます。ただし、こちらはヒグマに出会う危険性も。5/10~7/31までのヒグマの活動期には、専門の引率者同伴でなければ行くことが出来ません。それ以外の時期にはガイド無しでも行けますが、いずれも事前に10分程度のヒグマに関するレクチャーを受けなければなりません。
ただし、この日は台風の影響で三、四、五湖を回るルートは閉鎖されていて、二湖を巡るルートのみでした。
レクチャーを受けなければいけないなんて怖いなぁ~とは思いましたが、せっかく来たのだからということで、地上遊歩道から高架木道を行くルートへ。約1.6㎞、40分ほど。
利用調整地区内への立ち入り申請書というものに住所や名前を書いて、ヒグマに遭ったらどうするかというレクチャーを受けた後、いざ出発。
地上遊歩道にも木道が作られています。これは植物を直接踏みつけないようにするという意味があるようです。
ヒグマの活動期ではないとはいえ、完全にいない時期でもないので、ちょっとおっかなびっくり。さすがに単独で行くのは怖いので、韓国人観光客のグループにくっついて歩きました。
二湖。知床連山をバックにした湖は、ほんとうに美しい
まだ雪が残っているところも。
一湖。地上遊歩道だと間際まで行くことが出来ます。
高架木道が見えてきました。こちらはワンウェイで扉があって、高架木道から地上遊歩道には降りられないようになっています。
高架木道の柵には電流が流れています。
高架木道のあるエリアは草原のような感じになっているので、とても見晴らしが良いです。
湖畔展望台。一湖のバックには知床連山が広がります。
本当に美しい風景で、ため息が出ました~
以下、360度パノラマの景色。
五湖以外にも小さな池がたくさんあります。水草がよく見えます。
ウトロから知床五湖に来る途中にも、この黄色いお花がたくさん咲いてました。何ていう種類なのかはわかりませんが…
地上遊歩道から高架木道を通るルート、1.6㎞の所要時間は40分となっていますが、実際には途中で写真を撮ったり、ビューポイントでじっくり景色を観たりすると、40分では足りません。シャトルバスの時間があるので、最後の方はかなり急ぎ足での散策になりました。
日差しは暑く、急ぎ足だったので、けっこう体力消耗しました。なので、バスの時間が迫っているにもかかわらず、ソフトクリームを。こけもものソフトです。
バスがやってきたので、一気食いしました(;'∀')
再びウトロに戻ってきました。次は、知床観光クルーズ船に乗ります。
やっぱり知床岬を見てみたい~ ヒグマも見てみたい~ということで。
知床半島クルーズは大型船と小型のクルーズ船の2種類があり、小型クルーズ船はいくつかの会社が運営しています。私は、観光船ドルフィンという小型クルーズ船を予約。
知床岬までのルートだと、大型船の料金は6,500円と小型クルーズ船よりは若干安くて、船の揺れも少なく水しぶきを浴びる心配も少ないです。
小型のクルーズ船の料金は8,000円とそれなりの値段ですが、小回りが利く分、岸や滝の近くまで行ってくれます。ただし、揺れるし、乗る場所によっては水しぶきがスゴイ。
小型クルーズ船の知床岬までのコースは、往復3時間。けっこうな長旅です。
出発時間の30分前までに事務所に集合。
すると、そこには…あらあら、こんなにかわいいワンちゃんがお出迎えしてくれました。お尻が可愛いでしょ?
この日はお天気は良いけど少し風があるとのことで、『2階のデッキ席でも、相当水しぶきが掛かりますので、必要な方はカッパの用意をしてください』とのこと。持参していなくても、レンタルもあります。せっかくなら、景色が良く見える2階デッキ席に乗りたかったので、カッパをレンタル。ついでに双眼鏡もレンタルしました。
船乗り場までは、事務所から5分ほど歩きます。オロンコ岩のすぐそばです。この日泊まる予定の北こぶしさんも目の前に。
予約の先着順で好きな席を選べるのですが、30人位のお客さんの中で、なんと私が1番 5ヶ月月前から予約してたからね~
一番見ごたえのあるのは船首だそうですが、椅子はなく足を踏ん張って乗らなければならないとのことだったのでNG。次に見ごたえのあるのは2階のデッキ席ということで、そちらを選びました。
カッパの上からライフジャケットを装着して、いざ出発、ももんさま…GO
まずは、出発してすぐのところにある『プレぺの滝』。この滝へは知床自然センターから往復で2㎞、地上からも行けます。前回は地上からこの滝を見ましたヨ。
滝が涙のようにも見えることから、別名『乙女の涙』とも言うそうです。
カヌー?を漕いでいる人たちも。
象の鼻のように見える岩。
洞窟のような大きな穴が開いているところもたくさん。
クンネポール。波や流氷で浸食されて洞窟のようになっていて、中にはコウモリがいるそうです。
こけし岩。中央上部の岩、上に乗っているだけだそうですヨ。
海から見る知床連山も美しいですね~
『カムイワッカの滝』。なんと、温泉 硫黄を含んだ温泉が流れているので、海水は緑色になってます。この滝の上流へは、知床五湖から先、シャトルバスで地上から行くことが出来ます。滝を登ることが出来ることで有名ですね。
緑美しい山々。知床半島がほとんど人の手が入っていない場所だということを感じさせてくれます。
人の手が入っていない…と書いたところですが、びっくりしたことに、車が走っている しかも小屋もある カムイワッカの滝からこのルシャ湾辺りまでは、道路があるようです。
この小屋は番屋と呼ばれる、サケ・マス定置網漁に従事する人が使っている小屋だそうです。
実はこのルシャ湾は、ヒグマがよく目撃される場所とのこと。ヒグマが頻繁に現れる場所に小屋があるってスゴイですねぇ~(;'∀')
『カシュニの滝』 虹が出てました
『観音岩』
山肌に大きな穴が開いていたり、観音様のように見える大きな岩があったり。圧巻です。
有名な滝ではないようですが…知床半島にはこういった滝がいくつもあります。
そろそろ知床岬に近づいてきました。
奇岩がたくさん。メガネ岩も。
岬の周辺には高い木はなく、平坦。岬というと断崖絶壁…というイメージだったので、ちょっと意外でした。
芝生の公園のようですね。
先端は少し高台になっていて、知床岬灯台があります。
離れて見る岬も、ほんとに素晴らしいです。
別のクルーザー船もやってきました。
往路は知床半島側ばかりを一生懸命見ていたので気が付きませんでしたが…
太陽の光を浴びてキラキラ光るオホーツク海、こんなにも美しい。
岬まで行くと今度は復路。往路は風向きが逆風だったので、波しぶきはそんなに掛からなかったんですが、復路になると順風。クルーザーにぶつかって舞い上がった波が、そのまま順風の風に乗って、2階デッキを直撃。ものすごい波しぶきを浴びることになりました。
カッパを着ていても、ズボンやスニーカーはびしょ濡れ。手に持っていたカメラや双眼鏡も派手に濡れました。
でも、こんなに素敵な光景を写真に撮らずにはいられません。
こんなにくっきりとした虹が近くで見られるとは、大感激。
復路は、かなり長い時間、虹を見ることが出来ました。
ルシャ湾に戻ってくると…いました ヒグマがいるではありませんか~
サケを獲っているようでした。
楽しかった知床半島クルーズ船の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。黄昏のオホーツクもきれいです。
カムイワッカの滝も見納め。
遠ざかっていく知床岬…
ウトロ港に戻ってくると、海鳥たちがみんなでお出迎え。
ゴジラ岩も、名残惜しい乗客たちにサヨナラを言っているよう。
カッパと双眼鏡を返却した後は、この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんへ。
こちらのお宿、さっきも書いたように8月中旬にオンエアされた土曜ワイド劇場『温泉大作戦!』の舞台になったお宿。たまたま偶然にこのドラマを見たんですが、『もしかして、もうすぐ泊まる予定のホテルじゃないの~?』 知床では有名な大きなホテルです。
大きなロビーには、クリオネちゃんや流氷が。
無料のウェルカムドリンクのコーナーもあって、温かい昆布茶を戴きました。クルーズ船の旅で体が冷え切っていたので、ものすごく美味しかったです。
お部屋は、西館オホーツククラブフロア・テラス露天風呂付洋室。リビングとベッドルームの二間で広いです。
暖炉などもあって、シックな感じのお部屋です。
ロッキングチェアや寝ころべる広いソファもあって、なかなか快適。
そしてテラスには…露天風呂
テラスには座り心地の良い椅子も。ここに座ってのんびりと海や星空を眺めて…
夕景のオロンコ岩とオホーツク。ずっと見ていたくなる景色。
アメニティも充実。大浴場に行く時のためのかごが可愛い
コーヒーミル&ドリップセットも。以前泊まったお宿でもこのサービスがあって、それをきっかけにコーヒーミルを買って、自分で豆を挽いて飲むようになりました。
オーディオセット、USBを使って聴くのは初めて。時代の流れですね~
チェックインが17時半頃と遅くなったので、大急ぎで宿の大浴場へ。
こちらのお宿も大きなホテルなのでお風呂も広い。大きなガラス張りの大浴場で、プユニ岬も見えます。屋上露天風呂からの眺めも良かったです。が、風が出てきて寒かったので、露天風呂は早々に退散。もう一度内湯に入ってから上がりました。
夕食に行く前に、もう一度テラスからの眺め。
夕食は、ブッフェダイニング波音でのバイキング。こちらのレストラン、ものすごく広くて300席以上はありそうなほど。
メニューの数も多いし、地元ならではのお料理もたくさんありました。
バイキングには禁物ですが…もう、我慢できません
豚のしゃぶしゃぶと五目揚げ麺。
自分でネタを自由に乗せる勝手丼とカニ汁。
デザートも充実。アイスと手作りプリン、ロールケーキ。
種類もたくさんあって、どのお料理も美味しかった~ 大満足
夕食後は売店で買った知床流氷サイダーを。
ロビーで実演販売していた流氷おぼろ昆布を購入。家に帰ってから作ってみましたが、いいお出汁が出て、ほんとに美味しいですヨ。
夕食後は部屋の露天風呂へ。
その後は…広いソファで寝そべっていたら、いつの間にか寝てしまっていました~ この旅2度目。
いやあ~ 何にもせずに寝るのって、ほんと贅沢ですよね(^^♪
7日目へ続く。
免疫力アップ大作戦!㉙北海道5日目 [旅行]
北海道旅行5日目。
この日のお天気は晴れ。北海道に来て初めて一日を通してのの日になりました。
朝食は、前日とは違うレストランでのバイキング。
珍しかったのが、各テーブルにお味噌汁だけ入ったお鍋が用意されていたこと。具材はバイキングで自由に選ぶようになっていました。
お味噌汁はサプライズな感じで良かったんだけど、案内された席がフロアのど真ん中で、横をとにかく何度も人が通って、すごく落ち着かない席でした。一人客の場合、家族連れやカップルが多いレストランの中では、ただでさえ少し居心地が悪いので、端の窓際の席とかにしてほしいもんですね~
それでは、こちらのお宿『北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート』さんの採点。
部屋2、お風呂3、夕食3、朝食3、接客サービス2、癒され度2、コスパ1
総合評価は…2.3 厳しい評価になりました。
3点。
お風呂は、大浴場は広かったけど露天風呂が狭かった。部屋の露天風呂は源泉掛け流しで温度も自動調整だったので良かったけど、隣室の人の声がけっこう聞こえて、少し落ち着かなかった。
夕食は、料理の内容はとても良かったし美味しかったけど、なんせ隣のクレームのお客さんの件で、無性に不愉快な夕食になったので。
朝食も、料理自体は悪くなかったけど、案内された席が落ち着かない席で、やはり不愉快な思いをしたので。
2点。
部屋は、デザインや建具は落ち着く感じだったし、アメニティや飲み物なども充実していたけど、部屋の動線の中にある高い段差、網走湖と謳っている宿なのに網走湖が見えないこと、コンセントのアンバランスさ、使用済みカミソリが残っていたこと…などなど、???と変に思うところがたくさんある部屋でした。
接客サービスは、夕食時のレストランでの隣のクレームのお客さんへの対応とこちらへの対応に不公平感があったこと、そのせいでこちらの料理が運ばれるのが遅くほったらかしにされたことなどで、とても不愉快になりました。
もう一つの理由は、夜食のラーメンコーナーのスタッフとのやりとり。夜食のラーメンが無料ということでそのコーナーに行くと、お客さんは私一人でした。スタッフさんは年配の女性で、何かと話しかけてこられたのはいいんですが、『一人旅?…もしかして205号室のお客さん?』と。って、そのスタッフさんとは初対面のはずなのに、なぜ私の泊まっている部屋を知ってるの~?思い当たるといえば、到着時の客室案内と夕食時の給仕をしてくれたスタッフさんも、この方と同じ年代の年配女性。たぶんお友達なんだろうなぁ~と。休憩時間とかに私のことが話題になったのかもしれません。別に何か変なことを言われた訳ではないし、何か不都合がある訳ではないですが、『個人情報、ダダ漏れじゃないか~(^^;』と思ったのでした。小さなお宿だったらこういうことはあり得るけど、客室数80室もある大きなお宿で、見知らぬスタッフさんから部屋を特定される…というのはちょっと気持ち悪いです。
癒され度、フェイシャルエステはとても気持ち良かったんだけど、部屋はアンバランスな感じに落ち着かず、夕食朝食でも不愉快な思いをして、全体的に落ち着かなかったので。
久々の1点、コスパは、これだけどれも満足感がないのに、なんと今回の旅行の中では一番高く、前日の欣喜湯さんの3倍 割に合わなさ過ぎる~
この免疫力アップ大作戦の旅で泊まったお宿の数、ちょうどこちらのお宿で50軒目になりますが、どのお宿も大抵は気持ち良く泊まれるんですが、中にはほんの1、2軒、無性に不愉快な思いをすることがありました。残念ながら、こちらのお宿もその一つとなってしまいました。
さてこの日は網走から斜里町へ移動する間に、いくつかの観光スポットへ寄る予定。
まずは、ホテルからは車で20分ほどの、女満別空港に近いところにある朝日ヶ丘展望台へ。
満開のひまわり畑 のはずでしたが、7号、11号、9号と続け様に上陸したのためにたくさんのひまわりがなぎ倒されてました。
それでも、元気に咲き続けようとしているひまわりの姿も。
こちらはひまわり畑ではありませんが、周辺にはこういう畑がたくさんありました。この朝日ヶ丘展望台は広い畑の真ん中にあるので、とても気持ちの良いドライブになりました。
メルヘンの丘。朝日ヶ丘展望台へ行く途中、国道39号線沿いにちょっとした駐車スペースが設けられています。
ほんとに、北海道らしい風景ですよね。
再び網走湖へ戻ってきました。網走湖畔の駐車場からみた網走湖です。
実はこの日の網走湖、台風の影響で水かさがすごく増していて、網走湖畔にあるホテルは冠水していました。通常ならこの駐車場以外にも網走湖畔に公園などもあるようですが、ほとんど水に浸かっていて入ることが出来ませんでした。
網走湖からほど近い天都山にある博物館網走監獄へ。
監獄なんて面白いのかなぁ~?と初めは思ってましたが、意外と見ごたえがありました。
監獄というと暗いイメージですが、当時の刑務所の建物や使用されていたものが保存されていたり、網走刑務所の辛い歴史にまつわる展示物などがあり、どちらかというと歴史博物館といった感じでした。重要文化財になっている建物もいくつかあります。
じっくり見て回るコースだと90分ほど掛かります。
鏡橋を渡って、刑務所入口へ。
入口横の監獄食堂では、監獄食を味わうことが出来るそうですヨ。
正門。『五寸釘の寅吉』、脱走の常習者だった寅吉さんがみんなを出迎えてくれます。
なぜ五寸釘という命名になったのか…こちらでは無料の館内ガイドツアーに参加することが出来るんですが、私は参加しなかったものの途中でガイドツアーと一緒になった時に、五寸釘の寅吉さんの説明が聞こえました。ガイドさんによると、この寅吉さん、西川寅吉さんは日本で一番多く脱獄した脱獄犯だそうで、五寸釘が足に刺さったまま10㎞以上を逃げたそうです。
他にもう一人、白鳥由栄という昭和の脱獄王と呼ばれた脱獄犯のエピソードも紹介されています。
敷地内には、水門や刑務所職員官舎、味噌や醤油の蔵、漬物庫、耕転庫など、囚人や監守たちの生活のための施設も展示されています。
こちらは、ニポポ。
釧路地方裁判所網走支部の法廷復原棟。
裁判官が1人で行う単独審の法廷と3人で行う合議審の法廷、それぞれの様子が再現されています。
実は仕事で裁判に出席したことがあり、この法廷を実際に見たことがありますが、ドラマなどでよく見る法廷よりも、こちらの法廷の方に近い感じでした。
こちらの裁判所で裁かれた冤罪事件についての解説もありました。
囚人たちが監獄の外で作業する時に使われた休泊所。
鍛冶作業をしている様子も。
監獄歴史館の中へ。監獄の歴史や当時の囚人たちの暮らしが紹介されています。
こちらは現在の刑務所の雑居房と単独房の様子。
現在の刑務所は、冷暖房完備、テレビ付き、食事も3食とも安価でなかなか豪華(少なくとも私よりは栄養バランスの良い食事のようです)…など、かなり厚遇されていると、賛否両論となっているようです。
しかし、明治時代の監獄は、かなり厳しい状況下に置かれていたようです。
こちらのコーナーでは、北海道開拓の大動脈となった中央道路建設にまつわる囚人たちの辛い歴史の映像を観ることが出来ます。
明治維新後、国事犯や政治犯などが非常に増えて、全国の刑務所が足りなくなってしまい、その労働力を北海道の開拓、道路建設に使う目的で網走刑務所が出来たそうです。1年で網走から北見峠までの160㎞の道路を開通させるほど、かなり過酷な労働で死者も数多く出たそうです。
作業は、このように足かせをつけながらだったそうです。囚人とはいえ、国事犯や政治犯などは当時の国の方針に逆らった罪、明治維新後の混乱した日本で、本当に公平な裁判を受けて収監されたのかも定かではない…
この囚人の過酷な労働については、『二重の刑が科せられるのはいかがか』と社会問題となり、すぐに中止になったようですが、北海道開拓の陰で、こういったことがあったなんて知りませんでした。
私が今回北海道に来てから走っている国道も、こうやって作られたんだなぁ~と。
囚人たちによる農作業の様子。
網走監獄といえばこちらの建物が有名です。五翼放射状平屋舎房と言われる旧網走監獄の舎房。
最大700名が収容出来、明治45年から昭和59年まで使われていた建物です。
放射状に広がる5棟の舎房の中心に見張り所が設けられています。
向かい合った房が並ぶ廊下には、長いパイプのストーブがあります。
房の中は、簡素なトイレがあるだけです。
斜め格子という造り。向かい合った房同士は中が見えないようになっていますが、廊下の中心に立つと、一度に両方の房の中を見ることが出来るようになっています。
浴場です。お風呂は週に2,3回だそうです。案外回数が多いようにも思いますが、集団生活をしているために衛生管理がとても大事だったからだそうです。
独立型の独居房。他にも、まったく光の入らない懲罰房もあります。
教誨堂。演芸会や映画鑑賞会なども行われたそうです。重要文化財に指定されています。
次に向かったのが、網走監獄から車で5分も掛からないところにあるオホーツク流氷館。2015年8月にリニューアルオープンしたばかりで、とてもきれいな施設でした。
大きなニポポがありますね。
そしてこちらはNHKの受信塔。実は前日泊まった部屋から見えていたのが、こちらの丘にあるたくさんの塔でした。
流氷館、ここではマイナス15度の世界を体験することが出来ます。
防寒服を着て、なぜかタオルを受け取って中へ…
この日外は晴天で気温も30度以上あり、網走監獄散策でものすごく汗をかいたので、実はこのマイナス15度が全然寒くなかった~ 一気に涼めたのでした。
流氷を実際に触ることでもできますヨ。
そして、受付で受け取ったタオル。『中に入ったら、ブンブン振り回してみてください』と。
一緒に入った子供たちも楽しそうに、ブンブン。私もブンブン。見事にタオルが凍りました。
展示室では、流氷に関する解説パネルがあって、流氷について知ることが出来ます。
流氷って、冬になったら来るものと漠然と思ってたけど、1月下旬から2月半ばが接岸のピークだそうです。実は北半球の中で流氷が接岸する一番南端がこの網走あたりだそうです。
流氷の映像が見られるシアターもあって、その迫力に圧倒されました。
実際に見てみたいなぁ~ 流氷観光砕氷船おーろら号や流氷ノロッコ号という観光列車も盛況だそうですね。前日に行ったサロマ湖にも流氷が接岸するそうなので、一度冬の北海道旅行に行ってみたい~ ちょっと勇気がいるけど(;'∀')
オホーツク海に住む魚たちの展示も。
流氷館の屋上は展望台になっています。
360度のパノラマ。西に網走湖と能取湖、北東にオホーツク海と知床連山。本当に素晴らしい景色です。
知床連山。明日はあの辺りまで行くんだなぁ~
残念ながら、網走湖畔が冠水している様子もよく分かりました。網走川の大曲地区、こちらもひまわりの畑で有名ですが、このあたりも冠水しているようでした。
大きな展望窓のあるカフェレストランで休憩タイム。抹茶クリームあんみつを。揚げもちが入っていて、香ばしくて美味しかったです。
網走を後にして、国道244号線、斜里国道を斜里町方面へ。その途中にあるのが、小清水原生花園。濤沸湖(とうふつこ)とオホーツク海に挟まれた8㎞ほどの砂丘一帯に野生の花が咲きます。
実は、前回の旅でもここを訪れていたのでした。摩周湖第一展望台の後、知床へ向かう間に訪れていました。前回は確か小雨が降っていて、こんなに景色の良いところだとは思いませんでした。
JR釧網線の駅。5月から10月だけ臨時停車するそうです。
電車は全然来そうにないので、踏切中央からパチリ。
展望台からは360度、濤沸湖とオホーツク海を見渡せます。知床連山のほかにも斜里岳や海別岳なども見えます。
濤沸湖もキラキラ輝いていて、とても素敵でした
花がたくさん咲いているエリアへは少し歩かなければならないようだったので、展望台周辺から見られるお花たちを少しだけ。
この後は、この日のお宿『オーベルジュ ホテル清さと』さんのある斜里町へ向かいました。
田園地帯の中にあるお宿で、周りにはな~んにもありません(^^; こんな田舎の町に…失礼、こんなのんびりとしたところに、こういうオシャレなお宿があるのはちょっと意外でした。
ホテルの駐車場に着くと、スタッフさんがすぐに出迎えてくれました。『ももん様ですね。お待ちしておりました~』と、車からスーツケースを降ろして、ロビーまで運んでくれました。なかなか、期待出来そうじゃないですか~
ロビーも外環同様、おしゃれな感じです。まずはロビーのソファで、ウェルカムドリンクとトウモロコシを戴きながらのチェックイン。このトウモロコシ、地元産のものだそうで、びっくりするほど美味しかったぁ~
2階建てのホテルで全部で13室しかない小さなお宿です。お部屋は片側一列に配置されているようで、この長い廊下、片側が一面ガラスタイルになっているので、とても印象的。
そして、この長い廊下には、地元の写真家、後藤昌美さんの写真パネルが展示されています。
とても可愛い北海道ならではの動物たちの写真がたくさん飾ってあって、廊下を通る度にワクワクした気分になります。
お部屋は露天風呂付の洋室ツイン。広々としていて、調度品もシンプルで落ち着けます。
リビングの一人用のソファは回転式で、とてもリラックス出来ます。
露天風呂も広い しかも石造りで寝湯が出来るようにもなっています。
露天風呂の隣にはウッドデッキがあって、目の前に広がる林の緑がとても素敵。
洗面所はシンプルですが、椅子が置いてあるのでGood。
ドリップ式のコーヒーはサービス、冷蔵庫の中には、夜食用のパンとブルーベリーが。
ホテルにも大浴場の温泉と露天風呂があるので、まずはそちらの方へ。
大浴場もホテルの規模の割には広かったんですが、何より露天風呂が広い 部屋の露天風呂と同じ石造り。源泉掛け流しのナトリウム一塩化物強塩泉です。早めのチェックインだったし、この日は平日で私を入れて5組しかお客さんがいなかったので、なんとこの露天風呂、貸切状態でした。贅沢~
お風呂上りに、オホーツク流氷館で買った地ビール『流氷DRAFT』を。なんと青いビールです。
網走監獄のお土産屋さんで買ったキティちゃんのフェイスタオルは妹へのお土産。北海道の名産品が書かれたバスタオルは自分用(^^; 地ビール2種類の他に、ジャガイモ焼酎のセット。
そして夕食。オーベルジュということで、地産地消に拘ったフレンチのコースです。
最初のお酒は、オペラ・ブリュというスパークリングワイン。
アミューズ、食前のささやかなお楽しみ。車エビとアスパラのサラダ仕立て、バルサミコ酢。このアスパラがとてもプリプリでジューシー。
オードブル。積丹産ホッケのマリネ 網走湖産しじみ醤油ソース。清里産金時豆のムース 生雲丹添え。道産かすべほほ肉の清里産バジルソース和え。
かすべとはエイのことだそうです。こちらではから揚げにして食べることが多いそうです。
どれも、美味しい~
2杯目は、山崎ワイナリーのシャルドネ2015年。
と、そこに…隣のテーブルのお客さんが窓の外を見て騒ぎ出したので、よく見てみると…
キタキツネが~ 窓が大きなガラス窓になっていて、5組とも窓際の席だったので、それぞれキタキツネを見ることが出来ました。
あんまり急いで撮ったので、ボケボケの写真になっちゃいましたが(;'∀')
若いキタキツネは警戒心が薄く、食べ物を求めて人里によくやってくるそうです。隣のお客さんは、部屋のウッドデッキのところにもキタキツネがやってきたんですよって言ってました。
実は冬場には、野鳥などもたくさんこのテラスにやってくるとのことで、朝食の時に写真を見せてもらいました。やっぱり北海道ってかんじですね~
お料理の続き。
スープ。斜里産トマトと清里野菜の冷静スープ。美味
パンはライ麦パンとフランスパン。このホイップバターが、めちゃくちゃ美味しかったです。
魚料理。オホーツク産帆立貝柱の清里焼酎ポッシェ 道産雑穀リゾット添え 毛蟹・生海苔バターソース。ロマネスコカリフラワーという野菜も。
魚料理二品目。オホーツク産キンキの清里秀峰そば粉フリッター 清里産青じそ風味の照り焼きソース。
お肉料理へ行く前に、次のワインを。八剣山ワイナリーのメルロー2014年。赤です。
肉料理。幌延産合鴨のロースト 清里産梅酢味噌ソース。
そしてデザート。キイチゴのシャーベット、ブルーベリータルト、緑茶のブランマルシェ。飲み物はブルーベリーティーを戴きました。
ほんとにどのお料理ともに、見た目も味も素晴らしいものばかりでした。ダイニングの雰囲気も良く、お料理やお酒の運ばれてくるタイミングも良く、接客も素晴らしかったです。
こちらのホテル、支配人ご夫婦の他にはスタッフさんが2人しかいないそうで、かなり忙しいはずなのに、丁寧な接客でお料理の説明もしっかりとしていたし、お客さんとの会話もさりげなくしていて、とても好感が持てました。
夕食の最後に、朝食メニューを洋食か和食から選ぶんですが、どちらも美味しそう~
この日買ったお土産のジャガイモの焼酎、こちらの清里町で作られているそうで、メニュー表にも紹介されてましたヨ。
夕食後、21時頃に部屋の露天風呂へ。
ほんとにびっくりするほどの満天の星空が広がっているではありませんか~ もう何年も見たことがないような、圧巻の星空。
星を眺めながら寝湯。もう、ほんとに最高でした
でも、もう一度寝る直前に入った時には、残念ながら雲が出てきていて、星空はほとんど見えなくなっていました。なので、先ほど入っていなければ、満天の星空に出会うことが出来なかったんだなぁ~と。セーフでした~
6日目へ続く。
この日のお天気は晴れ。北海道に来て初めて一日を通してのの日になりました。
朝食は、前日とは違うレストランでのバイキング。
珍しかったのが、各テーブルにお味噌汁だけ入ったお鍋が用意されていたこと。具材はバイキングで自由に選ぶようになっていました。
お味噌汁はサプライズな感じで良かったんだけど、案内された席がフロアのど真ん中で、横をとにかく何度も人が通って、すごく落ち着かない席でした。一人客の場合、家族連れやカップルが多いレストランの中では、ただでさえ少し居心地が悪いので、端の窓際の席とかにしてほしいもんですね~
それでは、こちらのお宿『北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート』さんの採点。
部屋2、お風呂3、夕食3、朝食3、接客サービス2、癒され度2、コスパ1
総合評価は…2.3 厳しい評価になりました。
3点。
お風呂は、大浴場は広かったけど露天風呂が狭かった。部屋の露天風呂は源泉掛け流しで温度も自動調整だったので良かったけど、隣室の人の声がけっこう聞こえて、少し落ち着かなかった。
夕食は、料理の内容はとても良かったし美味しかったけど、なんせ隣のクレームのお客さんの件で、無性に不愉快な夕食になったので。
朝食も、料理自体は悪くなかったけど、案内された席が落ち着かない席で、やはり不愉快な思いをしたので。
2点。
部屋は、デザインや建具は落ち着く感じだったし、アメニティや飲み物なども充実していたけど、部屋の動線の中にある高い段差、網走湖と謳っている宿なのに網走湖が見えないこと、コンセントのアンバランスさ、使用済みカミソリが残っていたこと…などなど、???と変に思うところがたくさんある部屋でした。
接客サービスは、夕食時のレストランでの隣のクレームのお客さんへの対応とこちらへの対応に不公平感があったこと、そのせいでこちらの料理が運ばれるのが遅くほったらかしにされたことなどで、とても不愉快になりました。
もう一つの理由は、夜食のラーメンコーナーのスタッフとのやりとり。夜食のラーメンが無料ということでそのコーナーに行くと、お客さんは私一人でした。スタッフさんは年配の女性で、何かと話しかけてこられたのはいいんですが、『一人旅?…もしかして205号室のお客さん?』と。って、そのスタッフさんとは初対面のはずなのに、なぜ私の泊まっている部屋を知ってるの~?思い当たるといえば、到着時の客室案内と夕食時の給仕をしてくれたスタッフさんも、この方と同じ年代の年配女性。たぶんお友達なんだろうなぁ~と。休憩時間とかに私のことが話題になったのかもしれません。別に何か変なことを言われた訳ではないし、何か不都合がある訳ではないですが、『個人情報、ダダ漏れじゃないか~(^^;』と思ったのでした。小さなお宿だったらこういうことはあり得るけど、客室数80室もある大きなお宿で、見知らぬスタッフさんから部屋を特定される…というのはちょっと気持ち悪いです。
癒され度、フェイシャルエステはとても気持ち良かったんだけど、部屋はアンバランスな感じに落ち着かず、夕食朝食でも不愉快な思いをして、全体的に落ち着かなかったので。
久々の1点、コスパは、これだけどれも満足感がないのに、なんと今回の旅行の中では一番高く、前日の欣喜湯さんの3倍 割に合わなさ過ぎる~
この免疫力アップ大作戦の旅で泊まったお宿の数、ちょうどこちらのお宿で50軒目になりますが、どのお宿も大抵は気持ち良く泊まれるんですが、中にはほんの1、2軒、無性に不愉快な思いをすることがありました。残念ながら、こちらのお宿もその一つとなってしまいました。
さてこの日は網走から斜里町へ移動する間に、いくつかの観光スポットへ寄る予定。
まずは、ホテルからは車で20分ほどの、女満別空港に近いところにある朝日ヶ丘展望台へ。
満開のひまわり畑 のはずでしたが、7号、11号、9号と続け様に上陸したのためにたくさんのひまわりがなぎ倒されてました。
それでも、元気に咲き続けようとしているひまわりの姿も。
こちらはひまわり畑ではありませんが、周辺にはこういう畑がたくさんありました。この朝日ヶ丘展望台は広い畑の真ん中にあるので、とても気持ちの良いドライブになりました。
メルヘンの丘。朝日ヶ丘展望台へ行く途中、国道39号線沿いにちょっとした駐車スペースが設けられています。
ほんとに、北海道らしい風景ですよね。
再び網走湖へ戻ってきました。網走湖畔の駐車場からみた網走湖です。
実はこの日の網走湖、台風の影響で水かさがすごく増していて、網走湖畔にあるホテルは冠水していました。通常ならこの駐車場以外にも網走湖畔に公園などもあるようですが、ほとんど水に浸かっていて入ることが出来ませんでした。
網走湖からほど近い天都山にある博物館網走監獄へ。
監獄なんて面白いのかなぁ~?と初めは思ってましたが、意外と見ごたえがありました。
監獄というと暗いイメージですが、当時の刑務所の建物や使用されていたものが保存されていたり、網走刑務所の辛い歴史にまつわる展示物などがあり、どちらかというと歴史博物館といった感じでした。重要文化財になっている建物もいくつかあります。
じっくり見て回るコースだと90分ほど掛かります。
鏡橋を渡って、刑務所入口へ。
入口横の監獄食堂では、監獄食を味わうことが出来るそうですヨ。
正門。『五寸釘の寅吉』、脱走の常習者だった寅吉さんがみんなを出迎えてくれます。
なぜ五寸釘という命名になったのか…こちらでは無料の館内ガイドツアーに参加することが出来るんですが、私は参加しなかったものの途中でガイドツアーと一緒になった時に、五寸釘の寅吉さんの説明が聞こえました。ガイドさんによると、この寅吉さん、西川寅吉さんは日本で一番多く脱獄した脱獄犯だそうで、五寸釘が足に刺さったまま10㎞以上を逃げたそうです。
他にもう一人、白鳥由栄という昭和の脱獄王と呼ばれた脱獄犯のエピソードも紹介されています。
敷地内には、水門や刑務所職員官舎、味噌や醤油の蔵、漬物庫、耕転庫など、囚人や監守たちの生活のための施設も展示されています。
こちらは、ニポポ。
釧路地方裁判所網走支部の法廷復原棟。
裁判官が1人で行う単独審の法廷と3人で行う合議審の法廷、それぞれの様子が再現されています。
実は仕事で裁判に出席したことがあり、この法廷を実際に見たことがありますが、ドラマなどでよく見る法廷よりも、こちらの法廷の方に近い感じでした。
こちらの裁判所で裁かれた冤罪事件についての解説もありました。
囚人たちが監獄の外で作業する時に使われた休泊所。
鍛冶作業をしている様子も。
監獄歴史館の中へ。監獄の歴史や当時の囚人たちの暮らしが紹介されています。
こちらは現在の刑務所の雑居房と単独房の様子。
現在の刑務所は、冷暖房完備、テレビ付き、食事も3食とも安価でなかなか豪華(少なくとも私よりは栄養バランスの良い食事のようです)…など、かなり厚遇されていると、賛否両論となっているようです。
しかし、明治時代の監獄は、かなり厳しい状況下に置かれていたようです。
こちらのコーナーでは、北海道開拓の大動脈となった中央道路建設にまつわる囚人たちの辛い歴史の映像を観ることが出来ます。
明治維新後、国事犯や政治犯などが非常に増えて、全国の刑務所が足りなくなってしまい、その労働力を北海道の開拓、道路建設に使う目的で網走刑務所が出来たそうです。1年で網走から北見峠までの160㎞の道路を開通させるほど、かなり過酷な労働で死者も数多く出たそうです。
作業は、このように足かせをつけながらだったそうです。囚人とはいえ、国事犯や政治犯などは当時の国の方針に逆らった罪、明治維新後の混乱した日本で、本当に公平な裁判を受けて収監されたのかも定かではない…
この囚人の過酷な労働については、『二重の刑が科せられるのはいかがか』と社会問題となり、すぐに中止になったようですが、北海道開拓の陰で、こういったことがあったなんて知りませんでした。
私が今回北海道に来てから走っている国道も、こうやって作られたんだなぁ~と。
囚人たちによる農作業の様子。
網走監獄といえばこちらの建物が有名です。五翼放射状平屋舎房と言われる旧網走監獄の舎房。
最大700名が収容出来、明治45年から昭和59年まで使われていた建物です。
放射状に広がる5棟の舎房の中心に見張り所が設けられています。
向かい合った房が並ぶ廊下には、長いパイプのストーブがあります。
房の中は、簡素なトイレがあるだけです。
斜め格子という造り。向かい合った房同士は中が見えないようになっていますが、廊下の中心に立つと、一度に両方の房の中を見ることが出来るようになっています。
浴場です。お風呂は週に2,3回だそうです。案外回数が多いようにも思いますが、集団生活をしているために衛生管理がとても大事だったからだそうです。
独立型の独居房。他にも、まったく光の入らない懲罰房もあります。
教誨堂。演芸会や映画鑑賞会なども行われたそうです。重要文化財に指定されています。
次に向かったのが、網走監獄から車で5分も掛からないところにあるオホーツク流氷館。2015年8月にリニューアルオープンしたばかりで、とてもきれいな施設でした。
大きなニポポがありますね。
そしてこちらはNHKの受信塔。実は前日泊まった部屋から見えていたのが、こちらの丘にあるたくさんの塔でした。
流氷館、ここではマイナス15度の世界を体験することが出来ます。
防寒服を着て、なぜかタオルを受け取って中へ…
この日外は晴天で気温も30度以上あり、網走監獄散策でものすごく汗をかいたので、実はこのマイナス15度が全然寒くなかった~ 一気に涼めたのでした。
流氷を実際に触ることでもできますヨ。
そして、受付で受け取ったタオル。『中に入ったら、ブンブン振り回してみてください』と。
一緒に入った子供たちも楽しそうに、ブンブン。私もブンブン。見事にタオルが凍りました。
展示室では、流氷に関する解説パネルがあって、流氷について知ることが出来ます。
流氷って、冬になったら来るものと漠然と思ってたけど、1月下旬から2月半ばが接岸のピークだそうです。実は北半球の中で流氷が接岸する一番南端がこの網走あたりだそうです。
流氷の映像が見られるシアターもあって、その迫力に圧倒されました。
実際に見てみたいなぁ~ 流氷観光砕氷船おーろら号や流氷ノロッコ号という観光列車も盛況だそうですね。前日に行ったサロマ湖にも流氷が接岸するそうなので、一度冬の北海道旅行に行ってみたい~ ちょっと勇気がいるけど(;'∀')
オホーツク海に住む魚たちの展示も。
流氷館の屋上は展望台になっています。
360度のパノラマ。西に網走湖と能取湖、北東にオホーツク海と知床連山。本当に素晴らしい景色です。
知床連山。明日はあの辺りまで行くんだなぁ~
残念ながら、網走湖畔が冠水している様子もよく分かりました。網走川の大曲地区、こちらもひまわりの畑で有名ですが、このあたりも冠水しているようでした。
大きな展望窓のあるカフェレストランで休憩タイム。抹茶クリームあんみつを。揚げもちが入っていて、香ばしくて美味しかったです。
網走を後にして、国道244号線、斜里国道を斜里町方面へ。その途中にあるのが、小清水原生花園。濤沸湖(とうふつこ)とオホーツク海に挟まれた8㎞ほどの砂丘一帯に野生の花が咲きます。
実は、前回の旅でもここを訪れていたのでした。摩周湖第一展望台の後、知床へ向かう間に訪れていました。前回は確か小雨が降っていて、こんなに景色の良いところだとは思いませんでした。
JR釧網線の駅。5月から10月だけ臨時停車するそうです。
電車は全然来そうにないので、踏切中央からパチリ。
展望台からは360度、濤沸湖とオホーツク海を見渡せます。知床連山のほかにも斜里岳や海別岳なども見えます。
濤沸湖もキラキラ輝いていて、とても素敵でした
花がたくさん咲いているエリアへは少し歩かなければならないようだったので、展望台周辺から見られるお花たちを少しだけ。
この後は、この日のお宿『オーベルジュ ホテル清さと』さんのある斜里町へ向かいました。
田園地帯の中にあるお宿で、周りにはな~んにもありません(^^; こんな田舎の町に…失礼、こんなのんびりとしたところに、こういうオシャレなお宿があるのはちょっと意外でした。
ホテルの駐車場に着くと、スタッフさんがすぐに出迎えてくれました。『ももん様ですね。お待ちしておりました~』と、車からスーツケースを降ろして、ロビーまで運んでくれました。なかなか、期待出来そうじゃないですか~
ロビーも外環同様、おしゃれな感じです。まずはロビーのソファで、ウェルカムドリンクとトウモロコシを戴きながらのチェックイン。このトウモロコシ、地元産のものだそうで、びっくりするほど美味しかったぁ~
2階建てのホテルで全部で13室しかない小さなお宿です。お部屋は片側一列に配置されているようで、この長い廊下、片側が一面ガラスタイルになっているので、とても印象的。
そして、この長い廊下には、地元の写真家、後藤昌美さんの写真パネルが展示されています。
とても可愛い北海道ならではの動物たちの写真がたくさん飾ってあって、廊下を通る度にワクワクした気分になります。
お部屋は露天風呂付の洋室ツイン。広々としていて、調度品もシンプルで落ち着けます。
リビングの一人用のソファは回転式で、とてもリラックス出来ます。
露天風呂も広い しかも石造りで寝湯が出来るようにもなっています。
露天風呂の隣にはウッドデッキがあって、目の前に広がる林の緑がとても素敵。
洗面所はシンプルですが、椅子が置いてあるのでGood。
ドリップ式のコーヒーはサービス、冷蔵庫の中には、夜食用のパンとブルーベリーが。
ホテルにも大浴場の温泉と露天風呂があるので、まずはそちらの方へ。
大浴場もホテルの規模の割には広かったんですが、何より露天風呂が広い 部屋の露天風呂と同じ石造り。源泉掛け流しのナトリウム一塩化物強塩泉です。早めのチェックインだったし、この日は平日で私を入れて5組しかお客さんがいなかったので、なんとこの露天風呂、貸切状態でした。贅沢~
お風呂上りに、オホーツク流氷館で買った地ビール『流氷DRAFT』を。なんと青いビールです。
網走監獄のお土産屋さんで買ったキティちゃんのフェイスタオルは妹へのお土産。北海道の名産品が書かれたバスタオルは自分用(^^; 地ビール2種類の他に、ジャガイモ焼酎のセット。
そして夕食。オーベルジュということで、地産地消に拘ったフレンチのコースです。
最初のお酒は、オペラ・ブリュというスパークリングワイン。
アミューズ、食前のささやかなお楽しみ。車エビとアスパラのサラダ仕立て、バルサミコ酢。このアスパラがとてもプリプリでジューシー。
オードブル。積丹産ホッケのマリネ 網走湖産しじみ醤油ソース。清里産金時豆のムース 生雲丹添え。道産かすべほほ肉の清里産バジルソース和え。
かすべとはエイのことだそうです。こちらではから揚げにして食べることが多いそうです。
どれも、美味しい~
2杯目は、山崎ワイナリーのシャルドネ2015年。
と、そこに…隣のテーブルのお客さんが窓の外を見て騒ぎ出したので、よく見てみると…
キタキツネが~ 窓が大きなガラス窓になっていて、5組とも窓際の席だったので、それぞれキタキツネを見ることが出来ました。
あんまり急いで撮ったので、ボケボケの写真になっちゃいましたが(;'∀')
若いキタキツネは警戒心が薄く、食べ物を求めて人里によくやってくるそうです。隣のお客さんは、部屋のウッドデッキのところにもキタキツネがやってきたんですよって言ってました。
実は冬場には、野鳥などもたくさんこのテラスにやってくるとのことで、朝食の時に写真を見せてもらいました。やっぱり北海道ってかんじですね~
お料理の続き。
スープ。斜里産トマトと清里野菜の冷静スープ。美味
パンはライ麦パンとフランスパン。このホイップバターが、めちゃくちゃ美味しかったです。
魚料理。オホーツク産帆立貝柱の清里焼酎ポッシェ 道産雑穀リゾット添え 毛蟹・生海苔バターソース。ロマネスコカリフラワーという野菜も。
魚料理二品目。オホーツク産キンキの清里秀峰そば粉フリッター 清里産青じそ風味の照り焼きソース。
お肉料理へ行く前に、次のワインを。八剣山ワイナリーのメルロー2014年。赤です。
肉料理。幌延産合鴨のロースト 清里産梅酢味噌ソース。
そしてデザート。キイチゴのシャーベット、ブルーベリータルト、緑茶のブランマルシェ。飲み物はブルーベリーティーを戴きました。
ほんとにどのお料理ともに、見た目も味も素晴らしいものばかりでした。ダイニングの雰囲気も良く、お料理やお酒の運ばれてくるタイミングも良く、接客も素晴らしかったです。
こちらのホテル、支配人ご夫婦の他にはスタッフさんが2人しかいないそうで、かなり忙しいはずなのに、丁寧な接客でお料理の説明もしっかりとしていたし、お客さんとの会話もさりげなくしていて、とても好感が持てました。
夕食の最後に、朝食メニューを洋食か和食から選ぶんですが、どちらも美味しそう~
この日買ったお土産のジャガイモの焼酎、こちらの清里町で作られているそうで、メニュー表にも紹介されてましたヨ。
夕食後、21時頃に部屋の露天風呂へ。
ほんとにびっくりするほどの満天の星空が広がっているではありませんか~ もう何年も見たことがないような、圧巻の星空。
星を眺めながら寝湯。もう、ほんとに最高でした
でも、もう一度寝る直前に入った時には、残念ながら雲が出てきていて、星空はほとんど見えなくなっていました。なので、先ほど入っていなければ、満天の星空に出会うことが出来なかったんだなぁ~と。セーフでした~
6日目へ続く。
免疫力アップ大作戦!㉙北海道4日目 [旅行]
北海道旅行4日目。なんとこの日の朝、北海道に台風が上陸!しかもこの日泊まっているお宿のすぐ近くを台風は通り抜け、この日向かう予定の網走方面からオホーツクに抜けるという。
9時過ぎに宿を出発する予定だったけど、台風の通過がちょうど9時ぐらいだったので、チェックアウトは10時にしました。激しい風雨の中の運転は危ないし・・・
朝の6時過ぎから、TVの台風情報をかぶりつきで見てました。
・・・その後のこの日のスケジュールについて書く前に、まずは朝ごはんのお話。
前日と同じレストランで、和洋バイキング。
メニューの数は、客室数やホテルの規模からすると多いほうかな。北海道ならではのお料理もあったし、私の好きなたらこも でも炊き込みご飯があったので、たらこの出番がなかった~
デザートも朝から充実。手作りプリン、美味しかった
レストランの窓から見えるお庭の木々たち。左右、同じ写真じゃありませんヨ。左端の木の枝の位置に注目。すごい角度で揺れているの、分かりますか?
ちょうどこの頃、このホテルのある川湯温泉付近を台風が通過しつつあるのでした。
部屋から見た外の様子。
10時前にチェックアウトした時も、まだ大雨。ホテルのスタッフさんが、『荷物はここに置いといて、車を玄関前に横付けしてください』と言ってくれて、車に荷物も積んでくれたので助かりました。
そして、川湯温泉ホテル欣喜湯さんの採点です。
部屋3、お風呂5、夕食5、朝食4、接客サービス4、癒され度4、コスパ4
総合評価は…4.1
じゃらんの口コミでは3.9.
とにかく、お風呂が強酸性泉で刺激的だったけど、THE・温泉って感じで良かったです。
夕食のジャガイモ尽くし料理も、今までに食べたことがないコース料理で、驚きがあり、ワクワク感満載でした。ジャガイモって地味な食材だけど、いい味出してますよね~ いろいろな調理法で出されたお料理、全部美味しかったです。
なので、お風呂と夕食は5点満点。
4点は朝食、接客サービス、癒され度、コスパ。実はどれも5点に近い4点です…が、じゃあ5点にしたら?と言われると、減点要因はないものの、やっぱり4点かなぁ~という感じ。
朝食も充実していたし、美味しかった。
接客サービスも、レストランでの気配りや食事が運ばれてくるタイミングなどもちょうど良かったです。お酒を頼んでもすぐに持ってきてくれたり。部屋を和洋室にグレードアップしてくれたのも良かったです。
癒され度は、畳の上でゴロンと寝転べたのが気持ち良かったです。
コスパ、前日のお宿と比べると半額以下なので、相応にリーズナブル。
唯一の3点はお部屋。
和洋室にグレードアップしてもらえたのは良かったですが、まあ、普通かな~ 眺望がなかったことと、他の部屋から見える位置だったのがちょっと残念。
高級宿のカテゴリーではないけど、夕食もお風呂もすごく良かったし、接客サービスも心地良いお宿だったので、また泊まりたいなぁ~と思います。
まだ雨の中、宿を出発して、まずは近くのガソリンスタンドへ。北海道は大きな町同士の間隔が遠く、ガソリンスタンドもそれなりに大きな町にしかありません。なので、早めの給油を心掛けました。これ、大事です
美幌峠から国道243、238、242号線を経て、太陽の丘えんがる公園のある遠軽町に行く予定でしたが…
なんと 美幌峠に向かう243号線が通行止めになっていた~ 和琴温泉や屈斜路湖プリンスホテルを過ぎたところにパーキングがあるんですが、その先が通行止めになっていて、道路管理者の方が待機してました。
実は、この頃には青空が出てすっかり雨も風も止んでいたので、悪天候でもないし大丈夫かなぁ~と思っていたんですが、倒木のために通行止めになっているそうです。
北海道の道は国道が一本道のところが多いので、町を抜けた辺りに、このような通行止めの柵が用意されているところがたくさんあります。悪天候や雪などの時にすぐに通行止め出来る体制になっているようですね。
ただ、この美幌峠を通れないとなると…パーキングで地図とにらめっこしながら、迂回路を探しました。とりあえず、朝出発したばかりの川湯温泉へもう一度引き返して、屈斜路湖の北岸を走る道道102号線を行くことに。
川湯温泉に引き返したので、もう一度砂湯を通りました。雨で湖の水量が増したのか、前日たくさんあった穴がきれいさっぱりと消失していました。
102号線をしばらく走ると…藻琴山展望駐車公園という展望台がありました。
なんと、思いも掛けず、屈斜路湖を一望
美幌峠からの屈斜路湖の眺めはとても素晴らしいので有名ですが、こちらの展望台からの眺めも素晴らしかったです。美幌峠は前回行っているので、新たな発見。
道道102号線から美幌を経由して、国道39、333号線でサロマ湖展望台へ。
あまり事前のリサーチをせずに決めたところなので…そのことを悔やまれるほど、ものずごくサバイバルな感じになりました。
サロマ湖展望台へは、国道238号線から林道へ入っていくんですが、この林道がものすご~いダート道。車幅は1車線の上に、ものすごい凸凹の悪路。神の子池へのダート道の数段上を行ってました(;'∀') この道が5㎞も続くのです。対向車がきたら待避所へ譲り合って走らなければなりません。
サロマ湖を一望できる名所というだけあって、さぞかし観光客も多いだろう…と思っていたら、このダート道の故、観光バスどころか一般車もほとんど走ってません。この5㎞の間に後続車なし、対向車も3台しか出会いませんでした。それだけ寂しい状況の中、凸凹を避けて走りながら、『ほんとにこの道で大丈夫なんだろうか~』と。
一人で走るには、かなり勇気がいる道でした。しかも、トイレに行きたくなってきた
『ヤバいぞ~ ヤバいぞ~』と思っていたら三叉路に出て、そこに車2,3台が停められるスペースが。なんとそこにトイレがあるではありませんか~ 神の恵み
このトイレがある三叉路の一つを行った先に、大きな駐車場がありました。あれだけ寂しい林道の先に、こういう場所があることが少し不思議でした。
この広い駐車場、私が到着した時は2台の車が停まっていて、2組の先客がいました。『良かった~ 人がいて~(^^;』
展望台へは駐車場横の階段を上って行くんですが、それがまた、この階段がかなりの段数。何とか頑張って上ると、展望台が見えてきました。
そして、展望台に上がると…
『なんだぁ~ この絶景は~』
見事にサロマ湖が一望出来たのでした。
サロマ湖は日本で3番目に大きな湖で、オホーツク海との間に長い砂洲があることで有名です。時間があれば、この砂洲の先端まで行ってみたかったですが、こちらの展望台からの眺めだけでも充分。
このサロマ湖展望台は標高376mの幌岩山の頂上にあって、サロマ湖を見るには一番眺めが良いそうです。右手奥には、知床連山も見えました。
サロマ湖を後にして、国道238号線オホーツク国道を走り、能取湖畔を経て、網走湖へ。
この日のお宿『北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート』さんに到着。
こちらのお宿には大きな暖炉を備えたメインラウンジがあって、飲み物などのサービスがあります。このメインラウンジだけでなく、いろいろな椅子のギャラリーやバーなどもあって、北方民族とオホーツクをテーマにした空間が演出されています。
このメインラウンジで、ウェルカムドリンクと手作りプリンを戴きながらのチェックイン。
お部屋は、特別フロア古の座の露天風呂付和洋室。この特別フロア、お部屋までの廊下がかなりゴージャスでした。
間接照明や北欧民芸品などが飾られていて、シックな感じのお部屋です。
ウッドデッキには露天風呂もあります。
デッキには違うタイプの椅子が二つ、のんびりくつろげます。
ウッドデッキから見た眺め。残念ながら、2階なので網走湖は見えませんが、それでも林や丘の緑色が清々しいです。
いつもは部屋に到着すると、まずは部屋の設備やアメニティなどを確認しながらの撮影タイム。そこでだんだんテンション上がっていくパターンが多いんですが、今回はちょっと逆パターンに。
マッサージチェア、オーディオやCDも用意されていたんですが…マッサージチェアは体に合わず痛かったので、やってみてすぐに止めました。オーディオもなぜかCDが再生出来ず。
コーヒーマシンや冷蔵庫に飲み物(有料だけど)があるのはOK。ただ、コーヒーマシンセットは棚の引き出しに、冷蔵庫も棚の扉の奥にあったので、いちいち引き出したり、二つの扉を開けなければならないのが、ちょっと手間。
そして驚いたことに…リビングから洗面所、ウッドデッキに行く間に、10~12センチほどの段差が けっこう頻繁に行き来する動線の中に、こんなに高い段差があるのにはびっくりでした。バリアフリーどころか、健常者でもけっこう危ない 実際、慣れるまでは足を踏み外しそうになりました。
洗面所はおしゃれな感じの造りで、洗面台も二つあり、アメニティも充実していました…が、
なんと、洗面ボウルの脇に、使用済みのカミソリが~ 見えにくい位置にあったとはいえ、使用済みのアメニティが残っているのって気持ち悪いですよね。ここで一気にテンション下がりました…
それから、洗面所のドアが内開きだったので、ドアを開けたままでは洗面台を使えなかったのと、洗面台が2つある割には、洗面所のスペースが狭かった…同時に二人が使うのはかなりキツイ。リビングルームが広いのに洗面所は狭い、二人同時に使えるように洗面台が2つあるのに狭くて二人同時に使えない…このアンバランスさが変な感じ。
そして極めつけは、こちら、コンセント~
洗面所に4口、冷蔵庫やコーヒーマシンのある棚周りに8口、リビングのテレビ周りに2口。自由に使えるコンセントが14口もあるにもかかわらず、ベッド周りには0。このアンバランスさにびっくり。旅先では6種類ほどの機器の充電が必要になるので、コンセントの数とどこにあるかが大事になってくるんですが…ベッド周りに最低2口くらいは欲しいところです。
写真には撮ってませんが、けっこう厚手のしっかりとした作務衣が用意されていたんですが…サイズ選択の自由度がなくて、着れませんでした
と、こんな感じにいろいろなことが?と思うようなアンバランスさが気持ち悪く、凝った造りになっているにも関わらず、なんとも居心地の悪いかんじのお部屋。
テンション下がったまま、宿の大浴場へ。
宿の温泉、内湯は広くて、洗い場も仕切りがあって良かったけど、露天風呂はけっこう狭かったです。野趣溢れた感を演出するためか、露天風呂の中央に大きな岩があるんですが、そのために元々狭いのに更に狭くなってます。誰かが入っていたら、湯船内を移動するのはちょっとためらわれる感じ。
なので、露天風呂は貸し切り状態だったにもかかわらず、落ち着かず、早々に引き上げました。
部屋に戻って、部屋の露天風呂に入った後、夕食会場へ。
お食事処は個室。ただこの場合、間仕切りが天井まではないために、隣の声が良く聞こえるんですよね。さらに、テーブルの位置が通常のフロアよりも近くに配置されていることになるので、その分声も良く聞こえるのです。見た目は個室なんだけど、耳はまったく個室ではない。。。
それに個室だとスタッフを呼びにくく、けっこうストレス溜まることがあるんだけど…とりあえず呼び鈴のブザーがあるので、そこはOK。
席に着くと周りはとても静かで、『個室NGの心配は要らないかも~』と。
お料理は、灯灯御膳という和会席。
先付け、雲丹ロワイヤル。雲丹の下にはコンソメのジュレになっていて、美味しかったです。
宿泊プランについているとのことで、まずはシャンパンをいただきました。
前菜。右から、オクラの生ハムまき、鯨のたたき、かすべの煮凝り、北海縞海老、スモークサーモン、帆立柚子。どれも美味です。
お造り。牡丹海老、まぐろ、赤鰈(カレイ)、北寄貝、梅貝。牡丹海老の身がプリプリ
2番目のお酒は、千歳鶴のなまら超辛。日本酒なのにこのグラス 吞兵衛さんはけっこう一度にたくさん入るグラス、好きなんですヨ。
この頃までは静かで落ち着いてリラックスしながら食べていたんですが…
次の時間帯スタートのお客さんがけっこう増えてきて、フロアはだんだん騒がしくなってきました。そして、隣の個室にもお客さんが案内されました。
すると、隣のお客さんが席に着くなり、何やらクレームを言い始めた 足の悪い年配のおばさまとその娘さんらしき3人グループ。どうやら、足が悪いのでと予約時に伝えてあったにもかかわらず、何か不都合があったようでした。足の悪いお母さんの方は控えめな感じなんだけど、娘さんがかなり怒ってました。
すると、たぶん支配人らしき人が隣の個室に謝罪にやってきて…懸命な謝罪。そして『ご迷惑をおかけしたお詫びに、こちらはサービスの一品です』と。娘さんの怒りは収まってきて、今度は運ばれてくるお料理のことをいろいろと聞くようになり、スタッフさんも『クレーム客だから』というように、かなり時間を割いて丁寧に受け答えしてました。
…と、こういうやり取りをしているのが丸聞こえ。その間、こちらのお料理はなかなか運ばれてこなくなり…お酒もなくなり…ブザーでスタッフさんを呼んでも、すぐには来てもらえず…
さっきまでいい感じだったのに、お客さんが増えてからは一気に気分を害したのでした。
誰かが怒っているのとかひたすら謝っているのとかは聞いていて良い気分じゃないし、こちらにはないのに別のお客さんにはサービスがつけられるのも気分悪いし。
隣の話し声以外にも、赤ちゃんがず~っと泣き続けてたし。。。このお宿、和会席やフレンチコースだけでなく、バイキングも選択できるようになっています。和会席やフレンチは、静かに食事を楽しみたい人が選択することが多いのだから、赤ちゃん連れだとバイキングを選択ししてほいなぁ~と思ったり。
この後のお料理、味は美味しかったんだけど、待ちくたびれて、隣の声と赤ちゃんの泣き声でストレスMAXの状態だったので、ゆっくり味わえませんでした。
めんめの塩麹鍋。めんめとは、きんきのことだそうです。
オホーツク産塩ゆで毛ガニ。
帆立ベーコン巻きフライ。
ここで3番目のお酒、シャルドネを。お料理が和洋折衷なので、お酒も日本酒からワインへシフト。
津別産流氷和牛のはりはり蒸し。
北海道産ななつぼし米釜飯。いくら添え。椀物はシジミ汁。
デザートは、夕張メロンとぶどう、ケーキ。
最後の方は、とにかく早く部屋に戻りたかったので、ただ黙々と食べ続けました。お料理の味はそれぞれに美味しかっただけに、なんとも残念な夕食でした。
ただこのまま気分を害したままではNG。夕食後にフェイシャルエステの予約をしてあったので、エステルームへ。フェイシャルエステは、ハワイでの結婚式の前にブライダルエステでやってもらった以来2回目。
このエステティシャンの方の接客がとても丁寧で、フェイシャルエステの気持ち良さと相まって、すっかり気分を取り戻したのでした。
エステから戻った後、畳の上でゴロンとしていたら…なんと、寝てました。起きたら夜中 思い切りリラックスしてました~
5日目へ続く。
9時過ぎに宿を出発する予定だったけど、台風の通過がちょうど9時ぐらいだったので、チェックアウトは10時にしました。激しい風雨の中の運転は危ないし・・・
朝の6時過ぎから、TVの台風情報をかぶりつきで見てました。
・・・その後のこの日のスケジュールについて書く前に、まずは朝ごはんのお話。
前日と同じレストランで、和洋バイキング。
メニューの数は、客室数やホテルの規模からすると多いほうかな。北海道ならではのお料理もあったし、私の好きなたらこも でも炊き込みご飯があったので、たらこの出番がなかった~
デザートも朝から充実。手作りプリン、美味しかった
レストランの窓から見えるお庭の木々たち。左右、同じ写真じゃありませんヨ。左端の木の枝の位置に注目。すごい角度で揺れているの、分かりますか?
ちょうどこの頃、このホテルのある川湯温泉付近を台風が通過しつつあるのでした。
部屋から見た外の様子。
10時前にチェックアウトした時も、まだ大雨。ホテルのスタッフさんが、『荷物はここに置いといて、車を玄関前に横付けしてください』と言ってくれて、車に荷物も積んでくれたので助かりました。
そして、川湯温泉ホテル欣喜湯さんの採点です。
部屋3、お風呂5、夕食5、朝食4、接客サービス4、癒され度4、コスパ4
総合評価は…4.1
じゃらんの口コミでは3.9.
とにかく、お風呂が強酸性泉で刺激的だったけど、THE・温泉って感じで良かったです。
夕食のジャガイモ尽くし料理も、今までに食べたことがないコース料理で、驚きがあり、ワクワク感満載でした。ジャガイモって地味な食材だけど、いい味出してますよね~ いろいろな調理法で出されたお料理、全部美味しかったです。
なので、お風呂と夕食は5点満点。
4点は朝食、接客サービス、癒され度、コスパ。実はどれも5点に近い4点です…が、じゃあ5点にしたら?と言われると、減点要因はないものの、やっぱり4点かなぁ~という感じ。
朝食も充実していたし、美味しかった。
接客サービスも、レストランでの気配りや食事が運ばれてくるタイミングなどもちょうど良かったです。お酒を頼んでもすぐに持ってきてくれたり。部屋を和洋室にグレードアップしてくれたのも良かったです。
癒され度は、畳の上でゴロンと寝転べたのが気持ち良かったです。
コスパ、前日のお宿と比べると半額以下なので、相応にリーズナブル。
唯一の3点はお部屋。
和洋室にグレードアップしてもらえたのは良かったですが、まあ、普通かな~ 眺望がなかったことと、他の部屋から見える位置だったのがちょっと残念。
高級宿のカテゴリーではないけど、夕食もお風呂もすごく良かったし、接客サービスも心地良いお宿だったので、また泊まりたいなぁ~と思います。
まだ雨の中、宿を出発して、まずは近くのガソリンスタンドへ。北海道は大きな町同士の間隔が遠く、ガソリンスタンドもそれなりに大きな町にしかありません。なので、早めの給油を心掛けました。これ、大事です
美幌峠から国道243、238、242号線を経て、太陽の丘えんがる公園のある遠軽町に行く予定でしたが…
なんと 美幌峠に向かう243号線が通行止めになっていた~ 和琴温泉や屈斜路湖プリンスホテルを過ぎたところにパーキングがあるんですが、その先が通行止めになっていて、道路管理者の方が待機してました。
実は、この頃には青空が出てすっかり雨も風も止んでいたので、悪天候でもないし大丈夫かなぁ~と思っていたんですが、倒木のために通行止めになっているそうです。
北海道の道は国道が一本道のところが多いので、町を抜けた辺りに、このような通行止めの柵が用意されているところがたくさんあります。悪天候や雪などの時にすぐに通行止め出来る体制になっているようですね。
ただ、この美幌峠を通れないとなると…パーキングで地図とにらめっこしながら、迂回路を探しました。とりあえず、朝出発したばかりの川湯温泉へもう一度引き返して、屈斜路湖の北岸を走る道道102号線を行くことに。
川湯温泉に引き返したので、もう一度砂湯を通りました。雨で湖の水量が増したのか、前日たくさんあった穴がきれいさっぱりと消失していました。
102号線をしばらく走ると…藻琴山展望駐車公園という展望台がありました。
なんと、思いも掛けず、屈斜路湖を一望
美幌峠からの屈斜路湖の眺めはとても素晴らしいので有名ですが、こちらの展望台からの眺めも素晴らしかったです。美幌峠は前回行っているので、新たな発見。
道道102号線から美幌を経由して、国道39、333号線でサロマ湖展望台へ。
あまり事前のリサーチをせずに決めたところなので…そのことを悔やまれるほど、ものずごくサバイバルな感じになりました。
サロマ湖展望台へは、国道238号線から林道へ入っていくんですが、この林道がものすご~いダート道。車幅は1車線の上に、ものすごい凸凹の悪路。神の子池へのダート道の数段上を行ってました(;'∀') この道が5㎞も続くのです。対向車がきたら待避所へ譲り合って走らなければなりません。
サロマ湖を一望できる名所というだけあって、さぞかし観光客も多いだろう…と思っていたら、このダート道の故、観光バスどころか一般車もほとんど走ってません。この5㎞の間に後続車なし、対向車も3台しか出会いませんでした。それだけ寂しい状況の中、凸凹を避けて走りながら、『ほんとにこの道で大丈夫なんだろうか~』と。
一人で走るには、かなり勇気がいる道でした。しかも、トイレに行きたくなってきた
『ヤバいぞ~ ヤバいぞ~』と思っていたら三叉路に出て、そこに車2,3台が停められるスペースが。なんとそこにトイレがあるではありませんか~ 神の恵み
このトイレがある三叉路の一つを行った先に、大きな駐車場がありました。あれだけ寂しい林道の先に、こういう場所があることが少し不思議でした。
この広い駐車場、私が到着した時は2台の車が停まっていて、2組の先客がいました。『良かった~ 人がいて~(^^;』
展望台へは駐車場横の階段を上って行くんですが、それがまた、この階段がかなりの段数。何とか頑張って上ると、展望台が見えてきました。
そして、展望台に上がると…
『なんだぁ~ この絶景は~』
見事にサロマ湖が一望出来たのでした。
サロマ湖は日本で3番目に大きな湖で、オホーツク海との間に長い砂洲があることで有名です。時間があれば、この砂洲の先端まで行ってみたかったですが、こちらの展望台からの眺めだけでも充分。
このサロマ湖展望台は標高376mの幌岩山の頂上にあって、サロマ湖を見るには一番眺めが良いそうです。右手奥には、知床連山も見えました。
サロマ湖を後にして、国道238号線オホーツク国道を走り、能取湖畔を経て、網走湖へ。
この日のお宿『北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート』さんに到着。
こちらのお宿には大きな暖炉を備えたメインラウンジがあって、飲み物などのサービスがあります。このメインラウンジだけでなく、いろいろな椅子のギャラリーやバーなどもあって、北方民族とオホーツクをテーマにした空間が演出されています。
このメインラウンジで、ウェルカムドリンクと手作りプリンを戴きながらのチェックイン。
お部屋は、特別フロア古の座の露天風呂付和洋室。この特別フロア、お部屋までの廊下がかなりゴージャスでした。
間接照明や北欧民芸品などが飾られていて、シックな感じのお部屋です。
ウッドデッキには露天風呂もあります。
デッキには違うタイプの椅子が二つ、のんびりくつろげます。
ウッドデッキから見た眺め。残念ながら、2階なので網走湖は見えませんが、それでも林や丘の緑色が清々しいです。
いつもは部屋に到着すると、まずは部屋の設備やアメニティなどを確認しながらの撮影タイム。そこでだんだんテンション上がっていくパターンが多いんですが、今回はちょっと逆パターンに。
マッサージチェア、オーディオやCDも用意されていたんですが…マッサージチェアは体に合わず痛かったので、やってみてすぐに止めました。オーディオもなぜかCDが再生出来ず。
コーヒーマシンや冷蔵庫に飲み物(有料だけど)があるのはOK。ただ、コーヒーマシンセットは棚の引き出しに、冷蔵庫も棚の扉の奥にあったので、いちいち引き出したり、二つの扉を開けなければならないのが、ちょっと手間。
そして驚いたことに…リビングから洗面所、ウッドデッキに行く間に、10~12センチほどの段差が けっこう頻繁に行き来する動線の中に、こんなに高い段差があるのにはびっくりでした。バリアフリーどころか、健常者でもけっこう危ない 実際、慣れるまでは足を踏み外しそうになりました。
洗面所はおしゃれな感じの造りで、洗面台も二つあり、アメニティも充実していました…が、
なんと、洗面ボウルの脇に、使用済みのカミソリが~ 見えにくい位置にあったとはいえ、使用済みのアメニティが残っているのって気持ち悪いですよね。ここで一気にテンション下がりました…
それから、洗面所のドアが内開きだったので、ドアを開けたままでは洗面台を使えなかったのと、洗面台が2つある割には、洗面所のスペースが狭かった…同時に二人が使うのはかなりキツイ。リビングルームが広いのに洗面所は狭い、二人同時に使えるように洗面台が2つあるのに狭くて二人同時に使えない…このアンバランスさが変な感じ。
そして極めつけは、こちら、コンセント~
洗面所に4口、冷蔵庫やコーヒーマシンのある棚周りに8口、リビングのテレビ周りに2口。自由に使えるコンセントが14口もあるにもかかわらず、ベッド周りには0。このアンバランスさにびっくり。旅先では6種類ほどの機器の充電が必要になるので、コンセントの数とどこにあるかが大事になってくるんですが…ベッド周りに最低2口くらいは欲しいところです。
写真には撮ってませんが、けっこう厚手のしっかりとした作務衣が用意されていたんですが…サイズ選択の自由度がなくて、着れませんでした
と、こんな感じにいろいろなことが?と思うようなアンバランスさが気持ち悪く、凝った造りになっているにも関わらず、なんとも居心地の悪いかんじのお部屋。
テンション下がったまま、宿の大浴場へ。
宿の温泉、内湯は広くて、洗い場も仕切りがあって良かったけど、露天風呂はけっこう狭かったです。野趣溢れた感を演出するためか、露天風呂の中央に大きな岩があるんですが、そのために元々狭いのに更に狭くなってます。誰かが入っていたら、湯船内を移動するのはちょっとためらわれる感じ。
なので、露天風呂は貸し切り状態だったにもかかわらず、落ち着かず、早々に引き上げました。
部屋に戻って、部屋の露天風呂に入った後、夕食会場へ。
お食事処は個室。ただこの場合、間仕切りが天井まではないために、隣の声が良く聞こえるんですよね。さらに、テーブルの位置が通常のフロアよりも近くに配置されていることになるので、その分声も良く聞こえるのです。見た目は個室なんだけど、耳はまったく個室ではない。。。
それに個室だとスタッフを呼びにくく、けっこうストレス溜まることがあるんだけど…とりあえず呼び鈴のブザーがあるので、そこはOK。
席に着くと周りはとても静かで、『個室NGの心配は要らないかも~』と。
お料理は、灯灯御膳という和会席。
先付け、雲丹ロワイヤル。雲丹の下にはコンソメのジュレになっていて、美味しかったです。
宿泊プランについているとのことで、まずはシャンパンをいただきました。
前菜。右から、オクラの生ハムまき、鯨のたたき、かすべの煮凝り、北海縞海老、スモークサーモン、帆立柚子。どれも美味です。
お造り。牡丹海老、まぐろ、赤鰈(カレイ)、北寄貝、梅貝。牡丹海老の身がプリプリ
2番目のお酒は、千歳鶴のなまら超辛。日本酒なのにこのグラス 吞兵衛さんはけっこう一度にたくさん入るグラス、好きなんですヨ。
この頃までは静かで落ち着いてリラックスしながら食べていたんですが…
次の時間帯スタートのお客さんがけっこう増えてきて、フロアはだんだん騒がしくなってきました。そして、隣の個室にもお客さんが案内されました。
すると、隣のお客さんが席に着くなり、何やらクレームを言い始めた 足の悪い年配のおばさまとその娘さんらしき3人グループ。どうやら、足が悪いのでと予約時に伝えてあったにもかかわらず、何か不都合があったようでした。足の悪いお母さんの方は控えめな感じなんだけど、娘さんがかなり怒ってました。
すると、たぶん支配人らしき人が隣の個室に謝罪にやってきて…懸命な謝罪。そして『ご迷惑をおかけしたお詫びに、こちらはサービスの一品です』と。娘さんの怒りは収まってきて、今度は運ばれてくるお料理のことをいろいろと聞くようになり、スタッフさんも『クレーム客だから』というように、かなり時間を割いて丁寧に受け答えしてました。
…と、こういうやり取りをしているのが丸聞こえ。その間、こちらのお料理はなかなか運ばれてこなくなり…お酒もなくなり…ブザーでスタッフさんを呼んでも、すぐには来てもらえず…
さっきまでいい感じだったのに、お客さんが増えてからは一気に気分を害したのでした。
誰かが怒っているのとかひたすら謝っているのとかは聞いていて良い気分じゃないし、こちらにはないのに別のお客さんにはサービスがつけられるのも気分悪いし。
隣の話し声以外にも、赤ちゃんがず~っと泣き続けてたし。。。このお宿、和会席やフレンチコースだけでなく、バイキングも選択できるようになっています。和会席やフレンチは、静かに食事を楽しみたい人が選択することが多いのだから、赤ちゃん連れだとバイキングを選択ししてほいなぁ~と思ったり。
この後のお料理、味は美味しかったんだけど、待ちくたびれて、隣の声と赤ちゃんの泣き声でストレスMAXの状態だったので、ゆっくり味わえませんでした。
めんめの塩麹鍋。めんめとは、きんきのことだそうです。
オホーツク産塩ゆで毛ガニ。
帆立ベーコン巻きフライ。
ここで3番目のお酒、シャルドネを。お料理が和洋折衷なので、お酒も日本酒からワインへシフト。
津別産流氷和牛のはりはり蒸し。
北海道産ななつぼし米釜飯。いくら添え。椀物はシジミ汁。
デザートは、夕張メロンとぶどう、ケーキ。
最後の方は、とにかく早く部屋に戻りたかったので、ただ黙々と食べ続けました。お料理の味はそれぞれに美味しかっただけに、なんとも残念な夕食でした。
ただこのまま気分を害したままではNG。夕食後にフェイシャルエステの予約をしてあったので、エステルームへ。フェイシャルエステは、ハワイでの結婚式の前にブライダルエステでやってもらった以来2回目。
このエステティシャンの方の接客がとても丁寧で、フェイシャルエステの気持ち良さと相まって、すっかり気分を取り戻したのでした。
エステから戻った後、畳の上でゴロンとしていたら…なんと、寝てました。起きたら夜中 思い切りリラックスしてました~
5日目へ続く。
免疫力アップ大作戦!㉙北海道3日目 [旅行]
8月22日、北海道旅行3日目。朝起きると…
前日の台風一過の、見事にきれいな阿寒湖が目の前に広がっていました
部屋の露天風呂を楽しんだ後、朝食へ。前日と同じレストランでのバイキング。
夕食並みのメニューの数。和洋中、デザートまでかなり充実していました。
それでは、こちらのお宿『あかん遊悠久の里鶴雅』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.6
高評価出ました~
満点の5点。
部屋は、大きな一枚窓から阿寒湖が一望出来て、その窓から景色を眺められるようにロッキングチェアとマッサージチェアが置いてあったのが粋だな~と。アメニティや備品も充実していたし、パジャマ、バスローブ、浴衣、作務衣と選択肢が多かったのも良かったです。全体的にそんなに広い部屋ではないけど、和室とフローリングの二間で一人なら充分。
お風呂、部屋の露天風呂は源泉掛け流し、自動で温度調整なのでいつでも入れます。大浴場も露天風呂も、とにかく広くて湯船の種類も多い。眺望も素晴らしくて、小雨でもすごく開放感があって気持ち良かったです。無料の岩盤浴もあったし、脱衣場も広くて清潔。ほんとに宿のお風呂が良かったので、露天風呂付の部屋じゃなくても良かったかも…
朝食、夕食と遜色ないメニューの数で、和洋中、デザートもかなり充実していて、朝からテンション上がりました。
接客サービス、別館利用者専用のロビーでのチェックイン手続きや飲み物などのサービスがあって、特別感が感じられ、フロントや客室案内係の接客もかなり丁寧でした。レストランのスタッフさんの案内もとても感じが良かったです。そして、ホテルのスタッフさんではないけど、外部業者さんが出店しているマッサージ店の若い男性スタッフさんがすごく好青年で、初めて足つぼマッサージをやってもらったけど、ほんとにリラックス出来ました。この仕事に就いてまだ半年という就職したての青年だったけど、マッサージも足つぼも施術が上手で、接客もとても丁寧で、ほんとに気持ちの良い時間を過ごすことができました。ホテルの従業員さんではなくともこれだけの接客が出来る体制、教育がしっかりとなされている感じがしました。
癒され度、部屋の露天風呂、宿のお風呂の気持ちよさに加えて、マッサージと足つぼでほんとに癒されました。
4点の夕食は、とにかくメニューが豊富でなんと100種類以上
和洋中、デザート、郷土料理も豊富で、ほんとに何でもあって、料理を見て回るだけでもワクワク。これだけ充実しているバイキングはなかなかありません。…なので5点でもおかしくないところですが、敢えて厳しいことを言うなら、一品一品の味が普通だったことかな…なので4点。
唯一の3点は、コスパ。
部屋もお風呂も夕食朝食もすべて大満足なんですが、やっぱり高い~ 休前日泊のお一人様、露天風呂付…ということを考えても大台に乗ってるのはね~ もう1万円安ければ4点、もう2万円安ければ文句なしの5点
このお宿は道東を中心にいくつかのホテルを経営している鶴雅グループさんのお宿のひとつ。大手のホテルグループが経営するお宿って、接客がマニュアル化されていたりして意外と融通が利かず、不愉快な思いをすることも過去にはあったのですが…こちらのお宿の接客にはそういうマニュアル化された感がなく、ハード面ソフト面どちらのサービスも充実していて、お客さんが満足するお宿造りをいろいろと考えてやっているなぁ~と。
値段は高いけど、また泊まってみたいお宿でした。
3日目はこのままお天気が良くなるかなぁ~と期待しつつ、摩周湖方面へ。
前回摩周湖の第一、第三展望台へは行ったので、今回は裏摩周展望台を目指します。
ところがこの裏摩周展望台、ナビでは認知せず、簡単な道路地図しかなかったので、とりあえず勘を頼りに向かいました。北海道の道って、郊外に出るととにかく一本道。分岐点となる交差点も少なくて分かりやすいといえば分かりやすいけど、大きな町の地名しか分からないので、標識があっても知らない地名だと、そちらに向かって良いのかが分からない。。。
裏摩周展望台への道も、ほんとうに適当に走ってみたってな感じで、どこに向かって走っているのか分からないまま1時間半も運転していたけど、なんと、自分でも驚いたことに、その道が正しかったのでした
さて、摩周湖といえば『霧の摩周湖』というだけあって、なかなか全景をすっきりと見ることが難しいので、季節を変え、日にちを変え、時間を変えて、何度も訪れたい場所。
とはいえ、頻繁に行ける場所じゃないので、せめて1回の旅で違うタイミングで2回行けるように日程を組むようにしています。
前回は日にちを変えて2回行ったので、なんとか湖の全景を拝むことが出来ました。が、今回は…台風11号と9号が続け様に北海道道東へ上陸した合間で、朝の快晴も一瞬のうちに曇り空に。
じゃぁ~ん 展望台からの眺めは真っ白。何にも、どこに湖があるのかさえも分かりませんでした~(;'∀') ほんとうならこの木の向こう側に湖面が見えるはずなんですぅ~
ここは全く真っ白でしたが、この日の午後に第一展望台第三展望台に行く予定なので、期待したいところ。
気を取り直して、この裏摩周展望台からは車で40分くらいのところにある、神の子池へ。
やっぱりこの神の子池も、ナビは認知してくれませんでした。裏摩周展望台からはほぼ一本道なので迷うことはなかったけど、道道1115線から林道へ入っていくんですが、この道、舗装されていない1車線のダート道。台風や大雨の影響なのか、水たまりがたくさん出来ていて凸凹の悪路。このダート道を10分ほど走ったところに、広めの駐車場があります。
池の周りには遊歩道が作られていて、一周5分も掛からないくらいの小さな池ですが、神の子池を見た途端、思わず『すご~い』と、ため息が漏れました。
摩周湖の伏流水と言われる湧水が出ている池で、透明なブルーの池の底から水が湧き出ている様子も見えました。オショロコマという魚も泳いでましたヨ。
ビューポイントで思い切り写真を撮っていたら、同じタイミングで写真を撮っていた女性に声を掛けられました。『さっき裏摩周展望台にもおられましたよね~(^^♪』
さきほどの裏摩周展望台からの真っ白な写真を撮っている時に、一人旅の女性がいたので、『私と一緒のおひとりさまだなぁ~』と思っていた…その彼女でした。
そこからは話が弾んで、二人で神の子池のことやこれから行く予定の場所などあれこれと話しました。彼女、なんと愛知県出身で今は長野県に住んでいるけど、お姉さんが弟子屈町に住んでいるので、夏休みを利用して遊びにきているとのこと。お姉さんは仕事なので、車を借りて一人で観光地を回っているとのことでした。
彼女、なんとなく先月島根で会いそびれた私の友人に似ていて…すぐに打ち解けて、一緒に神の子池を一周して駐車場で別れました。
彼女はこの後は屈斜路湖の砂湯に行く予定とのこと、私は摩周湖の第一展望台に行った後に砂湯へ行く予定だったので、『タイミングは違うけど、もしかしたらまた砂湯で会うかもね~』と。
たった10分か15分ほどしか話してないけど、すごく印象に残る楽しい出会いでした。
神の子池から摩周湖第一展望台へはぐるっと大回りしなければならず、1時間半ほど掛かります。
神の子池では少し晴れ間も出て、お天気が回復しそうだったけど、摩周湖展望台への山道に入ったころにはが…前の車が見えないほど視界も真っ白。ヤバいぞ~ヤバいぞ~と思っていたら。
第三展望台は見事に真っ白。どこに湖があるのかさえも分からず。
第一展望台は…同じく真っ白。第一展望台が一番大きな展望台で、レストハウスもあって大型バスが何台も停められるような広い駐車場もあるのですが。駐車場の出口が分からないほど、真っ白。
ほんとなら、この下の写真のような湖がそこにあるはずなのに~
仕方がないので、お土産をいっぱい買いこんで、レストハウスでいももちを食べて、摩周湖を紹介する映像を観ながら休憩しました。
真っ白な展望台で、それでも30分以上長居してから、屈斜路湖の砂湯へ向かいました。
ここも前回訪れていますが、やっぱり外せません。
が近づいてきていて、雨も激しくなってきたので、だ~れもいません。
湖の砂浜を少し掘ると、温かい温泉が出てくるんですヨ。まだ晴れている時に掘ったであろう大きな穴がたくさん出来てました。
私も傘を差しながら、少し掘ってみました。
足湯もあったけど、大雨の中ではさすがに入れませんでした。
お土産屋さんに入ると、飲める温泉があったので飲んでみました。お味は…ノーコメント。
店内をいろいろ見て回っているうちに、見覚えのあるサンダルを履いた人がいるなぁ~とよく見てみたら、なんと 先ほど神の子池でおしゃべりした彼女ではないですか~
『また、お会いしましたね~』
私は摩周湖第一展望台で小一時間過ごしたので、時間的にもう会わないだろうと思っていたら、彼女は砂湯へ行く前に硫黄山に寄ったそうで。砂湯もまだ雨の降っていない時に到着したので、一生懸命大穴を掘っていたらしい…(^-^)
彼女は翌日北海道から長野に帰るそうだけど、の影響でJRが止まって空港まで行けないかも…と言ってました。確かに翌日は朝から台風上陸で、鉄道も運休だったみたいなので、ちゃんと予定通り帰れたのかなぁ~
屈斜路湖といえば、クッシー 彼女とはこのクッシーの前で別れました。
この後は、この日のお宿川湯温泉の『欣喜湯』さんへ向かいます。砂湯からは車で10分ほど。
宿の駐車場に着くと、大雨。1日目のお宿と同じく、駐車場から宿までは少し距離があったので、スーツケースもバッグもびしょ濡れになりながらのチェックインでした
予約はおひとりさま専用の和室だったけど、和洋室の部屋にグレードアップしてくれました。
和室は8畳でゆっくり出来たし、ベッドもあったので良かった~
ただ、宿の構造上、別の部屋から見えそうだったので、カーテンを。このカーテン、以前私の家で使っていたカーテンの柄とそっくりだったので、ちょっとびっくり。
アメニティや備品はシンプルだけど、必要なものは用意されていました。北海道のお宿ってエアコンがないところ、結構あるようです。夏でも涼しいからでしょうね。でも最近は北海道でも夏が暑いので、扇風機は必需品です。
さて、ここでこれまでに買ったお土産のお披露目。いつもは最終日のブログで紹介していますが、今回はいろいろたくさん買ったので中間報告を。
摩周湖第一展望台のお土産屋さんでかなり買い込みました。会社と実家へのお土産として、北海道の人気お土産『じゃがポックル』、自分用に『ロイズの生チョコとポテトチップチョコレート』、まりものお茶、白くまラーメン、北海道限定ハイチュウ夕張メロン味。
ロイズの生チョコは賞味期限が短いので、この後食べました。。。でも全部食べ切れず、翌日以降に食べようと思っていたら、翌日かなりの晴天で観光中に車内に置いたままにしていたら、溶けてしまいました。ポテトチップチョコレートも同様。。。((+_+))
夕食までの時間は、宿の温泉へ。
こちらのお宿はかなり古い建物で、大浴場も年季が入ってましたが、北海道では珍しい明礬緑礬の強酸性泉で、療養泉。硫黄山の麓にある温泉なので、温度もかなり高温。低温、中温、高温と3種類の湯舟があるんですが、低温でもそこそこ熱い。中温は1分も浸かれない位相当に熱いお湯でした。しょっぱくって、かなり刺激が強いので、肌の弱い人は真水のお湯に浸かってからあがってくださいとのことでした。
あまりにも強酸性のため、シャワーのカランが溶けてましたヨ~(;'∀') 釘を1週間で溶かすほどだそうです。
刺激が強くとも、『に入った~』とほっこり出来るいいお湯でした。
夕食はレストランで。
おひとりさまということで、端っこ窓際の席を用意してくれていました。摩周の大地膳という地元名産のジャガイモ尽くしのコースです。
八寸。弟子屈産ジャガイモの茶巾、海老蓑揚、南京旨煮、オショロコマの塩焼。海老の蓑揚は、ジャガイモの千切りを衣にして揚げたもので、サクサク感がたまりません。
オショロコマって、神の子池でも泳いでました。初めて聞いた名前ですが、サケ科の魚で、日本では北海道にしかいないそうです。
弟子屈産ジャガイモと烏賊のしゃきしゃきサラダ。このジャガイモ、生のジャガイモを水に晒したもので、ほんとに美味しかった~
お酒は地酒を冷で。銘柄、チェックするの忘れた~
噴火陶板焼。豆乳仕立てで、鮭やホタテ、カニの爪、トウモロコシ、いももちなど北海道らしい食材が入ったお鍋で、すごく美味しかったです。
2本目の日本酒は、釧路の福司。辛口ですっきり。
弟子屈産摩周豚のジャガイモ衣包焼。この頃にはけっこうお腹いっぱいになってきていたので、このお料理が運ばれてきた時『これは無理かも』と思ったけど、意外とあっさりしてました。これでもかというほどの量のプチトマト、この酸味がすごく料理と合ってました。
弟子屈産摩周蕎麦。冷たいお蕎麦で、出汁もとても美味しくて、お腹いっぱいでも完食。
ご飯ものは、弟子屈産ジャガイモめしと昆布のおにぎり。もうほんとに満腹で限界だったので、部屋に持っていっても良いとのことで、夜食としていただきました。
あさりのお吸い物、すごく出汁が美味しかったです。
ほんとなら締めなのに、まだ酒を頼むか~って?お水代わりのチューハイですヨ。
デザートは、夕張メロン、キウイ、オレンジ。
実はこの他にもケーキバイキングがありました~ ムリ(;'∀')
宿泊プランでは、この摩周膳以外にもいろいろなお料理のコースがありましたが、ジャガイモ尽くしなんて珍しいのでこのコースにしました。選んで正解
ジャガイモがいろいろな調理方法で出されて、ワクワクしながら食べることが出来ました。
大満足の夕食になりました
夕食後は翌日のスケジュールの練り直し。翌日の朝にがこの辺りを通過するらしいということで、宿を出発する時間をずらして、行く予定だったところを取りやめたり。
私が北海道へ来てから、なんと2つものが道東に上陸するなんて… ほんとにどうなっちゃってるの~?
4日目へ続く。
前日の台風一過の、見事にきれいな阿寒湖が目の前に広がっていました
部屋の露天風呂を楽しんだ後、朝食へ。前日と同じレストランでのバイキング。
夕食並みのメニューの数。和洋中、デザートまでかなり充実していました。
それでは、こちらのお宿『あかん遊悠久の里鶴雅』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.6
高評価出ました~
満点の5点。
部屋は、大きな一枚窓から阿寒湖が一望出来て、その窓から景色を眺められるようにロッキングチェアとマッサージチェアが置いてあったのが粋だな~と。アメニティや備品も充実していたし、パジャマ、バスローブ、浴衣、作務衣と選択肢が多かったのも良かったです。全体的にそんなに広い部屋ではないけど、和室とフローリングの二間で一人なら充分。
お風呂、部屋の露天風呂は源泉掛け流し、自動で温度調整なのでいつでも入れます。大浴場も露天風呂も、とにかく広くて湯船の種類も多い。眺望も素晴らしくて、小雨でもすごく開放感があって気持ち良かったです。無料の岩盤浴もあったし、脱衣場も広くて清潔。ほんとに宿のお風呂が良かったので、露天風呂付の部屋じゃなくても良かったかも…
朝食、夕食と遜色ないメニューの数で、和洋中、デザートもかなり充実していて、朝からテンション上がりました。
接客サービス、別館利用者専用のロビーでのチェックイン手続きや飲み物などのサービスがあって、特別感が感じられ、フロントや客室案内係の接客もかなり丁寧でした。レストランのスタッフさんの案内もとても感じが良かったです。そして、ホテルのスタッフさんではないけど、外部業者さんが出店しているマッサージ店の若い男性スタッフさんがすごく好青年で、初めて足つぼマッサージをやってもらったけど、ほんとにリラックス出来ました。この仕事に就いてまだ半年という就職したての青年だったけど、マッサージも足つぼも施術が上手で、接客もとても丁寧で、ほんとに気持ちの良い時間を過ごすことができました。ホテルの従業員さんではなくともこれだけの接客が出来る体制、教育がしっかりとなされている感じがしました。
癒され度、部屋の露天風呂、宿のお風呂の気持ちよさに加えて、マッサージと足つぼでほんとに癒されました。
4点の夕食は、とにかくメニューが豊富でなんと100種類以上
和洋中、デザート、郷土料理も豊富で、ほんとに何でもあって、料理を見て回るだけでもワクワク。これだけ充実しているバイキングはなかなかありません。…なので5点でもおかしくないところですが、敢えて厳しいことを言うなら、一品一品の味が普通だったことかな…なので4点。
唯一の3点は、コスパ。
部屋もお風呂も夕食朝食もすべて大満足なんですが、やっぱり高い~ 休前日泊のお一人様、露天風呂付…ということを考えても大台に乗ってるのはね~ もう1万円安ければ4点、もう2万円安ければ文句なしの5点
このお宿は道東を中心にいくつかのホテルを経営している鶴雅グループさんのお宿のひとつ。大手のホテルグループが経営するお宿って、接客がマニュアル化されていたりして意外と融通が利かず、不愉快な思いをすることも過去にはあったのですが…こちらのお宿の接客にはそういうマニュアル化された感がなく、ハード面ソフト面どちらのサービスも充実していて、お客さんが満足するお宿造りをいろいろと考えてやっているなぁ~と。
値段は高いけど、また泊まってみたいお宿でした。
3日目はこのままお天気が良くなるかなぁ~と期待しつつ、摩周湖方面へ。
前回摩周湖の第一、第三展望台へは行ったので、今回は裏摩周展望台を目指します。
ところがこの裏摩周展望台、ナビでは認知せず、簡単な道路地図しかなかったので、とりあえず勘を頼りに向かいました。北海道の道って、郊外に出るととにかく一本道。分岐点となる交差点も少なくて分かりやすいといえば分かりやすいけど、大きな町の地名しか分からないので、標識があっても知らない地名だと、そちらに向かって良いのかが分からない。。。
裏摩周展望台への道も、ほんとうに適当に走ってみたってな感じで、どこに向かって走っているのか分からないまま1時間半も運転していたけど、なんと、自分でも驚いたことに、その道が正しかったのでした
さて、摩周湖といえば『霧の摩周湖』というだけあって、なかなか全景をすっきりと見ることが難しいので、季節を変え、日にちを変え、時間を変えて、何度も訪れたい場所。
とはいえ、頻繁に行ける場所じゃないので、せめて1回の旅で違うタイミングで2回行けるように日程を組むようにしています。
前回は日にちを変えて2回行ったので、なんとか湖の全景を拝むことが出来ました。が、今回は…台風11号と9号が続け様に北海道道東へ上陸した合間で、朝の快晴も一瞬のうちに曇り空に。
じゃぁ~ん 展望台からの眺めは真っ白。何にも、どこに湖があるのかさえも分かりませんでした~(;'∀') ほんとうならこの木の向こう側に湖面が見えるはずなんですぅ~
ここは全く真っ白でしたが、この日の午後に第一展望台第三展望台に行く予定なので、期待したいところ。
気を取り直して、この裏摩周展望台からは車で40分くらいのところにある、神の子池へ。
やっぱりこの神の子池も、ナビは認知してくれませんでした。裏摩周展望台からはほぼ一本道なので迷うことはなかったけど、道道1115線から林道へ入っていくんですが、この道、舗装されていない1車線のダート道。台風や大雨の影響なのか、水たまりがたくさん出来ていて凸凹の悪路。このダート道を10分ほど走ったところに、広めの駐車場があります。
池の周りには遊歩道が作られていて、一周5分も掛からないくらいの小さな池ですが、神の子池を見た途端、思わず『すご~い』と、ため息が漏れました。
摩周湖の伏流水と言われる湧水が出ている池で、透明なブルーの池の底から水が湧き出ている様子も見えました。オショロコマという魚も泳いでましたヨ。
ビューポイントで思い切り写真を撮っていたら、同じタイミングで写真を撮っていた女性に声を掛けられました。『さっき裏摩周展望台にもおられましたよね~(^^♪』
さきほどの裏摩周展望台からの真っ白な写真を撮っている時に、一人旅の女性がいたので、『私と一緒のおひとりさまだなぁ~』と思っていた…その彼女でした。
そこからは話が弾んで、二人で神の子池のことやこれから行く予定の場所などあれこれと話しました。彼女、なんと愛知県出身で今は長野県に住んでいるけど、お姉さんが弟子屈町に住んでいるので、夏休みを利用して遊びにきているとのこと。お姉さんは仕事なので、車を借りて一人で観光地を回っているとのことでした。
彼女、なんとなく先月島根で会いそびれた私の友人に似ていて…すぐに打ち解けて、一緒に神の子池を一周して駐車場で別れました。
彼女はこの後は屈斜路湖の砂湯に行く予定とのこと、私は摩周湖の第一展望台に行った後に砂湯へ行く予定だったので、『タイミングは違うけど、もしかしたらまた砂湯で会うかもね~』と。
たった10分か15分ほどしか話してないけど、すごく印象に残る楽しい出会いでした。
神の子池から摩周湖第一展望台へはぐるっと大回りしなければならず、1時間半ほど掛かります。
神の子池では少し晴れ間も出て、お天気が回復しそうだったけど、摩周湖展望台への山道に入ったころにはが…前の車が見えないほど視界も真っ白。ヤバいぞ~ヤバいぞ~と思っていたら。
第三展望台は見事に真っ白。どこに湖があるのかさえも分からず。
第一展望台は…同じく真っ白。第一展望台が一番大きな展望台で、レストハウスもあって大型バスが何台も停められるような広い駐車場もあるのですが。駐車場の出口が分からないほど、真っ白。
ほんとなら、この下の写真のような湖がそこにあるはずなのに~
仕方がないので、お土産をいっぱい買いこんで、レストハウスでいももちを食べて、摩周湖を紹介する映像を観ながら休憩しました。
真っ白な展望台で、それでも30分以上長居してから、屈斜路湖の砂湯へ向かいました。
ここも前回訪れていますが、やっぱり外せません。
が近づいてきていて、雨も激しくなってきたので、だ~れもいません。
湖の砂浜を少し掘ると、温かい温泉が出てくるんですヨ。まだ晴れている時に掘ったであろう大きな穴がたくさん出来てました。
私も傘を差しながら、少し掘ってみました。
足湯もあったけど、大雨の中ではさすがに入れませんでした。
お土産屋さんに入ると、飲める温泉があったので飲んでみました。お味は…ノーコメント。
店内をいろいろ見て回っているうちに、見覚えのあるサンダルを履いた人がいるなぁ~とよく見てみたら、なんと 先ほど神の子池でおしゃべりした彼女ではないですか~
『また、お会いしましたね~』
私は摩周湖第一展望台で小一時間過ごしたので、時間的にもう会わないだろうと思っていたら、彼女は砂湯へ行く前に硫黄山に寄ったそうで。砂湯もまだ雨の降っていない時に到着したので、一生懸命大穴を掘っていたらしい…(^-^)
彼女は翌日北海道から長野に帰るそうだけど、の影響でJRが止まって空港まで行けないかも…と言ってました。確かに翌日は朝から台風上陸で、鉄道も運休だったみたいなので、ちゃんと予定通り帰れたのかなぁ~
屈斜路湖といえば、クッシー 彼女とはこのクッシーの前で別れました。
この後は、この日のお宿川湯温泉の『欣喜湯』さんへ向かいます。砂湯からは車で10分ほど。
宿の駐車場に着くと、大雨。1日目のお宿と同じく、駐車場から宿までは少し距離があったので、スーツケースもバッグもびしょ濡れになりながらのチェックインでした
予約はおひとりさま専用の和室だったけど、和洋室の部屋にグレードアップしてくれました。
和室は8畳でゆっくり出来たし、ベッドもあったので良かった~
ただ、宿の構造上、別の部屋から見えそうだったので、カーテンを。このカーテン、以前私の家で使っていたカーテンの柄とそっくりだったので、ちょっとびっくり。
アメニティや備品はシンプルだけど、必要なものは用意されていました。北海道のお宿ってエアコンがないところ、結構あるようです。夏でも涼しいからでしょうね。でも最近は北海道でも夏が暑いので、扇風機は必需品です。
さて、ここでこれまでに買ったお土産のお披露目。いつもは最終日のブログで紹介していますが、今回はいろいろたくさん買ったので中間報告を。
摩周湖第一展望台のお土産屋さんでかなり買い込みました。会社と実家へのお土産として、北海道の人気お土産『じゃがポックル』、自分用に『ロイズの生チョコとポテトチップチョコレート』、まりものお茶、白くまラーメン、北海道限定ハイチュウ夕張メロン味。
ロイズの生チョコは賞味期限が短いので、この後食べました。。。でも全部食べ切れず、翌日以降に食べようと思っていたら、翌日かなりの晴天で観光中に車内に置いたままにしていたら、溶けてしまいました。ポテトチップチョコレートも同様。。。((+_+))
夕食までの時間は、宿の温泉へ。
こちらのお宿はかなり古い建物で、大浴場も年季が入ってましたが、北海道では珍しい明礬緑礬の強酸性泉で、療養泉。硫黄山の麓にある温泉なので、温度もかなり高温。低温、中温、高温と3種類の湯舟があるんですが、低温でもそこそこ熱い。中温は1分も浸かれない位相当に熱いお湯でした。しょっぱくって、かなり刺激が強いので、肌の弱い人は真水のお湯に浸かってからあがってくださいとのことでした。
あまりにも強酸性のため、シャワーのカランが溶けてましたヨ~(;'∀') 釘を1週間で溶かすほどだそうです。
刺激が強くとも、『に入った~』とほっこり出来るいいお湯でした。
夕食はレストランで。
おひとりさまということで、端っこ窓際の席を用意してくれていました。摩周の大地膳という地元名産のジャガイモ尽くしのコースです。
八寸。弟子屈産ジャガイモの茶巾、海老蓑揚、南京旨煮、オショロコマの塩焼。海老の蓑揚は、ジャガイモの千切りを衣にして揚げたもので、サクサク感がたまりません。
オショロコマって、神の子池でも泳いでました。初めて聞いた名前ですが、サケ科の魚で、日本では北海道にしかいないそうです。
弟子屈産ジャガイモと烏賊のしゃきしゃきサラダ。このジャガイモ、生のジャガイモを水に晒したもので、ほんとに美味しかった~
お酒は地酒を冷で。銘柄、チェックするの忘れた~
噴火陶板焼。豆乳仕立てで、鮭やホタテ、カニの爪、トウモロコシ、いももちなど北海道らしい食材が入ったお鍋で、すごく美味しかったです。
2本目の日本酒は、釧路の福司。辛口ですっきり。
弟子屈産摩周豚のジャガイモ衣包焼。この頃にはけっこうお腹いっぱいになってきていたので、このお料理が運ばれてきた時『これは無理かも』と思ったけど、意外とあっさりしてました。これでもかというほどの量のプチトマト、この酸味がすごく料理と合ってました。
弟子屈産摩周蕎麦。冷たいお蕎麦で、出汁もとても美味しくて、お腹いっぱいでも完食。
ご飯ものは、弟子屈産ジャガイモめしと昆布のおにぎり。もうほんとに満腹で限界だったので、部屋に持っていっても良いとのことで、夜食としていただきました。
あさりのお吸い物、すごく出汁が美味しかったです。
ほんとなら締めなのに、まだ酒を頼むか~って?お水代わりのチューハイですヨ。
デザートは、夕張メロン、キウイ、オレンジ。
実はこの他にもケーキバイキングがありました~ ムリ(;'∀')
宿泊プランでは、この摩周膳以外にもいろいろなお料理のコースがありましたが、ジャガイモ尽くしなんて珍しいのでこのコースにしました。選んで正解
ジャガイモがいろいろな調理方法で出されて、ワクワクしながら食べることが出来ました。
大満足の夕食になりました
夕食後は翌日のスケジュールの練り直し。翌日の朝にがこの辺りを通過するらしいということで、宿を出発する時間をずらして、行く予定だったところを取りやめたり。
私が北海道へ来てから、なんと2つものが道東に上陸するなんて… ほんとにどうなっちゃってるの~?
4日目へ続く。
レッスン208回目 [ヴァイオリンのこと]
9月3日、約1ヶ月ぶりのレッスンです。8月は長期旅行があったにもかかわらず、自宅での練習は5、6回といつもよりも頑張りました。
だって、今回から新しい曲、ヴィターリのシャコンヌをやることになったので 好きな曲を練習するのは楽しいですね~
これだけ、好きな曲だとモチベーションが変わるものなのか~?と思うほどに、ルンルン気分でレッスンへ。
先生も『今日から新しい曲ですね~』と。なんか、前のモーツアルトがなかなか終わらなくて、モチベーションが下がっていたのが、よっぽどバレバレだったようですね(;'∀')
音階はいつもよりも調子が良くて、先生にも『きれいですよ~』と言ってもらえました。
直前の1週間で3日練習したので、指も動いてくれたのかも。
『MAZAS Op36-1』25番。
こちらも自宅でかなり練習していったので、まだまだ完ぺきではないけど、最後まで通してOKになりました。次回は26番。
『ヴィターリ シャコンヌ』
自宅でも最近になく練習したので、最初の2ページ目の前半まで大きな注意もなく一気に進みました。
音程、リズムと、強弱、あとボーイングを確認。
この曲は後半にかけてどんどん難しくなっていくので、この先このペースでは無理だと思うけど、早く全部弾けるようになりたいです。
ほんとはレッスンの後、お泊りしてカラオケ行きたかったんだけど…PCの調子が悪くて買い替えることにしたので、このあとヨドバシカメラに行きました。
このPC買い替え、ほんと苦労しました
だって、今回から新しい曲、ヴィターリのシャコンヌをやることになったので 好きな曲を練習するのは楽しいですね~
これだけ、好きな曲だとモチベーションが変わるものなのか~?と思うほどに、ルンルン気分でレッスンへ。
先生も『今日から新しい曲ですね~』と。なんか、前のモーツアルトがなかなか終わらなくて、モチベーションが下がっていたのが、よっぽどバレバレだったようですね(;'∀')
音階はいつもよりも調子が良くて、先生にも『きれいですよ~』と言ってもらえました。
直前の1週間で3日練習したので、指も動いてくれたのかも。
『MAZAS Op36-1』25番。
こちらも自宅でかなり練習していったので、まだまだ完ぺきではないけど、最後まで通してOKになりました。次回は26番。
『ヴィターリ シャコンヌ』
自宅でも最近になく練習したので、最初の2ページ目の前半まで大きな注意もなく一気に進みました。
音程、リズムと、強弱、あとボーイングを確認。
この曲は後半にかけてどんどん難しくなっていくので、この先このペースでは無理だと思うけど、早く全部弾けるようになりたいです。
ほんとはレッスンの後、お泊りしてカラオケ行きたかったんだけど…PCの調子が悪くて買い替えることにしたので、このあとヨドバシカメラに行きました。
このPC買い替え、ほんと苦労しました
免疫力アップ大作戦!㉙北海道2日目 [旅行]
北海道旅行2日目。朝起きると・・・目の前にパァッと、阿寒湖の絶景が・・・を期待したところですが、残念ながら、大雨で白く煙った阿寒湖でした。
この日は午前中に阿寒湖観光船に乗る予定なんだけど・・・大雨だったけど風がそんなに強くなかったので、どうやら予定通り出航出来そう。
6時半頃起きて、宿の大浴場へ行ってから朝食。
朝食は和定食。
それでは、北海道旅行1泊目のお宿『ホテル阿寒湖荘』さんの採点です。
部屋4、お風呂5、夕食4、朝食3、接客サービス4、癒され度5、コスパ5
総合評価は・・・4.3
じゃらんの口コミでは4.0です。
5点満点。
お風呂は、大浴場は阿寒湖が見渡せる大きなガラス張りの広いお風呂で、45度、42度、40度と3種類の湯船を楽しめました。源泉掛け流し、翌朝9時までいつでも入れます。脱衣場も広くて、ベビーベッドもあって、気配りが感じられました。貸切露天風呂も無料で利用出来たし、何といっても良かったのが、2Fの露天風呂。130センチと立って入るのが珍しかったし、貸切状態だったのでとにかく気持ち良かった~
癒され度は、夏希灯のイベントに参加してとても幻想的な時間を過ごした後に、この露天風呂にかなり癒されたので、ほんとにリラックス出来ました。シモンズベッドも寝心地良かったです。
コスパ、休前日おひとり様で、料理、部屋、お風呂などの内容からすると、2万円以下というのはかなりお値打ち!
4点。
部屋は、囲炉裏のある和風モダンルーム、阿寒湖も一望出来る大きな窓。アメニティも充実していたし、冷蔵庫のビールやジュースがサービスなのも得点高いです。畳敷きだったら5点です。
夕食は、最初から配膳されているパターンで、料理が運ばれてくるタイミングが気にならずOK。毛ガニ&ズワイガニも美味しかった~ ただ、もう一つインパクトに欠けているような・・・ということで4点。
接客サービスは、フロントの対応も良く、貸切露天風呂の無料サービスがあったり、冷蔵庫のビールも無料!ロビーではコーヒーの無料サービスもあったので、5点!と言いたいところですが・・・やはり大雨の中、駐車場からホテルまでのお出迎えがなく、荷物を濡らしながら移動しなければならなかったのが、減点要因。晴れた日なら必要ないけど、せめて雨の日は駐車場まで迎えに来てほしかったなぁ~
3点は朝食。メニューの種類は少ないとは感じなかったけど、内容的には普通。特に目新しい感じはなし。前日の夕食と同じレストランでしたが、席のセッティングに配慮がありませんでした。1人客の場合、景色が見える方向にセッティングするのが普通と思いますが、なぜか景色に背を向ける配置でした。そして隣り正面のお客さんも1人客なんですが、相対する方向。隣の人はまだ来ていなかったので良かったものの、同じ時間帯だったら、景色ではなくて、お隣さんの顔を見ながら食べることになる席でした。これは接客サービスのことなんですけど。。。
色々と惜しいなぁ~と思うことがありましたが、全体的にはストレスを感じることもなく、お風呂も夕食も良かったので、再訪ありのお宿でした。
2日目は8時半過ぎにチェックアウトして、9時発の阿寒湖観光船に乗りました。乗り場は前日の夏希灯と同じなので、ホテルからはすぐなので便利でした。
ホテル阿寒湖荘、泊まった部屋が見えます。
観光船は阿寒湖を85分で一周し、途中でチュウルイ島にあるマリモ展示観察センター見学のため15分島に寄ります。
チュウルイ島に行く前に、まずは阿寒湖最大の島、大島や小島、奇岩などが連なる十九列島を見ながら滝口方面へ向かいます。
滝口というのは阿寒湖の南東部分の細長い入り江のことで、湖なのに狭い入り江なので、まるで川のような感じです。水門のあるところが阿寒川への流出口になっています。
観光船は入り江の奥まで進んで、そこでUターンをします。この滝口のほぼ真北に雄阿寒岳を見ることが出来ます。・・・残念ながら今回は曇っていて見えませんでしたが。
滝口からUターンすると、目の前には先ほどの大島が見えますが、実は船がUターンしていることは実際にはよく分からないので、次々に新しい島が目の前に現れたかのような錯覚が起こります。
観光船は湖を北上して、チュウルイ島に着きました。
阿寒湖のマリモは特別天然記念物に指定されているので、乱獲されないよう、陸路で阿寒湖に行けるのは、ホテルやアイヌコタンの街がある南部だけになっています。万全に保護されているために本来ならば簡単に見ることが出来ないマリモですが、観光客がマリモを間近で見ることが出来るように、このチュウルイ島に展示観察センターが造られています。
大きな水槽の中に、たくさんのマリモが。
直径20センチ以上もある大きなマリモも。マリモってこんなに大きいものもあるんだぁ~
ところで、マリモって、何だと思いますか?動物?植物?…答えは植物だそうです。光合成しているので、緑色。こちらの展示室では、マリモが丸くなる過程やマリモって何?ということを分かりやすく説明してくれています。
マリモの出来始め。
藻が密生して、湖の浅瀬の水の動きでコロコロされて、だんだん丸くなっていくそうです。それにしても見事に丸くなっています。
マリモは中が空洞で、ある程度大きくなると崩壊してしまいます。こんな風に崩壊したマリモはあまり見たくないですが・・・これも一つの自然の営みなんですね。
マリモって、阿寒湖だけに生息しているのではなくて、他にもいくつか生息地があるそうです。知らなかった~
観察センターを出たところに阿寒湖の撮影スポットがあるんですが、真っ白。でもこれはこれで風情があるかも。
85分の遊覧を終えて、再びホテルのあるエリアに戻ってきました。こちらは2日目に泊まる予定のホテル『あかん遊久の里鶴雅』さんです。
阿寒湖を思う存分楽しむために、阿寒湖畔で2泊するスケジュールです。
次に向かったのは、アイヌコタン村。前回の旅でもこちらには行ったので2回目です。
まだ午前中で大雨ということもあって、観光客はまばらです。
お店を覗いてみた後、ちょうどアイヌ古式舞踊が始まる時間になったので、アイヌシアターイコロに行ってみました。
前回も見たかどうか・・・は覚えてません。
鶴を模した踊りなど、独特なアイヌ民謡に合わせて、何種類かの古式舞踊が披露されました。
この踊りには、驚いた~ アイヌの女性は長い黒髪の人が多いようで、体を前後左右に大きく揺らして、その長い髪の毛をバサバサと振り乱します。この動きは激しく、心臓破りの踊りだそうです。
フッタレチュイ、黒髪の踊りといいます。
こちらは、弓の舞。
『ムックリ』という楽器です。口琴ともいうように、口に楽器ををくわえて、弦を引っ張りながら音を出しています。…表現し難い『びよ~ん、ぶわ~ん、びょんびょん・・・』というような音色で、ちょっと圧倒されました。
『ヘクリサラリ』という、お盆投げの踊り。観客も飛び入りで参加。
最後は、『エッサーホーホー 踊り比べ』。観客と一緒に踊ります。
普段なかなか見る機会のない踊りですが、かなり独特な踊りや民謡でとても印象に残りました。いつまでも伝承していってほしいなぁと思いました。
アイヌと言えば・・・学生時代、実はとてもアイヌに関係した時間を過ごしていました。
それはなんといっても、こちらの木彫りの人形たち『ニポポ』
願い事が成就したら、ニポポの首に装身具を飾る風習があるそうですヨ。
それから、合唱曲で『カムイの森で』という組曲を演奏しました。この曲の中には、アイヌの色々な風景や動物、暮らしが謳われています。とても好きな合唱曲です。難しい曲だったけど。
『コタンコロカムイ』しまふくろうの神、村の守り神のひとつです。
先ほどの『カムイの森で』の中にも出てきます。『コタンクルカムイ、コタンクルカムイ・・・』
お土産屋さんの中に大きなヒグマが 『キムンカムイ』です。
お昼になったので、ランチタイム。アイヌ料理を出すという喫茶ポロンノさんへ。
エゾシカの肉を使ったユック丼など、いろいろと珍しいアイヌ料理がありましたが・・・私は、めふんという鮭の腎臓の塩辛を使ったパスタにしました。飲み物は、ハスカップジュース。
めふんパスタは・・・アンチョビのパスタのようなかんじ。美味しかったですヨ。
お昼を過ぎると雨が上がって、だんだんと晴れてきました。
なので、阿寒湖周辺で一番行きたかった所、『オンネトー』に向かいました。
・・・が、なんと途中で通行止め 歩いて行くことは出来るようでしたが、この場所からは3kmほどあるようなので、断念しました。残念
オンネトーには前回にも行ったんですが、とても神秘的なコバルトブルーの湖で、是非とももう一度行きたかった~ 次回に持ち越し。
ということで、時間が余ってしまったので、早々にこの日のお宿『あかん遊久の里鶴雅』さんへ。
全233室ある大きなホテルですが、今回は別館の露天風呂付のお部屋に泊まりました。
別館のお客さんだけが利用できるラウンジで、ウェルカムドリンクのお抹茶を戴きました。このラウンジではジュースなどの飲み物や夜食も無料で出されたり、枕を選べたりと、ちょっと特別感を味わうことが出来ました。結局、どれも利用しなかったけど。。。
別館のフロアに行くにはキーが必要で、エントランスを入ると下駄箱があって、そこからは畳敷きになります。高級感、感じますねぇ。
和室とフローリングの二間、そんなに広い部屋ではないけど、大きな窓一面に阿寒湖が見渡せて、気持ちの良い部屋です。リクライニングチェアとマッサージチェアの二つが、湖を見渡せる配置になっています。
窓から見える景色。昼間は雨も止んでたんですが、また降り出したようです。
双眼鏡があったり、間接照明のお洒落なライトがあったりと、この窓際、思い切りくつろげます。
そしてこのお部屋のメイン、露天風呂で~す
源泉掛け流しで、温度も自動調整なので、いつでも好きな時に入れます。
バスローブ、パジャマ、浴衣、作務衣の4種類が用意されています。備え付けの化粧水なども充実。そして、アメニティがすごい一般的なアメニティだけでなく、女性向けの化粧マスクやバススポンジなども。髪留めのクリップがあるのが、うれしいですね。これが用意されているの、初めてかも。
コーヒーマシンや冷水の用意もちゃっとありました。
サービスのアイスもありましたヨ。
いつもの通り、まずは部屋の写真を撮ってから、宿の大浴場へ。
このお風呂が、とにかくすごく良かった 大浴場はとにかく広くて、色々な種類の湯船があって、まるでスパ施設のようでした。そして大浴場から階段を上って行くと・・・屋上の展望露天風呂が この露天風呂がまたとても広くて、しかも阿寒湖を一望できる 露天風呂も3種類ほどあって、湯温もちょうど良くて、気持ち良かった~
時間帯が早かったのので先客も少なくて、ほんとにのんびり出来ました。
そして、無料で利用できる岩盤浴も併設されているので、久しぶりに岩盤浴をやってみました。とにかく癒された~
宿のお風呂がほんとに充実していたので、部屋の露天風呂に入る時間があんまりなかったほど。
それでも夕食の前に、バタバタと部屋の露天風呂にも入りました。
夕食は、バイキング。こちらのレストランはとても広くて、和食、中華、洋食とコーナーが色々と別れていて、メニューの数は100品以上と、とてもバイキングに力を入れているようです。
ライブキッチンも、ステーキ、お寿司、天ぷらなどなど。ワクワクするほどたくさんのメニューがあって、ほんとテンションあがりました。
このステーキ、むちゃくちゃ美味しかったですよ~
食べ過ぎて苦しい~とうなりながら、20時に予約してあったマッサージへ。今回初めて足つぼもやってもらうことに。
このマッサージ、ホテル直営ではなくてシダックスさんが経営するお店なんですが、ここのスタッフさんがとても好青年。まだ今年の4月からこの仕事を始めたそうですが、マッサージも足つぼもとても丁寧で上手でした。まだ20歳前後という、まあ自分の子供のような彼ですが、適度におしゃべりしながらも心地良い時間を過ごすことが出来ました。
マッサージの後は、ブログを書いたり、部屋の露天風呂に入ったりして、まったり。
3日目へ続く。
この日は午前中に阿寒湖観光船に乗る予定なんだけど・・・大雨だったけど風がそんなに強くなかったので、どうやら予定通り出航出来そう。
6時半頃起きて、宿の大浴場へ行ってから朝食。
朝食は和定食。
それでは、北海道旅行1泊目のお宿『ホテル阿寒湖荘』さんの採点です。
部屋4、お風呂5、夕食4、朝食3、接客サービス4、癒され度5、コスパ5
総合評価は・・・4.3
じゃらんの口コミでは4.0です。
5点満点。
お風呂は、大浴場は阿寒湖が見渡せる大きなガラス張りの広いお風呂で、45度、42度、40度と3種類の湯船を楽しめました。源泉掛け流し、翌朝9時までいつでも入れます。脱衣場も広くて、ベビーベッドもあって、気配りが感じられました。貸切露天風呂も無料で利用出来たし、何といっても良かったのが、2Fの露天風呂。130センチと立って入るのが珍しかったし、貸切状態だったのでとにかく気持ち良かった~
癒され度は、夏希灯のイベントに参加してとても幻想的な時間を過ごした後に、この露天風呂にかなり癒されたので、ほんとにリラックス出来ました。シモンズベッドも寝心地良かったです。
コスパ、休前日おひとり様で、料理、部屋、お風呂などの内容からすると、2万円以下というのはかなりお値打ち!
4点。
部屋は、囲炉裏のある和風モダンルーム、阿寒湖も一望出来る大きな窓。アメニティも充実していたし、冷蔵庫のビールやジュースがサービスなのも得点高いです。畳敷きだったら5点です。
夕食は、最初から配膳されているパターンで、料理が運ばれてくるタイミングが気にならずOK。毛ガニ&ズワイガニも美味しかった~ ただ、もう一つインパクトに欠けているような・・・ということで4点。
接客サービスは、フロントの対応も良く、貸切露天風呂の無料サービスがあったり、冷蔵庫のビールも無料!ロビーではコーヒーの無料サービスもあったので、5点!と言いたいところですが・・・やはり大雨の中、駐車場からホテルまでのお出迎えがなく、荷物を濡らしながら移動しなければならなかったのが、減点要因。晴れた日なら必要ないけど、せめて雨の日は駐車場まで迎えに来てほしかったなぁ~
3点は朝食。メニューの種類は少ないとは感じなかったけど、内容的には普通。特に目新しい感じはなし。前日の夕食と同じレストランでしたが、席のセッティングに配慮がありませんでした。1人客の場合、景色が見える方向にセッティングするのが普通と思いますが、なぜか景色に背を向ける配置でした。そして隣り正面のお客さんも1人客なんですが、相対する方向。隣の人はまだ来ていなかったので良かったものの、同じ時間帯だったら、景色ではなくて、お隣さんの顔を見ながら食べることになる席でした。これは接客サービスのことなんですけど。。。
色々と惜しいなぁ~と思うことがありましたが、全体的にはストレスを感じることもなく、お風呂も夕食も良かったので、再訪ありのお宿でした。
2日目は8時半過ぎにチェックアウトして、9時発の阿寒湖観光船に乗りました。乗り場は前日の夏希灯と同じなので、ホテルからはすぐなので便利でした。
ホテル阿寒湖荘、泊まった部屋が見えます。
観光船は阿寒湖を85分で一周し、途中でチュウルイ島にあるマリモ展示観察センター見学のため15分島に寄ります。
チュウルイ島に行く前に、まずは阿寒湖最大の島、大島や小島、奇岩などが連なる十九列島を見ながら滝口方面へ向かいます。
滝口というのは阿寒湖の南東部分の細長い入り江のことで、湖なのに狭い入り江なので、まるで川のような感じです。水門のあるところが阿寒川への流出口になっています。
観光船は入り江の奥まで進んで、そこでUターンをします。この滝口のほぼ真北に雄阿寒岳を見ることが出来ます。・・・残念ながら今回は曇っていて見えませんでしたが。
滝口からUターンすると、目の前には先ほどの大島が見えますが、実は船がUターンしていることは実際にはよく分からないので、次々に新しい島が目の前に現れたかのような錯覚が起こります。
観光船は湖を北上して、チュウルイ島に着きました。
阿寒湖のマリモは特別天然記念物に指定されているので、乱獲されないよう、陸路で阿寒湖に行けるのは、ホテルやアイヌコタンの街がある南部だけになっています。万全に保護されているために本来ならば簡単に見ることが出来ないマリモですが、観光客がマリモを間近で見ることが出来るように、このチュウルイ島に展示観察センターが造られています。
大きな水槽の中に、たくさんのマリモが。
直径20センチ以上もある大きなマリモも。マリモってこんなに大きいものもあるんだぁ~
ところで、マリモって、何だと思いますか?動物?植物?…答えは植物だそうです。光合成しているので、緑色。こちらの展示室では、マリモが丸くなる過程やマリモって何?ということを分かりやすく説明してくれています。
マリモの出来始め。
藻が密生して、湖の浅瀬の水の動きでコロコロされて、だんだん丸くなっていくそうです。それにしても見事に丸くなっています。
マリモは中が空洞で、ある程度大きくなると崩壊してしまいます。こんな風に崩壊したマリモはあまり見たくないですが・・・これも一つの自然の営みなんですね。
マリモって、阿寒湖だけに生息しているのではなくて、他にもいくつか生息地があるそうです。知らなかった~
観察センターを出たところに阿寒湖の撮影スポットがあるんですが、真っ白。でもこれはこれで風情があるかも。
85分の遊覧を終えて、再びホテルのあるエリアに戻ってきました。こちらは2日目に泊まる予定のホテル『あかん遊久の里鶴雅』さんです。
阿寒湖を思う存分楽しむために、阿寒湖畔で2泊するスケジュールです。
次に向かったのは、アイヌコタン村。前回の旅でもこちらには行ったので2回目です。
まだ午前中で大雨ということもあって、観光客はまばらです。
お店を覗いてみた後、ちょうどアイヌ古式舞踊が始まる時間になったので、アイヌシアターイコロに行ってみました。
前回も見たかどうか・・・は覚えてません。
鶴を模した踊りなど、独特なアイヌ民謡に合わせて、何種類かの古式舞踊が披露されました。
この踊りには、驚いた~ アイヌの女性は長い黒髪の人が多いようで、体を前後左右に大きく揺らして、その長い髪の毛をバサバサと振り乱します。この動きは激しく、心臓破りの踊りだそうです。
フッタレチュイ、黒髪の踊りといいます。
こちらは、弓の舞。
『ムックリ』という楽器です。口琴ともいうように、口に楽器ををくわえて、弦を引っ張りながら音を出しています。…表現し難い『びよ~ん、ぶわ~ん、びょんびょん・・・』というような音色で、ちょっと圧倒されました。
『ヘクリサラリ』という、お盆投げの踊り。観客も飛び入りで参加。
最後は、『エッサーホーホー 踊り比べ』。観客と一緒に踊ります。
普段なかなか見る機会のない踊りですが、かなり独特な踊りや民謡でとても印象に残りました。いつまでも伝承していってほしいなぁと思いました。
アイヌと言えば・・・学生時代、実はとてもアイヌに関係した時間を過ごしていました。
それはなんといっても、こちらの木彫りの人形たち『ニポポ』
願い事が成就したら、ニポポの首に装身具を飾る風習があるそうですヨ。
それから、合唱曲で『カムイの森で』という組曲を演奏しました。この曲の中には、アイヌの色々な風景や動物、暮らしが謳われています。とても好きな合唱曲です。難しい曲だったけど。
『コタンコロカムイ』しまふくろうの神、村の守り神のひとつです。
先ほどの『カムイの森で』の中にも出てきます。『コタンクルカムイ、コタンクルカムイ・・・』
お土産屋さんの中に大きなヒグマが 『キムンカムイ』です。
お昼になったので、ランチタイム。アイヌ料理を出すという喫茶ポロンノさんへ。
エゾシカの肉を使ったユック丼など、いろいろと珍しいアイヌ料理がありましたが・・・私は、めふんという鮭の腎臓の塩辛を使ったパスタにしました。飲み物は、ハスカップジュース。
めふんパスタは・・・アンチョビのパスタのようなかんじ。美味しかったですヨ。
お昼を過ぎると雨が上がって、だんだんと晴れてきました。
なので、阿寒湖周辺で一番行きたかった所、『オンネトー』に向かいました。
・・・が、なんと途中で通行止め 歩いて行くことは出来るようでしたが、この場所からは3kmほどあるようなので、断念しました。残念
オンネトーには前回にも行ったんですが、とても神秘的なコバルトブルーの湖で、是非とももう一度行きたかった~ 次回に持ち越し。
ということで、時間が余ってしまったので、早々にこの日のお宿『あかん遊久の里鶴雅』さんへ。
全233室ある大きなホテルですが、今回は別館の露天風呂付のお部屋に泊まりました。
別館のお客さんだけが利用できるラウンジで、ウェルカムドリンクのお抹茶を戴きました。このラウンジではジュースなどの飲み物や夜食も無料で出されたり、枕を選べたりと、ちょっと特別感を味わうことが出来ました。結局、どれも利用しなかったけど。。。
別館のフロアに行くにはキーが必要で、エントランスを入ると下駄箱があって、そこからは畳敷きになります。高級感、感じますねぇ。
和室とフローリングの二間、そんなに広い部屋ではないけど、大きな窓一面に阿寒湖が見渡せて、気持ちの良い部屋です。リクライニングチェアとマッサージチェアの二つが、湖を見渡せる配置になっています。
窓から見える景色。昼間は雨も止んでたんですが、また降り出したようです。
双眼鏡があったり、間接照明のお洒落なライトがあったりと、この窓際、思い切りくつろげます。
そしてこのお部屋のメイン、露天風呂で~す
源泉掛け流しで、温度も自動調整なので、いつでも好きな時に入れます。
バスローブ、パジャマ、浴衣、作務衣の4種類が用意されています。備え付けの化粧水なども充実。そして、アメニティがすごい一般的なアメニティだけでなく、女性向けの化粧マスクやバススポンジなども。髪留めのクリップがあるのが、うれしいですね。これが用意されているの、初めてかも。
コーヒーマシンや冷水の用意もちゃっとありました。
サービスのアイスもありましたヨ。
いつもの通り、まずは部屋の写真を撮ってから、宿の大浴場へ。
このお風呂が、とにかくすごく良かった 大浴場はとにかく広くて、色々な種類の湯船があって、まるでスパ施設のようでした。そして大浴場から階段を上って行くと・・・屋上の展望露天風呂が この露天風呂がまたとても広くて、しかも阿寒湖を一望できる 露天風呂も3種類ほどあって、湯温もちょうど良くて、気持ち良かった~
時間帯が早かったのので先客も少なくて、ほんとにのんびり出来ました。
そして、無料で利用できる岩盤浴も併設されているので、久しぶりに岩盤浴をやってみました。とにかく癒された~
宿のお風呂がほんとに充実していたので、部屋の露天風呂に入る時間があんまりなかったほど。
それでも夕食の前に、バタバタと部屋の露天風呂にも入りました。
夕食は、バイキング。こちらのレストランはとても広くて、和食、中華、洋食とコーナーが色々と別れていて、メニューの数は100品以上と、とてもバイキングに力を入れているようです。
ライブキッチンも、ステーキ、お寿司、天ぷらなどなど。ワクワクするほどたくさんのメニューがあって、ほんとテンションあがりました。
このステーキ、むちゃくちゃ美味しかったですよ~
食べ過ぎて苦しい~とうなりながら、20時に予約してあったマッサージへ。今回初めて足つぼもやってもらうことに。
このマッサージ、ホテル直営ではなくてシダックスさんが経営するお店なんですが、ここのスタッフさんがとても好青年。まだ今年の4月からこの仕事を始めたそうですが、マッサージも足つぼもとても丁寧で上手でした。まだ20歳前後という、まあ自分の子供のような彼ですが、適度におしゃべりしながらも心地良い時間を過ごすことが出来ました。
マッサージの後は、ブログを書いたり、部屋の露天風呂に入ったりして、まったり。
3日目へ続く。