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免疫力アップ大作戦!㊳長崎・熊本・福岡4日目 [旅行]

長崎・熊本・福岡旅行4日目。この日の立ち寄り場所は1ヶ所、あとはほぼ移動の1日。

ホテルでの朝食は3日続けてのバイキング(^^; GW期間中ということなのか、前日に引き続き、レストランは大混雑。席に案内されるまで15分ほど待ちました。
でもお料理が美味しかったので、[手(グー)]

それでは、こちらのお宿『ザ・ホテル長崎』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食3、朝食4、接客サービス4、癒され度2、コスパ4
総合評価は…3.6[満月][満月][満月][半月][三日月]
じゃらんの口コミは4.4です。

残念ながら5点満点はなし。
4点は、部屋、お風呂、朝食、接客サービス、コスパ。

部屋は、広くて景色も良かったし、使いやすいテーブルセット、気持ちの良いベッドとパジャマ、アメニティや備品も充実していたので、ほとんど5点でもいいところなんですが。。。残念なことが一つだけありました。それは、廊下での話し声が丸聞こえということ。1日目、隣りと向かい側の部屋のお客さんが小学生の子供を含む4部屋のグループで、子供がそれぞれの部屋を行ったり来たり。部屋のドアを開けたままや廊下でおしゃべりしているのが丸聞こえで。。。挙句の果てには、部屋を間違えて、私の部屋のチャイムを鳴らすし…(^^; あまりにもうるさくて収まりそうにもなかったので、フロントへ電話して注意してもらいました。
それで収まったものの、2日目、なんとまた隣りの部屋が前日とは違うグループ連れ。同じように部屋を行ったり来たり、話し声も良く響く。一時的なものだったのでとりあえず我慢したけど。
廊下の話し声がよく響くのはホテルの性だけど、やっぱりお客さんのマナーの問題。一人だと基本的に公共の場ではしゃべることなく黙って移動するので、逆に他の人がうるさいとすごく気になるものです。一方、2人以上、特にグループで行動する場合は、話をすることが優先してしまって、所かまわず廊下や電車の中、レストランなど、周りのことを考えずにしゃべる人が多いと思います。特に電車やレストランなどは、一定期間同じ場所で過ごさなければならないので、周りにうるさい人がいると、めちゃくちゃイライラします。。。そしてうるさいと思って見ると、たいてい女性です。女性は話に夢中になると声のトーンが高くなり大きくなります。黙っている必要はなくとも、廊下や電車では小声で話すということがマナーだということが分かっていない人が多いんじゃないでしょうか。
廊下での話し声がうるさかったのはお客さんのマナーの問題が大きいけど、ホテルのドアの防音が弱いという問題でもあるので、部屋は4点にしました。

お風呂は、バスタブが広くて手すりもついていたので、ゆっくり足を伸ばして浸かれたので、4点。

朝食は2日ともバイキングだったけど、メニューの種類が多かったので、飽きずに食べることが出来ました。味も美味しかったです。ただ、とても混んでいたのが減点要因。

接客サービスは、1日目隣りのお客さんのことでフロントに電話したら、2、3分後には様子を見に来られて、すぐに対応してくれたのが良かったですね。ただ本音を言うと、グループ客はうるさいことが多いので、一人客の隣の部屋は避けてほしいなーと。混み合っているGWだから仕方ないとも思うけど。。。そういう配慮があれば5点なんだけどなぁ。

コスパは、GW期間中でおひとり様価格としては、リーズナブルだと思います。

3点は夕食。朝食と同じレストランのバイキングでしたが、ディナーバイキングなのに朝食とあまり変わらないラインナップ。その代わりお値段も安かったけど。。。もうちょっとサプライズな感じがあれば良かったかな~

2点は癒され度。これは2日間とも隣りのグループ客のうるささに、かなりイライラさせられたので。ベッドの寝心地やパジャマの着心地も良く、全体的にくつろげる空間だっただけに、惜しいです。

交通の便利も良くて、全体的には満足できるホテルだったので、また長崎に来ることがあれば利用したいと思います。

ホテルをチェックアウトして、レンタカーを借りるために路面電車で移動。
長崎から一気に熊本県の黒川温泉へ向かいます。高速道路と一般道で約250㎞、3時間ちょっとの長旅です。
途中の大分自動車道の山田SAで休憩。
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りんごのフローズンソフトです。暑い日だったので、美味しかった[るんるん]

大分自動車道の九重ICで降りて、やまなみハイウェイへ。高原エリアを走る道路で、とても気持ち良いドライブ。山麓から山手に上り下りする所は道も狭くけっこうなワインディングロードですが、高原エリアに来ればとても走りやすい道になります。

途中にはたくさんの見どころがありますが、立ち寄ったのはここ。飯田高原の長者原にある『タデ湿原』。このエリアでは九重夢大吊橋が有名ですが、こちらもお勧めです。
湿原をお散歩することが出来ます。ちょうど、北海道の知床五湖のような感じです。
ビジターセンターには、くじゅう地方の航空写真が床に大きく描かれていて、『あ、さっきここを通ってきたんだ~』とワクワク。
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この湿原で見ることが出来るお花たちを紹介したコーナーがあって、とても丁寧に解説されています。
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タデ湿原を一周してみました。だいたいゆっくり回って30~40分くらいです。
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お天気は曇り空だけど、静かで爽快な感じで、ほんとに気持ちが良い[るんるん]
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くじゅう連山の三俣山や硫黄山を見ながら、木道をお散歩します。

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湿原を守るために、年に1回野焼きをするそうです。野焼きの跡です。

ビジターセンターでも紹介されていた湿原の花たち。
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小さな花が多いですが、愛らしいですね。

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ワンちゃんも気持ち良さそうにお散歩。

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湿原のお花たちの他にも、5月の新緑がまぶしい山菜や木々もたくさん。
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とても気持ちの良い所で、心身ともにリフレッシュ[ひらめき]
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足湯もありますヨ。

タデ湿原からは車で30分位の所に黒川温泉があります。黒川温泉街は道が狭くすれ違いが出来ないところも多いので、GWなど混み合う時期は手信号で誘導されます。浴衣を着て歩いているお客さんも多く、人気の高い温泉街なのも分かりますね。

この日のお宿『御処月洸樹』さんに到着。車で入って行くとこのような立派な黒門があり、門を開けてもらって中に入ります。スゴイ所に来たという感じでワクワク。
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フロントを入るとエレベーターで移動。さらに坂道を上って行ったところに、食事処があります。こちらでチェックイン手続きとウェルカムサービスが振舞われます。
こちらのお宿は黒川温泉の中心からは少し離れた山手にあり、山の斜面を利用して建てられています。食事処からこちらの離れに行くまで、さらに坂道を登らなければなりません。
でもご心配なく。ゴルフで使うカートで送り迎えしてくれます。
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こちらのお宿は昨年10月にオープンしたばかりの新しいお宿で、全8室、すべて離れの一軒家になっています。だいたい100㎡位の広さがあって、離れの造りもそれぞれ特色があります。
ネットで予約する時、それぞれの写真や間取りを見て散々迷って、こちらの『風待』を予約。あとでスタッフさんに聞いたところによると、8つのタイプのうちこの『風待』の部屋が一番見晴らしも良くて人気があるとか。

中に入るとまず、広い土間があります。そして正面には囲炉裏の間があります。
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囲炉裏の間の奥には広いリビングとベッドルーム、畳の間があります。
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とにかく広い[exclamation]
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天井も古民家風で、趣があります。
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囲炉裏の間とリビングには床暖房完備。

ベッドルームには、ダイソンの加湿器も。
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こちらは畳の間にあるおしゃれな照明。
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部屋着として、浴衣やパジャマ、丹田の用意が。
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飲み物のサービスも充実しています。
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冷蔵庫の中の飲み物は無料で、お酒は別注・・・
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値段を見てびっくりした~[あせあせ(飛び散る汗)] 最初、見間違いかとも。日本酒4合瓶で92,000円とは[exclamation] 正直言ってこちらのお宿、1泊のお値段的には前日のお宿を5連泊出来るくらいなんですが・・・チェックインの時『領収書は個人のお名前でいいですか?』と聞かれ『?』と思ったんですが、会社経営の社長さんとか法人の役員さんとか、そういった人たちが多いんだろうな~と納得したのでした。

そしてめちゃくちゃテンション上がったのがこちら、コーヒーセットやグラス類。錫のグラスをはじめ数種類のグラスが用意されてます。
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自分でコーヒーミルで引けるコーヒー豆とすでに引いてあるコーヒーの2種類が用意されています。コーヒー好きには堪りません。

お風呂やトイレはどこ・・・? この狭い通路の奥にありました。隠れ家的な演出です。
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洗面ボールも石をくり抜いたものですごいんですが、もっとすごいのはおトイレ。便器の蓋の開け閉めや洗浄が全自動なのはもちろん、なんと、トイレに入るとクラシックの音楽が流れます[るんるん]
手水鉢があったり。こんなおトイレ、初めて~

着心地の良いバスローブやふかふかのタオル。
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アメニティも充実。髪留めがあるのが嬉しいですね。

そしてお待ちかねのお風呂は…内湯と露天風呂の2種類。
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内湯は檜のお風呂で、湯船も洗い場も広い[exclamation] お湯に浸かりながら、山並みを見ることが出来ます。
露天風呂は・・・見てください[exclamation] こんなに広い露天風呂を独り占め出来るなんて~ 究極の癒しだぁ[いい気分(温泉)][いい気分(温泉)]
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ジャグジーになっているのでちょっと温めですが、思わず泳いでしまいました[わーい(嬉しい顔)]
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こんなに素敵な景色が広がっています。

部屋のお風呂とは別に、天空の露天風呂を貸切出来ます。17時から45分間貸切予約したので、まずは部屋の内湯と露天風呂に入ってから、天空の露天風呂へ。
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天空の露天風呂というだけあって、私の泊まっている離れから更に上に上って行きます。このお風呂も離れ風になっていて、鍵を掛けると完全に個室空間になります。

そして・・・開放感抜群の天空の露天風呂デス。
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棚田や高原の山々、風車や藤の花・・・絶景です。夜、お天気が良ければ星空を見ながら入れるんでしょうね~ ただ残念ながら夕方から雨の予報だったので、明るいうちに予約して正解でした。

再び部屋の露天風呂があるデッキへ。
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天使の梯子を見ながら、地ビールを頂きました。究極のひととき。
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お待ちかねの夕食です。離れの囲炉裏の間でいただきます。
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先付は、新緑豆腐。美味出汁ジュレ、山葵、パプリカ、一寸豆、とまと添え。
小鉢は、蛸柔らか煮、辛子蓮根、虹鱒ちまき寿司、山雲丹豆腐クレソンと蕨胡麻和え。
どれも上品な味付けで、期待感が増します。

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最初のお酒は、冷酒黒川。瓶で持ってきて銘柄を確認した後に、わざわざ透明な徳利に目の前で移し替えてくれます。

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椀盛り。沢煮椀。芽キャベツ、洋胡椒、黒豚、繊野菜、三つ葉、針葱。千切りにした筍や人参などの食感も良く、出汁もとても美味しかったデス。

そしてお造り。つまの代わりに大根と赤かぶと葱で作ったチューリップが。飾り切りが目に楽しいお料理です。
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鮑酒煎りと天草雅鯛、そして伊勢海老のお造り。
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葉山葵を包んでいただきます。
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熊本の馬刺しも。
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九州のお醤油は甘いので、甘くないお醤油も用意されています。

次のお酒は、冷酒ひや。
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煮物は田舎煮。干し筍、蕗味噌、小国大根、揚げ、ぜんまい、蕗。
春の旬菜がとっても美味しかったです。筍の干したものは初めて食べたけど、食感が何とも言えない美味です。この蕗味噌も絶品で、煮物に付けて食べるだけでなく、チビチビとお酒の当てに。

こういう景色を見ながらの食事です。
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そしていよいよ囲炉裏を使ったお料理が登場[ひらめき]
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山女魚の塩焼きは、調理場で焼いたものを囲炉裏で少し炙ってからいただきます。
川魚の塩焼きって、ほんとに美味しい。身が繊細だけどジューシー、塩味と相まって、お酒にもすごく合う。

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強肴、豊後牛と阿蘇王の炭火焼き。これは文字通り、自分で囲炉裏の炭で焼いて食べます。
お肉も美味い[わーい(嬉しい顔)]

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締めの食事は、小国米ひのひかりと伊勢海老の赤出汁。こちらの土鍋は特注品だそうで、ごはんがツヤツヤです。もちろんとっても美味しいご飯でした。

締めの御飯をいただきながらも、次のお酒を。冷酒れいざんです。
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デザートは苺のエスプーマ、林檎ソルベ、小玉西瓜、肥後グリーン。そしてコーヒー。
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肥後グリーンってメロンのことかな?デザートも美味しかった~

土鍋に残ったご飯をおにぎりにしてくれました。
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食事を運んでくれるスタッフさんの中で、同年代の女性スタッフさんとは結構色々お話しました。私が毎月温泉旅行に行っていることやその理由とか。彼女も一人旅してみたいとか。とても話しやすくて、楽しい食事になりました。

大満足な夕食の後は、しばらくくつろいでから再び内湯と露天風呂へ。
残念ながら雨が降り出していたけど、雨の中で入る露天風呂も気持ちが良いもんです。

5日目へ続く。

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免疫力アップ大作戦!㊳長崎・熊本・福岡3日目 [旅行]

5月4日、長崎・熊本・福岡旅行3日目。
朝食は前日と同じレストランでのバイキング。連泊なので、明日も同じなんだけど…3回も同じレストランのバイキング…ちょっとプランニング失敗したかも。

この日は長崎散策。本当なら、この日の午前中に軍艦島上陸ツアーに行く予定でした~(^_^;) 
代替案として、平和記念公園や長崎原爆資料館など、浦上エリアに行くことにしました。高校生の修学旅行でも訪れた場所ですがあまり記憶になくて。原爆といえば広島を真っ先に思い浮かべますが、長崎も同じ悲しい歴史があります。ちゃんと見ておきたいと思ったのでした。

浜口町から松山町まで、路面電車で。長崎も広島のように路面電車が行き交う街です。
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松山町から徒歩1、2分のところに、『原爆落下中心地碑』があります。この塔の上空500mのところで原子爆弾が炸裂しました。この高度は、原爆の威力が最大限となるように計算された高度だそうです。
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どうしてこの場所が爆心地だと分かったのか…周りの木や電柱などがねじ曲がっている中で、この場所のものだけがまっすぐ立ったまま残っていたそうです。つまり爆風を真上から垂直に受けたということが分かるのです。
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これは爆心地から500mほど近くにあった浦上天主堂の遺構をこの地に移設したものです。
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こちらは、被爆当時の地層。この辺り一帯は被爆後2mほどかさ上げされているのですが、当時の地層を見ることが出来るようになっています。お猪口やお皿が散乱しているのがよく分かります。

原爆中心地のすぐ近くに、平和公園があります。平和公園は小高い丘になっていて、エスカレーターで上り下りすることが出来ます。
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エスカレーター登り口のすぐ脇に、『松山町防空壕跡』の遺構があります。原爆当時、避難警報解除中でほとんどの人が防空壕に避難していなかったのでほぼ即死でした。そんな中、たまたま防空壕の中で遊んでいた小学生の女の子が、たった一人の生存者となったそうです。

平和公園は、原爆当時は刑務所があったところだそうです。134名の受刑者全員が亡くなったそうです。
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高校生の時にここに来たはずなのに、ほとんどその時のことは覚えてません。。。
でも今回改めて訪れて、平和記念像が右手で天を指している姿が、人間の愚かさを断罪しているような気がしました。

平和公園の後、原爆資料館へ行きました。こちらに来るのは初めてです。
多くの外国人旅行者が、真剣な表情で展示物を見ている姿が印象的でした。
原爆資料館というと、何だか怖いし遠い昔のこと…と思う人もいるかもしれませんが、北朝鮮による連日のミサイル発射が続く今、他人事とは思えないなぁと。
人間が人間らしく死ねないことの悲惨さを、たくさんの人が感じることが大切だと思ったのでした。

原爆資料館の見学を終えて、タクシーで居留地エリアへ。
まずは、『四海楼』で長崎ちゃんぽんを…[ひらめき]と思って行くと、満席[あせあせ(飛び散る汗)] 1時間以上かかりそうだったので、早々に諦めて、ちゃんぽんを食べられるお店を探してウロウロ。
やっと見つけたのが、大浦天主堂の前にあるレストラン。
『料理が出るまでに30分以上掛かりますけど...』という言葉にもめげず、待つことに。
そして。
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めでたく、長崎ちゃんぽんにありつけた~[るんるん] 味はまあまあかな?(中央軒のちゃんぽんの方が好きかも(^^;)

大浦天主堂。ステンドグラスや高い天井などはとても素晴らしかったんですが、なんせ観光客が多くて、荘厳な雰囲気とはほど遠かった・・・
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この後グラバー園へ。グラバー園は今回で3回目。長崎観光の定番中の定番ですから。
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グラバー園も丘にあるので、エスカレーター完備。以前来た時はあったかな??
グラバー園は、坂本竜馬との取引で知られるグラバーさんの邸宅をはじめ、文明開化の時代に外国から日本にやってきた外国人のお家を移築したところです。
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丘にあるので、長崎の港も見えて、景色がとても素晴らしいです。

園内にはたくさんのお花も[かわいい]
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けっこう歩き回ったので休憩タイム。
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フワフワかき氷。シャーベットよりも更に極めの細かいかき氷で、超ウマい[るんるん]

『薔薇の館』・・・という名前ではありません(^^; が、薔薇で彩られたとても素敵なお屋敷です。
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特に、赤と白の薔薇の壁は圧巻です[ぴかぴか(新しい)]
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こちらがグラバーさんのお家。
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ここに坂本龍馬さんも来たんですね~
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150年前の食卓が再現されていました。なかなか豪勢ですなぁ~

グラバー邸からの眺め。港にむちゃくちゃデカい豪華客船が停まってます。大きな建物のように見えるでしょう? 船です[exclamation]
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グラバー園の出口には、再び長崎くんちの龍踊りの龍が。
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長崎くんちは毎年10月上旬に行われるお祭りですね。いつかは行ってみたいです。今は動画サイトが充実しているので、現地に行かなくても雰囲気は味わえるんですが、やっぱり生で見てみたい。

グラバー園から港に出ると…先ほど見えた豪華客船が間近に。
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ちょうどそこにこの客船の乗客たちが、グラバー園見学から戻ってきました。クラブツーリズムの係員さんたちが、『おかえりなさ~い』と出迎えてました。
『ダイヤモンド・プリンセス』という豪華客船のようです。豪華客船の旅というと、世界一周とか何百万円もするもので、リタイヤさんとかお金持ちの旅というイメージでしたが、実は意外とそうでもなく。日本発着便でもいろいろなプランがあって、安いものでは6日間で長崎港から韓国までの周遊で10万円程度[ひらめき] もちろん部屋のランクや行先、日程によっては150万円位のプランもありますが。
ちなみに2人部屋を1人で使う場合は、なんと[exclamation] 倍の料金のようです・・・(>_<)
でも、いま私が毎月旅行に行っている費用からすると、選択肢に充分なり得るということが分かりました。。。ということで、この免疫力アップ大作戦!の旅の締めくくりには、この船に乗ってみたいと思っております。
ただ、一人で行くにはちょっと持て余しそうなので、妹でも誘ってみるかなぁ~??

ダイヤモンド・プリンセスの話題は尽きませんが、旅の続きを。
長崎と言えば・・・卓袱(しっぽく)料理[ぴかぴか(新しい)] 
長崎にはたくさんの観光名所があるだけでなく、名物料理も色々あります。その中でもどうしても食してみたいのが、この卓袱料理なのでした。
長崎での滞在ホテルのレストランでは食べることが出来ないので、有名店を探して予約しました。
それが、こちら『浜勝』さん。
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卓袱料理とは、大皿に盛りつけられた料理を、朱塗りの円卓を囲んで大人数で食べる宴会料理。和・唐・蘭(わからん)が入り混じった料理です。
おひとり様でも一人分を取り分けて出してくれるコースもあるんですが、けっきょく旅館などで戴く和会席と変わらないスタイルだったので、卓袱料理の雰囲気は味わえませんでした~ やっぱり、宴会料理を1人で食べるには、無理がありました(^^;

それでも、それぞれのお料理はとても美味しかったですヨ。
出されるお料理にも特色があり、お約束事もあるので、ご紹介したいと思います。

最初のお料理はこの『おひれ』から始まります。鯛の身が入ったお吸い物です。宴会の挨拶などは、このおひれを食べ終わった後に始まります。
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『まずは、腹ごしらえを』という意味だそうです。

次に『小菜』。冷めても美味しいものが並びます。海のもの・里のもの・山のもの3種を盛りつけたお料理と十六寸豆(インゲン豆)の蜜煮。そしてお刺身。
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『中鉢』、温かいお料理です。焼き物はサザエの香草焼き、揚げ物はチーズ入りコロッケ。
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豚の角煮は『東坡煮(とうばに)』と言われています。この角煮が、めちゃくちゃ美味しかった[るんるん]

『大鉢』季節の材料を使った和のもの。野菜の煮物と、もやし・しいたけ・こんにゃく・豚肉など千切りにした炒め物。これがめちゃくちゃ美味しかったです。ごはんが進む~
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『ご飯』
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『水菓子』フルーツですね。
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『梅椀』昔は締めにお菓子だったそうですが、今はお汁粉が出されることが多いようです。
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大人数でいただく卓袱料理ではなかったけど、お料理自体は特色があって、味も美味しかったです。

満腹になったあとは、路面電車でホテルまで戻り、夜はひたすらブログの記事を書いて過ごしました。
この日は、長崎の街を満喫した1日になりました。
4日目へ続く。

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免疫力アップ大作戦!㊳長崎・熊本・福岡2日目 [旅行]

長崎・熊本・福岡旅行2日目。今日もハウステンボスを満喫してから、次の目的地長崎へ移動。
朝起きるとお天気は[曇り] 快晴だと日に焼けるので、外で遊ぶ時は[曇り]がちょうどいいなぁ~と思っていたら、日中の気温は25度、完璧な[晴れ] 
おかげで日焼けしてしまい、夜には顔や腕が真っ赤に水ぶくれ状態になってしまいました。

朝ごはんはバイキング。種類が多くてなかなか充実してました。いつものごとくお腹一杯!

10時過ぎまで部屋でゆっくりしてから、チェックアウト。来た時と同様に、帰りも入り口の手荷物預かり所まで荷物を運んでおいてくれます。

それでは、『ホテルヨーロッパ』さんの採点です。
部屋5、お風呂4、夕食なし、朝食4、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.3[満月][満月][満月][満月][三日月]
じゃらんの口コミでは4.4。

部屋は5点満点。広くて、家具やシックな花柄のカーテンなど落ち着いた雰囲気。窓からはドムトールンが目の前に見えたし、なんと言ってもホテルの外観が素晴らしい。今までに泊まった宿の中で一番素敵です。アメニティや備品も充実していたし、バスタオルやフェイスタオルが分厚くて気持ち良かった~

お風呂は、バスタブが広くてお湯を張ってゆっくり浸かれるのが良かったです。ホテルのユニットバス式のお風呂の中ではかなりレベル高いですが、温泉とか露天風呂ではないので4点。

朝食は、和洋だけでなくシリアル系やジュースなどの種類が豊富。但し、特に驚きを感じることもなかったので4点かな。

接客サービスは5点満点。フロントや客室案内係の女性スタッフさんの対応がGood! とても気持ちの良い笑顔で、必要なことはしっかりと説明してくれました。宿泊者専用のゴンドラでチェックインクルーズのサービスや下船したお客さんをチェリストの音楽で出迎えてくれたり。。。非日常な感じがとてもワクワク。

癒され度も5点満点。静かでとても落ち着けました。優雅な感じに浸れました。

コスパは3点。オフィシャルホテルの中では一番格上だし、おひとり様価格ということもあるので仕方ないのかもしれませんが…平日でもこのお値段なのは…

ロビーには生け花展の出品作品が飾られていたり、クラシックの演奏会なども催されたりと、全体的にゴージャスなホテルでした。

さて、ハウステンボス2日目のスタートは、ポスト[ひらめき]
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旅先で時々、友人に手紙を書くことがあります。ホテルに備え付けの絵葉書がとてもきれいだったので、軍艦島ツアー予約し忘れ事件のことを報告するために、仲の良い学生時代の友人に絵ハガキを書きました。

最初のアトラクションは、『ショコラ伯爵の館』。チョコレートがテーマの館ですが、イマイチよく分からない???な感じでした~ チョコレートのアイスを食べて終わりみないな。
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『スーパートリックアート』
こちらはいろいろなトリックアートがあって、けっこう楽しめました。
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目の錯覚って不思議ですね~
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全部、2Dの絵なんですヨ。飛び出し感、スゴイです。
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絵の前でいろんなポーズで写真を撮ると、絵と一体になった面白い写真になります。
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床に書かれた絵なのに、スゴイ立体感ですよね。面白かった~[るんるん]

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『フラワーアイスカフェ』なんとマイナス10度のカフェ[雪][雪][雪]
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お花や野菜の氷のテーブルや壁が。ドリンクを頼まなければならないんですが・・・
氷のグラス[雪][雪][雪] どこまで冷やすねん[exclamation]
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外が暑かったので、ちょうど良い涼みになりました~

『ラビリンス~光と音の迷路』
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鏡張りの迷路になっていて、けっこうおもしろかったです。

続けて4つのアトラクションに行ったので、ベンチで少し休憩していたら・・・なんだか賑やかな吹奏楽が聞こえてきました。マーチングパレードがこちらにやって来るようです。
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ベンチに座っている目の前を通り過ぎて行きました。
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さっそく、後を追いかけて・・・噴水広場へ。
マーチングバンドフェスタが始まりました。GW期間中、長崎県、佐賀県、大分県の高校のマーチングバンドが20校出演します。
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この日は3校、長崎と大分の高校生たちが出演していました。マーチングバンドのドリル演奏はとても好きなので、全部観ました。

最初の高校は、長崎日本大学高等学校。
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この4月に入部した1年生がたくさん出演しているそうで、もうすっかり演奏が板についてました~

2番目は、大分藤蔭高等学校。
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こちらも1年生が多くて、初々しい! 
小太鼓の女の子が、すごく可愛かったデス。

3番目は、大分東明高等学校。
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こちらの高校はかなり本格的で、バトントワリングのパフォーマンスもスゴイです。
ドリル演奏も、葉加瀬太郎さんの情熱大陸など知ってる曲が多かったので、ノリノリでした。
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バトントワリングのメンバーは2度の衣装替えも。
この衣装はもしや…? 『逃げ恥』の恋ダンスで~す[るんるん]
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ドリル演奏はカッコよく、恋ダンスはとても可愛く。
高校生と言ってもまだ中学校を卒業したばかりの1年生も多かったからか、ちっちゃな子供たちが大きな楽器を持って演奏している姿が、とても微笑ましかったですね~
暑い中、みんなよく頑張りました(^-^)

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ワンダーホイールという乗り物で園内をお散歩出来ます。ヘリコプターの遊覧もあるんですヨ。

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ドリル演奏の間は、暑い中でずっと立ちっぱなしだったので、ちょっと休憩。くまモンのサイダー。そういえば、ハウステンボスはいたる所にベンチなど座って休憩出来るところが多いので、年配の方にも優しいところです。

名残惜しいですが、そろそろ次の目的地へ行かなければなりません。
最後はドムトールンの展望台へ。ハウステンボスを上から見納め。
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ここが昔は何もない荒地だったとはとても思えない、素敵な街でした[ぴかぴか(新しい)]

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帰りもカナルクルーザーで入口ゲートへ。シャボン玉、キレイ。

入口ゲートで荷物を受け取ってから、駅へ歩いていると・・・[exclamation&amp;question] ヤバい、[雨]が降り出しました。
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大急ぎで駅へたどり着き、ホームで待っていると…雨が土砂降りに。
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10分ほどで止んだにわか雨でしたが、タイミング、良過ぎ[ひらめき]

楽しかったハウステンボスを後にして、快速電車で長崎に向かいます。大村湾沿いに電車が走るので、海を眺めながらの約1時間半の旅です。

そして長崎駅に着きました。長崎くんちの龍がお出迎え。
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駅からはタクシーで、この日のお宿『ザ・ホテル長崎』さんへ。そういえば、こちらのホテルは最近名前を変えたそうで、長崎にはもう一つホテル長崎というホテルが山の上にあるので、タクシーの運転手さんは『ややこしくて困る』と言ってました。こちらのホテルは駅から歩ける距離だけど、間違えて山の上の方に行ってしまうこともよくあるそうです。
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ロビーに入ると、いきなり人前結婚式の真っ最中。ホテルのロビーでとは、想像もしてませんでした。。。チェックイン手続きで待っている間も、誓いの言葉や拍手でメチャ盛り上がってました。

結婚式で思い出したけど、ちょうどこの日5月3日、会社の元部下の女性の結婚式があり、実は招待されたんですが…旅行の予定があったので、ゴメンナサイしたのでした。
彼女は2年前に私と前支店長とで採用面接して、一目でOKした部下。とても仕事が出来る上に、性格もカワ(・∀・)イイ!!。事務職での採用だったけど今は営業の仕事に変わったので、直接の部下ではなくなったけど期待しています。
残念ながら出席出来なかったかわりに、偶然にも見知らぬご夫婦の結婚式に遭遇するとは。ビックリです。

このホテルには2泊連泊の予定。この免疫力アップ大作戦!の旅での連泊は初めてです。長崎をガッツリ楽しむために連泊にしたのに・・・軍艦島に行けないなんて~[あせあせ(飛び散る汗)]

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部屋は広めのツイン。座り心地の良い広めのソファやPCが出来るテーブルセットがあって、機能的。
窓も広くて、坂の街長崎の様子がよく分かる良い眺めです。稲佐山も見えますネ。
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バスタブも広くて、お湯を張ってゆっくり浸かれました。

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アメニティも充実。とても着心地の良いパジャマも。
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コーヒーセットもOK。

宿泊プランは夕食なしだったけど、ホテル最上階レストランのディナーブッフェを予約しました。
こちらの席からの眺めも素晴らしいです。食事の間に黄昏て、夜景もバッチリでした[ぴかぴか(新しい)]
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ブッフェのメニューはそれほど多くなかったけど、充分に満足出来る夕食になりました。

夕食後はPCでひたすらこのブログの記事を書き、お風呂に入って就寝。。。

ここで第1回目、お土産の発表です。
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ハウステンボスで自分用に買ったもの。クッキー、ハンカチ、九州限定ハイチュウのあまおう苺。和風チーズセレクション、チーズパンチェッタ、辛子明太子の燻製チップ、姫からすみのチーズ入り燻製。どれも美味しかったデス[グッド(上向き矢印)]

3日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!㊳長崎・熊本・福岡1日目 [旅行]

GW始まりました~ 今年は2日を年休取って、5泊6日の予定で長崎・熊本・福岡旅行に来ています。

1日目は名古屋からハウステンボスまで直行。新幹線3時間20分と特急で約1時間50分。自宅を7時半に出てハウステンボス到着が14時半、7時間もの長旅でした。
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新緑がまぶしいです[ぴかぴか(新しい)]
桜の季節が終わったら、入れ替わりに木々の緑が青々としてきました。

長旅なので、新幹線で駅弁食べました。
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肉三昧[わーい(嬉しい顔)] おなか一杯になりました。

新幹線はGWの混雑に備えてグリーン車にしたら、自由席にも空席が多かったくらいで、隣の席には誰も来ずに快適でした。
博多からハウステンボス行の特急も奮発してグリーン車にしたら、なんと私の他に1人しかお客さんはいませんでした。な~んだってかんじ。

行きの行程はかなりリラックス出来たんですが、新幹線がそろそろ博多に着こうかという時に、とんでもないことが発覚[exclamation] まさかの出来事。
今回の旅行のメインは二つ、おひとり様ハウステンボスと長崎の軍艦島上陸ツアー。
特に、軍艦島はTV番組で見てぜひ行ってみたいと前々から思っておりまして、このGW旅行の計画も軍艦島ありきで昨年12月に立てました。ただこの時は、軍艦島上陸ツアーの予約受付はまだ始まっておらず、後で予約する必要があったんですが。。。なんと、予約をするのをすっかり忘れていた[exclamation×2]

急いで新幹線の中でタブレットを立ち上げて、クルージング会社のHPを見てみると・・・予定していた日はすでに満席[たらーっ(汗)] って、GW期間中はすべて満席[たらーっ(汗)] ナンテコッタイ[もうやだ~(悲しい顔)]
会社の部下にもこの軍艦島上陸ツアーに行く話で盛り上がり、かなり楽しみにしていたというのに。

宿を押さえるためにだいたい4~6ヶ月前にスケジュールを立てることが多く、毎月旅行に行く合間に、毎月旅行の計画を次々と立てているので、旅行が近づいてきても以前立てた計画を見直す暇がないというか。。。スケジュールを立てることで、気持ち的にすでに完結しているというか。。。
それでも、これまでも些細なポカは幾度となくあったけど、これほどまでに大事なことを忘れるとは・・・(;'∀') 
ほんま、信じられへんわ~ と新幹線の中で独りごと言ってしまいました。
ということで、長崎滞在スケジュールの予定変更です。

半ば放心状態のまま、博多に到着。
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大分行きのソニック。九州の電車って見慣れないので、なんだか新鮮です。全国のJRの特急の中では、JR九州の特急が一番カッコいい気がします。写真を撮り忘れたけど、博多長崎間の特急かもめも、なかなかシブい。白いかもめも黒いかもめも、両方見ることが出来ました。
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ハウステンボス行きは・・・なんでこのデザインなのか?と思うんですが(^_^;)
グリーン車は先頭なんですが、運転席との仕切りがガラスになっているので、1列目の席は『電車でGO!』の特等席です。私は2列目だったので、体を横に倒すと『電車でGO!』出来ました[わーい(嬉しい顔)]
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ハウステンボスに到着。駅のホームから見えるのは、ホテルオークラJRハウステンボス。いきなり目を引きますね~
まあここからは軍艦島のことは忘れて、思う存分楽しむぞ~

この日は園内の『ホテルヨーロッパ』に宿泊予定。チェックインは15時以降ですが、ホテルにチェックインする前にも色々と遊びたい!という人のために、園内のホテル宿泊者は入り口で大きな荷物を預けることが出来て、ホテルまで運んでくれます。このサービスは嬉しいですネ。

園内に入って最初に出迎えてくれるのがこの景色。ハウステンボスの写真といえば、このショット。
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風車と色鮮やかな花たちと運河。もう気分はヨーロッパ[ひらめき]
ハウステンボスが出来て今年で25周年だそうですが、実は、出来てすぐの頃に1度来たことがあります。当時付き合っていた彼氏とのラブラブ旅行で[ハートたち(複数ハート)] この風車の風景も当時のままです。

ハウステンボスのことを少し紹介しておくと、元々は江戸時代に開拓された水田跡地で、昭和になって長崎県が工業誘致のために造成しましたが、工業用水確保が難しいために誘致が進まず、長い間手つかずの状態だったそうです。ヘドロの埋め立て地で草木も生えない荒地だったとか。
そんな土地を創業者さんが買い取って、2000億円以上かけて土地改良や街づくりを行い、現在のように緑豊かなオランダの街を模したテーマパークになりました。街を流れる運河も、大村湾の潮の満ち引きを利用して水を入れ替えるなど、徹底した水質管理がなされています。
テーマパークというよりは、オランダの街がもう一つ出来たという感じです。

ただ、開業後10年を過ぎた頃、来場者の落ち込みと債権者である銀行の融資引き揚げのために、なんと会社更生法を申し立てて倒産してしまいました。。。この状況、他人事とは言えませんが。
さらに金融不況の影響でスポンサーが手を引いてしまい、営業もままならない状態に。そんな状況の中、旅行代理店のH・I・Sが新たなスポンサーとなり、九州の主なインフラ企業数社も出資して、今のハウステンボスとなったそうです。

以前はオランダの街並みや食事や買い物をするのがメインだったけど、今のハウステンボスは最新の体験型アトラクションや子供たちが楽しめる遊びの場、それにイルミネーションやいろんなイベントがあったりと、楽しめるものが多くなったと思います。
なので、ここ数年『ハウステンボスが面白いらしい』という口コミが増えてきたんじゃないでしょうか。

という訳で、アトラクションやイベントがたくさんあり過ぎて、1日ではとても時間が足りな~い[exclamation] 事前に予習もしたので、まずはお目当てのアトラクションへ。

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アトラクションシティのアンブレラストリート。夜になるとイルミネーションになります。

このエリアには最新のVR(バーチャルリアリティー)技術の体験型アトラクションがたくさんあります。ただ、対戦型のゲームが多いので、おひとりさまにはちょっとツライのでパス。
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『ホライゾン・アドベンチャー・プラス』オランダの大洪水を体験出来るアトラクション。確か、前回来た時もあったような。。。とりあえず後で時間があれば行こうっと。
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ロボット館の前には巨大なロボットが。詳しくないのでスルー。

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スリラーシティへ。このエリアはホラー系のVRやホラーハウスが集中してます。ホラー系はパスです。

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何だか騒々しく音を立ててやってきたのは、シュテーボというロボットバス。笑えるくらいにガチャガチャ言いながら走ってます[わーい(嬉しい顔)]

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アムステルダムシティ。このエリアにはワインやチーズなどの専門店やオランダの民芸品などのお店が集まっています。木靴の絵付け体験も出来るんですよ。大きな木靴も。

お目当てのアトラクションへやっとたどり着きました。『ドラゴンワールドツアー』、VR型のメリーゴーラウンドです。ヘッドホンとVRゴーグルを装着して、メリーゴーラウンドに乗るんです。最新のアトラクションで、つい最近のTV番組でもやっていたので、是非やってみたいということで。
この日は平日なので待ち時間は15分ほど。
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ドラゴンに乗って空を飛ぶ体験が出来ます。VRゴーグルとヘッドホンをつけると完全に外界からシャットアウトされるので、わざわざメリーゴーラウンドに乗る必要はないような気がしますが[わーい(嬉しい顔)]
それでも迫力ある映像で楽しめました。

同じくアムステルダムシティにある『ギヤマンミュージアム』へ。世界各国のガラス芸術品を見ることが出来る美術館です。
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色別に展示されたガラス工芸品は、とても見ごたえがあります。
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ゴージャスなシャンデリア、スゴイですね~

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夕方に近づいてくると曇り空に。雲の向こうの太陽とドムトールンが絵になります。

タワーシティへ。この日泊まる予定のホテルヨーロッパに向かうカナルクルーザーが。この後で私も乗る予定。カナルクルーザーに乗るためにハーバータウンには行かず、入口ゲートへ戻ります。
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アートガーデン。このエリアは庭園になっていて、夜には一面イルミネーションになりますヨ。
バラ園、あと10日ほどでバラ祭りが開催されますが、まだ少し時期が早いので満開とはいかないですが。それでも綺麗に咲いているバラを見つけました。
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薔薇はやっぱり、華がありますね~
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ドムトールンはどこのエリアからも見えるので、エリアごとに色々なドムトールンを楽しむことが出来ます。
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バンジージャンプも[exclamation]

風車のエリアに戻ってきました。風車の後ろ姿。
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本物のワンちゃん。ハウステンボスは小型ペット同伴OKのようです。

歩き疲れたのと暑かったので、水分補給。シュワポップ、炭酸の氷です。
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ホテルヨーロッパ専用のカナルクルーザーへ。運河から見る景色もとても素敵です。
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分譲の別荘街が隣接しています。それぞれがとても可愛らしくて素敵な別荘ですね。
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ドムトールンが近づいてきて。。。いよいよホテルヨーロッパへ。
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建物の下がトンネルになっていて、そこを通り抜けると・・・コの字型の建物の中庭にホテルの乗船場が見えてきました。チェリストがお出迎えしてくれました。
なんとも雰囲気がありますね~
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ロビーでは生け花展をやっていて、目を楽しませてくれます。

部屋に着きました。家具や花柄のカーテンがシックで、とても落ち着ける部屋です。
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窓の外にはドムトールンが目の前に[ひらめき]
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バスルームは広めのユニットバスで、こちらも花柄のタイルになっていてカワ(・∀・)イイ!!
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アメニティも充実してます。
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バスタオルやフェイスタオルが分厚くて、フカフカ[るんるん] 体を洗うワッフル地のタオルもありますヨ。

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冷蔵庫内のドリンクは有料ですが、コーヒーなどは無料。

部屋で少し休憩してから、夜のハウステンボスへ出発[exclamation] カナルクルーザーでチェックインしたのとは別の入り口を出ると、ホテルの正面玄関です。
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イルミネーションにはまだ明るいので、まずは晩ご飯を食べることに。
部屋の窓から見えていたドムトールンの運河沿いにあるフードコートで食べました。
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蒸し牡蠣とカキフライ、ソーセージ。そして[ビール][るんるん] どれも美味しかったですヨ~ 
涼しい風の中で黄昏時の園内を見ながら、テラス席で食べるのはほんとに最高[exclamation]

ご飯を食べ終わる頃には…イルミネーションやライトアップされた街並に。
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めちゃくちゃ素敵な光景[ぴかぴか(新しい)]

アートガーデンにやってきました。『光の王国』こちらのエリアでは一面のイルミネーションを楽しめます。本当に幻想的で、ため息が出ます[ぴかぴか(新しい)]
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巨大なロボットドラゴンも。
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『光のパレード&光の運河水上ショー』
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ゆっくり見ていたかったけど、お目当てのショーの時間が近づいてきたので早々に切り上げて移動。途中のスリラーシティでは、プロジェクションマッピングで太鼓の達人やってました[ひらめき] 実際にゲームに参加出来るようになってるんですヨ。楽しそう~
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アトラクションタウンへ。
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こちらの噴水広場にも巨大なイルミネーションの天空ツリーが。

街の裏手に回ると、フラワーロードにある風車もライトアップ。
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そして、お目当ての劇場へ。ハウステンボス歌劇団のショーが始まります(^^♪
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チームフラワーの『K.K7335~アンドロイドの涙~』
パスポートで観覧可能ですが、有料の前方指定席を予約していました。どうせ見るなら、いい席で観たいと思って。なので、前から2列目、舞台の真正面というかぶりつきの席をGet!

宝塚歌劇団やOSK日本歌劇団出身者たちが在籍している歌劇団なので、かなり本格的でした。タカラヅカは子供の頃に1度観たことがありますが、大人になってからは未体験。
・・・かなり衝撃的でした[るんるん][るんるん] 良い意味で。
タカラヅカのように男役と娘役のトップスターが主役で歌ったり踊ったりするんですが、ほんとにキレイ。チームフラワーのトップスターは伊織はやとさん。背が高くてカッコよかったです。
約1時間のショーでしたが、とにかく非日常の世界に飛び込んだかんじでワクワクしっぱなしでした。タカラヅカに夢中になる人の気持ちが少し分かったような気がします。
有料の前方指定席は、たぶんファンクラブの常連さんたちと思われるおばさまたちでいっぱいでした。
たまにはこういう世界に浸るのもいいなぁ~と思ったのでした。

『光と噴水の運河』のイルミネーションショー。こちらもすごく素敵でした。
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鮮やかなイルミネーションが色々な色に変わり、ほんとにキレイです。この光の運河を行くカナルクルーザーに乗ることも出来るんですヨ。

アートガーデンに戻ってくると、光の滝が色々な色に変化していて・・・
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ドラゴンが現れた[ひらめき]
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ハウステンボスでは4つの3Dプロジェクションマッピングを見ることが出来るんですが、運河のイルミや光の滝に見とれている間に見逃してしまいました~[たらーっ(汗)] 急いで会場に行ったものの、最後のカエルちゃんだけしか見れませんでした。。。
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GW中は23時までの日もあるようですが、この日の閉園時間は22時。名残惜しい気持ちのままホテルへ戻る途中も、最後まで素敵な景色にうっとり。
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ホテルヨーロッパ、光のお城みたい[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]
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ドムトールンも幻想的。

ディズニーランドでもなく、ユニバーサルシティとも違う、魅力的なテーマパーク。
家族連れでもカップルでも、そしておひとり様でも。充分楽しめる場所です。
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免疫力アップ大作戦!㊲静岡1日目 [旅行]

今回の旅行は、静岡県中伊豆のお宿へ再訪する旅!
2015年1月に訪れた『骨董旅館ゲストハウス開耶』さんに、桜の季節にどうしても行きたくて、半年前程から予約を入れていました。こちらのお宿には樹齢300年の大きな桜の木があるのです。

前日の送別会で午前様にもかかわらず、ちゃんと寝坊しないで予定通り出発。ところが生憎の[雨] 
お宿に行く前に、松崎町の那賀川沿いの桜並木と田んぼを使った花畑に行くつもりなんだけどなぁ~

新幹線で三島へ、そこからレンタカー。天城越えをして一気に松崎町まで、約2時間。
那賀川沿いに桜並木が続いていて、田んぼを利用したお花畑とのコラボがとても絶景[ぴかぴか(新しい)] のはずが…
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こんな雨でも人がたくさんいるじゃん[exclamation]と思って近づくと…合羽を着た案山子さんたち。お花見の縁日を楽しんでました(^^♪
こちらは田んぼを利用したお花畑として3月上旬から5月上旬まで、いろいろなお花が楽しめるようになっているところです。
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お花畑の中に入って行きたかったけど、とにかくすごい雨。
雨だけでなく風も強かったので、お花見は一瞬で終了[たらーっ(汗)]
それでも、美しい花たちや桜、雨に煙る里山をしばらくボーっと眺めているだけでも、とても楽しい気分になりました。

那賀川沿いの桜並木は菜の花とのコラボも絶景[ぴかぴか(新しい)]
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こちらの桜はちょうど満開。たわわに咲きほこった桜の木の下で、大雨が降るのもかまわず撮影大会…ここはテンション上がりました。

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お天気が良ければお花見をしようと思って、名古屋で駅弁を購入してきたんですが、車の中で食べました。ちゃんとレジャーシートも持ってきたのにな~(;'∀')

とても素敵な場所だったので、いつかまたこの季節に来たいと思いました。リベンジ!

雨が激しかったので他にはどこにも寄らずにお宿へ向かいました。西伊豆の海岸線沿いを走ると、満開の桜の木がたくさんあって、ほんとにキレイでした。このルートは天気が良ければ富士山も見える絶景ポイントがたくさんあるんだけど。。。ほんと残念[たらーっ(汗)]

14時過ぎにはお宿に到着。
前回来た時もそうでしたが、今回も雨にもかかわらず、駐車場でスタッフさんがお迎えしてくれました。到着予定は15時と伝えてあって随分早くに着いたのに、びっくりでした。
そして。お宿の玄関前の樹齢300年の桜の大木も。。。
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松崎町の桜が満開だったので期待していったけど、なんと1分咲き[あせあせ(飛び散る汗)]
このお宿は少し山の上にあるので、まだほとんど咲いてませんでした。
いつもならこの時期には満開になるそうですが、今年は1~2週間前に寒い日が続いたので遅くなったみたいです。あちゃちゃ…

1年3ヶ月前に訪れた時と同じスタッフさん2人が、前回と同じように出迎えてくれました。お部屋も前回と同じ102号室。露天風呂付きのツインベッドタイプのお部屋です。
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部屋の露天風呂やテラスも変わりません。
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前回と唯一違ったのは、テラスから見える景色。前回は1月で木々はほとんど枯れている状態だったけど、今回は1分咲きの桜の木が。充分に膨らんだつぼみが、今日咲こうか、明日咲こうかと。
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お宿の貸切風呂も、こちらのお宿は1日に4組までしかお客さんを取らないので、ほとんどバッティングすることもなく24時間好きな時に自由に入れます。
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2時過ぎに到着してすぐに貸切風呂に行ったんですが、すでに先に入った方がおられたようで(^^;
みんな考えることが同じですね~

貸切風呂の後は部屋の露天風呂を出たり入ったり、な~んにもしない贅沢な時間を過ごしました。

そして夕食。こちらのお宿の食事がとにかく素晴らしくて、とても楽しみにしてきましたが、今回も見事に期待を裏切りません[ぴかぴか(新しい)]

まずは、スパークリングワインから。
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お品書きがないので、お料理名についてはうろ覚えです。
さっそく記憶がぼけてます。。。確か、豆乳豆腐だったような・・・香ばしくて美味しかったです。梅酒と。

スパークリングワインはこの一品で飲み終えたので、ここらはガッツリと日本酒で。名古屋の萬乗醸造さんのお酒、『醸し人九平次』。前回もこのお酒からのスタートでした。
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改めてお伝えしておくと、こちらのお宿ではワンコイン500円で、なんと飲み放題~[ぴかぴか(新しい)] しかも安いお酒の飲み放題ではありません[exclamation] 
お酒好きな支配人がお客さんにぜひ飲んでほしいと思う全国の美味しいお酒を吟味して取り寄せ、お客さんの好みを聞いてチョイスしてくれるのです。吟醸系が好きか、純米系がいいか? 辛口or甘口? 深みがある方が良いか?? このお料理に合うお酒をというオーダーももちろんアリ。
私は決して日本酒通でもなく、お酒なら何でもいいんですが(^^; 好きなブランドや酒造メーカーのものなど拘りを持っている人でも、支配人のお勧めに身をゆだねて、新たな発見が生まれる…という楽しみ方もアリです[ひらめき]
お酒の種類が変わる毎に、グラスやおちょこも変わります。オーナーが骨董屋さんなので、グラスを愛でるだけでも、上質な時間を過ごしている気分になれます。
前回もかなりたくさんの種類のお酒を頂きましたが、今回も最初からハイペースです[わーい(嬉しい顔)]

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うなぎと大根の煮付け。うなぎがトロトロで香ばしくて、めちゃくちゃ美味い[exclamation]

八寸と小鉢。
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明日葉の天婦羅やウドの酢漬け、自家製スモークチーズ…その他いろいろ。
和風出汁で煮付けた春野菜は、ほんとに春を感じさせる一品。

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3種類目、『九頭龍』福井県の黒龍酒造さんのお酒。

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椀物。白魚の真丈が入ったお吸い物。京風の薄味の出汁がほんとに美味しい。
このお料理に入っている海草のようなもの、『これ何ですか?』と尋ねたところ、スタッフさんが料理長まで聞きに行ってくれたんですが…せっかく教えてもらったのに、忘れてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

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4種類目、青森のお酒『田酒』。西田酒造店さんのお酒。湯呑み茶碗といった感じのおちょこがほんとに可愛らしくて。

そしてここからは、お造りの祭典[ぴかぴか(新しい)]
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ここまでのテンションもかなりハイでしたが、ここで一気にトップレベルへ[グッド(上向き矢印)]
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ヒメ鯛は丸ごと一匹分。車海老はオードブル風に。
金目鯛とカンパチ、本鰆。
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鯛の昆布締め。
こちらのお宿は伊豆半島の内陸部にありますが、車で30分も走れば駿河湾にも相模湾にも出られるので、新鮮な海の幸をいただけるんですね~

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桜の道明寺蒸し。中には鯛が入ってます。蕨などの春の山菜も添えられていて、ほんとに春[ぴかぴか(新しい)]

5種類目は焼酎にシフト。『春雲紫』という紅芋の焼酎。鹿児島県の濱田酒造さんの芋焼酎。『ガツン系の飲み応えのあるものを』というオーダーに応えてのお勧めの一品。
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めちゃくちゃ、ガツン[わーい(嬉しい顔)]

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タコのマリネ。タコのコリコリ感が良かったけど、野菜も美味しい!

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焼き魚とエビの雲丹庵掛け。

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春雲紫をもう1杯いただいたあと、6種類目のお酒。宮崎県日南市の酒造王手門さんの焼酎『漆黒・超不阿羅王』。何とも意味深なネーミングの焼酎です。ラベルの説明文も読み応えがありますが、味もなかなか飲み応えあり。こちらもガツン系です。

もち豚のしゃぶしゃぶは梅の出汁でいただきます。このお鍋と次の黒米のお茶漬けは、こちらのお宿の名物料理。前回も頂きましたヨ。
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前回、しゃぶしゃぶにレタス[ひらめき]という組み合わせに驚き、それ以降自宅でもお鍋にレタスを入れるようになりました。シャキシャキ感がナイスです。
そしてこの梅の出汁が・・・ほんとに絶品。
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黒米が入ったお茶碗に、この梅の出汁を掛けてお茶漬けにするんですが、もうほんとにびっくりするほど美味しくて。出汁はもちろん全部飲み干しますヨ。

締めの御飯の後は…デザートワイン。7種類目[わーい(嬉しい顔)]
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イチゴ小豆に、メロンのゼリー寄せ、リンゴ。イチゴと小豆、合いますね~
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そして最後にホットコーヒー。コーヒーの好みも、深めorあっさりorまろやか…?と聞いてくれます。

デザートは後で部屋まで持ってきてくれることもお願い出来たのですが、勢いで食べないと満腹で食べられそうにないので、このままこちらで頂きました。
その代わりに、先ほどの『漆黒・超不阿羅王』を部屋まで持ってきてくれることに。
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部屋の露天風呂に入った後に、テラスで焼酎を・・・
ホントに、吞兵衛にとっては極楽浄土としか言いようがありません[ビール]

それにしても、何と楽しい夕食だったか・・・
おもてなし好きでお酒好きな支配人との再会も、楽しいひととき。リピーターながらもまだ2回目の新米にも拘らず、しっかりと私のことを覚えていてくれたようで、最初の挨拶に来られた時、ニコッと笑って『今回も充分におもてなしさせていただきます』と。
支配人だけでなく、若い男性スタッフさん2人もほんとに気持ちの良い接客で、気配りも心地良くて。2回目でさらにこちらのお宿のファンになりました。
私以外の3組もほとんどがリピーターさんのようで、支配人がテーブルを回る度に、楽しく話に花を咲かせておられました。
良いお宿を見つけたなぁ~

2日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!㊱広島・岡山3日目 [旅行]

広島岡山旅行の最終日。

朝食は前日と同じレストランのバイキング。
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自分でいろんな具をトッピングできるスープごはんがめちゃくちゃ美味しくて、食べ過ぎた~[わーい(嬉しい顔)]

それでは『ポピースプリングス』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食4、朝食5、接客サービス4、癒され度4、コスパ4
総合評価は…4.1[満月][満月][満月][満月][三日月]
じゃらんの口コミは4.3と高評価。

部屋は、設備やアメニティは充実していたし、ヨーロッパ風でおしゃれな感じだし、ダブルベッドも広くて気持ち良く全体的に満足度は高いんですが、一つだけ気になったことが。それは部屋の形。角部屋で建物の隅切り部分に位置しているので部屋は四角形ではないということ。一部の壁が斜めになっている…三角形の変形といった感じで、とても落ち着かなかったのでした。普段四角形の部屋で生活したり仕事したりしているので、四角形以外の部屋だと安定感がないのかも。なので、4点です。

お風呂、ホテルの温泉はスパと謳っている割には、お風呂の種類が少なかったのが減点要因。でも姉妹館のホテルの大浴場や露天風呂が利用できたので、4点。

夕食は4点。フレンチのコース料理も野菜のブッフェもとても美味しかったので5点!と言いたいところですが、ブッフェのオードブルのお皿にカツオのタタキやハムがあと1、2切れしか残ってない残念な状態で長らく放置されていまして。終了時間間際とかでもなく、お料理を取りに来る人がまだまだいるのに…早めに新しいお料理を持ってきて、残っていた1,2切れを移し替えれば、見栄えも良くてワクワク感が増すのになぁ~と思いながら見てました。
ブッフェのお皿が寂しい感じになっているのって、ブッフェ好きな人からすると、とてもテンション下がるんですよね~

朝食は5点。夕食とは打って変わり、ブッフェのお皿にはたくさんのお料理が盛り付けられている状態で、ワクワク感全開[るんるん] なんといっても、自分でトッピングするスープごはんがめちゃウマ。色々な具をトッピングして卵スープを掛けるんですが、自分でトッピングするお茶漬けバージョンは今までに何度か食べましたが、スープごはんは初めてでした。周りのテーブルの人たちも、『スープごはん、美味しいね~』と言っている声が良く聞こえました。

接客サービスは4点。フロントの対応は普通。夕食時のスタッフさんたちは、お料理やお酒の運ばれるタイミングも良く、おひとり様には端っこの席を用意するなどの配慮もあって、全体的にスマートな接客といった感じ。ラウンジではコーヒーやウィスキーのサービスがあったので良かったです。

癒され度は4点。お風呂がちょっと遠くて気軽に行けなかったのが残念。でも静かでリラックス出来ました。

コスパは4点。部屋のグレード、食事内容からすると、休日おひとり様価格としては妥当かな。

最終日は湯郷温泉から岡山へ。岡山駅でレンタカーを返却して、後楽園と岡山城へ向かいます。
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岡山駅で大きな荷物をコインロッカーに預けるつもりだったんですが…コインロッカー難民になってしまいました。何ヶ所かあるコインロッカーをウロウロ探し回ったにもかかわらず、全滅。駅の手荷物預かりもいっぱいでダメ。
キャリーバッグを引きずって後楽園散策はキツイな~、どうしようかな~と思っていたら、後楽園のHPを見ると正門の所にコインロッカーがあるのを発見!
ということでとりあえずキャリーバッグをもったまま、タクシーで後楽園に行きました。

が、なぜか私、タクシーの運転手さんに『岡山城まで』と。。。
後楽園と岡山城は隣接していますが、後楽園の正門は岡山城側とは反対側。タクシーが着いたのは、さらに後楽園側とは反対側の岡山城への入り口。タクシーを降りてから気が付きました。
『??? もしかして、むちゃくちゃヤバいかも』

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途中で岡山城を見ながら、舗装されていない道をキャリーバッグを引きずりながら1キロ近く歩いて、ようやく後楽園の正門に着きました。
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正門の所にあるコインロッカーは運良く空いていて、キャリーバッグやコートを預けることが出来て、やれやれ。お昼過ぎから夕方までガッツリと後楽園と岡山城散策する予定だったので、身軽になれて良かった~

後楽園は、金沢の兼六園、茨城の偕楽園と並んで日本三庭園の一つですね。今回で三庭園、制覇。
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まだ冬の色合いですが、それでもそれぞれに趣があって、とても落ち着ける空間。
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藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われた『延養亭』。
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この日はこちらで結婚披露宴が行われていて貸切になっていたので、中は観ることが出来ませんでした。

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杉の木立や竹林も庭の一部です。鳥がいましたヨ。
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以前はここが入り江になっていて、藩主が岡山城から舟で渡ってくる船着き場になっていました。雁木が復元されています。

正門から順路通りに歩いて南門に到着。南門から一旦後楽園を出て、岡山城に向かいます。ここを出たところに、先ほどキャリーバッグを引きずりながら歩いた月見橋があります。もう一度、橋を渡って岡山城へ。
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今度は先ほどよりもっと近づいて、岡山城を撮影。
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門をくぐって階段を上がると、広々とした空き地に出ます。
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空き地ではなくて、『表書院』というお城の執務室があった跡地です。どんな用途の部屋だったのかを書いたプレートがそれぞれの区画に埋め込まれていて、当時のお城の様子を想像してみるのも面白かったですね。

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岡山城は宇喜多秀家が築城したそうですが、当時の石垣を見ることが出来ます。

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表書院があるところも結構な高さで、石垣を上から覗くとけっこう怖いです。

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表書院からさらにこちらの『不明門』をくぐると…
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美しい天守閣が真正面に。
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岡山城は、大中小の2階建ての建物を重ねた3層6階建ての建物で、不等辺五角形という変わった形をしています。外壁は黒漆で烏のようであったため、別名『烏城』と言われています。
今までに色々なお城を観たことがありますが、これほど形や色のバランスが良くてとても美しいお城は少ないかもしれません。
天守閣は戦争で焼失したために昭和41年に鉄筋コンクリートで建てられたものですが、外観は元の通りに再現されているそうです。

天守閣の中に入ってみました。4階までエレベーターで上がって、5階6階へは階段で登ります。昭和に入ってから建てられたので、現存するお城の急階段とは違って、上り下りしやすくなっています。
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旭川の向こうに後楽園が見えます。とても素晴らしい眺め。
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天守閣の中には、お土産物売り場や甘味処などもあります。
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ちょっと休憩。コーヒー善哉をオーダー。『コーヒーに善哉[exclamation&amp;question]』と驚きですが、意外といけます。

再び後楽園へ。まだまだ見どころがたくさんあります。
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『流店』と呼ばれる建物。建物の中に川を作って、涼めるようになっています。よく考えられてるなぁ~

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『唯心山』。園内でここだけが小高い丘になっていて、園内を見渡すことが出来ます。
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桜並木のエリア。まだ桜は咲いてません…[たらーっ(汗)]
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でも蕾が『もうすぐ咲くヨ~ 待っててね~』と言っているかのよう。
これだけの桜が満開になったらすごいだろうなぁ~と思いながら進んでいくと…見事に咲いた梅たちがお出迎えしてくれました。
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白やピンクの梅たちがほんとに可愛らしいです[かわいい]

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先ほど上った『唯心山』と『井田』。庭園の中にも田んぼがあったんですね。

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池に浮かぶ建物も風情がありますね。
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鴨たちが気持ちよさそうに泳いでます。
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池には鴨だけでなく、たくさんの鯉もいますヨ。色とりどりでとてもキレイ。

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名前はわかりませんが、とても絵になる鳥も。
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なぜか、鶴もいます。
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後楽園の正門を出たところにある柳。いいですね~

後楽園と岡山城、たっぷり時間を使って楽しむことが出来ました。ただ歩いて散策するだけでも、驚きや感動があってとても素敵な時間になりました。

岡山駅に戻ってから新幹線の時間まで余裕があったので、早めの晩御飯。サンマルクカフェの系列の石焼チャーハンのお店で、明太子チャーハンと麻婆豆腐のセットを頼みました。
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麻婆豆腐は四川風で、めちゃくちゃ辛かったけど美味しかったです。石焼明太子チャーハンも美味。

今回の旅は、観光は1日一ヶ所とあちこち移動することはなく、全体的にゆったりとリラックス出来る旅になりました。これくらいがちょうど良いかも。

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今回のお土産。七塚原SAで買った揚げ天やちくわと尾道ラーメン。どれも次の日には無くなってしまいました…[わーい(嬉しい顔)]
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免疫力アップ大作戦!㊱広島・岡山2日目 [旅行]

広島岡山旅行2日目。この日も良いお天気になりそうな朝の宮島。
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まずは朝食の前にお風呂です[いい気分(温泉)]

朝食は前日とは違う茶室のお部屋で。完全な個室で、窓からは朝日がキラキラと光る瀬戸内の海を見ながらの朝食です。
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湯豆腐、鯛の蒸し煮。シンプルなメニューですが、どれも上品な味付けでとても美味しかったです。ゆで卵も半熟加減が最高。
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ご飯がやっぱり美味しい[exclamation] あまりにもおいしいので、お代わりしましたヨ。

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デザートのフルーツもとってもジューシー。
夕食と同様に一品一品が工夫されたお料理で、朝から大満足です。

朝食の後は、再び露天風呂へ。チェックアウト時間ぎりぎりまで、のんびりしました。至福の時間。

それでは、こちらのお宿旅籠桜さんの採点です。
部屋5、お風呂4、夕食10、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ4
総合評価は…5.4[満月][満月][満月][満月][満月][三日月][三日月]
5点満点を越えちゃいました~[ぴかぴか(新しい)]
じゃらんの口コミでは4.9と、こちらも高評価です。

5点満点越えの10点は夕食。
これは前日の記事で書いた通り、絶品の一言。味も見た目も、感動的な驚きの連続でした。
この免疫力アップ大作戦!の旅に行き始めて泊まったお宿は約100軒ですが、夕食で10点をつけたのはこちらで2軒目です。ちなみに1軒目のお宿には、来月再訪予定です。

5点満点は、部屋、朝食、接客サービス、癒され度。
部屋はちょうど良い広さで、縁側から見える宮島と瀬戸内海の景色が素晴らしかったです。座り心地の良いソファやPCを使うのにちょうど良い高さのテーブルがあったり、備品やアメニティも充実していて、使い勝手の良い部屋でした。
朝食はさっき書いた通り。静かな茶室で瀬戸内海を見ながら戴く朝食、とても美味しかったです。
接客サービスは、やはり全4室という小さなお宿なので、気配りがとても心地よいお宿でした。若女将の人柄も良く、嫌だな~と思うことが一切ありませんでした。
癒され度も、大きな温泉やマッサージはないけど、部屋にいるだけでほんとにリラックスできて、とても居心地の良い時間を過ごすことが出来ました。

4点はお風呂とコスパ。
お風呂は、前日の記事に書いたように、完全な掛け流しでなかったことが減点要因。でもラドン温泉でお湯自体はとても良くて、何度も入りました。
コスパ、このお料理の内容と露天風呂付のお部屋ということなら、休日のおひとり様価格としては妥当なところかな。あと10千円安ければ、文句なしの5点です。

宿を出る時、若女将だけでなく、大女将と料理長と大女将の御主人…と全員にお見送りしていただきました。
とにかくいいお宿を見つけた[ひらめき]と大満足であります。必ず近いうちに再訪したいです。

この日は宮島から一気に岡山の湯郷温泉まで車を走らせます。移動距離は255㎞、広島県の西端から岡山県の東端までをほぼ横断します。山陽自動車道から広島自動車道、中国自動車道と高速をひたすら走ります。途中の七塚原SAで休憩タイム。
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りんごソフトです。やっぱりソフトクリーム、1回は食べないと。

湯郷温泉に到着。宿へのチェックイン時間前だったので、現代玩具博物館・オルゴール夢館へ。
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世界の玩具やオルゴール、オートマタなどが展示されています。
おもちゃツアーというイベントでは、外国製のおもちゃの遊び方を、解説しながら実際に目の前でやってくれます。色々な工夫がされているおもちゃがたくさんあって、小さな子供も喜べますが、大人も十分に楽しめます。
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オルゴールの演奏会も定期的に行われています。40分ほどで数種類のオルゴールやオートマタを実演してくれます。こちらも館員の方の解説が分かりやすく、演奏を楽しめました。
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左側のオートマタは『ピエロエクリバン』というからくり人形で、手紙を書きながらウトウトする様子がとても可愛らしいです。瞼が落ちて、ほんとうに眠そうですヨ。
右側は『月の上のギター弾き』。お月様の表情がステキ[わーい(嬉しい顔)]
人間の創造力はすごいなぁ~と。

こちらの博物館では、展示だけでなく楽しいおもちゃもたくさん売っています。それらを見ているだけでも結構楽しめました。

ホテルのチェックイン時間になったので、この日のお宿『ポピースプリングス』さんへ。
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ヨーロッパ風の建物で、リゾートな感じ。
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部屋も洋風で、お洒落な感じです。ダブルベッドが広い[exclamation]

湯郷温泉街ではお雛祭りのイベントをやっていたので、お宿の姉妹館『湯郷グランドホテル』のお風呂に行くついでにお散歩しました。
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街の中にたくさんのお雛様が飾られています。缶ビールで作った風鈴も。
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湯神社の参道階段のお雛様。圧巻ですね。

湯郷グランドホテルの大浴場と露天風呂に入った後は、ホテルの部屋でのんびり。

夕食はレストランで、フレンチのコース料理と野菜やオードブルのブッフェ。おひとり様に配慮して、一番端の席を用意していただきました。
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最初のお酒は、スパークリングワインから。
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野菜やオードブルのブッフェ。有機野菜ブッフェとアピールしているだけあって、野菜がほんとに美味しかったです。大根のスープも美味しかった[るんるん]

こちらからはコースのお料理。
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ヤマメのコンフィ。焼き加減がちょうど良くて、美味しかったです。

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手長エビと鯛、帆立のお料理。

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パンは胡桃パンとロールパン。

ここで白ワインシャルドネを。

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メインのお肉料理は、地元の奈義ビーフのロースト。
この頃にはお腹がいっぱいで、美味しかったけどけっこう完食するにはしんどかった…それでもソースの他に香味サラダやレモンがアクセントになって、色々な味を楽しめたので何とか全部食べました。
それにしても。この日の食事は朝食でご飯をお代わりしたものの、お昼はソフトクリームだけ。宿に着いてからも何も食べてない…あ、ビールは1缶飲んだけど。夜のためにお腹を空かせているはずなのに、なんで食べられないのか… 最近、以前よりも食べられなくなってきているような気がします。。。

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デザートはフルーツのブリュレ。お腹いっぱいだけど、美味しくて一気に食べました。
そしてコースのデザートだけでなく、ブッフェのデザートもあります。自家製プリンも美味しかった~[るんるん]

満腹になり過ぎたので部屋で安静にしてから、宿のお風呂へ。夜の10時過ぎに行ったのにけっこう先客がいました。が、とても気持ちの良いお風呂でした。

3日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!㊱広島・岡山1日目 [旅行]

3月の三連休は、広島と岡山に行ってきました。

伊吹山、かろうじてまだ雪化粧してます。
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7年ぶりに訪れた広島。広島駅、新しくなってました。
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奇しくも7年前の同じ日、母が亡くなったという知らせを受けて、この広島駅から実家へ戻りました。母のことを想いながらこのホームで新幹線を待っていた、悲しい記憶があります。
…でも親不孝な私は、久しぶりの懐かしい広島に来たことが嬉しくて、この日が命日だったことをすっかり忘れてました[あせあせ(飛び散る汗)]

広島駅前でレンタカーを借りて、いざ宮島へ。
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以前勤めていた職場のある紙屋町や住んでいたマンションの前を通って、懐かしさ全開のドライブ。よくご飯を食べに行ったお店や買い物をしたところとか、ほとんど変わってなくて嬉しくなりました。

広電も健在。広電、好きなんですよね~
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宮島口に着きました。人がすごく多くて、駐車場探しに苦労しました。少し離れたボートレース場の駐車場に停めて、フェリー乗り場へ。
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宮島がきれいに見えます。

宮島口から宮島までは、フェリーで約10分。休日など人が多い時は、二つの会社のフェリーが10分毎に出ています。
宮島が近づいてくるにつれて、テンションが上がります。

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変わった形の山ですね。今回はロープウェイで弥山に登るつもりだったんですが…駐車場に停めるのに時間が掛かったのと、体力的にやっぱり山はしんどいということで、予定変更。以前にも何度か行ったことがある厳島神社へ行くことにしました。
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鳥居が見えてきましたヨ。

宮島に到着。
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厳島神社への参道は、ものすごい人。以前来た時も休日だったけど、こんなに人は多くなかったはずだけど…
なんでも、2014年~2016年の外国人観光客が選んだトリップアドバイザーの日本の観光地ベスト3の中に、広島平和記念資料館に次いでこの宮島がランクインしているそうで。広島は外国人観光客の人気スポットだそうです。
そういえば、以前東京のマンダリンオリエンタル東京に泊まった時、夕食の時に隣に座った外国人の方も、広島が良かった~と言ってました。
外国人観光客と言ってもアジア系の人に限らず、色々な国から来ているような、グローバルな感じです。

厳島神社の鳥居が見えてきました。
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鳥居の朱色が、海に映えています。

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海に浮かぶ本殿も、美しいです。

入場券を買うにも、すごい人。
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宮島名物の鹿ちゃんが、大人しくお出迎え。

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海に突き出た能舞台。本殿では、ご祈祷中でした。

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物凄い角度の橋ですねー。なんでも帝がお渡りになった橋だとか。

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厳島神社は一方通行なので、入口とは反対側から外に出ます。
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こちら側にも神社がいくつかあったので、お参りしました。

とても大きな九本松。
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以前来た時はここには来なかったので、初めて見る松の見事さに圧倒。

さらに西側に進んでいくと…
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真横から見る鳥居、面白いです。清盛神社もあります。

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この辺りまで来ると人がかなり少なくて、ゆったりのんびりと海の景色を眺めながら、ボーっと一休み。

そして宮島に来た最大の目的が、焼がきを食べること[exclamation]
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参道沿いの有名なお店はものすごい行列が出来ていたので、焼がきを諦めかけていたところ、水族館近くのこちらのお店は待ち時間なしで入れたのでラッキーでした。
やっぱり、美味しかった~。ついでに、もう一つの名物、焼あなごも。

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潮が引いてきました。もうちょっとで鳥居まで歩いて行けそうですが、歩き回って疲れたので、宿に向かうことに。

五重塔も朱色できれいですね。
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可愛い花が咲いてました。

参道では、夕食前というのについ我慢できずに買い食い。
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もみじ饅頭の天婦羅。めちゃくちゃ美味しい~ 

最後にもう一度鹿ちゃんにごあいさつ。
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『また、来るね~』

この日のお宿は、宮島から車で15分ほどの宮浜温泉『旅籠桜』さん。全4室のこじんまりとしたお宿ですが、じゃらんの口コミでは4.9とかなりの高評価のお宿。期待が膨らみます。
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個室の和室に通されて、緑茶と和菓子を頂きました。

食事処のある建物とは別に、泊まるお部屋は二部屋続きの離れになっています。
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離れの建物に入ると、こんなに素敵なお庭がお出迎え。

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お部屋は12.5畳和室と4.5畳和室がメゾネットタイプになっています。1~2人用のコンパクトなお部屋ですが、おひとり様にはちょうど良い広さです。

備え付けの調度品も落ち着いた感じのもの。
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和室だけど、小上がりの方にはカーペットが敷いてあって、ソファとテーブルがあるので、とても使い勝手が良かったです。
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冷蔵庫の飲み物はサービスです。コーヒーマシンもあったし[るんるん]

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浴衣はなくて、なんとフリースとジャージ[exclamation] 花柄の丹田も[わーい(嬉しい顔)]
浴衣やパジャマだと寒いだろうという、お宿のおもてなし精神がすごく感じられました。

ベッドではありませんが、敷布団はエアウィーブでとても寝心地が良かったですヨ。

そして、何といってもこちらのお部屋の一番の売りは…露天風呂[ぴかぴか(新しい)]
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和室の縁側に洗い場がある~[ひらめき] びっくりしたけど、でも大丈夫。ちゃんと板の隙間から水が流れるようになっていましたヨ。

縁側からの眺め。残念ながら、湯船に浸かると宮島は見えなかったけど、空はちゃんと見えました。
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縁側にはこんなオシャレなソファもあって、まったり出来ます。

こちらのお宿には大浴場はなくて、各部屋の露天風呂しかありません。
掛け流し出来るようになっていますが、流しっぱなしだとボイラーの調子が悪くなるそうなので、入っている時だけ掛け流しにしました。自動の温度調整機能もないので、時間が経つと自分でお湯を張って調整しなければならないのが、ちょっと手間でした。。。そこが残念なところかも。

夕食までの時間、お風呂に入って、あがってのんびりして、また入って…の繰り返し。そして宮島で買ったもみじ型の揚げ天を頂きました。冷めても美味しい~
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夕食は、チェックインした建物にある個室の食事処でいただきます。お庭がライトアップされて、とてもいい感じです。
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こちらのお宿は夕食なしのプランのお客さんも多いようで、この日夕食を頂いたのは、私だけだったかも。静かでとてもくつろげました。

さあ、美味しいごちそう、スタートです[ひらめき]
とその前に、まずはお酒から。桜の形をした金箔入りの地酒『賀茂鶴ゴールド』から。
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お料理のスタートはお造りから。一般的な和会席なら、八寸とか前菜からなんだけど、料理長の拘りを感じます。実際にこのお造り、びっくりするほど、感動的なものでした[ぴかぴか(新しい)]
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取り皿はハマグリを模した絵皿。

鯛、中トロ、剣先烏賊、車海老、さより、鯛の肝。お造りのラインナップはそれほど珍しくはありませんが、鯛の肝は珍しいです。
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椿のつぼみが添えられていて、季節を感じます。

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さよりは、しその葉を巻いて渦巻き型に。車海老は尻尾をくるっと巻いて三角型に。
剣先烏賊は椿の形。それぞれ美しい飾り切りや盛り付けで、一般的な素材がとても美味しく思える、『目で戴く』ことの重要性がすごく分かるお料理でした。
鯛の肝は香ばしくて美味。鯛のお造りに添えて食べます。

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鮑の道明寺蒸し。桜餅のなかに鮑がどっさり。ワサビの葉と土筆がSPRING[るんるん] お出汁も上品な、まさに京懐石。

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次のお酒は『弥山』。180mlをオーダーしたら、在庫がないということで同じお値段で300mlサイズを頂きました[わーい(嬉しい顔)]

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あなごの白焼き、骨煎餅、あなごの天婦羅梅肉巻。
あなごは昼間に宮島でも食べましたが…比べ物にならないくらい絶品。たれ焼きよりも白焼きの方が、あなごそのものの美味しさが良く分かります。天婦羅も骨煎餅も、どれも一口食べるたびに、『美味しい~』と連発してしまいました。

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ここで八寸。筍の木の芽添え、赤貝と野蒜(のびる)の酢味噌和え、タラの芽、わらび、イカ、金柑。添えられているのは、近くに咲いている河津桜だそうです。
野蒜…有川浩の『植物図鑑』で初めて名前を聞いたことがあったけど、食べたことがなかったので、初のびるに感動。赤貝の隣にあるニンニクの形のような白いものが野蒜です。野蒜は全国の河原や野原に自生しているユリ科の野草で、葉や球根を食べることが出来ます。美味しかった~

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続いてのお酒は『雨後の月』こちらも広島の地酒です。

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茶碗蒸し。白魚とこごみが入った春らしい一品。

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お肉料理は、宮崎牛のフィレ 粉山椒ソース。お肉が柔らかくて、ソースの味もとても良かったです。芽キャベツも美味しい。

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ハマグリと鯛の子の土瓶蒸し。蕨入り。
京風のお出汁がめちゃくちゃ美味い…野菜もほんとに美味しい。

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この時点までに日本酒4合飲んだんですが、お料理が美味しすぎて全然酔わない[わーい(嬉しい顔)] ということで次は焼酎の『佐藤黒』をロックで。『佐藤黒』を置いているなんて、ポイント高いです。話は逸れますが、この『佐藤黒』が美味しいと知ったのは、2年前に行った中伊豆の『ゲストハウス開耶』さんで勧めていただいた時なんですが、なんと、4月の旅行は開耶さんを再訪する旅。楽しみ~

話は戻って、締めのごはん。
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豆ごはんが炊き上がった土鍋を見せにきてくれました。もう垂涎モノ。エンドウ豆はプリプリしていて、ごはんそのものもとても美味しい。お腹いっぱいにも拘わらず、お代わりしました。感動的。

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デザートはミントの泡で仕立てたフルーツ。さっぱりしていて一気食い[わーい(嬉しい顔)]

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締めは、お抹茶と京都丹波の黒豆のお菓子。

今これを書きながらも、一品一品美味しかったことを思い出して、余韻に浸っています。
これまで他のお宿でも美味しいお料理を頂いていますが、何かが違うんですよね。美味しさのレベルが。素材は特別に高級感のあるものではないのに、なんでこんなに美味しいと思ったんでしょうか。。。
思うに、やっぱり見た目が最大の要因かも。どれも料理長がお客さんに喜んでもらおうと思って、拘りをもって丁寧に作っているということが感じられたからかもしれません。
こちらの料理長は、ミシュラン星常連さんの京都の柊家旅館さんで修業をされたとか。

夕食を頂いているお客さんは私だけだったようなので、若女将と色々とお話ながら楽しむことが出来たんですが、そこで聞いた話がとても印象的でした。
こちらのお宿はまだ創業3年目だそうです。大女将ご夫婦が宮島が見えるこちらの土地を買って、一から作ったお宿だそうです。料理長はその息子さんで、若女将は栃木から嫁いで来られたとのこと。
家族4人で営業されているので全4室しかありませんが、こういう小さなお宿でもおもてなしのレベルが高いことに驚かされました。こういう穴場…と言っちゃ失礼ですが、穴場のお宿を見つけたという喜び。すごく得意な気分ですね。
夕食なしの割安のプランを設定されているためか、宮島観光の露天風呂付プランを目的としたお客さんが多いようですが、絶対にこれはお料理が目的のお宿でしょう。
創業間もないため、稼働率を上げるには夕食なしのプランを設定しなければならないんでしょうが、いずれはお料理メインのお宿になることは間違いないと思います。
そういうことから今は休日なのにおひとり様を受け入れておられますが、そのうちそれは無理になるかも。。。なので今のうちに常連さんになっておかなきゃって思ったのでした。

夕食後は再び部屋の露天風呂でリラックスタイム。
お風呂に入る以外は何にもせずに、のんびり過ごしました。

2日目に続く。

追記。
こちらの旅籠桜さんのことが気になってネットで調べてみたら、夕食付のプランは1日2組限定だそうです。目の行き届いたサービスをするためにという理由のようで、敢えて2組限定にされているんですね~
お料理そのものだけでなく、料理やお酒が運ばれるタイミングも絶妙で、私のペースに合わせていただいたし。確かにこれ以上増やすと、このように手厚いおもてなしが出来なくなるのかもしれませんね。
そうであれば尚のこと、早めの予約をして、このプレミアム感を味わいたくなりますね。
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免疫力アップ大作戦!㉟愛知・静岡3日目 [旅行]

愛知静岡旅行最終日。この日も朝から良いお天気です[晴れ] 

朝食は夕食と同じ食事処で。
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朝食としてはちょっと珍しいのは、初めに先付けが一品だけ出てきたこと。その後の料理はお膳で出されました。
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御飯のお供が少なかったかな~

朝食後は部屋の露天風呂に入って、10時頃までゆっくりしました。

それでは、こちらのお宿『星野リゾート界遠州』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食4、朝食3、接客サービス2、癒され度3、コスパ1
総合評価は…3.0[満月][満月][満月] なかなかシブい評価になりました。
ちなみにじゃらんの口コミでは4.5。これほど口コミと開きがあるのも珍しいです。

部屋はモダンな感じで、窓一面に浜名湖が広がっていて良かったです。ただ、細かなところで使い勝手が悪かったところが減点要因で4点。
お風呂は、部屋の露天風呂は檜の香りがするお風呂で、24時間いつでも入れたのが良かったです。大浴場の内湯も露天風呂も気持ち良かったので4点。
夕食は、それぞれに手の込んだ美味しいお料理でしたが、全体的に物足りなさを感じましたので5点満点とは言えずに4点。
朝食は、普通。品数もそれほど多くなく、御飯のお供がほとんどなかったので3点。
接客サービス、何といってもチェックインの対応のまずさが大きなマイナス要因。たくさんの仕掛けやサービスが考えられているものの、本当にお客さんが喜ぶサービスとは言えないような。例えば、お茶のセットにしても、お茶よりもコーヒー好きな人にとっては全く嬉しくないし、おしゃれなデザインの椅子も、少し傾斜がある座面でツルツルしていて、とても座り心地が悪かったし。
星野リゾートさんのスタッフは若い人が多いようですが、単に仕事だからマニュアル通りにお客さんと接客している…という感じの人が多い気がしました。客室案内してくれた中国人スタッフさんの対応はすごく好印象でしたが、超不機嫌なお客さんを目の前にしてニコニコし続けることには、少し違和感もありました。お客さんの感情に寄り添ってないというか。
いろいろなサービスがあっても、お客さんを不快にさせる接客があったということで2点です。
癒され度、お風呂や部屋は満足ながらも、今一つリラックス出来なかったのと不快な思いをしたので3点。
コスパは1点。残念ながら最高レベルのおもてなしとは思えないのに、価格は最高レベル。コスパ悪すぎます。

星野リゾート界と言えばTVの旅番組などでも良く紹介されていて、最高級の宿というイメージがありましたが、特別感が全く感じられない普通のお宿でした。普通というよりもイケてない感じ。
他のエリアの星野リゾート界さんも行ってみたいと思っていましたが…たぶん、もう行かないと思います。

チェックアウトして、はままつフラワーパークへ向かうためにバス停へ。
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バスを待っている間、浜名湖を眺めていると…
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鳥たちが気持ち良さそうに飛んでいました。

はままつフラワーパークに到着。入口では甘酒のサービスがありました。
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まだ冬なのに、早咲きのチューリップがお出迎え。
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雪囲いされた花たち、頑張って咲いてます。
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園内はとても広いのでフラワートレインが走っていますが、お天気も良くて時間もたっぷりあったので、フラワートレインには乗らずに散策しました。

梅園エリア。少しまだ早いようですが、それでも充分楽しめました。
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花開いた梅も素敵ですが、つぼみが膨らんでいる様子が『さあ、もうすぐ春だぞ~[かわいい]』と言っているかのようで、とてもポジティブな瞬間ですよね。
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青空とピンクのコントラストが、とてもきれいです。
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大きなメタセコイアの木。きれいに三角の形なんですね~ 夏のメタセコイアはとてもきれいな円錐形だそうです。
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人口の滝ですが、マイナスイオン感じます。
白糸を引く滝の写真を撮りたくて、ここでもAやMモードで撮影の練習をしてみました。ちょっとは白糸の滝になっていますよネ。

噴水池では、噴水のショーが行われています。
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園内中央の大温室クリスタルパレスへ。入口には可愛いガーベラのフラワープレートが飾られていてテンション上がります。
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冬なので外で咲いている花の種類は少ないですが、こちらの温室には色鮮やかな花たちがいっぱいです。
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パティオでは、アコーディオン演奏のイベントをやっていました。花に囲まれての音楽鑑賞、とても癒されますね~
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ガーベラがハートの形・・・[ひらめき] 忘れていましたが、もうすぐバレンタインデーなんですよね~
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演奏を聴きながら、キングローズソフトを。薔薇のソフトクリームに薔薇のジャムと薔薇のジュレが掛かっている薔薇尽くしソフト[るんるん] 美味しかったですヨ
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ところでこのはままつフラワーパーク、季節によって入園料金が変わります。3~6月の花盛りシーズンは600~1,000円(しかも花の咲き具合や園の美しさによって変動するそうです)、7~9月の花枯れの季節は無料、10~2月は500円。よく考えてありますよね~ 確かに全国いろいろなフラワーパークに行ったことがありますが、花盛りの季節を外してしまうととても残念な感じになってしまうので、花の咲き具合によって値段が変わるのはとても納得感があります。
一番高い1,000円の日は、最高に見ごたえがあるってことで、わかりやすいですよね。

で、この日は2月なので入園料は500円でしたが、なんと園内で使用出来る500円分のお買物券がもらえました。このキングローズソフトのお値段は400円だったんですが、このお買物券が使えたので、実質タダになりました~[わーい(嬉しい顔)] お得な気分[るんるん]

温室なので、熱帯植物や珍しい花もたくさんあります。
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こちらは乾燥地帯の植物のコーナー。いろんな形のサボテンや『これって植物?』と思うような人工のオブジェみたいなものも。
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多肉植物というそうです。多肉植物は観葉植物としても人気で、花とは違って独特な質感があり、さまざまな形や色の種類があるので、愛好家がたくさんいるそうですね。知らなかった~

温室を出て、桜並木のエリアへ。まだ桜は咲いてませんが、お散歩するにはとても雰囲気のあるエリアです。
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出ました。再び、メタセコイア。あまりにも樹の形がきれいなので撮ってみました。
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池に映える梅、ほんとにキレイです。
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池にはたくさんの鴨たちも。
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桜の季節には人でいっぱいになりそうですが、のんびりと静かに散歩出来るのもこの季節ならでは。

2時間ほど園内を歩き続けたのでかなり疲れていましたが、はままつフラワーパークに隣接して浜松市動物園があるので、やっぱり行ってみることに。動物園はこの免疫力アップ大作戦!の旅ではお初です。
フラワーパークと比べると、さすがに子供連れの家族でいっぱいでした。でも、おひとり様も結構いたのには驚き。動物好きなんでしょうね。
それでは、ここで出会った動物たちをご紹介。
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ヒグマくん、愛嬌のある顔立ち。

クジャクが羽を広げている瞬間に遭遇[ひらめき] お見事。
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バケツに頭を突っ込んで寝ているのは、オラウータン。落ち着けるからかなぁ~?

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レッサーパンダちゃん、あちこち動き回っていて、かなり可愛いです。

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ミーアキャット。先月行った横浜オーヴィでミーアキャットの映像をみたばかりなので、親近感が湧きます。

そしてこちらも親近感が。二日前にお会いしてますよね~ カピパラちゃん[わーい(嬉しい顔)]
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動物園には欠かせない存在、ゾウさんです。
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残念ながら雄のライオンは不在でしたが、こちらの雌ライオンも立派な風格。

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端正な姿の鶴。

最後はお猿さんたち。
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喧嘩して逃げ回ったり、赤ちゃんザルたちが遊びまわったりしていて、ずっと見ていたいほど。

動物園も広くて歩き疲れたけど、思っていた以上に楽しめました。

動物園からはバスでお宿に戻ります。荷物を受け取って、来た時と同じようにバスターミナルまで送迎していただいて、シャトルバスで浜松駅へ戻りました。
お宿で荷物を受け取った時はチェックイン時間の前だったので、ロビーにはスタッフさんも少なかったんですが、私が帰ろうとすると、前日客室へ案内してくれた中国人スタッフさんがスタッフルームからすぐに出てきて、お見送りしてくれました。まるで、私が帰る時はちゃんとお見送りしようと待機していたかのようなタイミングだったので、気持ち良く宿を後にすることが出来ました。
ちなみに、送迎バスの運転は前日チェックイン手続きをした若い男性スタッフさんで、私はこのスタッフさんの対応にすごくムカついたのだけど、送迎バスの中で彼と二人きりになったにもかかわらず、一切言葉がありませんでした。

浜松駅で少し時間があったので、やっぱり締めの餃子と行きますか~ということで、石松餃子さんへ。
前日浜松駅に着いた時に見たら行列が出来ていて気になっていたお店です。16時頃で空いている時間だったのですんなり入れましたが、それでもほぼ満席でした。
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浜松餃子、野菜たっぷりで美味しいです。白湯スープの水餃子もめちゃくちゃ美味しかった[るんるん]

新幹線で浜松から名古屋までは40分ほど、家に帰るまでほぼ1時間なので、温泉に行くにも美味しいものを食べるにも、ちょうど手頃なエリア。たぶんまた浜松に行くと思います。今度は直虎ゆかりの地巡りもいいかも。

今回のお土産。途中では何も買わなかったので、浜松駅でお買い物。
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直虎ちゃん弁当、美味しかったですよ~




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免疫力アップ大作戦!㉟愛知・静岡2日目 [旅行]

愛知・静岡旅行2日目。暖かい位のお天気[晴れ]
朝食前に露天風呂へ。お湯加減がちょうど良くて、ほんとに気持ちいいです。

朝食もお部屋の囲炉裏の間で。
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朝から豪勢です。前日の伊勢海老が入ったお味噌汁。伊勢海老が焼いてあるので、香ばしくてほんとに美味しかったです。ひと手間掛かってます。
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箱の下に炭火が入っていて、海苔がパリパリ香ばしくなるようになってます。
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どれも美味しくて、大満足。色々な工夫がなされた朝食でした。

チェックアウトは10時、それまではまた露天風呂に入ったり、ゆっくりコーヒーを飲んだり。ほんとにゆったりと癒されました。

それではこちらのお宿『風の谷の庵』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食4、接客サービス5、癒され度5、コスパ4
総合評価は…4.7[満月][満月][満月][満月][半月][三日月] 高得点出ました~[ぴかぴか(新しい)]
ちなみに、じゃらんの口コミでは4.5。こちらも高得点ですね。

5点満点。
部屋は、囲炉裏の間が床暖になっていて、ほっこり出来たし、広くて静かでまるで一軒家のよう。飲み物やアメニティも充実していました。
お風呂は、ウッドデッキにある露天風呂が24時間かけ流しで、いつでも入れたので、もう何度入ったか数えられないくらいちょくちょく入りました。昼間の空、夜の月明りに照らされた雲、ほんのわずかだったけど星空も…いろんな空模様を見ながら入る露天風呂、ほんとに最高です。内湯の猫足バスもバブルバスにしたりして、こちらも何度も入りました。
夕食、初めて食べた高足蟹も、お造りもほんとに美味しかったし、何よりも部屋食なのに揚げたてのアツアツの天婦羅を食べられたことは、非常にポイント高いです。今までに食べた部屋食のお料理の中では、一番美味しかったです。
接客サービス、お出迎えやチェックイン手続き、部屋への案内、食事の給仕…どれも同じスタッフさんが担当してくれたんですが、この方の接客がとても心地よく、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。部屋や料理の説明も分かりやすくしっかりとされていたし、会話も適度なかんじでした。エステのスタッフさんもなかなか良い感じの方で、不快な思いを一切しなかったところがスゴイです。プラネタリウムや本の貸出などのサービスやアメニティの充実ぶりにもテンション上がりました。
癒され度、露天風呂やエステに癒され、静かな部屋でのんびり出来て、すっかりリラックス出来ました。

4点。
朝食、先ほど書いたようにとても満足出来る美味しい朝食でしたが、敢えて厳しいことを言わせていただくと、御飯のお供がもっとあればな~ということで。若干物足りなかったところが減点要因。
コスパ、部屋もお風呂もお料理も接客も、どれも大変満足したし、レベルも高いのでこの価格は充分ありなんですが…平日なのでもう一声安くても良いかも、ということで4点です。

総じて大満足のお宿でした。残念ながら休日はおひとり様は予約が取れないようなのですが、近いのでまた来てみたいと思いました。

帰りもお宿の送迎バスで蒲郡駅まで送っていただき、そこからJRで浜松に向かいます。同じ東海道線なんですが蒲郡から浜松までは昼の時間帯は直通がなく豊橋で乗り継がなくてはなりません。で、豊橋で在来線を乗り換える予定だったのに、なぜか血迷って、新幹線に乗り換えてしまいました(^^;
ところが、この日も雪の影響で新幹線が30分ほど遅延。豊橋停車の新幹線が少ないので、結局寒風吹きすさぶホームで30分ほど待ちました。。。そのまま在来線に乗り換えた方が良かったのに~

浜松に着くと、駅前のアクトシティに隣接する浜松市楽器博物館へ。
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浜松といえば、何といっても今年の大河ドラマ『女城主 井伊直虎』の舞台ですよね。とは言っても今回はゆかりの地巡りはしないんですが(^^;
この免疫力アップ大作戦!の旅ではお初の再訪。前回は舘山寺温泉のオルゴール館へのロープウェイや浜名湖遊覧船に乗ったので、今回は違う所に行ってみようと思って。浜松って色々と見どころがあるんですヨ。

その一つが、こちらの楽器博物館。日本で初めての公立の楽器博物館で、世界中の色々な楽器が展示されています。日本の楽器が300点、アジアの楽器は330点、オセアニア60点、アフリカ60点、アメリカ200点、ヨーロッパ300点…実に様々な楽器が展示されています。

浜松は、世界的にも楽器製造の中心的な場所で、音楽の活動も活発です。YAMAHAやカワイなどピアノメーカーは特に有名ですよね。

この楽器博物館では、単に展示楽器を見るだけでなく、演奏している音源をそれぞれ聴くことが出来ます。なので、一つ一つ立ち止まって音源を聴きながら解説を読んでいると、ほんとに面白い。
たくさんあるので、軽く半日は掛かります。
展示だけでなく、演奏体験コーナーがあったり、イベントもやっているので、ほんとに楽しめます。

それでは、珍しい楽器の数々をご紹介します。
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アジアの楽器。バリ島の青銅のガムラン、世界最大の竹ガムランのジェゴグです。弦楽器と打楽器が一緒になった楽器もあります。
ジェゴグは竹製の大きな木琴。太さの違う竹で低音域から高音域を使い分け、同じ太さでも竹の長さによって、更にいろいろな音色が出せるようになっています。
このように音の高さを表現するために、共鳴板の太さや長さを変える・・・世界中それぞれの場所でオリジナルの楽器が生まれた中で、より広い音域の演奏を可能とするために工夫されたこの方法は、世界共通だということに改めて驚かされます。
打楽器だけでなく、管楽器も、弦楽器もそうですね。

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ピョンジョンとピョンギョン。韓国の楽器です。色鮮やかですね~

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馬頭琴。モンゴルの弦楽器ですね。スクロールが馬[exclamation]

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こちらは日本の和楽器。

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鍵盤楽器のコーナー。チェンバロの蓋の内側に絵が描かれています。

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キャンディキャンディのアンソニーが演奏していたことでお馴染みのバグパイプ。イングランドの楽器ですね。袋に空気を入れて音を鳴らすそうです。

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左側の写真、なんとヴァイオリンですって。ステッキヴァイオリンといって、スクロール部分がステッキの持ち手になっていて、本当にステッキとしても使用されていたそうです。
船の形をしたヴァイオリンも。他にもたくさん変わったヴァイオリンがありました。びっくり。

ヨーロッパのコーナーでは、オーケストラや吹奏楽で使われる管楽器や木管楽器のいろいろな種類のものがたくさん展示されています。サックスを発明したアドルフ・サックスさんのエピソードなども開設されていて、興味深いです。
木管楽器や金管楽器などをじっくりと間近で見たことがなかったけど、穴についている蓋の意味が良く分かりました。指の代わりなんですね~

さてここからは、雰囲気がガラリと変わってアフリカの楽器です。
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人を象っているところがスゴイインパクトありますよね~ 
アフリカの楽器といえば打楽器のイメージしかありませんでしたが、左側の写真、このサンザという撥弦楽器もポピュラーだそうです。色々な台座に金属の羽を取り付けて、親指で弾いて音を出します。
同じアフリカでもエリアによって、撥弦楽器の呼び名が変わって、ムビラとかカリンバとかイリンバとか…いろいろあるそうです。

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左側はムビラ。皮を張ったボールの中にある竹や金属片を弾いて音を出します。
右側は、ウォータードラムという打楽器。中に水を入れて叩きます。

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トーキングドラム。通常一つの打楽器は1種類の音程しか出せませんが、2種類の音程を出すことが出来るもので、2種類の音の組み合わせでメッセージを伝えるのだとか。

こちらは演奏体験コーナー。小さなおこちゃまたちに交じって、やってみましたヨ。
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ビニールパイプの楽器。筒の長さで音程が変わることが実感できます。
パンジョーはアメリカの楽器。

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琴も演奏体験出来ます。サクラ、サクラ~♪を弾いてみました。
祖母が琴をやっていて実家に琴があったので、小さい頃に琴を弾いて遊んでいました。懐かしい~

イベントの時間がやってきました。アフリカの楽器の演奏を聴くことが出来ました。
中央の大きな木製の人形も、タムタムという打楽器です。
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ケーナという笛を吹きながら、小さな骨をたくさん吊るした楽器を足首に着けて、足踏みして打ち鳴らしてます。
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マリンバもアフリカの楽器。マリンバの独特な音色は、鍵盤の下に吊るされたひょうたんが共鳴した音なんですね。
アフリカで楽器を演奏する時は、単にじっと聴くのではなく、一緒に手拍子したり踊ったり、歌ったりするのが常ということで、会場のみんなも手拍子して演奏に参加しました。
演奏者さんは外国の方ですが、関西弁の混じった?流ちょうな日本語で、演奏だけでなくトークもとても楽しかったです。

もっとじっくり見学したかったけど、舘山寺温泉行のシャトルバスの発車時間になったので、駅前の乗り場へ。この日のお宿のある舘山寺温泉は、JR浜松駅からだとバスで約45分ほど掛かります。この送迎シャトルバスは、舘山寺温泉にたくさんあるお宿が共同で運営しているので無料です。

シャトルバスは舘山寺温泉のバスターミナルに到着。大きなお宿には直接シャトルバスがお宿まで行くけど、この日泊まるお宿『星野リゾート界遠州』さんはバスターミナルから更にお宿の送迎バスに乗り換えでした。
ところが。このお迎えのバスが、バスターミナルに来ていない((+_+)) 他のお宿の送迎バスは待機していたし、私とあと4組が星野リゾートさんのお客さんなのに、2組分だけはタクシーが待機していて早々に出発したけど、私を含めた3組はしばらく待ちぼうけでした。
『なんか、これってヤバいかも…』嫌な予感が。

しばらくして送迎バスが来て、お宿に到着。
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同じ送迎バスには私の他に後2組のグループと一緒で、ロビーに到着したのも同時…なのに、1組ずつ順番にチェックイン手続きとなり、私が最後。なんと、ロビーに到着してから部屋に案内されるまで30分近くも待たされました。
抹茶入りのカフェオレのウェルカムドリンクは頂きましたが…待っている間、イライラ感が募るばかり。
同じシャトルバスで来たのに、タクシーで送迎のあった2組はとっくにロビーにはいないし、遅れて送迎バスで来た3組の中でも、一番最後って。
一度にたくさんのグループがシャトルバスで来ることは予約で分かっているのだから、せめてその到着時間だけでもロビースタッフの数を増やして、スムーズにチェックイン出来るようにしてほしいです。

そして、待たされた挙句、さらに[むかっ(怒り)]とくることが。
チェックイン手続きは若い男性スタッフさんでしたが、他のグループには別の女性スタッフさんがいろいろと細かく夕食のメニューの選択やら、宿が売りにしている本格的なお茶を入れる体験イベントの案内など説明していたにもかかわらず、この若い男性スタッフさんは一切そういう説明はなし。
そしていきなり『夕食の時間は、17:45からです』と。
[exclamation&amp;question] 18:30からの方がいいんですけど[むかっ(怒り)]
『確認してまいります』…と言ってどこかに行ったきり、10分以上戻ってこなかったのでした。
結局、希望時間は叶わず、19:30からの夕食になりました。
もし食事処のキャパの問題で2部制にしているのなら、せめて予約の時に選択出来るようにしておいてほしいし、もしチェックイン順としても、とりあえずは希望時間を聞くのが普通じゃないかと。
チェックインした時間がもっと遅い時間なら、希望通りに行かないことも納得いくけど、16時頃のチェックインでまだ早い時間だったし、何より何のお詫びもなくいきなり『夕食は17:45からです』とだけ言われても…こんなに呆れたのは、初めてかも。
天下の『星野リゾート』さんですよね~ 普通のお宿よりもひどい。

あまりにもムカついたところに、別の若い中国人の女性スタッフさんが登場。部屋まで案内してくれましたが、途中でいろいろ話しかけてくれるんですが、私は超不機嫌(^^;
それでも彼女はめげずに、ニコニコと笑顔で館内や部屋の説明をしてくれました。
・・・その笑顔がとても可愛くて、次第に私の心もほぐれて… 彼女が部屋を出る頃には、私も笑顔になってました。
『さっきのスタッフさんには、お茶のイベントのことを説明してもらえなかったですよ』と彼女に言うと『申し訳ありません、定員がいっぱいになってしまって』と。30分近く待っていたロビーの横でこのイベントを楽しんでいる人たちを見ていたので、なんだか“特別感を逸した”気分でした。
と思っていたら、一旦部屋から出た彼女から、すぐに電話がありました。『お茶のイベント、キャンセルが出ましたのでご案内出来ることになりました』と。
元々お茶にはあまり興味がなくてイベントに参加したい気持ちはそれほどでもなかったので、せっかく案内してくれましたが断りました。でも、こちらの不満をそのままにせず対応してくれた彼女に、更に好感が持てました。

お部屋は、遠州つむぎの間露天風呂付68㎡のお部屋。窓からは浜名湖や浜名湖パルパルの観覧車が見えます。
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スタイリッシュな感じの部屋で、変わったクッション、大きなソファベッドやデザインが凝った椅子などがありましたが、パソコンを入力したり出来る適度な高さの机がない。コンセントもベッドサイドに一つだけで、使い勝手が悪かったです。

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お茶を売りにしているということで、本格的なお茶の入れ方を説明したお茶セットがありました。が、私はコーヒーマシンの方がいいなぁ~ 
千代紙細工の箱に入っていたのは地元のお菓子。『あげ潮』というお菓子、先日のアド街でも登場していましたね。ドライフルーツの入ったクッキーでコーンフレークがまぶしてあって、とても美味しかったです。
お茶のお香も用意されてました。

そして、特別室限定の露天風呂[ひらめき] 檜のお風呂で、自動で温度調整されているので24時間好きな時に入れます。お風呂に浸かりながら、浜名湖や観覧車が見えます。
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露天風呂と言っても、半露天。無駄に広い板の間はちょっと微妙だけど。脱衣場から湯船までの距離があり過ぎて、寒い(^^;

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パウダールームがやたらと広い[exclamation] 普通に大浴場の脱衣場くらいはあります。
たぶん、元々客室だった一部屋を改装して、露天風呂とパウダールームにしたみたいなかんじ。なので客室部分と露天風呂+パウダールームが同じ広さです。どうせなら、露天風呂の無駄に広い板の間とパウダールームを小さくして、もう一部屋和室にすれば完璧なんですけどね~
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アメニティは界ブランドのオリジナルですが、シャンプーやリンス、化粧品なども持ち帰り出来ないポンプ式のもの。コストダウン優先ってところが見えて、ちょっと残念なかんじ。

16時過ぎにチェックインしたものの長く待たされたりして、宿の大浴場に行ける時間が混み合う時間帯になってしまったので、先に部屋のシャワーと露天風呂に入りました。
そして18時過ぎに宿の大浴場に行ってみました。ちょうど4,5人の若い女の子グループがドライヤーを使っているところで、夕食タイムにもかかわらず混んでいましたが、お風呂の方には1,2人ってところで、のんびり入ることが出来ました。露天風呂は大きくて丸いヒバのお風呂で、みかん風呂になってました。

日も暮れて、夜景や観覧車のライトアップ、写真に撮ってみました。
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ミラーレス一眼、なかなか使いこなせていないんですが、今回は三脚を持参して、マニュアル本を見ながらオートではなくMやA、Sモードで撮ってみました。

夕食は食事処で。おひとり様なので窓際の端の席を用意していただきました…が、残念ながら観覧車のライトアップは見えず。でもテーブルの座る席を変えれば見えるようだったので、せっかくの配慮が今一つ効果なし。
メインの台のものを選べる和会席のコースです。
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八寸。蟹と菊花の砧(きぬた)巻き。フォアグラ干し柿、寄せ豆乳春菊味噌八方だし、小松菜と焼き椎茸のお浸し、鴨燻製とりんごの串、鮭煎餅アーモンド、ずいきの土佐和え、くずし茄子とんぶり飛子。

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最初のお酒は利き酒セット。

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お椀。南瓜のすり流し、大根餅の揚げ出し、棒蟹、きぬさや。

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お造り。伊勢海老、カンパチ、しまあじ、鯛。前日のお宿のお造りが豪華すぎたのか、少量過ぎて物足りず。

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揚げ物。帆立進上の蓑揚げ。野菜天婦羅。

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次のお酒は、地元のお酒『萩錦』。利き酒セットで美味しいと思ったのでオーダーしました。
片口とおちょこ、すずで出来ています。給仕のスタッフさんによると、すずは味がまろやかになるそうです。確かに美味しい。ちょっと感動~[ぴかぴか(新しい)]

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蓋物。蟹の養老蒸し 三つ葉餡 ぶぶあられ。

そしてメイン料理は、鰻の共だれ焼き、鰻の白焼き、国産牛フィレ・ロース・もも肉の三味焼きから選べます。もちろん、浜松といえば鰻でしょ~
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鰻の共だれ焼きは料金アップで一尾分に増量可。せっかくなのでがっつり鰻を頂きたいということで一尾分をオーダー。
香ばしくて、美味しかった~

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いつもなら御飯は締めの一品ですが、今回は鰻と一緒に。

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甘味も3種類から選べます。ほうじ茶のクレームブリュレにしました。

夕食はどれも美味しかったですが、『これが星野リゾート界の夕食なのかぁ~ 期待し過ぎたかも』という感想。
ただ、隣のテーブルのご夫婦連れの会話に、『界ブランド』の威力を感じさせられました。まだ30代前半と思われるご夫婦、ご主人がスタッフさんに『いつもは熱海(の界)に行くんだけど、飽きたので、行ったことがない界に行ってみようと思って』と言っているのを聞いて『飽きるほど、界に泊まっているんだ~』と。メニューも特別会席の河豚料理のようだったし、その他の会話もセレブ感漂う内容だったので、やっぱりセレブご用達のお宿なのかしら~と思ったのでした。

夕食後は、再び部屋の露天風呂に入ってのんびり。
ただ、到着から夕食までの期待外れの接客サービスへの不満を引きずってしまったのか、何となく居心地が悪くて早々に寝ました。

3日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!㉟愛知・静岡1日目 [旅行]

2月10日から2泊3日で、愛知県蒲郡市と静岡県浜松市に行ってきました。
西日本では大雪でしたが、蒲郡と浜松のお天気は、夜は雪が降ったりしましたが、昼間は3日間とも良いお天気でした[晴れ]

名古屋から蒲郡まで、快速で約40分。蒲郡や浜松は、営業の仕事をやっていた頃たまに行くエリアだったので、その時のことを思い出しながら電車に乗りました。

蒲郡駅から最初の目的地竹島水族館までは、歩くと少し距離があるのでタクシーで。タクシーだとほぼワンメーターなんですけどね。
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通称、タケスイ。竹島水族館はそれほど大きな水族館ではありませんが、展示方法やスタッフさんのコメントがユニークなことで知られる全国的に有名な水族館です。TVなどでもよく取り上げられていて、一度行ってみたいと思ってました。

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スタッフさん手書きのPOPコメントを読むだけでも、楽しいです。

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高足蟹。渥美半島沖で捕獲された巨大な高足蟹は、全長3メートル以上!高足蟹って食べられるってこと知ってました?実はこの日泊まるお宿で、高足蟹を食べるんですよ~[ひらめき]

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入口脇のプールには、大きなウミガメくんたちが所狭しと泳ぎ回ってました。

さわりんぷーるでは、実際に触ることが出来ます。
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ヒトデ、触ってみましたヨ。
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再び、高足蟹。けっこう元気よく長い足を動かしてました。
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小さな子供でも分かるように、触り方の説明POPもたくさん。
子供たちに大人気のコーナーです。

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まったりうむというスペース。照明が落とされて水槽だけがライトアップされて、椅子に座りながら鑑賞出来るようになっている❝大人のための癒しの空間❞というコンセプト。
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美しい金魚たちの泳ぎをみていると、ほんとに心が洗われる思い。
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ちいさなクラゲや熱帯魚、昔大流行したウーパールーパーなどなど、ずっと見ていたいものがいっぱいで、まさに癒しの空間でした。

これも展示物[exclamation&amp;question]
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分別ゴミのコーナーのコメントがあまりに面白くて感動しました[わーい(嬉しい顔)]

スタッフさんのPOPコメントは、こちらの小窓水槽コーナーで面白さ全開[exclamation]
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名前が分からない生き物も、こんな風にしっかり解説してもらってます。『誰か知っている人、教えてください!』って、水族館の人が見に来た人に尋ねるなんて、面白過ぎ~[わーい(嬉しい顔)]

ここからは大きな水槽のコーナー。お馴染みの魚も珍しい魚もいて、ほんとに楽しいです。
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立って泳いでます。

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ヌルヌルと泳ぎ回っていて、キモ可愛い~

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変な口の魚や透明の魚など、珍しいものがいっぱい。

熱帯の淡水魚たち、すぐ近くで見ることが出来ます。さかなクンたちの表情がいい感じです。
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出ました!ウツボくんたち。どこの水族館にもいるお馴染みさんですが、大抵は砂の上に置かれた土管に隠れてしまって見えにくいことが多いですが、こんな風に土管を吊るしているのって珍しいですよね。
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こちらはアナゴちゃん。素早い動きで砂の中に潜ったかと思えば、浮上して水槽をものすごいスピードで泳ぎ回り…見ているだけで飽きません。一度砂に潜ってから飛び出したところ。体長が長いので、頭は出たけど、尻尾はこれから砂に潜ります。

たけしまんしょん。カサゴの住処です。よく考えたなぁ~[わーい(嬉しい顔)]
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色とりどりのサンゴ。とてもきれいです。

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こんな魚がいるのか~と驚きのシルエット。オモチャのようですね。

コメント、面白いでしょ[ひらめき]
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三河湾に住んでいる魚のコーナー。
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水槽の中を団体さんで泳いでいるのは『ゴンズイ』。進路変更する時もみんな一緒。

すごく近くでカピパラ君を見ることが出来ますヨ。
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1日に1回、カピパラのショーがあるそうです。私が行った時間はショーが終わった直後で、おねむのようでした。

こちらは深海魚のコーナー。
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色鮮やかな魚や深海生物がいて、実にきれい。
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『闇の深そうな魚』って…(;'∀')

それにしても、魚ってこんなに色鮮やかなんだなぁ~と感心しまくり。
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いよっ!待ってました! チンアナゴ、ここにもいましたヨ~
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いつみても、お茶目[るんるん]

深海の魚たち、ユニーク過ぎて、水槽の前で一人笑い[わーい(嬉しい顔)]
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人気の水族館なので休日はかなり混み合うようですが、この日は平日の午前中だったので、人も少なくゆっくり見ることが出来ました。写真もじっくり撮れたし。
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一つ一つの展示が工夫されていて、POPコメントも面白くて、2時間があっという間でした。お宿の送迎時間が迫っていたので、全部のコメントは読めなかったけど、また機会があれば来たいな~と思いました。
この日のお宿でタケスイに行った話をしたら、数年前までは閑散とした寂れた水族館だったけど、スタッフさんが頑張って人気の水族館になったとか。
イルカショーなどが出来る大きなプールがある訳でもなく、巨大水槽がある訳でもないこじんまりとした水族館ですが、魚や海の生物たちに興味が持てる、大人が楽しめる水族館だと思います。
今までに全国の水族館に行ったことがありますが、一番楽しかったかも。

水族館を後にして再びJRの蒲郡駅へ。ここから送迎バスでこの日のお宿『風の谷の庵』さんへ向かいます。
お宿があるのは、蒲郡市ではなくて幸田町。山の中の一軒宿ということは承知していましたが…想像を超えた景色が待っていました。
送迎バスは三河湾スカイラインという山道をどんどん登って行き…三河湾だけでなく渥美半島や知多半島が見渡せる絶景が。

お宿は同じ敷地にある『天の丸』というお宿の別館として、山の斜面に建つ離れのような造りになっています。ロビーから各部屋に行くには、急な坂道を上り下りしなければならないので、車での送り迎えです。一旦部屋に行くと、こもりっきりになります。
なので、ロビーにたくさんある書籍や快眠グッズなどをいろいろ仕込んでから、部屋へ移動します。
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絶景でしょ~

部屋は『瑠璃』、10畳の和室と囲炉裏の間、ツインベッドルームのお部屋。囲炉裏の間は床暖になっていて、掘りごたつの足元も暖か。夕食と朝食はこの囲炉裏の間でいただきます。
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コーヒーマシンはサービス。冷蔵庫の飲み物は有料でしたが、地元のお酒が入っていて楽しめました。
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広いウッドデッキには…
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じゃぁ~ん[exclamation] 
石の露天風呂がありますヨ~ ちゃんとした[いい気分(温泉)]で、24時間かけ流し。
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お花を浮かべて入りました。
残念ながら、絶景を見ることはできませんが、その代わり緑の森林浴が出来ます。

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そして、こちらは内湯の猫あしバス。宿の大浴場はないので、髪や体を洗うのはこちらで。バスローブやバスソルト、基礎化粧品などアメニティがとても充実しています。

14時にチェックインしたので、時間はたっぷり。まずは内湯と露天風呂に入って、まだ明るい空を眺めながらゆっくりと浸かりました。

その後は・・・贅沢タイム。
今回は久しぶりにエステを予約。なんと120分のフェイシャルを中心としたエステで、自分の部屋で受けることが出来ます。
ベッドルームでするのかな~と思っていたら、和室の部屋に簡易ベッドを設置しての施術。エラバシェというフランスの化粧品会社の化粧品を使ったフェイシャルとボディストレッチもセットになったコースです。
とにかく、気持ち良かった~[ぴかぴか(新しい)] マッサージはしょっちゅうお願いするけど、エステやフェイシャルはあまりやらないので、たまにはいいかも。。。

エステが終わって外を見ると、[雪] けっこう本降りでウッドデッキも真っ白に。囲炉裏の間の窓が大きな一枚窓なので、雪の降る様子を見ながら、夕食を頂きました。

夕食は5大グルメ会席にグレードアップしたので、豪華絢爛[ぴかぴか(新しい)] 5大グルメ、高足蟹、鮑、伊勢海老、赤座海老、三河牛です。
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まずは最初のお酒は、宿オリジナルの地酒から。
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食前酒は、蒲郡産のみかん酒。
前菜は、白子豆腐、椿サーモン、河豚皮煮こごり、合鴨ロース牛蒡巻、菜の花。

4皿とも全部お造り[ひらめき]
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伊勢海老、あわび、赤座海老、白ミル貝、鯛、黒むつ、マグロの7種類。
実は鮑は、お造り、陶板バター焼き、天婦羅の3種類から調理法を選べたんですが、鮑はお造りで食べるのが一番好きなので、迷わずお造りで。コリコリ感がたまりません[わーい(嬉しい顔)]
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つまも美味しかったし、大根やキュウリの飾り切りがとてもお見事。お醤油だけでなく、塩や泡醤油など飽きない工夫がされていました。

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続いてのお酒は『女将ほろ酔いセット』。8種類もの利き酒セットって初めて。地酒のラインナップも色々あって楽しめますが、おちょこもそれぞれに凝ったもの。すっかりテンション上がりました。ハート形のおちょこ、可愛い~

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蒸し物。三河牛百合根巻き蕪蒸し。コクがあって美味しいです。

あれれ、こちらはどなた様[exclamation&amp;question] なんと、お部屋に板前さんが来て、天婦羅をその場で揚げてくれるんです[exclamation] 部屋食なのに温かい天婦羅が食べられるなんて贅沢の極み。
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高足蟹の天婦羅。車海老えごま巻き、うずら卵ささみしそ巻き、南瓜磯部、蓮根。
天婦羅の専門店で食べているかのように、一品ずつこちらの食べ進み具合を見ながら出してくれます。天婦羅はやっぱり揚げたてが一番美味しいですよね。もうビックリするぐらいに美味かったです。

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酢の物。高足蟹と寄せ大和イモ、キウイフルーツ蒲郡みかんの酢味噌和え。

そしてメイン料理。
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焼き物。高足蟹浜焼き。高足蟹って大味な感じで美味しいの?と思うけど、確かに大きなものはあまり美味しくないそうですが、小さい高足蟹は美味とのこと。
実際に食べてみると…ズワイガニとはまた違うコクのある美味しさ。癖になる味です。
甲羅の味噌焼きは…ちょっと苦みがある味。味噌は、ズワイガニの方が好きかな。

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続いてのお酒は、冷蔵庫にあった地元の焼酎。実は地酒と思って開けたら焼酎でした。。。氷がなかったので、ストレートで(^^;

メイン料理の二つ目、三河牛ステーキ陶板焼き。
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全然しつこくなく、コース終盤でも美味しくいただきました。

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締めの御飯は、蟹飯。いい感じの出汁加減と蟹の甘さが相俟って、激ウマ。

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デザートは、イチゴのレアチーズ。

部屋食だとどうしても温かいものが冷めてしまうので、温かい料理が少ないんですが、こちらのお宿では全くそんな心配は要らないほどに、リアルに温かいお料理ばかり。
部屋の外は廊下とかではなく、ほんとに外なので、よくそんなことが出来るなぁ~と思っていたら、こちらの部屋に秘密がありました。
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玄関脇に戸があって、部屋に案内された時に『こちらはスタッフが使用するので、開けないでくださいね』と言われてました。夕食が終わってスタッフさんの片づけが終わってから覗いてみると…
給仕の準備をするスペースになってました。小さなコンロもあって、厨房から運んだお料理が冷めても温め直すことが出来るようになっていました。
これは、スゴイです。

部屋担当の仲居さんもとても素敵な方で、お料理の説明もしっかりされていたし、何より心地良い会話が出来ました。
私がいつものごとくIPodの音楽を聴きながら食事をしていると、『自分の好きな音楽を聴きながら食事されているので、とても素敵ですね~』と。自分も一人旅をしてみたいけど、勇気がないんですよね~とか、私が興味を持っていることを話題にしてもらったので、話が弾みました。

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夕食後は再び、露天風呂へ。雪は止んだけど、デッキに積もった雪は氷になってました(^^;
寒風の中のアツアツの露天風呂、ほんとに極楽極楽~

お風呂上りは、囲炉裏の間でまったり。
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お夜食はおにぎりかお稲荷さんから選べます。次のお酒、梅酒と共に。

ロビーから持ってきた写真集。全国の町を空撮したものです。
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午前中に訪れた蒲郡と翌日行く予定の浜名湖です。
実は私、日本列島の空撮を見るのが好きでして。何を隠そう、ディアゴスティーニの『空から日本を見てみよう』DVDの定期購読者です。この3年毎月全国の色々な所に行っているので、自分が実際に行ったところを見るのも楽しいし、行ったことがない所を見て『次はここに行ってみよう』と思ったり。解説の地図を見ながら楽しんでます。
なので、ロビーでこの写真集を見つけた時は思わず手に取ってました。

それから写真に撮るのを忘れていましたが、プラネタリウムの装置も貸出してもらって、ベッドルームの天井に映した星を見ながらの睡眠でした。

夜中に足が吊ったので、露天風呂へGo!暖まると足の吊りも治って、再び眠りへ…

2日目へ続く。


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免疫力アップ大作戦!㉞神奈川3日目 [旅行]

神奈川旅行、最終日。雨も上がって、とりあえず一安心。

朝食はホテル1階のレストランで。メインのおかずを選んで、あとは和洋のバイキング。
この日もチェックアウトはゆっくり目の10時半頃と、今回の旅はゆったりスケジュールです。

さてここで、こちらのお宿『ホテルメッツかまくら大船』さんの採点。
部屋4、お風呂5、夕食なし、朝食3、接客サービス4、癒され度4、コスパ4
総合評価は…4.0[満月][満月][満月][満月]
じゃらんの口コミ4.1とほぼ同じ評価になりました。

部屋はビジネスホテルにしては広め、ベッドもダブルのシモンズベッドで快適。アメニティやドリップコーヒーなど、なかなかの充実度でした。Wi‐fiも問題なく接続出来て良かったし、全体的に行き届いていたので4点。

お風呂は湯船が広く、ゆったり浸かれました。お湯張りの時間も待ち時間少なく、速攻で入れました。新技術のエアインシャワーが気持ち良かったし、ユニットバスにしてはかなり快適なお風呂だったので5点。

朝食は、メインが選べたのは良かったけど、その他の選択肢が少なかったので、まあ普通かなということで3点。お味噌汁のサーバーがあったのには、ちょっとびっくり。

接客サービスは、スタッフさんとはほとんど接する機会がなかったので何とも言えないけど、荷物を預かってもらう時の対応はスムーズでした。部屋のアメニティなどの充実度や快適に過ごせるための気遣いが感じられる部屋で、好印象だったので4点。

コスパ、この立地、部屋の充実度からするとけっこうお得だと思うので4点。

この日は、大船から横浜へ向かいます。みなとみらい駅で降りて、駅直結のマークイズみなとみらい5Fにあるオービィ横浜へ。こちらは動物をテーマにしたアミューズメントスポット。
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幅40mもある大画面シアターや4Dシアターなどで、迫力のある映像を楽しむことが出来ます。ミーアキャットの赤ちゃんが成長する様子や、日本の動物園では見られないマウンテンゴリラを近距離で撮影した映像など、珍しいものがいっぱい。
他にも小動物に直接触れることが出来るアニマルスタジオがあったりと、子供たちが喜びそうな施設になっています。

ただ・・・(;'∀') それなりに楽しかったけど、わざわざおひとり様が行くべき所かというと、家族連れやカップルがいっぱいで、みんなでワイワイ楽しむ場所だったので、かなり浮いた感が。映像を観るのがメインなのでおひとり様でも充分楽しめるけど、待ち時間がおひとり様には辛いかも。

この後、中華街まで行ったので、足を延ばして山下公園にでも行った方が良かったかも。。。
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以前横浜の中華街に来たのは、ほぼ30年近く前。社会人になりたての頃付き合っていた埼玉県在住の彼氏と、私の大学時代の友人たちと一緒に来たっけ。懐かしい~

どこのお店に行くかは決めていなかったので、呼び込みで声を掛けられたオーダーバイキングのお店へ。時間無制限で1,680円って、めちゃくちゃ安い[ひらめき] ビールを飲んでも3,000円以下で食べ放題なんて、かなりお得。お店が多いから、安くしないとお客さんが入らないんだろうな~
1,680円だと70品、1,980円にすれば128品の中から選べます。お料理の写真付きのチラシをもらってオーダー。
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マーボー豆腐、海老のチリソース、イカのXO醤炒め、チャーハン、フカひれ入り蒸し餃子、ゴマ団子、タピオカ入りココナッツミルクの7品を完食。どれも美味しかったです。
ただ、1品の量が多かったので、他にも食べてみたいメニューがあったけど食べられず、おひとり様にはオーダーバイキングの有難味がなかったかも。

中華街でランチを楽しんだ後は、他にはどこにも行かず、そのまま新横浜まで電車を乗り継いで行きました。横浜の中心部と新幹線の駅が直結していないのが不便ですよね~ しかも乗り換えの菊名駅にはエスカレーターがなく、重いキャリーバッグを持って人の多い階段を登らなくてはならなかったので、旅の最後の最後、ほんとに疲れました[ふらふら]

それでも今回の旅は、時間に余裕のあるゆったりとした旅で、リフレッシュ出来ました。

今回、お土産はほとんど何も買わず。たった一品だけ。珍しく、食べ物系は無しです。
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江ノ島のはろうきてぃ茶寮1Fのショップで購入した金箔入りのフェイスマスク。
なぜフェイスマスクかというと、1日目のお宿のアメニティの中にフェイスマスクがあって、パックをしたらすごく気持ち良かったんです。お店でこれを見つけた時、思わず手にしてました[わーい(嬉しい顔)] ヒアルロン酸たっぷりのマスクですヨ~


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免疫力アップ大作戦!㉞神奈川2日目 [旅行]

この日は午後からお天気が崩れるとの予報。午後からは江ノ島散策予定なので、雨は嫌だな~(;'∀')

朝起きて、まずは大浴場へ。前日と入れ替えになっていて、古代檜のお風呂。洗い場も湯船と同じ檜の床で、木の肌触りが何とも言えずGood!

朝食は、前日と同じレストラン、同じ席で。
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木製の立派なお重の上の段には、前日に選んだお魚の干物…大ぶりの鰯と魚沼産コシヒカリのごはん、ハマグリのお味噌汁。
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中を開けてみれば[exclamation] それぞれに工夫された品々が4品も。
鳳凰卵の温泉卵 イタリア産生ハム
白菜煮浸し 彩り桜海老
かれいの西京焼き 小松菜胡麻和え
和牛のローストビーフ
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温泉卵を生ハムで食べるなんて…温泉卵は出汁を掛けるものと思い込んでいましたが、塩やお出汁の代わりに生ハムの塩気がすごく合う!びっくりでした。

お重のお料理以外にも。
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小鉢は、季節野菜の蒸し物 和牛の餡かけ
サラダは、伊豆山の谷口農園 有機野菜のサラダ、自家製ドレッシング。写真撮るのを忘れてしまいましたが、前日の記事にも書いた通り、松村シェフが拘って買い付けている農園の有機野菜です。めちゃくちゃ新鮮[るんるん]

御飯のお供も充実。
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自家製ふりかけ、蕪の菜の漬物、釜揚げしらす、もずく酢、梅干し、塩辛黒作りの6種類。
どれも手間の掛けられたお供で、これだけでも何杯も御飯が食べられそう…でしたが、後のことを考えて、1杯の御飯でいろいろ楽しみました。
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やはり相模湾の名物、釜揚げしらすは外せません。
塩辛黒作りはイカ墨で黒色にしているんですね。コクがあったので、たぶんイカ墨だけでなくワタも入っているんじゃないかと。
梅干しも、種が撮ってあるんですヨ。手が掛けられているでしょう?

そして最後にデザートとコーヒー。
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自家製パンナコッタ ラズベリーソース

ほんとに朝食なの?と思うほど豪勢で、ワクワク出来るお料理でした。こちらの朝食も、夕食同様に口コミ人気が高いです。まさに、その通りでした[ひらめき]

この日は午前中に鎌倉散策をするつもりだったけど、お天気も悪くなりそうだったので鎌倉散策は止めて、11時前まで宿でのんびりすることにしました。
のんびり・・・そうです。ほんとにのんびりと、寝ました[わーい(嬉しい顔)] 朝食後の2時間ほど、完全に寝ましました。旅先で二度寝とは、ほんとに贅沢[るんるん][るんるん]

さて、こちらのお宿『オーベルジュ湯楽』さんの採点です。
部屋2、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス5、癒され度4、コスパ5
総合評価は…4.4[満月][満月][満月][満月][三日月][三日月] 
ちなみにじゃらんの口コミでは4.5です。

部屋は、純和風の造りで、窓の景色も長閑でのんびり。ただやっぱり建物が古いせいか、歩くとミシミシ・・・なるべくそおっと歩いてはいたけど、気にしないで歩く人だったら下の階にけっこうひびくんじゃないかなぁ? 逆に、下の部屋のお客さんの話し声が大きくて筒ぬけで、けっこううるさかった。よっぽど部屋を変えてもらおうかと思ったほど。他の部屋の戸の開け閉めの音も響いて、ちょっとびっくりしたことも。それに何といっても階段の上り下りがキツカッタ・・・ということで、2点。

お風呂は、なんといっても、貸切露天風呂が最高に良かった! 20畳ほどもある広い岩風呂を独り占め。2種類の内湯もそれぞれに趣があって、いいお湯でした。言うこと無しで5点満点。

夕食は、和とイタリアンの見事な融合! どのお料理にも工夫と驚きがあって、しかも美味しい[exclamation] 器も素敵なものばかりだったし、お料理の説明もしっかりとされていて、ほんとに大満足な夕食でした。もちろん、文句なしの5点満点。

朝食も、夕食に引けを取らず、いろいろな工夫がされていて、ワクワクする朝食でした。見た目も鮮やかで、どれも美味しかったです。この3年間で100件近くのお宿に泊まりましたが、1、2を争うレベルです。5点+アルファです。

接客サービスは、お出迎えの男性スタッフさんがとても好印象。にこやかに、かつ必要なことはてきぱきと無駄がなく、チェックイン手続きや部屋の案内をしていただきました。眠る時の湯たんぽや夕食時のストーブやひざ掛けの用意、おひとり様への席の配慮とか、細かい所が行き届いているなぁ~と思いました。夕食時のお料理が運ばれるタイミングもちょうど良く、ストレスを感じませんでした。ワイングラスを下げる時にスタッフさんの手が滑って、派手に床に落としてしまったんですが、その後の対応もとてもスムーズでした。ということで、5点。

癒され度、お料理に大満足で、露天風呂もとても良かったので5点!と言いたいところですが、やっぱり下の部屋のお客さんの声がうるさくて、静かな夜を過ごせなかったので減点で4点。

コスパ、お料理の内容からすると、休前日おひとり様価格としてはリーズナブルと思うので5点。

とにかく、野趣溢れる露天風呂でのんびりしたい時や美味しいものが食べたい時は、ここ[るんるん]と思えるほどのお宿。いい所見つけたなぁ~と。リピート率高いんじゃないでしょうか。
ちなみにリピーターさん向けのポイントカードもありますヨ。

お宿でチェックアウト時間ぎりぎりまでのんびりしてから、タクシーで湯河原駅へ。
JR東海道線の快速で大船へ向かいます。この区間はいつもは新幹線でしか通ったことがなく、在来線は初めてだったので、車窓にワクワク。

この日は、JR大船駅のすぐそばにある『ホテルメッツかまくら大船』さんに泊まるので、まずはキャリーバッグを預けるために立ち寄りました。
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『なんだ、ありゃ~[exclamation&amp;question]』 目の前に大きな観音様が。
この大船には初めて来たんですが、前日のアド街がなんと大船。録画して帰ってから観たんですが、この観音様、大船観音というそうですね。まったくのノーチェックだったので、観ただけに終わりましたが、体内に入ってお参りすることも出来るそうです。
鎌倉の大仏様よりも大きくて、25mもあるそうです。びっくり。

アド街では、このほかにも大船駅周辺の活気のある商店街や美味しいお店などを紹介していたのですが、事前予習していなかったので、大船駅とホテルの間を2往復しただけで、他はスルーしてしまいました。

ホテルに荷物を預けてから、再びJR大船駅へ。JRで鎌倉まで行き、そこで江ノ電に乗り換えます。
江ノ電ほど、ドラマや映画で舞台になる電車や駅はないですよね。いつもドラマなどで見ていてとてもよく知っている気がするのですが、実は初めて乗るんですヨ。
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乗り降り自由の1日乗車券を買って、いざ!

と思いきや、江ノ電に乗っていると雨が・・・
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稲村ケ崎の海浜公園で、富士山と江ノ島を見るはずが、土砂降りの雨に。
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海岸にはだ~れもいません(^^;
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オシャレなサーフショップやカフェも建ち並んでいますが、あまりの天気に寂しいかんじ。
あんまり寒いので、稲村ケ崎温泉隣りのレストランMainさんでランチしました。
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ハヤシライス、普段はあまり食べないけど、すごく美味しかったです。
それにしても、稲村ケ崎に温泉があるなんて、こちらもノーチェックだったので、今思うとあの寒さを凌ぐための格好の場所だったのに。暖よりも食に走ってしまった(^^;

稲村ケ崎を後にして、お天気が良ければ鎌倉高校前で下車して、富士山の写真を撮りたかったけどこの雨では・・・ということでそのまま江ノ島へ。
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このお天気ですが、さすがに江ノ島駅は人でいっぱい。
江ノ島駅から江ノ島へ向かう途中、飲食店や面白そうなお店がいっぱいある中、こちらの旅館に目が留まりました。かなり趣のある旅館ですね。

商店街を抜けて、江ノ島大橋と江ノ島弁天橋へ。車道が江ノ島大橋、人道橋が江ノ島弁天橋だそうです。
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江ノ島が近くに見える~

江ノ島弁天橋を渡り終えてしばらく進むと、江島神社へ続く参道が見えてきます。参道は車1台分程度の幅しかないのに、人でいっぱいです。
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江島神社にはたくさんの階段を上がって行かなければならないんですが、この『エスカー』を利用すれば楽ちん。有料のエスカレーターです。

湯島神社に着きました。
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更にその先を上がるエスカーで、江ノ島の頂上を目指します。

江ノ島の頂上には、サムエル・コッキング苑とシーキャンドルという展望台があります。
サムエル・コッキングさんという人が明治時代に造園した庭園の遺構で、今も珍しい植物や花壇を見ることが出来ます。
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『えっ!1月なのにチューリップが[exclamation&amp;question]』と思ったら、ウィンターチューリップという種のチューリップだそうです。

園内には珍しい植物もたくさん。タイミンチクというイネ科の一種。
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ヤシの木もあって、南国ムードですね。

実はこのサムエル・コッキング苑、冬の期間は夜にイルミネーションがライトアップされます。最初の予定ではイルミネーションを見るつもりだったけど、ライトアップが17時からで、この後まだ2時間ほど待たなければならなかったので、あきらめました。
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このあと、シーキャンドルに登ってみました。
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晴れてたら、富士山が見えるはず…[たらーっ(汗)] でも、富士山見えなくとも、眺めはいいですね。先ほど歩いて渡ってきた江ノ島大橋と江ノ島弁天橋が見えます。

とにかく雨がすごかったので、早々に下山。帰りはエスカーはなくて階段のみ。滑らないように気をつけながら、なんとか麓の参道まで降りてきました。
すると、行きには見逃していたお店を発見。『はろうきてぃ茶寮』さんです[るんるん]
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なんと、12月23日にオープンしたばかりのほやほや。思わず記念撮影したくなるほどに可愛いメニューの品々。カレーライスとかオムライス、飲み物にもみんなキティちゃんがいるんですヨ。
またしてもノーチェックだったので、1階のショップでお買い物しただけで、2階のカフェには立ち寄らず。。。しまった[あせあせ(飛び散る汗)]
キティちゃん、けっこう好きです。キャラクターの中では一番好きかも。

キティちゃんのカフェに寄らなかったのには理由が・・・それは、夕食をこちらの『貝作』さんで食べようと決めていたから。
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美味しそうな海の幸がたくさんあって、大箱のお店なので、一人でも入りやすいかと思って。
まだ16時過ぎだったけど、早めのディナーです。時間帯も早かったので、案の定、空いていてゆっくり出来ました。

ディナーというよりも、ひとり宴会[わーい(嬉しい顔)]
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まずは、地ビールの『江ノ島ビール』から。

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相模湾といえば、しらす。江ノ島は生しらす丼が有名なんですが、生しらすは1~3月は禁漁ということで、残念ながら食べられません[たらーっ(汗)] その代わり釜揚げしらすを頼んだら、やっぱり美味しい~[ひらめき] 同じく相模湾の名産桜エビも入って、ほんとに美味しかったです。
お造りは、カンパチ。こちらも新鮮で、プリプリ[るんるん]

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サザエのお造りと壺焼きもオーダー。サザエは、コリコリとした食感が味わえるお造りの方が好きですが。せっかくなので両方いただきました。

ひとり宴会もたけなわ、そろそろ日も暮れてきてお開きにしようかなぁ~と思ったものの、ふと目にしたメニューの写真が気になって。
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イカの丸焼きをついついオーダー。これはもう、日本酒もいるでしょ。
このイカの丸焼きが、とてつもなく美味い[exclamation] 柔らかすぎず固すぎず、照り焼きのたれもちょうど良い味加減で、バクバク食べました[わーい(嬉しい顔)]

けっこういいお値段になりましたが、大満足なディナーになりました。

江ノ島からホテルのある大船まで、バスで行くつもりだったんですが、バスの時間が30分待ち。。。ということで、湘南モノレールで帰ることにしました。
湘南モノレールの江ノ島駅は、江ノ電の江ノ島駅のさらに北側にあるので、ここからだと20分近く歩くことになりますが…バス停で30分待つよりも、早くホテルに帰ることが出来ると思って。

ところが。
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江ノ島弁天橋を歩きながら、振り返るとライトアップされたシーキャンドルが見えたり、雨に濡れて潤んだ街並みがとてもきれいなんですが・・・
とにかく、寒い[あせあせ(飛び散る汗)] 冷たい雨と激しい風が容赦なく。
モノレールの駅までの道のりが、ほんとに辛くて大変でした。

湘南モノレールにも初めて乗りましたが、面白いことに、車両同士の通り抜けが出来ないようになっているんですね。隣の車両に行くには、停車中に一旦外に出てからでないと行けません。なんでかなぁ~?と思っていたら、走行中に車両のつなぎ部分を見ると、かなり大きくズレるんですね。それに、ものすごく揺れる感じも。???
その答えが分かったのは、翌日の朝、ホテルをチェックアウトしてJRに向かっている時。
頭上を通り過ぎたモノレールを見ると、線路がない[exclamation&amp;question] モノレールといえば1本のレールを跨いで走行するものと思ってましたが、レールが車体の上にある~ 調べてみると、これは懸垂式というそうです。

ここで、どうしてこの湘南モノレールが懸垂式なのかという疑問が。
モノレールが開発された当初、技術主導権を握っていた日立製作所の跨座式モノレールに対抗して、三菱重工業が推し進める懸垂式のモデル路線として造られたのが、この湘南モノレールだそうです。跨座式に対する優位性を示すために、あえて急勾配の立地などを通っているそうで。
乗った時は夜だったのでほとんど分からなかったけど、アド街で昼間の車窓を紹介していたのを見ると、かなり景色が良い上に、トンネルや急勾配の丘を進んでいくので、ジェットコースターとも言われるようです。
車両のつなぎ部分が大きくズレるのも、所々揺れが大きくなるのも、懸垂式だったからですね~
今度は、昼間に乗ってみたいです。

さて、モノレールで大船まで戻ってきた後は、ルミネウィングで酒のつまみを物色して、ホテルへ。
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部屋はダブルルームで、ビジネスホテルにしてはゆったりめ。
お風呂はユニットバスですが、湯船が広くて、バスソルトも用意されていたので、お湯を張ってゆっくり浸かりました。雨の中長距離を歩いて足がパンパンに張っていたので、疲れが取れました。

お風呂の後は、この日2回目のひとり宴会。ほんま、吞兵衛ですなぁ~
3日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!㉞神奈川1日目 [旅行]

1月の三連休は、神奈川県に行ってきました。

1日目はとても気持ちの良い青空。冬の乾燥したお天気で、富士山もばっちり[ぴかぴか(新しい)] 浜名湖からも見えてました。
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新幹線で三島へ、そこからJR東海道線へ乗り換えて、熱海を経由して湯河原へ。
今回も最初に決めたスケジュールを直前や当日に変更しました。1日目は湯河原で、足湯や日帰り温泉、それと2.26事件の舞台となった光風荘に行く予定でしたが、全部キャンセルして、自宅をお昼頃出て、どこへも寄らず直接宿にチェックインしました。
今回はレンタカーは借りないので、大きな荷物を持ってあちこち歩き回るのもしんどいので、シンプルに宿でゆっくりしようということで。

1日目のお宿は、湯河原の『オーベルジュ湯楽』さん。オーベルジュと銘打っているお宿なので、近代的な洋風のホテルかと思いきや、建物はかなり年代物の和風旅館。
山に沿って建てられているため、館内はエレベーター無しの階段移動。今回の部屋は最上階の3階だったので、レストランやお風呂へ行く時の階段は、けっこう大変でした~[あせあせ(飛び散る汗)]
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お部屋は角部屋、広縁付き和室10畳。
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入るなりいきなり布団が敷いてあったのでちょっとびっくりでしたが、食事時、私がいない時に布団を敷きに入られるよりはいいかも。それに布団が敷いてある方が、リラックス感が増します[わーい(嬉しい顔)]
窓枠もかなりの年季が入ったもの。
湯河原といえば、たくさんの名だたる文豪が執筆活動のために滞在したことで有名ですが、そういう時代を感じさせるような佇まいのお部屋です。
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窓の外には、大きな桜の木やミカンの木があったり、山里の景色が広がり、これはこれで随分と癒されました。

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お部屋にはウェルカムドリンクのフルーツティーが用意されていました。
お風呂へ行く時のための籠も。

お部屋にはお風呂が付いてないですが、貸切の露天風呂か半露天の岩風呂のどちらかを選べて、無料で使えます。チェックイン時に予約するので、ほぼチェックイン可能時間に到着した私は、露天風呂を16時過ぎに予約できました。
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露天風呂へは一旦建物の外に出なければならないんですが、私が泊まっている部屋の真下を通ります。
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なんだか本格的な露天風呂っぽくて、期待が膨らみます[いい気分(温泉)]

じゃあ~ん[ぴかぴか(新しい)] なかなか、いいじゃないですか~
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この露天風呂、20畳ほどあるとても広い露天風呂で、一人で貸切出来るなんて最高に贅沢な感じです[いい気分(温泉)]
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ほんのりと夕焼けに染まりつつある青い空に、飛行機が雲の尾を引きながら進んでいく光景を見ながら、のんびり40分間露天風呂を楽しみました。
あんまり気持ち良いのと、周りに誰もいないので、大きな声で歌を歌ったり[カラオケ] ユーミンの『飛行機雲』とか十八番の『天城越え』とか、エトセトラ[わーい(嬉しい顔)]

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露天風呂へ行った後は、『湯楽文庫』というリラックスルームへ。こちらには湯河原ゆかりの文豪たちの作品集や色々な書籍、CDなどがあったり、マッサージチェア、コーヒーなどの飲み物も用意されています。

こちらでちょっと休憩してから、今度は大浴場の方へ。一番お風呂が混む時間帯なので、先客が何人かいましたが、それでも内湯は広くてのんびり出来ました。

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そしてお待ちかねの夕食は『ピノクラーレ』というレストランで。部屋や建物は和風なんですが、ここだけ別世界[ひらめき]

和風とイタリアンの創作料理のコースです。
こちらのお宿のHPを見ると、松村シェフがとても熱く料理のことを語っていて、とにかくお料理に力を入れておられるようです。是非美味しいものを戴きたいということで、今回は予約時にお料理をグレードアップして、シェフ特選コースにしました。
地元の契約農家さんが作る野菜は珍しいものも多いそうで、シェフが自ら畑に行って買い付けてくるそうです。なので、今までに食べたことがない野菜も出されるかもと、期待が膨らみます[ぴかぴか(新しい)]

15卓ほどのテーブルがある広いレストランですが、格子で仕切られた半個室を用意してくれていました。おひとり様を優先的に半個室へ案内してくれるなんて、とても感激です。

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このお料理のためにお昼は食べずに、お風呂上がりのビールも我慢してたので…まずはおビールから[ビール]

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前菜1皿目。サーモンのムース 彩大根のタリオリーニ フォアグラのパテ
タリオリーニってパスタですよね~ 大根が平麵になっていて面白い!見た目も色彩鮮やか、味も素晴らしい~ 一品目から期待通りでテンション一気に上がります[グッド(上向き矢印)]

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前菜2皿目。地鶏と小海老のテリーヌ 季節の根野菜添え 
地鶏は細かくミンチ状になっていていつも食べる鶏肉の食感とは全然違うけど、味はやっぱり鶏肉の味。中に入っている海老はとてもプリプリ。ニンジンのピューレ、根野菜はレンコンとごぼう。香ばしくて、美味しい!

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前菜3皿目。オマール海老と菊芋のフリカッセ
菊芋って初めて食べたかも。シャキシャキとしています。器も素敵。

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さてここで、2つ目のお酒。やっぱりイタリアワインでしょう~
まずは白ワイン。シャルドネ・ディ・サッシカヴィをデキャンタで。ボトルにするか迷ったけど、後半は赤ワインも飲みたいということで、デキャンタにしときました。

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お造り。天然地魚の盛り合わせ。ほうぼう、平目、こち、鯛、金目鯛の5種類。こちらも一般的なお造りとはちょっと違うラインナップ。見た目もすごくキレイ[ぴかぴか(新しい)]
しかも、お勧めの食べ方ということで、海藻や食用花と一緒に海苔で巻いて食べるという食べ方は初めての経験。斬新かつ美味い[ひらめき]
お造りは美味しいけど、最後の方はちょっと飽きてくるんだけど、そのまま食べたり、海苔で巻いて食べたりと変化があって、最後まで美味しかったです。
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それにしても、お造りを海苔で巻くとは。。。そう言えば、手巻き寿司のネタでもお造りを巻くことがある訳なので、お造りと海苔は相性が良いんですよね~ でもご飯なしでお造りを海苔で巻くという発想には、なかなかたどり着かないですが。
お造りの付け合わせに、アイスプラントという新種の野菜も。こちらも食感がいいです。彩豊かな花が食べられるのにも…驚き。苦くなくちゃんと味があって、それぞれに美味しかったです。

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温菜皿。自家製タヤリン 鮑と栄螺(さざえ)、白菜のソース
タヤリンとは、手打ちのパスタで、こちらは本物のパスタ。白菜はトロトロになるまで煮込まれていて甘い。一つのお料理の中でいろんな食感が楽しめます。

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箸休皿。帆立貝のフリット 蕪と苺のピュレ
外はカリッと、中の大きなホタテは半なま状態。ホタテは生の方が好きなので、この火の通し方はちょうどいい感じ。驚きなのは蕪と苺のピュレ。蕪の甘さと苺の酸味が良く合います。

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温魚皿。鰆のグリル 菜の花とブロッコリーずわいがにの煮込み 卵黄がけ
鰆は皮がパリッと香ばしく、身はホクホク。菜の花とブロッコリーとずわいがにの煮込み、これが絶品。ブロッコリーを細かくみじん切りにするのは斬新。

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3つ目のお酒、赤ワイン。カンチェッリという銘柄。赤ワインはあまり好みではないけど、この赤ワインは渋みが少なくて美味しかったです。

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お口直し。本日のグラニテ ミックスハーブ
ほんのりハーブの味がして、優しい一品。

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肉の皿。A5ランク黒毛和牛ヒレ肉 カリフラワーのピュレ 赤ワインのソース
お肉がとろける~ カリフラワー、大好きな野菜の一つですが、小房に分けてボイルしてあるものとみじん切りにしたものと、2種類の異なる調理法で料理されたものが一つのお皿の中にあるのはスゴイ。

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〆の皿。イタリア産トリュフ御飯 渡り蟹のお吸い物
HPで見たトリュフ御飯、食べてみたかったので大満足[ぴかぴか(新しい)]
松村シェフが自ら土鍋で炊いたご飯を持ってきて、目の前でトリュフを削ってご飯と混ぜ合わせ、お茶碗によそってくれました。
トリュフの香りと塩味が食欲をそそります。
とは言っても、もうこの頃には満腹で泣く泣くご飯を残したところ、なんとおにぎりにしてくれました~[るんるん] これはうれしいサービス。
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デザート。トリュフのソルベ ガトーショコラ 金柑のソルベ ホワイトチョコ
トリュフのソルベなんて初めて~ デザートも全部美味しかったです[るんるん]

全部で13品、食べ終わるのにほぼ3時間近く掛かりました(*^-^*)
ほんとにどれも美味しくて、驚きの連続でした。毎月温泉旅行で美味しいものを食べる機会が増えましたが、たぶん一番満足出来たかも。また食べたい[exclamation]

寝る前にもう一度宿の大浴場に行って、ゆっくり浸かってから眠りました。
この日は温泉とお料理を食べただけですが、とても中身の濃い充実した1日になりました。

二日目へ続く。















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免疫力アップ大作戦!㉝福井2日目 [旅行]

次の朝。
こちらの宿泊プランはレイトチェックアウトで12時までOKだったので、当初予定していた越前松島水族館に行くのをやめて、ギリギリまで宿でゆっくりすることにしました。

越前松島水族館は、展示方法が色々と工夫されている水族館で、けっこうファンが多いそうなんですが、タクシーで行くことを考えると…行きは宿で手配してもらえばいいけど、帰りが面倒だなと。前日東尋坊へ行く時に前を通ったんですが、タクシーはいなかったので。
また次回、カニを食べに行く時にレンタカーで行くことにして、今回は見送りとうことで。

朝食もお部屋の小上がりで。
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鮭も温泉卵も湯豆腐も、『なんだこりゃ~』と唸るほどに絶品でした。特にこの湯豆腐は、トロトロでまるでプリン[ひらめき]

朝食を下げに来られた時、仲居さんが『コーヒーをお持ちしましょうか』と、ラウンジから運んでくれました。
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朝食を食べた後は、お部屋の露天風呂へ。そして…二度寝[わーい(嬉しい顔)] なんたって、12時までゆっくり出来るんですからね~
起きたらもう一度露天風呂とマッサージチェア。前日に夜に引き続き、ひたすら癒されてました[るんるん]

それでは、こちらのお宿『美松』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食4、接客サービス4、癒され度5、コスパ4
総合評価は…4.4[満月][満月][満月][満月][三日月][三日月][ぴかぴか(新しい)]
じゃらんの口コミは4.1です。

5点。
部屋は、日本庭園に面する大きな一枚窓で眺めが良かったのと、照明や飾り棚など和の造りで落ち着けました。小上がりの掘りごたつテーブル、マッサージチェア、2ヶ所のトイレなど、お客さんが喜ぶ設備が充実していました。和室の他にベッドルームがあってとても広々としていたし、自分の家にいるかのような落ち着き感がありました。
お風呂、宿の大浴場は湯船も洗い場も脱衣場も広くて、ほぼ貸切状態だったし、ゆったりのんびり出来ました。特に庭園風呂は風情があって、すごくテンション上がりました。部屋の露天風呂は言うこと無し。何回入ったか、覚えられないほど。
癒され度、部屋の居心地の良さと露天風呂に癒され、マッサージチェアに癒され。何といっても12時チェックアウトは有り難かった~ 旅先で二度寝が出来るなんて、ほんと最高[るんるん]

4点。
夕食は、温かいものが多くてどれも美味しかったんですが、釜飯の御飯がべちゃべちゃだったのが減点要因。
朝食も、湯豆腐や鮭、温泉卵が絶品で、こんなに美味しい朝食はなかなかないなぁ~と思ったものの、サラダの野菜が少し新鮮さがなかったことと、御飯が粒立ってなかったのが惜しいです。朝食はシンプルなだけに、一品一品が最高の状態であってほしい…ということで。
接客サービス、客室案内係の女性スタッフさんが、とにかく感じの良い方で、説明も丁寧かつ手早く必要なことをしっかり押さえていました。お部屋担当の仲居さんも感じの良い方で、食後にコーヒーを持ってきてくれたりと気配りがあり、接客は言うことがありません。が、別邸宿泊者専用のラウンジでお酒やコーヒーの飲み放題のサービスがありましたが、時間制限があったり部屋から出て少し歩かなければならなかったので、少しの量でいいので部屋に用意してほしかったな~。
コスパ、部屋、お風呂、お料理、接客サービス、どれも充実していて、休前日おひとり様価格としては妥当かな。あと1万円安ければ、文句なしの5点。

全体的に行き届いたお宿で、とても気持ち良く過ごすことが出来たので、再訪ありのお宿です。

名残惜しくも宿を後にして、宿の送迎バスでJR芦原温泉駅へ。ほんとはもう少し遅い電車で帰る予定だったけど、2時間早い電車で帰ることにしました。名古屋の自宅には、15時半頃に着きました。観光は東尋坊だけ、あとは美味しいもの食べて、宿でゆっくり露天風呂…というシンプルな旅になりました。
行ったことがない観光地をあちこち行くのも楽しいけど、こんなふうに食べることと露天風呂がメインの旅行も、ほんとに贅沢な癒しの旅ですよね。

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芦原温泉駅、来た時は向かい側のホームにいた彼が、お見送りをしてくれました。
福井県は恐竜王国と言われるほどに、恐竜研究や文化が盛んな県のようです。私自身はまったく恐竜に興味が湧かないのですが…こんなふうにお見送りしてくれると嬉しいもんです。

帰りも特急しらさぎで。米原から東海道線に入っていくと、またまた伊吹山が見えてきました。
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雪は解けちゃったようですね。
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日の当たっている所とそうでないところのコントラストがとてもきれい。

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新幹線から見えるこちらのお山、東海道線からはもっと近くに見えます。大垣市にある金生山採石場です。いつも気になってたんですよね~ 調べてみると、この景色が気になっていた人は他にもおられるようで、この金生山に探検に行っている方もいましたヨ。
一つの山だったところを、こんなになるまで削り続けたんですよね。ここで採掘された石灰石はコンクリートの原料になるそうです。この山が削られた分、どこかの都会でビルが建っているってことですね。
化石が発掘されることでも有名だそうです。

今回のお土産はこちら。
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観光地では何も買わなかったので、帰りに芦原温泉駅で購入。鱒ずしは富山県の名産品ですが、美味しそうだったので。大きな厚揚げは地元のお豆腐屋さんのもの。鯖のへしこのお刺身、へしこは子供の頃から食べているので、懐かしくて。お刺身があるなんて知りませんでした。
ちなみにへしことは、塩漬けにした鯖を更に糠で漬けた保存食。強烈に塩辛いですが、御飯やお酒のあてによく合います。若狭から丹後にかけての郷土料理の一つです。
早く家に着いたので、この日のうちにすべて私の胃袋へ収まりました。

今回は癒され度満開の旅、こんな旅の仕方もたまにはいいですね~
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免疫力アップ大作戦!㉝福井1日目 [旅行]

今月は10日から1泊で、福井県のあわら温泉に行ってきました。

いつも旅行に行ってから、見どころを押さえていなかったり、もっと下調べしておくべきだった…と反省することがけっこうあるので、旅行直前に改めてネットでリサーチ。
すると、今回のプランニングがどうもベストな選択ではないようで、旅行前々日に大幅にスケジュール変更しました。当初、現地でレンタカーを借りること、東尋坊の遊覧船に乗ること、東尋坊タワーに行くことを予定していましたが、三つともキャンセル。

宿以外の目的地が2ヶ所だけだったのと、雪が降ったら困るなぁ~ということで、現地での移動はレンタカーをキャンセルして、タクシーを利用することに。
東尋坊の遊覧船は、サイトで当日の出港情報を見ることが出来るんだけど、ここ最近は悪天候で欠航続き。天気予報では、福井エリアの当日の天気は[雨]の予想。。。たぶん、欠航だな~ということで。
東尋坊タワーについては、事前予習のためにネットで調べてみたら、東尋坊の断崖が見えない(;'∀')ことが判明。他に楽しめることもなさそうで、ネット情報でも残念なスポット…という口コミが多かったので、行くのをやめることにしたのでした。

そして、最初のプラン最大のミスは…この時期に福井まで行って蟹を食べないということ。『何しに行くねん[exclamation]
宿の予約は半年ほど前に入れているので、その頃にはまだカニ料理の宿泊プランがなく、会席料理のプランを予約していたのでした。プラン変更しようにも、直前なので無理のようで。

だったら、遊覧船と東尋坊タワーの代わりに、ランチでカニを食べようと。探してみると、東尋坊に続く商店街に、やまに水産さんというお店があることを発見。

福井といえば、越前ガニですよね~
やまに水産さんでも、当然メインは越前ガニ。店の生け簀のカニを選んで料理してくれるようです。他にも、この時期にしか食べられないセイコガニや、貝類などの海の幸が満載。
もう、ここに行くしかないでしょ[ひらめき]
ボーナスも予想以上にあったし、この週末の嫌なことも忘れたいし。
ここは、奮発しますか~[ぴかぴか(新しい)]

ということで、今回は1泊ながらも贅沢三昧、カニ三昧の旅、いざ出発。

名古屋から芦原温泉までは、特急しらさぎで2時間半ほど。2年前の同じ12月、石川県和倉温泉に行った時以来のしらさぎ。
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米原に近づくと伊吹山が見えてきます。新幹線からいつも見える角度の伊吹山、少し雪化粧してます。
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JRは米原で北上して、先月訪れた長浜あたりからも、伊吹山が見えるんですね。

ちょっと脱線しますが、新幹線の車窓、名古屋から東に行く時は富士山、西に行く時はこの伊吹山を必ず見てます。日本の山の中で、やっぱり富士山が一番好きですが、2番目に好きな山の一つがこの伊吹山。
伊吹山は、標高1377mと意外と背の低い山ですが、周りに高い山がないので、稜線がきれいに見えるんですよね。霊峰として日本書紀の神話にも登場する山だそうです。伊吹山ドライブウェイで、9合目まで行けるようなので、いつか行ってみたいなぁ~

芦原温泉に着きました。
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向かいのホームにいるのは…[exclamation&amp;question]

JRの駅からタクシーで東尋坊へ。30分近く掛かります。意外と遠い。そして長閑な田園風景が広がる中、車も人も少ない…あまり観光然としていない感じです。
東尋坊を見る前に、先に『越前ガニ[ぴかぴか(新しい)]
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やまに水産さんに着くと、それまで人が少なかったのがウソのように、観光客で賑わっていました。まだ12時前なのに、お座敷はほぼ満席状態。

『カニ、食べたいんですけど…』と、年配の店員さんに声を掛けると、『はい、じゃあ、そこにどうぞ』とお店を入ってすぐのテーブル席を案内されたんですが、お店は鮮魚店らしく入り口にはドアがない。テーブル席はけっこう寒そうだったのと、お店を物色する観光客がたくさん出入りしている場所で、落ち着かなそう…(;'∀') 店頭で焼いているサザエやハマグリなどの磯焼を食べるスペースのよう。
…と、ちょっとためらっていたら、お店の奥から出てきた仕事の出来そうな若い男性スタッフさんが、『奥の座敷なら温かいので、どうぞこちらに』と颯爽と声を掛けてくれました。
そのお兄さん、愛想はそんなに良くないけど、手際良く注文を聞いてくれて、調理する前の越前ガニをガッツリ掴んで見せに来てくれて『これを調理しますね』と、なかなか良い感じでした。
おひとり様の方が、『一人でも、高くても、美味しいカニを食べたい[exclamation]』という強者…が多いような気がします。もしかしたら、この若い店員さんは、一人でもわざわざ食べに来るということは越前ガニを食べるつもりだろうと、見抜いていたのかもしれませんね。

カニの前に、サザエのお造りから。
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コリコリしていて、たまりません。

次に運ばれてきたのが、セイコ丼。セイコガニ2杯分の内子や外子、カニみそ、足の身がたっぷりの丼で~す[るんるん]
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セイコガニとはズワイガニの雌のこと。福井県ではセイコガニ、石川県ではコウバコガニ、そしてうちの実家のある京都府では、せこガニと言います。
ズワイガニよりも小ぶりですが、その分、味にコクがあって美味しいのと、価格が安い。
しかも、漁期は11月初めから1月初めまでの2ヶ月間しかなく、美味しくて安いので、地元で消費されることがほとんどで、都会にはあまり出回りません。
なので、美味しいセイコガニを食べるなら、この時期に日本海側まで行くしかないのです。
この時期に福井県に来て、これを食べないで帰ったら、ほんとに後悔しますヨ[わーい(嬉しい顔)]

そしていよいよ、メインディッシュ、越前ガニの登場で~す[ぴかぴか(新しい)]
1杯のカニを、半身ずつ、お造りと焼きでオーダーしました。まずは、お刺身から。
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お造りは甘くて、言うこと、ありません。黄色のタグは、越前ガニのブランドの証。

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焼きガニも登場。カニみその甲羅焼き、笑いが止まりません[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ここで注文した料理がすべて揃いました。お酒もいれたお食事代、新大阪東京間の新幹線往復くらい。ボーナスが出たばかりで、気が大きくなってます(^^;
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ちょっと意外だったのが、私の周りのお客さんで、越前ガニやセイコ丼を食べている人がほとんどいなかったこと。こちらのお店では、越前ガニ以外にも海の幸がいっぱいで、定食や丼ものが充実しているので、ほとんどの人がカニ以外のものを食べてました。
女将さんがセイコ丼を勧めてましたが、定食3人分位のお値段だったので、なかなか手が出せないんだろうけど…
そのお陰で、私は食べ終わるのにほぼ2時間掛かったんだけど、その間に周りのお客さんが総入れ替えに。しかも3回転くらいしてました(^^;

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2時間のお食事タイムのお供は、こちら。『梵』という福井のお酒。これがすごく美味しい[るんるん]
お店の人も『この酒、旨いでしょ』と声を掛けて来られたり。
翌日会社でこのお酒の話をしたら、日本酒好きな女性が『飲み会の時、酒好きな人がこのお酒をわざわざ買って持ってきてくれたんですヨ』と、大盛り上がり。
帰りのJRの売店でもこのお酒売ってたんだけど、荷物が重くなるので買わなかった…かなり、後悔。

越前ガニを堪能した後は、東尋坊の断崖へ。
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こちらは、東尋坊タワー。

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見事な柱状節理の断崖絶壁。もっと端まで行って上からのぞき込むことも出来ますが、わざわざリスクを背負いに行く必要はありません。。。
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これだけの規模の柱状節理がある断崖は、世界でも3ヶ所だけだそうで、国の天然記念物に指定されています。
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少し風が強かったので、波も豪快です。あまりにも波しぶきが豪快なので、佐渡島の尖閣湾と同じように、しばらく波から目が離せませんでした。
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こちらは、雄島。実は、心霊スポットとして有名な島のようです。
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『東尋坊で自殺した人が流れ着く』とか『反時計回りに島を回ると死ぬ』といった噂があるそうです。島には橋が架かっているので、歩いて行くことが出来ます。
この島に行ってみることも考えましたが、一人で敢えて行く勇気はありませんでした(^^;

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天使のはしごがいっぱい。冬の日本海はやっぱり物寂しいですが、ずっと見ていたくなる光景です。

駅から東尋坊まで乗ったタクシーの運転手さんが、東尋坊からお宿まで行ってくれるというので、電話して迎えに来てもらいました。ちなみに東尋坊には車で来る人がほとんどなので、タクシーは待機していないようです。

東尋坊からこの日のお宿『美松』さんまで、約20分くらい。
ロビーからは素晴らしい庭園が望めます。
露天風呂付の別館美悠で泊まるプランです。
別館美悠は、専用の玄関で靴を脱いで、気持ちの良い琉球畳の廊下が続きます。
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部屋はお任せのプランだったのですが、ラッキーなことに泊まってみたいと思っていたお部屋でした。全部で63㎡、とてもゆったりとしたお部屋です。
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小上がりの掘りごたつ式のテーブルからは、見事な日本庭園を眺めることが出来ます。この庭園、散策できるようになっているので、時々お客さんが散歩してたりするので要注意。
ベッドルームにはマッサージチェアが。
もう一つのタイプのお部屋は庭園には面していなくて、このマッサージチェアがないので、こちらのお部屋で良かった[るんるん]
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露天風呂は陶器のお風呂。源泉掛け流しで、いつでも好きな時に入れます。

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広くて贅沢な造りのお部屋なんですが、驚いたことには、トイレが2ヶ所ならんでます[わーい(嬉しい顔)] おひとり様には縁のない話ですが、家族連れにはうれしい配慮ですよね。もちろん、全自動の最新式トイレ。
飲み物はこの別邸の専用ラウンジで飲み放題になっているので、部屋の中の飲み物は冷水とお茶の用意しかありませんでした。これは、ちょっと減点要因かな~ コーヒーなどはラウンジから部屋に持ってくることも出来るけど、ちょっと遠かった。寝起きのぼさぼさ頭では、部屋を出るのもちょっと憚られるしね。同じ飲み放題なら、各部屋に備え付けていてほしかった…

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部屋の中の照明や飾り棚のおかげで、とても落ち着ける癒しの空間に。
何だかいい匂いがするな~と思っていたら、隠れた所に芳香剤が。匂いまで気を遣っているところが素敵です。

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女性は、色浴衣を選べます。

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専用のラウンジがあって、コーヒーやビール、ワインなどが飲み放題です。こちらのラウンジからも庭園を眺めることが出来ます。お風呂上りに、ビールを一杯いただきました。

宿へは14時半頃到着したので、アーリーチェックインの恩恵を受けるために、さっそく宿の大浴場へ。宿の大浴場は2ヶ所、時間で男女入れ替えになります。19時までは女性のお風呂は内湯だけでしたが、予想通りに誰もいませんでした[るんるん]
広々とした湯船を独り占め。お湯の温度もちょうど良く、ほんとに気持ち良かった~

部屋に戻って、マッサージチェアでリラックス。そして今度は部屋の露天風呂へ。上がったらマッサージチェア、体が冷えてきたら露天風呂…を交互に繰り返してました。なんとも贅沢な時間の使い方[ぴかぴか(新しい)]

そしてお待ちかねの夕食タイム。お部屋の小上がりの掘りごたつテーブルに用意してもらいました。
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このお品書き、紅葉の絵柄で台紙つきという凝ったお品書きだったんですが、いつものようにてっきり持って帰っていいものだと思って、お料理の感想やお刺身の種類、頼んだお酒の銘柄を書き込んでいたら。最後にお品書きも下げられてしまいました。
途中でお品書きに書いてある料理が変更になったので、今思うと、お品書きはその日限りのものでお客さんに渡し切りのものではなくて、使いまわしているんだなぁ~と。色々落書きしてすいません(^^; 

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ビールは湯上りに既に飲んでいるので、ここは芋焼酎赤霧のロックから。赤霧を置いてるなんで、粋じゃないですか?

ということで、お品書きが手元にないので、記憶を頼りに。
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八寸。

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お刺身は、マグロ、鯛、カンパチ、雲丹、ガサ海老。このガサ海老は、漁獲量が少ないので、この地元にしかほとんど出回らないものだそうです。甘海老と牡丹海老のあいの子ってかんじかな。甘くてぷりぷり。

ズワイガニと鮑の蒸し焼き。陶器のお重の下の段に発熱材が入っていて、目の前で蒸し焼きにします。
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この日2回目のカニ。たぶん越前ガニではないようですが。鮑もカニも美味しい[るんるん]

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鮭の棒葉焼き。

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松茸の土瓶蒸し。

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和牛すき焼き。美味しかった(^^♪

フグの白子の揚げ出し。
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もうこの頃にはお腹がいっぱいで、全部食べられませんでした。残念。

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カニの釜めしと赤だし。こちらも完食ならず。水の量が多かったのか、御飯がべちゃべちゃしていたのが惜しい。
デザートは、杏仁豆腐にドライフルーツのトッピング。これがまた美味しい。紅茶のごま団子も。アイデア勝負ですね。

そして。ごはんの後は再び、露天風呂へ。
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お部屋の露天風呂を出たり入ったり。
寝る前には、宿の大浴場へ。入れ替えになっているので、今度は先ほどとは違うお風呂。内湯は岩が配してある庭園風呂になっていて風情があります。屋根がドーム式になっているので、季節によっては露天風呂になるようです。大浴場には岩風呂の露天風呂もあって、こちらもとても風情がありました。

2日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!番外編 帝国ホテル [旅行]

社長賞授賞式当日。良いお天気です。
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富士山は…新富士辺りでは雲に覆われていて見えなかったけど、三島辺りでちょこっと見えました。

本社へ行く前に、会社で用意していただいた帝国ホテルにチェックイン。
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同じ日に文芸賞の受賞パーティーが開催されていて、ロビーには関係者らしい人たちが多くて、テレビなどでしか観たことがないゴージャス感を味わいました。

お部屋はタワー館スタンダードツイン。
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窓の真下には新幹線やJRの線路が。以前泊まったメトロポリタン丸の内ホテルに引けを取らないトレインビュー[新幹線]

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バスローブやバスタオルは、さすがに高級感あります。ふかふか[るんるん]

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冷蔵庫やミニバーは有料ですが、コーヒーやミネラルウォーターは帝国ホテルオリジナルのサービス。

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夜中の3時すぎ。大阪の受賞者の女性と語り明かしたあと、一人で会社から差し入れてもらったシーバスリーガルを飲みながら、授賞式の余韻に浸ってました。
下弦の月とビルの夜景がとても素敵な絵になります。

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朝焼け。幻想的[ぴかぴか(新しい)]

早起きしたものの、二度寝をしたら、次に起きたのは10時半。
楽しみにしていた朝食ブッフェにはありつけませんでしたが、レストランでランチして、13時頃までのんびりしました。
せっかく東京に来たので、午後からどこかに行こうかと思ってましたが、名所らしきところはほとんど行ったことがあるので、なかなか午後の予定が決まらず。前の日にかなり喋りまくって疲れたので、けっきょく早々に名古屋へ戻りました。

この日のお天気は気持ちの良い[晴れ]
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前々日、関東地方に50数年ぶりに雪が積もったので、富士山の冠雪も見事です[晴れ]
これほどきれいに見える富士山は、久しぶり。富士山も、お祝いしてくれたのかな?

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24日に河口湖周辺では20センチも雪が積もったとのことですが、富士山も静岡側と比べると山梨側は麓の方まで真っ白ですね。面白い[わーい(嬉しい顔)]
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免疫力アップ大作戦!㉜京都・滋賀3日目 [旅行]

京都・滋賀旅行三日目。

朝。風が凪いで、湖面が鏡のようです。
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たぶん、オオヒシクイという種類の鳥。
琵琶湖は渡り鳥の宝庫。シベリア方面から越冬のために渡ってくる場所としては、琵琶湖がほぼ南端だそうです。数種類の鴨やコハクチョウなどもいます。

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竹生島もくっきり見えます。

朝ごはんは、お食事処で。部屋食も選べましたが、朝食後の慌ただしい身支度の時間に部屋を人が出入りするのはちょっと嫌なので、お食事処にしました。
お食事処の中でも、半個室のようなカウンターに席が用意されていました。おひとり様にはうれしい配慮です。
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琵琶湖の景色を眺めながらの朝食です。
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木製のお弁当箱に入ったお料理、それぞれに美味しいものばかり。
温野菜のバイキングもあって、美味しい野菜をいただきました。お蕎麦もあります。
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御飯は、おかゆ。こういった和朝食でおかゆが出たのは初めてかも。
シジミ汁もいいお出汁で、ほんとに美味しかったです。
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お水用のグラスは色付きのオシャレなグラス。コーヒーも美味しかった。

この日は琵琶湖を一周して、3ヶ所の観光スポットを回る予定だったけど、あまりにも琵琶湖の景色が良かったので、1ヶ所をキャンセル。その分チェックアウト時間の11時まで、のんびりと琵琶湖をみて過ごしました。
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コハクチョウが近くにまでやってきました。朝起きてすぐの時間帯には鴨ばっかりだったけど、移動してきたようです。

それでは、こちらの『紅鮎』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ2
総合評価は…4.4[満月][満月][満月][満月][三日月][三日月] 
じゃらんの口コミも同じく4.4。

5点。
部屋は、何といってもテラスや露天風呂からの琵琶湖の眺めが最高。そして備品やアメニティがとても充実していました。腕のマッサージが出来る高機能のマッサージチェア、冷蔵庫のドリンク無料、冷たい麦茶やコーヒーマシン、奥琵琶湖伝説の絵本や野鳥の本、ガイドブック。たくさん充電出来るように延長コードが用意されていたのは、今までで泊まったお宿の中では初めてでした。

お風呂、部屋の露天風呂がとにかく気持ち良かったです。琵琶湖に沈む夕日や星空を眺めながら入れるのも最高。源泉が低い温度なので加温・保温が必要だけど、冷めてもスイッチを押せばすぐに適温になるので、問題なし。宿の露天風呂からも、素晴らしい眺めを見ることが出来ました。

朝食は、種類・量もちょうど良く、味も見た目も良し。温野菜のバイキングも、ほんとはもっと食べたかった~ 朝食は夕食に比べると準備時間が限られるため、どうしても手のかからない定番ものやバイキングを用意するお宿が多いですが、こちらの朝食は一品一品に手が掛けられていて、拘りのあるお料理でした。

接客・サービス、部屋係の仲居さんがとても丁寧で、言葉遣いも良く、部屋やお料理の説明もしっかりされていました。それに何といっても、部屋の採点でも書いた通り、滞在中の不自由さがないように、そしてプラスアルファの驚きや感動をもたらしてくれるような、細かく配慮されたサービスが満載でした。夜食のサラダパン、ポイント高し。

癒され度は、野鳥たちが水面を漂ったり夕日が沈んでいく琵琶湖を、テラスや露天風呂からのんびり見ながら、ぼーっと。マッサージチェアにも癒されました。

4点は夕食。
料理そのものはとても美味しかったんだけど、近江牛尽くしのプランを選んだから当たり前なのかもしれませんが、ほんとにお肉ばかりだったのが減点要因。一品だけでもお魚系が欲しかった~

唯一平均点以下の2点は、コスパ。
お風呂も料理も、接客サービスも素晴らしくて、おひとり様休前日、露天風呂付ということを考えれば、お値段に充分見合っているとは思いますが… あと2万円安ければ、文句なしの5点!

お高いですが、ほぼすべての要素に満足出来たお宿だったので、またこちら方面に来る時は再訪してみたいです。

お宿でゆっくりしたあと、琵琶湖を反時計回りで一周します。
当初の予定では、観光スポット3ヶ所に寄ってみるつもりでしたが、なんと、3ヶ所とも行きませんでした~(;'∀')

1ヶ所目、マキノピックランドのメタセコイア並木の紅葉を見に行くつもりでしたが、宿でのんびり…の誘惑に勝てず、キャンセル。

2ヶ所目、琵琶湖バレイに登って、琵琶湖が一望できる展望レストランでブッフェランチするつもりだったところ、駐車場待ちの車が長蛇の列で断念。しまった~(^^; 琵琶湖一望だけでなくて、この辺りの紅葉スポットだったんですね~

3ヶ所目、ぐるっと戻って彦根城を楽しむつもりが、こちらも駐車場待ちの車がすごくて、何ヶ所か駐車場を探して回ったものの…断念。この週末から、紅葉が素晴らしい庭園のライトアップが始まっているようで… 4つの国宝のお城(姫路城、松本城、犬山城、彦根城)のうち彦根城にだけはまだ行ったことがなかったので、制覇するつもりだったんですが。
…(^^; 国宝のお城は4つと思っていたら、今は5つだそうで。島根の松江城が、なんと2015年に国宝指定を受けたそうです。松江城は今年7月、近くを通ったけど素通りしてしまった~(;'∀')
彦根城と松江城、別の機会に。

ということで、けっきょく行く予定だったところは全部キャンセル。
2か所目をキャンセルした後、時間が余りそうだったので、別の所に行ってみることに。

琵琶湖バレイの登り口から少し南下すると、堅田(かたた)という所に出ます。この堅田は、学生時代や大阪で仕事をしている時に、もう何度も訪れている思い出深い所です。

『そうだ 堅田、行こう』と。
堅田は湖西では一番大きな街で、実はここも大津市。ロードサイドには外食チェーン店が建ち並び、以前はびわ湖タワーという遊園地だった所がショッピングセンターになっていたり。
学生時代、好きだった男の子とドライブしている時に車が急に動かなくなり、修理してもらったカーディーラーがまだそこにあったり。
3階建てのマンションをコツコツと自分で作っている風変わりなオーナーさんと仕事の話をしたり。
色んな思い出が巡ってきます。

賑やかな街を横目に向かったのが、浮御堂。琵琶湖の上にお堂があるんですヨ。

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浮御堂が最初にこの場所に建立されたのは、なんと、千年以上も前のこと。

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琵琶湖大橋が見えます。この後あの橋を渡りますヨ。
ヨットも優雅に。対岸の伊吹山や近江富士なども見ることが出来る風光明媚な場所です。

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阿弥陀様が琵琶湖を見ておられます。

そして…こちらにも野鳥たちがいっぱい。鴨ですね~
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お堂のすぐ傍で泳いでいるので、鴨たちの様子が良く見えます。
あ、餌を取るために、鴨が水に潜ったヨ~[わーい(嬉しい顔)]

浮御堂を後にして、琵琶湖大橋を渡って湖岸道路をひた走り、彦根城に向かうこと約1時間。
駐車場を探すために彦根城をぐるっと一周した後、あきらめてレンタカー返却のために米原に向かいました。
けっきょく、彦根城での滞在予定時間の分、2時間も早く家に帰りました。

今回の旅のお供はこちら、プリウスです。アクアのクラスを予約できずワンランク上のクラスだったんですが、乗り心地はいいけど、やっぱりデカい。長年ターセルやフィットなどのコンパクトカーに乗ってきたので、駐車場で停める時の感覚に違和感が。やっぱりコンパクトカーがいいです。
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帰りの新幹線から伊吹山を。この伊吹山は長浜方面からも良く見えました~

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さて、今回のお土産。もちろん、自分用[わーい(嬉しい顔)]
左側は1日目の京都、大原で爆買いしたお漬物たち。右側は2日目の長浜、黒壁スクエアで買ったあられや地ビール。帰りの米原駅で買った焼鯖寿司。
今回は全部食べ物。今はもうほとんど、私のお腹の中に消えてしまいました[ひらめき]

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免疫力アップ大作戦!㉜京都・滋賀2日目 [旅行]

京都・滋賀旅行二日目。

朝ごはんは別のお部屋で。二間続きの大広間を仕切ってあるんですが、おひとり様×二組専用で。もう一人のおひとり様も、私と同世代の女性。席がそれぞれ窓を向いて用意されていたので、微妙に話しづらいかんじ。ちょっと気まずかったなぁ~
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それでは、然林房さんの採点です。
部屋3、お風呂3、夕食5、朝食3、接客サービス2、癒され度4、コスパ2
総合評価…3.1[満月][満月][満月][三日月]
じゃらんの口コミはなし。ちょっと辛口だったかな?

唯一の5点満点は夕食。
やっぱり松茸会席が美味しかった~ 品数も多くて、食べ応えがありました。

4点は癒され度。とても静かで、露天風呂にも癒されました。WiFiが繋がらなかったのでタブレットを触らず、テレビもつけず、な~んにもしないでゆったりと時間を過ごすことが出来ました。

3点。
部屋は、広くて琉球畳が気持ち良かったですが、中庭があるのにすだれで外が見えないのが残念。露天風呂があるので外から見えないようにという配慮とは思いますが…お風呂の所だけを見えないように仕切りを設けるとか出来そうなんですけどね。アメニティや備品は普通。
お風呂、宿の大浴場は湯船も脱衣場もとても広かったけど、キャパが広い割にはドライヤーの数が少なくて、修学旅行生が一度に入ったらドライヤー待ちに長蛇の列が出来そうでした。大きなお世話ですが。あと、シャワーが途中で水になりました(;'∀') 部屋の露天風呂も、自分でお湯を張らなくてはいけなかった。掛け流し出来るようになっているなら、到着時にはお湯を張っておいてほしいなぁ~と。
朝食は、気まずい雰囲気で落ち着かなかった~ 内容も特に目新しさもなく普通。

2点。
接客サービス、フロントのスタッフさんが部屋まで案内してくれたんだけど、早口で早足。ついていくのに小走りになってしまいました。部屋の露天風呂の使い方の説明もなく。一泊4万円の価格設定からすると、特別感がまったくありませんでした。
そういう意味でも、コスパは低いです。平日でもこの値段、休前日だと6万円弱…というのはあまりにも納得感がありません。

夕食が良かっただけに、もう少し接客サービス面での高級感があればなぁ~ 京都は人気の観光地なので、何もしなくても客さんに困らないのかもしれないけど…

2日目は、このお宿から歩いてすぐのところにある紅葉スポットから。この日は土曜日なので人出が多くなる前にということで、8時15分位にチェックアウトして向かいました。

『源光庵』曹洞宗のお寺で、『悟りの窓・迷いの窓』と『血天井』が有名です。
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あまりにも早すぎて、まだ開いてませんでした。一人旅の男性に続いての2番乗り。門の外のあまりにも素敵な紅葉を愛でながら、待つこと5分。
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左側の丸い窓が『悟りの窓』、右側の四角い窓が『迷いの窓』
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悟りの窓は禅と円通の心を表していて、迷いの窓は人間の生涯、生老病死の四苦八苦を表しているとか。…その境地は良く分からないけど、静かに正座してこの二つの窓を眺めているだけで、とても穏やかな気持ちになれます。
1番乗りの男性がしばらく座って眺めておられたので、その後に続いて私も。その後続々と人がやってきて写真を撮ったりガヤガヤとしてきたので、2番乗りで良かった~

こちらが本堂の『血天井』。
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伏見桃山城の遺構で、関ヶ原の戦いの直前、徳川軍の武将鳥居元忠が伏見城の戦いで討ち死にした際、家臣が後を追って自刃した痕跡だそうです。この源光庵を含む八つの京都のお寺に、供養のためにそれぞれ分けて天井板として貼られているそうです。

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『つれづれなるままに』と題された訪問帳があったので、私も一筆。

続いて訪れたのは、『常照寺』。こちらも素晴らしい紅葉[ぴかぴか(新しい)]
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『吉野太夫寄進の山門』
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寛永の頃、京の都に名を轟かせていた吉野太夫が巨財を投じて寄進した山門だそうです。この吉野太夫を紹介したビデオを見ることが出来ます。

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境内の中の紅葉もきれいです。
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もう一つ、このエリアで有名な紅葉スポットの『光悦寺』があるんですが、この日は門徒さん限定のお茶会があって一般客は入れないようになっていました。残念。
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それでも外側からみても、見事な紅葉が見られましたヨ。

一旦荷物を受け取りにお宿まで戻って、タクシーで京都駅へ。タクシー代が掛かりますが、この日はある体験工房を予約していたので、急がねば。
京都から新幹線で米原へ。駅前でレンタカーを借りて、次の目的地の長浜へ。

長浜というと長浜城というイメージしかありませんでしたが、長浜城の城下町として栄えた旧市街地が、黒壁スクエアという観光スポットになっているということを知って、行ってみることにしました。
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北国街道の『武者隠れ道』、武者が隠れやすいように家並みを凸凹させてあるそうですヨ。

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黒壁スクエアの中心部にある黒壁ガラス館。今はガラス製品を売っているお店になっていますが、もともとは明治時代に銀行として建てられた洋風建物で、有形文化財になっています。

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見事な楼を頂いている建物ですね。浄琳寺というお寺です。

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こちらは『翼果楼(よかろう)』さん、鯖そうめんが有名なお店のようです。大行列が出来てました。すごくいい匂いがしていて、並んでも食べたい[exclamation]と思うんでしょうね。

そして、体験工房の予約時間になりました。吹きガラス造りの体験で~す[ひらめき]
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まずは、コップや花瓶などどんなガラス製品を作るのか、形や色も決めていきます。私は広口のグラスで、色はピンクと青を選択。
そして作業中の注意点などの説明を聞いてスタート。工房のスタッフさんとのマンツーマンで、作業時間は15分ほど。

ガラスの元のことをバッチと言います。ガラスの主な原材料は珪砂(けいさ)ですが、それだけではガラスにはならないので、色々な化学物質を混合して、炉の中に溶けた状態になっています。炉の中は約1200~1400℃。
原材料の種類や調合を変えることで、いろいろな種類のガラスが出来ます。
改めて考えてみたことがないけど、ガラスそのものは自然界には存在しない、化学反応を利用して作った人工物なんですね。色々な種類の原材料を混合して最初にガラスを作った人って、スゴイ[ぴかぴか(新しい)]
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まずは吹き竿と言われる中が空洞になった棒にバッチを巻き付けて、炉から取り出したところです。
炉でガラスを柔らかくして、取り出してガラスの形を作る。取り出したガラスはすぐに冷えてくるので、また炉の中に入れて柔らかくする。この作業を繰り返して、少しづつ形を整えていきます。
炉の中では、柔らかくなったガラスが竿から落ちないように、常に竿を回転させています。炉の中でも、取り出して形を作る際も、常に遠心力を使う作業が多いです。
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選んだ色の着色剤をつけました。バッチは赤っぽい色、着色材はピンクと青色をマーブル状につけました。

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また炉の中に戻して柔らかくしてから取り出し、今度は吹き竿に息を少しづつ吹き込んでガラスを膨らませていきます。そして形を整える道具(鉄リンや紙リンなど)で形を整えていきます。この工程を交互に繰り返します。
この時に使った形を整える道具は紙リン。なんと分厚い新聞紙を水に濡らしたものです。左手は作業台のアームの上で竿をコロコロと回転させながら、右手の手のひらに乗せた新聞紙を当てて形を整えます。軍手と分厚い新聞紙を挟んでいるとはいえ、高温のガラスを触ることになるので、緊張の一瞬でした。
この瞬間は両手がふさがっているので、写真は撮れません。

グラスほどの太さまで広がってきたら、吹き竿から一旦切り離すための作業。巨大なピンセットみたいな形の洋バシで吹き竿との接着部分に近い所にくびれを作ります。

次に、台座がある時は、別の竿に巻き付けたガラスを台座部分にくっつけていきます。パドルという平らな木ゴテで、グラスの底になる部分をきれいに整えていきます。
今回は台座がない底が平らなコップなので、この作業はありません。

少量のバッチが付いた別の穴の開いていないポンテ竿を、グラスの底の中心部にくっつけます。
先ほど付けたくびれ部分に傷をつけて、軽い衝撃を与えて切り離します。先ほどまでの先端はグラスの底の部分でしたが、今度は飲み口の方が先端になります。これでグラスの向きが反対になりました。

今度はグラスの飲み口を広げていく作業です。切り離した所に小さい穴が開いているので、アームの上で左手で竿を回転させながら、右手に持った洋バシで広げていきます。
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1枚目の写真は私が自撮りしたんですが、2,3枚目は別の方がやっているところを撮らせていただきました。

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先ほどまでは竿との接着部分は細くなっていましたが、洋バシを使って、一気に底の部分を広げていきます。さらにグラスの高さを出すために、洋バシで整えていきます。飲み口の部分もきれいに均していきます。

形が整ったら、最後に竿を切り離す作業です。先ほどと同じように竿とガラスの接着部分に傷をつけて、軽い衝撃を与えると簡単に切り離せます。切り離した部分がギザギザになっているので、部分的にバナーを使ってきれいに均します。

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完成したグラスは急激に冷ますと割れるので、500℃の保温庫で何日か掛けてゆっくりと冷ましていきます。
工房では、出来上がった作品を宅配で送ってくれます。
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じゃぁ~ん[ぴかぴか(新しい)] 私が作ったグラスですヨ~
ピンクと青のマーブル模様、いい感じに出来ました[exclamation]

吹きガラス体験ということで、吹くだけなら簡単だろう~思ってましたが、高温なものを扱うのでとても緊張したし、形を作る作業がメインで意外と難しかったですが、すごく楽しかったです。
物を創る、という作業からは縁遠い日常ですが、たまにはこういうのもいいですね[るんるん]

黒壁スクエア散策の締めくくりは、こちら。
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近江牛の牛まん、美味しかったですヨ~

黒壁スクエアを後にして、琵琶湖沿いを20分ほど走って湖北町尾上温泉へ。この日のお宿『紅鮎』さんへ到着。全14室のこじんまりとした琵琶湖湖畔の一軒宿です。
湖北町、実は2010年に長浜市に編入されたので、ここも長浜市なんですね。
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湖北町といえば浅井長政の居城であった小谷城をはじめ、浅井軍と織田軍との姉川の戦いなど、戦国時代の悲劇の舞台となったところでもあります。特に浅井長政とお市の方、茶々とお初、お江の浅井三姉妹にまつわる伝説がたくさん語り継がれているようです。
立派な鎧武者のお出迎え。案内してくれた仲居さんによると、こういう鎧は田畑から出土したものが多いそうです。戦場で戦って亡くなった武士の遺品が、そのままになっていたんですね。
お宿のロビーからは琵琶湖が望めます。竹生島をバックにキラキラ光る琵琶湖、ほんとに一枚の絵画のようです。

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玄関で靴を脱ぐので、館内はすべてこのように畳敷きです。これ、けっこう癒されます。

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部屋は露天風呂付、10畳の和室。広縁には心地良いソファーとマッサージチェアが。このマッサージチェア、今までで見た中で一番高機能の優れもの。足のもみほぐしが出来るものは多いですが、腕を挟んでもんでくれるのは初めてでした。ムチャクチャ、気持ちいいです[るんるん]

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ベランダにもテーブルセットが置いてあって、琵琶湖をじっくり見ることが出来ます。

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冷蔵庫の中には、ソフトドリンクやビールや日本酒もあって、すべて無料[ひらめき]
コーヒーマシンもありますヨ~

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普通の浴衣と作務衣、バスローブの用意もありましたが、女性は色浴衣を選べるようになっています。ここはやっぱりピンクでしょ[黒ハート]

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露天風呂への出入口用の足ふきマットの下に、滑り止めマットも用意されていて、なんとも気遣いが素晴らしいなと。温度計のアヒルちゃんも、Goodです[わーい(嬉しい顔)]

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露天風呂で~す[いい気分(温泉)] 信楽焼の陶器製。源泉が低い温度なので加温していますが、保温機能が付いているので、4時間毎に保温スイッチを入れれば、いつでも好きな時に入れます。
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お風呂から見える景色も素晴らしい~[ぴかぴか(新しい)]
あまりにも美しい景色だったので、ゆっくりベランダで鑑賞して過ごしました。
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夕日が琵琶湖対岸の比叡山に落ちていく様子、言葉になりません。

部屋の露天風呂もすぐに入れる状態だったけど、まずはお宿の大浴場へ。ちょうど夕日が沈む時間帯に行ってみました。すると前日に続いて、またまた先客はなし。露天風呂も独り占め~[るんるん]
狙い通りに、夕日が沈む瞬間にバッチリ。

戻って部屋の露天風呂へ。ほんと、気持ち良かった~

お風呂上がりの[ビール]は、黒壁スクエアで買った地ビール。
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夕食までの間も、ただひたすらこの眺めを堪能。宵の明星、金星と夕焼け、そして竹生島のコラボ、いいショットが撮れました[ひらめき]

いよいよお待ちかねの夕食。この日も部屋食。近江牛尽くしの会席料理です。
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ランチョンマットは地元の伝説が描かれた和紙で、ほっと和みます。部屋には奥琵琶湖に伝わる伝説の絵本が置いてあって、絵本を読みながらのお食事。

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前菜。ゴマ豆腐や子持ち鮎など。

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日本酒は地酒の利き酒セット。お約束です。

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平皿。近江牛コールドビーフ、洋野菜添え。とろける~

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凌ぎ。焼霜近江牛炙りにぎり。牛の握りといえば、高山以来。

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焜炉。近江牛豆乳しゃぶしゃぶ。こちらもとろける~ 美味しすぎて、笑いが止まりません[わーい(嬉しい顔)]

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強肴。近江牛石焼ステーキ。美味しくない訳がない[exclamation]

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一番好きなビール、一番搾り滋賀づくりを。

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蓋物。近江牛シチュー。お肉がトロトロでほんとに美味しかったです。

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御飯は近江米。香の物もひと工夫されたもので、白いご飯によく合います。ビーフシチューと一緒に出されるのもGood。

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締めのデザートは、紫芋プリンと柿・メロン・梨のゼリー寄せ。ザクロの実も入っていて、ちょっと感激。ザクロといえば、大人になってからは滅多に食べなくなったけど、子供の頃は家の庭にザクロの木があったので、よく食べてました。懐かしい味です。

見事にお肉料理ばかりでしたが、大満足の夕食でした。仲居さんが料理を運んでくるタイミングもちょうど良くて、お料理の説明もしっかりされていたので、ストレスなく味わうことが出来ました。

夕食後は、ふたたび部屋の露天風呂へ。きれいな星空が見えましたヨ~

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こちらのお宿、細かい所が行き届いていて、『おっ!いいじゃん!』と思うことの連続。寝る前には灯りと懐中電灯の用意が枕元に。この心遣い、ほんとに素晴らしいです。
冷水ポットの用意もありましたが、冷蔵庫には冷たい麦茶の用意もされてました。

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極め付けの心遣いが、こちら。地元ではおなじみのつるやパンというパン屋さんのサラダパンが夜食に用意されてました。お腹がいっぱいでとても夜食にはたどり着かなかったので、朝起きてから食べました。
たくあんをみじん切りしたものとマヨネーズのを和えたあんがクセになる~
ちなみにネットで調べてみたら、50年以上も前からあるそうで、サラダパンは人気No2、ナンバーワンはサンドイッチだそうです。食べてみたい[るんるん]
滋賀県内ではたくさんのスーパーなどで売られているようですが、県外にはほとんど出回っていないようです。が、ネット販売をしているようなので、一度買ってみようかな。あ、月に1回、東京の渋谷ヒカリエでも販売しているようですヨ。

3日目へ続く。




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免疫力アップ大作戦!㉜京都・滋賀1日目 [旅行]

有休消化率50%、年間10日間以上を目標に…という通達が出たことで、普段休みを取りにくい管理職や営業担当もすこし休みやすくなったので、急遽有休を取ることが出来ました。
今回の旅行は、当初1泊で滋賀県の琵琶湖一周の旅の予定でしたが、1日追加して、京都にも行ってきました。

実は京都って、学生時代には住んでいたし、大阪からだと日帰りで十分遊びに行けたし、仕事で行くことが多かったので、旅行として宿泊したのは社会人になってからはほとんどありません。
滋賀県もそうですが…

なので今回は、長年関西に住んでいながら一度も行ったことがない所へ行って新たな発見の旅、そして、今までに行った所にも訪れて、回顧の旅となりました。

11/11の金曜日に休みが取れたので、まずは京都へ行くことに。この季節の京都といえば…紅葉狩り。土日に行こうものなら、人を見に行くようなもの。前の週の土曜日、レッスンで大阪に行った時も、新幹線で京都で降りる人がすごく多かったし。
京都に行くなら、平日です。

1日目は、新幹線で京都まで。京都駅でキャリーケースをコインロッカーに預けて、タクシーで東福寺へ。最寄り駅はJR・京阪電鉄の東福寺ですが、京都駅からタクシーだと約10~15分です。

東福寺といえば、清水寺と並んで、紅葉狩りの二大名所。でも一度も行ったことがなかったのです。
まだ6~7分程度の染まりようですが、緑や黄色、オレンジに真っ赤…と色とりどりの紅葉が見られて、これはこれで素晴らしい眺めです。
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東福寺は禅宗のお寺で、最古最大の立派な建築物があったり、国宝や重要文化財などがたくさんあります。
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こちらは『三門』。国宝です。あまりの大きさに圧倒されました。美しいです。

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『本堂(仏殿)』。こちらも立派な建物です。

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『禅堂』重要文化財です。なんと1347年に再建されたものとのこと。770年前…何時代?

さてここからは、とにかく美しい紅葉のオンパレード[ぴかぴか(新しい)]
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晴れたり曇ったりといったお天気だったので、陽に照らされて明るく輝く紅葉と曇天の下の紅葉、いろいろな表情を楽しむことが出来ました。

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『愛染堂』重要文化財です。八角円堂で、とてもきれいな建物です。

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『通天橋』ここから眺める景色が、東福寺の一番の絶景ポイント[ひらめき]
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これも紅葉なんですヨ[ひらめき]

方丈庭園も見てみたかったけど、時間の都合上またの機会に。
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その代わり、甘酒で一休み。

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この大きなきは『イブキ』というそうです。デッカイ[exclamation]

東福寺の周辺にもたくさんお寺があって、見どころがいっぱいでしたが、どうしても行きたいところがあったので、次の目的地へGo!

いったんタクシーで京都駅まで戻って、京都駅から地下鉄を使って北大路駅へ。ここで荷物を預けて、再びタクシーで大原へ。
どうしても行ってみたかった所、それは大原三千院なのでした。
北大路駅からタクシーだと30分程、3,000円ちょっとかかりますが、バスだと時間がもったいないので、この日の移動はほとんどタクシー。レンタカーを借りるということも考えましたが、人出の多い観光地やお寺だと駐車場がうまく見つからないかもしれないので、タクシーをフルに使いました。

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北大路駅は学生時代に住んでいたエリアのターミナル駅だったので、ムチャクチャ懐かしい街並み。北大路駅から大原に向かう道中も、原チャリでさんざん走り回った庭のようなもの。
ただ懐かしくて、学生時代の頃のことを思い出しながら、街並みを楽しみました。

そして大原へ到着。三千院までの参道にはお漬物屋さんや土産物屋さんが並んでいますが…
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30年前にはもっと賑わっていた気がするなぁ~ 店じまいしているところも結構ありました。これだけ観光客が多いのに…ちょっと寂しい感じでした。
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三千院前のお漬物屋さんで、爆買い[わーい(嬉しい顔)]
聖護院蕪、学生時代、千枚漬けの工場でアルバイトしたので、このフォルムについつい吸い寄せられるのです…(^^;

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こちらが大原三千院。天台宗の門跡のひとつで、もともと最澄が比叡山延暦寺を建立した時に造られ、いくつか転々とした後にこの大原に移ってきたそうです。敷地内には『往生極楽院』や『聚碧園(しゅうへきえん)』『有清園』といったとても趣のある庭園があります。

大原は京都の中心部から見ると北東の端、比叡山の麓に位置しています。学生時代に住んでいたのが、同じ左京区の岩倉や静市辺りだったので、ちょっと遊びに行く(原チャリで走りに行く[ひらめき])のにちょうど良い距離だったので、もう何度となく行っている場所です。
ただ、記憶にあるのはいつも夏。というのも、大原は避暑地って思ってました[わーい(嬉しい顔)]
実際、京都市内は盆地なのでうだるように暑くなるんですが、大原は緯度も高くて、里山で緑も多いので、中心部と比べると涼しいのです。なので、三千院の庭園は新緑のイメージが強いのです。
もちろん、紅葉スポットとしても有名。今回は秋の三千院に行ってみようということで。
冬の雪景色の三千院もまた、とても風情があるんですけど…雪の季節は何かとチャレンジングな旅になりそうなので。いつか行ってみたいですけどね。

そして今回どうしても大原に来たくなった理由が、こちら。
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写経が出来るんですヨ[るんるん] 般若心経です。
写経専用の小部屋が用意されているんですが…紅葉の有名スポットなだけあって訪れる観光客がいっぱいだったけど、なんと、私が写経をしている間、他の人は誰も来ませんでした[exclamation]
障子の向こう側を歩く人の賑わいをよそに、ただひたすら写経に専念。『1時間ほど掛かりますよ~』と受付の僧侶さんに言われましたが、早書きで40分ほどで完了。
お経の内容についてはまったく無知ですが、うちの実家は曹洞宗でお葬式や法事で般若心経を唱えるので、読んだことのあるものだったので、筆が進みました。

『聚碧園(しゅうへきえん)』抹茶をいただきながら、見事な庭を愛でることが出来ます。
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一面に広がる苔の海に、ほんとに癒されます。

もちろん、紅葉もほんとにキレイです[ぴかぴか(新しい)]
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本堂から『往生極楽院』を眺める有清園もとても素晴らしいのですが、紅葉に目を奪われて、上ばかり向いてました。
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杉木立の下の苔の海。粛々とした気分になります。
この庭園には、かわいいわらべ地蔵様が6体、潜んでいらっしゃるそうですヨ~
このお地蔵様のこと、このブログを書くために三千院のことをネットで検索していて、初めて知りました。…しまった[がく~(落胆した顔)] やっぱり訪れる前に、もうちょっと情報を仕入れておくべきでした(^^;
次回行った時は、ちゃんと見つけてあげよう~

そういえば。私が三千院の御門から出た時に、階段を登ってきたグループとすれ違いました。家族でも友人同士でもなさそうで、周りの人が一人の男性を案内しているといったかんじで、なんとなく一般人っぽくない雰囲気だったのでよく見てみると。有名人さんでした~ 大きなマスクをしてましたが。最近まではあるTV局の番組以外にはほとんど出てなかったけど、看板番組を辞められてからはけっこういろんな番組で見かけるようになりましたよね~

大原からタクシーで再び北大路駅へ。この時の運転手さんは、もともと観光バスの運転手さんだったそうで、京都の名所についてけっこう詳しく解説してくれました。
運転手さんによると、JR東海の『そうだ 京都行こう』のCMで大原が取り上げられた年の秋には、花園橋から大原へ続く道が大渋滞となって、大変なことになったとか。
このCMの影響力はかなりのものらしくて、取り上げられたお寺や名所に人が殺到するそうで、それ以外の所はさほどでもないとか。

『そうだ 京都行こう』のキャンペーンCMは、関西に長く居た私はあまり見たことがないので、YouTubeで探してみました。このキャンペーンは1993年から続いていて、今年で23年目。京都のいろいろなお寺や名所にスポットを当てた美しい映像のバックには、長塚京三さんの普通の人目線のナレーションと、映像に合わせてアレンジされた『私のお気に入り』という曲が流れていて、とても魅力的なCMです。
私が住んでいた30年前には、実はそんなに京都に観光客が押し寄せていた記憶はなく、気が付けばいつの間にか春や秋のシーズンには、京都は観光客で溢れかえっている…どうしてこんなに観光客が増えたのかなぁ~と思っていました。
なるほど。このCMが仕掛け人だったとは。
でも、このCMを見てると、ほんとに『そうだ 京都行こう』と思っちゃうんですよね~[わーい(嬉しい顔)]

北大路駅で荷物を受け取ってから、この日のお宿『然林房』さんへ。北区の鷹峯というところにあるお宿です。ここへ向かう道中も、昔のお庭でしたので、ただ懐かしい限りでした。
お宿の周辺にも紅葉の名所がいくつもあります。とはいっても、住んでいる時は名所や観光のことなどほとんど興味がなかったので、昔は何にも考えずに原チャリで走り回っていた場所が、実はとても素晴らしい所だったんだなぁ~と思いながら。
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元々修学旅行生を受け入れている老舗のお宿だそうです。

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10畳和室、露天ぶろ付きのお部屋です。

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こちらの露天風呂、自分でお湯を張らなければなりませんが、その後は掛け流しに出来ます。

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洗面ボールが金魚柄の陶器で、めっちゃかわいい。

まずは宿の大浴場へ。平日だし早い時間だったので、もしかして人がいないかも…と思ってカメラを持って行ったら、見事に一番乗り[いい気分(温泉)]
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脱衣場の広さにびっくり。なんと60個もスペースがあります。お風呂も広くて、洗い場が30ヶ所[exclamation] さすがに修学旅行生を受け入れているお宿です。
残念ながら温泉ではありませんが、広くてとても気持ち良かったですヨ。

夕食は部屋食です。松茸会席なり~[ぴかぴか(新しい)]
実はここのお宿を決めたのも、この松茸会席にそそられて。
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八寸。湯葉白和え、零余子玉子、バイ貝、海老と銀杏の松茸刺し、蟹菊花真丈、紫芋、秋刀魚柚庵、渋皮栗。秋の気配漂う品々。

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先付け。焼き茄子利久豆腐。香ばしくて、美味しかった~

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お刺身は、マグロ、イカ、鯛、カンパチ、もう一種類は子鯵か鰯かな?

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日本酒は、やっぱり京都伏見のお酒『玉の光』でしょう~ 関西人にとっては馴染みの深い銘柄ですね。

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松茸の土瓶蒸し。このお出汁、じわ~っときます。ふふっ

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炊合わせ。蕪、三度豆、柚子、茄子、湯葉、松茸。

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焼物。カマスの西京焼き、鴨ロース。なんとカマスに松茸が挟んであります。

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強肴。和牛ステーキ、季節の野菜。柚子胡椒、塩、わさびで。

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蓋物。鴨饅頭。すごく美味しかったです。

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じゃぁ~ん[ひらめき] 焼松茸でございます~[ぴかぴか(新しい)] けっこうたくさんあって、松茸を十分堪能出来ました。やっぱり、松茸って美味しいなぁ~

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二本目のお酒は、こちらも伏見のお酒『桃の滴』。ちょっと甘めかな?

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鍋物。鰤しゃぶ。こちらにも松茸が入ってますヨ。

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御飯はもちろん、松茸ご飯[るんるん] 味付けもとても良くて、美味[exclamation]

松茸尽くしの大満足な夕食でした。

夕食後は、部屋の露天風呂へ。そんなに大きな湯船ではないけど、意外と入り心地の良いお風呂でした。
夕食でけっこうお酒を飲んだので、いつの間にか寝てました。

二日目へ続く。

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ミニ旅行 in 東京 [旅行]

おとといの本社での研修は、日帰り研修のため宿泊費は出ないんですが、せっかく東京へ行くのでお泊りすることに。会社から徒歩3分位の所にあるホテルに泊まりました。

研修の後は、7月に名古屋から本社のプロジェクトチームに抜擢されて異動になった部下の女性と飲みに行きました。
積もる話が山のようにあり、3時間ちょっとの間、飲むのも食べるのも忘れるほどに、ずっとしゃべり続けてました。
彼女は名古屋では課長を補佐してくれる立場で、将来的には事務課の課長になってほしいなぁ~と思っている人材なので、この日の研修のテーマ、キャリアプランやライフプランについての話でも盛り上がり、今やっている仕事や新しい職場のこと、彼女が抜けた後の課で新しくやろうとしていること、そして旅行の話などなど話が尽きず、ほんとに楽しい時間でした。

そして昨日は、特に予定は考えていなかったけど、朝起きたらとてもお天気が良かったので、東京スカイツリーへ行くことに。前回はお天気が悪くて、真っ白で何にも見えなかったので、リベンジです。

スカイツリーに登る前に、プラネタリウムを見ることにしました。こちらも前回見たかったけど、時間の都合上見れなかったので行くことにしました。

最新のプラネタリウムはすごいですね~[ぴかぴか(新しい)]
『スター・フライト北海道』と『Feel the Earth』の2作品を見ました。
『Feel the Earth』の音楽は、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんの演奏。ヒーリングプラネタリウムというプログラムで、なんと会場にアロマの香りが漂う中で見るというもの。
睡魔と闘いながら、満天の星や迫力ある映像とヴァイオリンの音色を思い切り楽しむことが出来ました。あれは、病みつきになりますなぁ~[るんるん]

プラネタリウムの後、スカイツリーに登りました。当日券は30分待ちで、とても混んでいましたが、快晴のお天気でほんとに気持ち良い景色を見ることが出来ました。
残念ながら、富士山は霞んで見えなかったけど…

そして、東京ソラマチでいろいろなお店巡りして、買い物して、帰りました。
ウィンドーショッピングはそれほど好きな方でもないけど、食品系のお店にはそそられます。重い瓶詰めのパスタソースやドレッシングなど、いっぱい買ってしまって、名古屋まで大荷物を持って帰る羽目に。
でも楽しかった~




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免疫力アップ大作戦!㉛新潟・佐渡島3日目 [旅行]

新潟佐渡旅行、最終日。
朝の加茂湖。
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フェリーが両津港に入港する様子も。

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朝食は、バイキング。夕食とは違う会場で。結婚式とか出来そうな大きなホールでした。こちらには外国の方もたくさんいました。
最近は日本中どこでも、たくさんの外国人観光客の姿を見かけるようになりました。日本に行ってみたいと思う外国人の方が多いということは、誇らしい事ですよね。
どこのお宿でも外国人観光客に泊まってもらうため、いろいろな努力をされているようです。
こちらのお宿も例外ではないようで…というよりも、ものすごく精一杯のおもてなしをされている様子が窺えました。
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朝食後部屋に戻ってのんびり外を眺めていると、観光バスが発車するようで。6,7人のスタッフさんたちが発車するバスに向かって、大きく手を振っていました。すると…バスが発車して、高台になっているホテルの前から国道に出る間に、スタッフさんたちが一斉に全速力で走り出して…バスが国道に出て見えなくなるまで大きく手を振り続けて、最後に深々とお辞儀をしていました。もうバスのお客さんからは見えていないだろうに、ひたすら真剣に手を振ってお見送りされていました。
今までこんなに一生懸命にお見送りをしている様子を見たことがありません。びっくりしたのと同時に、『素敵だな[ぴかぴか(新しい)]』と思って。

外国人観光客の団体さんだから?とも思いましたが、私が出発する時、車でナビを操作していたら、年配の女性スタッフさんが窓の外でニコニコと。私をお見送りするために、車に乗り込んでから出発するまで待っていてくれていたのでした。出発の用意が出来るまでの間、名古屋から来たこととかこれから行く所の話などおしゃべりして、『佐渡にまた来てくださいね』と、最後には大きく手を振って見送っていただきました。
観光バスのお見送りも、けっしてパフォーマンスじゃないんだなぁ~と。温かい気持ちになりました。

それでは、こちらのお宿『両津やまきホテル』さんの採点です。
部屋4、お風呂5、夕食4、朝食3、接客サービス4、癒され度4、コスパ5
総合評価は…4.1[満月][満月][満月][満月][三日月]
ちなみにじゃらんの口コミでは3.4と辛口ですが。

5点はお風呂とコスパ。
お風呂は、内湯も露天風呂も広くて、洗い場もたくさんあって、ゆったり浸かれました。お湯の温度もちょうど良く、柔らかくていいお湯でした。
コスパは、お料理の内容もお風呂もとても充実していて、休前日にもかかわらず都会のビジネスホテル並みのお値段。かなりお得です。

4点は部屋、夕食、接客サービス、癒され度。
部屋は、備品などはシンプルながらも、景色も良く、静かでした。難点といえば、布団がちょっと薄かったことかな。
夕食は、ベニズワイガニが一杯ついて、品数も多く、美味しかったです。食べ応えがありました。
接客サービスは、フロントの対応や食事係のスタッフさんは可もなく不可もなくといった感じでしたが、情熱的なお見送りでポイントアップ。
癒され度は、お風呂が気持ちよかったのと、部屋が静かだったので。

3点は朝食。
バイキングの品数は適度にありましたが、あまり特色のない品ぞろえといった感じだったので。

コスパが良かったので、再訪ありのお宿でした。

最終日、まずはもう一度真野まで行って、佐渡歴史伝説館へ行きました。
佐渡島に伝わる伝説を紹介した施設です。
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午前中だったからか、お客さんはほとんどいなくて、一人でゆっくり見て回ることが出来ました。
第1景から12景まで、人形が動いたりしゃべったりして伝説を紹介するのを、順番に移動しながら見ていくようになっています。

第1~3景。鎌倉時代、承久の乱に敗れて佐渡へ配流された順徳天皇とその第一皇女慶子女王のお話。
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京へ帰ることもなくこの佐渡で崩御された順徳天皇の都への想いを詠った和歌が詠まれます。

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京の都、承久の乱、佐渡への配流の情景が動く絵巻で紹介されます。

第4~6景、こちらも時は鎌倉時代、北条時宗の勘気を受けて配流になった日蓮聖人のお話。
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第7~8景、室町時代、足利義政に疎まれて流罪となった世阿弥のお話。
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とても精巧な造りの人形が能を舞います。
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この佐渡島はたくさんの能舞台があることでも有名です。国内の能舞台のうちの3分の1ほどがこの佐渡にあるそうです。佐渡島に再訪する機会があれば、今度はぜひ能舞台を見てみたいです。

第9~12景、語り部のおじいちゃんおばあちゃんが、佐渡に伝わる民話について話してくれます。
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酔っぱらいのおじいちゃんといねむりおばあちゃんの掛け合いがユーモラス。
その二人の話を一生懸命にかぶりつきで聞いている男の子が。
『あれ?他に大人がいないのに、この子、一人で来てるのかなぁ~?親はどうした?』
『それにしても、こんなにじっと聞き入っていて、そんなにこのおじいちゃんたちの話が面白いのかな?』
…と、この後続く民話のお話を見終わるまで、しばらく本気で信じておりました。
『に、人形だったのぉ~[exclamation×2]』男の子、まったく動く気配なし[わーい(嬉しい顔)]

安寿と厨子王伝説。森鴎外の山椒大夫のお話ですね。
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実は、この安寿と厨子王のお話は私の実家のある京丹後にも伝わる伝説で、小さい頃から馴染みのあるお話なのでした。
奥羽の太守であった父がでっち上げの罪で配流になり、その妻と二人の子供たちは父をさがしていたところ、人買いにさらわれ、安寿姫と弟の厨子王は丹後由良の山椒大夫のもとに連れて行かれ、母は佐渡へ連れて行かれた。姉弟は山椒大夫のもとで酷使されて、安寿姫は厨子王を逃がした後に身を投げたという。厨子王は京へ逃れ、成長して立派な役人となり、父の汚名を晴らし家を再興することが出来た。そして生き別れた母を探して佐渡へ渡り、『安寿恋しや~、厨子王恋しや~』という唄を歌っている盲目の老婆に巡り会う。それは厨子王が探し続けた母であった。
というお話。

こちらは夕鶴。鶴の恩返しのお話。
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『決して,機を織っているところを見てはいけませんよ』と言われたのにもかかわらず、よひょうは我慢できずに覗いてしまう。つうは、悲しげに鶴となってよひょうの元を去っていく…というお話。
実はこの夕鶴、小学校の時に劇をやった記憶があるような。

そして3つ目のお話は、おけさ伝説。猫が可憐な乙女になって飼い主の窮状を助けるお話。
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佐渡おけさの民謡の元になっているお話。おけさとはこの猫ちゃんのことだそうですヨ。

佐渡って、昔は配流…島流しの刑で送られることが多い島だったんですね。ジェットフォイルもカーフェリーもなかった昔、本土から佐渡へ渡ること自体が最大の苦難だったのだと思います。何時間も掛けて荒波の日本海を渡る…ほんとうに大変なことだったんでしょうね。
しかし、金山があったことから、宝の島でもあったんですね。

けっこう時間をかけてゆっくり見て回ったので、池の鯉を見ながら休憩タイム。ル レクチェという洋ナシのソフトクリーム。美味しかった[ひらめき]
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ところで、こちらの伝説館の売店にはちょっとした有名人の方が働いておられます。北朝鮮の拉致問題で帰国した曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんです。ジェンキンスさん、お土産のおせんべいを箱詰めされてました。もう10年、こちらで働いておられるそうです。
こちらで働いておられることを大々的に宣伝に使っておられるようですが…日常生活の一つである職場で興味本位に取材されたり声を掛けられたりするのは、たぶんご本人にとってはあまりうれしい事ではないのでは?と思いますが、拉致問題を風化させないために敢えてそうされているのでしょうね。
現に、私自身ももう拉致問題のことは忘れてしまっていましたが、こちらでジェンキンスさんが働いているのを見て、拉致問題のことを思い出し、すこし調べてもみました。

ジェンキンスさんは、アメリカ軍の下士官として朝鮮半島軍事境界線に駐屯していた25歳の時に北朝鮮へ投降、以後約40年間も北朝鮮を出ることが叶いませんでした。亡命なのか拉致なのかは、ご本人にしか分からないようですが、北朝鮮には政治亡命者として、アメリカ軍には逃亡兵として扱われることになりました。
北朝鮮で結婚した曽我ひとみさんが帰国した後も、逃亡兵とみなされていたことから、しばらくは北朝鮮に留まっていましたが、日本政府の働きかけもあり2004年に二人の娘さんと一緒に北朝鮮から出国。逃亡兵としての刑に服した後、曽我ひとみさんの故郷であるこの佐渡島に居を構えられたのでした。
その後は、こちらの佐渡歴史伝説館の職員として働きながら、自伝を書かれています。

奥さんの曽我ひとみさんは、この佐渡島でお母さんのミヨシさんと一緒に北朝鮮に拉致されました。今もまだ、ミヨシさんの行方が分かっていません。
ミヨシさん以外にも行方の分かっていない拉致された人たちがたくさんいますが、2002年、小泉首相と金正日の首脳会談により5名の拉致被害者帰国が実現されて以降、その他の被害者の帰国は叶っていません。
世論の声もトーンダウンしていった中で、ジェンキンスさんがこちらで働き続けておられることは、とても大事なことなんですね。拉致問題について私たちに何が出来るのか分かりませんが、ジェンキンスさんにお会いしたことをこうやってブログに書いて、みなさんに読んでもらって考えてもらうことが、拉致問題解決の一助になればと思いました。

佐渡歴史伝説館を後にして向かったのが、トキの森公園。
秋を感じさせる景色に出会いました。
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ゆるキャラのサドッキーちゃんがお出迎え。
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トキのひな誕生のお知らせも。

トキはニッポニア・ニッポンという学名で、羽の色がオレンジがかったピンクでとても美しい鳥です。明治以降絶滅の危機に瀕し、特別天然記念物、国際保護鳥に指定されています。
こちらの施設では、トキに関する様々な解説やトキの保護増殖、野生復帰の取り組みに関する展示がされており、トキのことを良く知ることが出来ます。
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トキをこちらの施設で飼育し、放鳥して観察を続けています。その方法や観察の様子も展示されています。
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トキの羽の色、ほんとにきれいです。

増殖ケージで飼育されているトキを観察することが出来ます。
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トキふれあいプラザでは、私が行った時は他に誰もいなかったので、年配女性のトキガイドさんがたくさんトキについて解説してくれました。
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トキの羽は、拾った人のものと決められているそうです。あまりにも美しい鳥であるためにその羽を乱獲することがないよう、拾った人が他の人に譲ったりすることが禁止されているそうです。
トキの羽を実際に触らせてもらいました。滑らかな感触。毛並みが乱れても、手でしごいてやればすぐに元通りになるんですヨ。

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観察場所からトキがいる場所までは少し距離があるので、望遠鏡が備え付けられています。
精悍なトキのアップ[ひらめき] この写真は望遠鏡にカメラのレンズを当てて撮ったんですヨ[わーい(嬉しい顔)]
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トキの羽のピンク色は、成長とともに色濃くなっていくそうです。
ここでしばらく粘っていたんですが、残念ながらトキが飛ぶ姿は見ることが出来ませんでした。実は、ガイドさんと話していて目を離したすきに、止まり木から飛んで移動したみたいなんですが、見逃しました[たらーっ(汗)]
このあと30分ほど待てば、トキたちのおひるごはんだそうで、飛ぶところも見られるそうでしたが、船の時間もあるので断念。
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こちらは、今年の4月に生まれたヒナの写真です。

トキのふれあいセンター周辺はこんなに美しい光景が。
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お天気も良くて、ほんとに清々しい気持ちになれました。

そして佐渡旅行最後の目的地、加茂湖畔へ。前日泊まったお宿からも見えていた加茂湖ですが、湖畔でゆっくり湖を見られる場所がないかなぁ~と探していたところ、芸能とときの里という道の駅があるのを地図で見つけて行ってみました。が、道の駅は能舞台の季節が終わったせいなのかとても閑散としていて、湖も見れませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]
それでも何とか車を停めて湖を見ることが出来るところへ行きたいと思ってウロウロと捜索したところ、こちらの場所を発見[ひらめき]
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遊歩道になっているようでした。
そよ風が気持ちよくて、しばしのんびりと湖を眺めてから、両津港へ向かいました。

ところで最後になりましたが、今回お供のレンタカーはこちら。トヨタのアリオン。いつも乗っているアクアよりもグレードの高い車種のようです。
が、アクアよりも車長が長いようで、駐車場に停める時けっこう苦労しました。後ろの垣根に当ててしまうことも1,2度ほど…[あせあせ(飛び散る汗)]
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乗り心地は良かったけど、やっぱりコンパクトカーの方がいいですね。

レンタカーを返却した後、ジェットフォイルの出発時間まで余裕があったので、レストランでランチ。
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海の見える席で、まずは[ビール]
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トビウオのすり身が練りこんであるという金持ちうどんを。なんで金持ち…?と思ったら、おもち入りのお揚げさんが乗ってました。関西風だしに慣れ親しんだ者としてはちょっと違和感のあるお出汁でしたが、美味しくいただきました。

売店ではこちらの3品を購入。
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帰りのジェットホイルも、行きと同じ1階1番A席。同じ景色だったので、違う席にすればよかった~
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ジェットホイル、この日は波が1~2mとけっこう揺れましたが、スイスイと波の上を滑っていくようすは見ていて面白かったです。さて、新潟港が近づいてきました。

新潟駅からの帰りも、ときMaxの2階席グリーン車。快適。
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東京駅で乗り換えた新幹線の中で夕食。
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たくさん品数があって、幕ノ内御膳に舌鼓。

名古屋の自宅から佐渡の両津までは、5つもの乗り物を乗り継いで約6時間半の旅。長旅だったけど、ず~っと前から佐渡島に行ってみたかったので、念願叶いました。いい旅でした[るんるん]
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免疫力アップ大作戦!㉛新潟・佐渡島2日目 [旅行]

新潟佐渡島旅行2日目。
夜中に起きた時は雨が降っていたけど、朝は雨も止んですこし晴れ間も見えました。
6時半頃に起きて[いい気分(温泉)]へ。ラッキーなことに夜と同様に誰もいませんでした。お湯の温度もちょうど良くて、気持ち良すぎて極楽気分[るんるん]

朝食は、夜と同じレストランでバイキング。
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海の見える席で、ゆったり朝食。

それでは、こちらのお宿『ホテルファミリーオ佐渡相川』さんの採点です。
部屋4、お風呂3、夕食4、朝食4、接客サービス3、癒され度4、コスパ5
総合評価は…3.9[満月][満月][満月][やや欠け月]
じゃらんの口コミでは、4.7とかなり高評価です。

5点満点はコスパ。休前日、おひとり様で2万円以下、お料理も良かったのでお得感あり。

4点、部屋、夕食、朝食、癒され度。
部屋、オーシャンビューで景色が良かったです。備品やアメニティはシンプル、ただ最低限のものはありました。使えるコンセントの数が一つだけだったのが難点。電源タップがあるので困りませんでしたが… 清潔で、ゴロンと出来る寝心地の良いソファがあってGood。WiFi完備で、ブログを書くにはちょうど良い高さのテーブルもあって良かったです。
夕食、種類は15種類位とそんなに多い方ではないけど、それぞれのお料理がとても美味しいバイキングでした。ただ、地元のお母さんが作った食材で作った料理と銘打っていたけど、郷土色があまり感じられなかったのが減点要因。
朝食、種類は夕食と同じ位で選択肢は少なかったけど、野菜のしゃぶしゃぶが美味しかったです。
癒され度、ストレスなくのんびり出来たので。

3点はお風呂と接客サービス。
お風呂は、やっぱり狭いのが難点。大浴場の洗い場は5ヶ所、脱衣場のドライヤーは2つしかありませんでした。空いている時なら全く問題なかったのですが、込み合う時間帯はかなりストレス溜まります。お湯自体はとろっとしていて気持ち良かったです。あと、夜は11時までではなく、もう少し遅くまで入れると良かったかな。ただ、夜も朝も貸切状態だったので、のんびり出来ました。

接客サービスは、ちょっと辛口の点数。フロントのお兄さんの対応は良かったけど…夕食時レストランに入っていっても、スタッフさんが誰も入り口を見ていない。しばらくボーっと待ってました。スタッフさんの数が少ないのか、お料理の補充やお酒の注文対応などに気を取られているという感じ。お酒の注文は自分で席を立ってスタッフさんのいるところまで行かなくてはいけなかった。。。注文したらびっくりするほど早く持ってきてもらえたので、その早さをもう少しお客さんの動きを見るということに変えれば、ちょうど良い感じになるのでは?と思ったのでした。バイキングで席を立つことが多かったので、そのついでにお酒を頼むことが出来たのでそんなにストレスは溜まらなかったんですが。挨拶も丁寧で良かったし、佐渡観光のパンフレットもたくさんあって、お宿のサービスとしては良い方だとは思います。

全体的には、景色も良かったし、部屋も清潔、食事も美味しかったうえに、何といってもコスパがとても良かったので、再訪ありです[わーい(嬉しい顔)]

さて二日目、お宿から車で10分ほどの尖閣湾揚島遊園へ。尖閣湾は佐渡島の北海岸にあって、国定公園にもなっている景勝地です。
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昭和28年にヒットした『君の名は』のロケ地で、当時のロケ写真なども展示されています。

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いくつもの入り江が並んでいる様は、とてもダイナミック。

これらの入り江を海上から見たり、海中を見ることが出来るグラスボートに乗るつもりでしたが、風が結構きつかったので欠航でした。
その代わり、海岸線から半島のように突き出た地形とその先に小さな島があるおかげで、橋を渡って小島の展望台に行けば、陸路からもこの素晴らしい絶景を見ることが出来ます。
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橋の下はこんなかんじで怖いです。

ほんとに絶景です。
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海岸線とは反対側の日本海。青空と白い雲、青い海、そして岩にぶつかる波しぶきの白…こちらも素晴らしい眺め[るんるん]

この日は風が強くて、波の迫力が半端ない。岩に当たって砕け散る波は圧巻で、ただひたすら眺めているのが面白くて、非日常的なひとときでした。その様子があまりに凄かったので、連写してみました。
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こちらも同じく連写。左上→右上→左下→右下の順で見てくださいね。

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しつこいようですが、こちらも連写。こんな時、動画がアップできればいいのに~(^^; 

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この公園内には水族館もあります。
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ちっちゃな水族館でそんなに種類はいませんが、触ったり出来るようになってます。

『ドクターフィッシュ』、人の古い角質を食べてくれるお魚さんたちです。
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たまに温泉地の大きなホテルなんかにいたりするんですが、体験するのは有料だったりします。が、こちらではタダ[ひらめき] 中に手を入れて、自撮りしました。くすぐったい~[わーい(嬉しい顔)]

魚の寿命って、そういえば知らなかったです。
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ヒラメは20年、真鯛は30年[exclamation] 犬や猫よりも長生きなんてびっくり。

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回遊魚の水槽、ブリなどの美味しそうな魚が…気持ち良さそうに泳いでますヨ。

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佐渡島の名物、たらい舟。実際に乗れるようになってましたが、一人ではどうにも恥ずかしい結果が想像されて、人が乗っているのを見てるだけでした[あせあせ(飛び散る汗)]
サドガシマン&ズルガシマンにもなれませんでした~

尖閣湾からこの朝出発したお宿方面へ戻ってすぐの史跡佐渡金山へ。
佐渡金山は1601年、関ヶ原の戦いの翌年に発見されて、すぐに徳川幕府の天領となり、平成元年に資源枯渇により閉山するまで、400年近くも日本最大の金山として重要な存在でした。
400年間に産出された金は78トン、銀は2330トンだそうです。こちらの相川金銀山の他にも、鶴子銀山、西三川砂金山などがあり、周辺の関連史跡と合わせて世界文化遺産登録を目指しての活動がなされています。

史跡佐渡金山では誰でも見学出来る2種類のコースの他に、上級者向けのガイドツアーなどもあります。
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まずは、明治官営鉱山コース『道遊坑(どうゆうこう)』へ。約40分のコース。
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明治から平成元年の操業休止までの100年間に使用された坑道やトロッコ、機械類が保存展示されています。
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佐渡金山のシンボル『道遊の割戸』、その真下にある採掘場です。『道遊の割戸』とは、江戸時代に『露頭掘り』という掘削法で山の上から下に向かって掘り下がったことから、山の頂が割れたように見えるものです。

その割戸の部分や掘り下がった穴を、外から間近で見ることが出来ます。割戸の深さは74m、幅は30mだそうです。
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色づき始めた紅葉と共に見る道遊の割戸、ある意味、金の採掘は自然を破壊する行為でもあった訳で、この珍しくて美しい景観は人工的に造られたもの…と考えると、何だか手放しで感嘆しても良いものかと思ったり。
ただ、あんなに高い山の上から山が割れるまでひたすら穴を掘り続けて、金を求め続けた人間の営みに、別の意味で畏敬の念を抱いたりもします。
それがより具体的に感じられるのは、金山の採掘現場を忠実に再現したもう一つの標準コース『宗太夫坑』です。

と、その前に、コスモス。
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『宗太夫坑』のコースは約30分で見学できます。階段を降りて行くと…
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佐渡金山の主要坑道の位置図と断面図が。坑道がどこにあるのかを綿密に測量した数値が書かれています。スゴイです。

坑道の途中にいろいろな解説パネルがあって、金の採掘から小判の製造過程、それぞれの工夫たちの役割や位、金の採掘から小判製造に使われた道具など、かなり詳しく解説されています。
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金山で働いている人といえば、手掘りで鉱石を掘る人の姿が真っ先に想像されますよね。江戸時代には、この鉱石を掘る人のことを『金ほり大工』と呼んでいました。しかし実際にはこの『金ほり大工』の他にも、たくさんの仕事をする人がいました。
その一つが『水替人足』と呼ばれる坑内の水を排水する仕事をする人たちです。
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この長い筒『水上輪』を回すことで、低い所にある水をくみ上げることが出来るのです。
金山の採掘がどんどん進み、海よりも低いところまで掘るようになると、水が湧き出てきます。水が出ては掘削が出来ないため、この水の排水作業は重要でした。が、掘り進めば進むほど水の量も増えたため、『水替人足』の数もたくさん増やさなければならず、人手確保のため江戸や大阪で住まいや職のない人を連れてきてこの仕事に就かせたそうです。

こちらは先ほどの『金ほり大工』たち。
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金山で仕事をするいろいろな人たちのなかでも、この『金ほり大工』は特別な技術が必要とされたため、賃金や休憩時間の過ごし方など、好待遇だったそうです。

この他にも、掘った鉱石を坑道の外へ運ぶ仕事、坑道を支える枠を作る仕事、鉱脈を探してどこを掘るかを決める仕事、そして働く人たちを見張る仕事など、さまざまな仕事がありました。

また、金山で採掘された鉱石は、佐渡奉行所の中にある寄勝場(よせせりば)と呼ばれる所に運ばれ、細かく打ち砕かれます。そして金が重いことを利用したいろいろなふるいの工程を何度も経て、金とそれ以外の物質ををふるい分けていきます。純度が高くなったものを小判にしていくのです。

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『間歩開き』と呼ばれる儀式の様子。壁の縞模様が金脈だそうです。

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宗太夫坑の出入口を出ると、その先に展示室があります。
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金山の断面のジオラマ。トンネルのようにフラットな坑道がある訳ではなくて、金脈に沿って上下、斜めに延びる穴が面白いですね。
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鉱石に金が含まれているのが、虫眼鏡で見えるようになっています。

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こちらは『南沢疎水』を再現したもの。『南沢疎水』とは金山の排水溝のことで、佐渡金山の上級者向けガイド付き山師ツアーでのみ行くことが出来るそうです。将棋の駒のような五角形の形に掘り進められた排水溝で、天井には蜘蛛の巣のように見えるノミの掘り跡があります。水滴のキラキラと相まって、とてもきれいです。

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純金の延べ棒。透明な箱に空いた穴から取り出せるかチャレンジ出来るようになってます。が、むちゃくちゃ重くて、簡単には出せないようですヨ。

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坑内の排水に使われた『水上輪』を回してみました。筒の中はらせん状になっていて、回すことで下の水を上に汲み上げることが出来ます。よく考えられていますね~

展示室の1階は売店になっています。金色のお土産が多くて、見ているだけでも楽しいですヨ。ついついいっぱい買ってしまいました(^^;

今までこういった鉱石を採掘した跡地は、島根県の石見銀山に行ったことがありますが、金山は初めて。伊豆にも土肥金山がありますが、以前伊豆に行った時もスルーしたのでした。
正直言って、穴を掘った跡を見ても面白いのかな~と思っていましたが、実際に行ってみると、けっこう楽しかったです。日本の発展を支えた金がどうやって人々の手に渡って行ったのか、その原点を知ることが出来て、とても興味深く見学することが出来ました。

相川の集落から佐渡金山に続く道は、そのまま大佐渡スカイラインとなります。次の目的地は、このスカイラインの展望台、白雲台交流センター展望台です。
佐渡金山から展望台までの道は、ほぼ一車線のワインディングロード。ただ距離を掛けて山頂に登って行くので、勾配はそこまできつくありません。が、展望台から先、国道350号線に続く道は滑り止め舗装がされている道がずっと続く…つまりかなりの急勾配。

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展望台からは、両津湾と真野湾を同時に見ることが出来るんですヨ。実はこの旅で、左側の両津から右側の真野まで2往復半しました~
絶景ですね[ぴかぴか(新しい)]

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展望台前の山肌、少し色づき始めています。もう少し訪れる時期が遅ければ、見事な紅葉が見られるようですヨ。

ところで、佐渡島について少し。佐渡島ってS字の形をしていますね。というよりも、二つのサツマイモがくっついたような形。この形から、大きく分けて3つのエリアに分けられます。
北側のサツマイモには、佐渡で一番高い金北山という標高約1200mの山が中心にあり、大佐渡山脈と呼ばれる山々が縦走しています。佐渡金山やこの日最初に訪れた尖閣湾、大佐渡スカイラインがあります。このスカイラインはこの金北山や手前の妙見山に向かって走る全長30㎞のスカイラインです。
南側のサツマイモにも小佐渡山脈と呼ばれる500~600m級の山々が連なり、南側の先端にはたらい舟で有名な小木海岸があります。
そして二つのサツマイモの接続部分は国仲平野という平野になっていて、街や穀倉地帯が広がり、島の中心地となっています。
佐渡島の全周は262㎞、本島4島と北方領土を除く日本の島の中では、沖縄本島の次に大きな島です。
景勝地や観光施設は、この3つのエリアにまんべんなく点在するといったかんじ。新潟港行きのフェリー乗り場のある両津を拠点にしても、30~60分もあればほとんどの観光地に行ける距離。
島内の移動は鉄道はなくバスしかないので、車は必須です。ただ、全体的に車は少なくて、両津から真野へ行く主要国道は車が数台つながって走っていますが、それ以外の道は単独走がほとんどでした。
やはり人口密度が低いからですかね~
ちなみに人口密度全国1位東京都豊島区の21,881人/k㎡に対し、佐渡市は73人/k㎡、全国の1956の自治体の中で1469番目だそうですよ。約300倍もの差[exclamation]

そんな長閑な佐渡島の旅、まだまだ続きます。
次は小佐渡山脈のある方、西三川ゴールデンパークへ。その名の通り、こちらも金系の観光施設です。
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全身金づくめの大黒様がお出迎え。
メインの会場に行く前に…金の展示室になっています。
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金の延べ板に、小判。目の保養[ぴかぴか(新しい)]

そしてメイン会場はこちら。砂金探しの体験が出来るんですヨ。
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丸いお皿のようなものに入れた砂を上手にゆすって、砂に交じっている砂金を下の方へふるいます。金は砂よりも重いので、ゆすってふるうことで底の方へ降りて行きます。そして上澄みの砂を遠心力を使ってはじき出して、砂の量を減らします。この作業を繰り返していくと、底に溜まった砂鉄の中に金が残る…という按配。この作業を繰り返し30分間続けて、見つけた金をお水入りの小さな瓶の中に集めていきます。
ですが、なかなかこれが難しい。何より、腰が痛くなります。ただ、金がいくつか見つかってくるとそれが面白くて、腰が痛くなっても我慢して黙々と夢中にやり続けます。隣にいた若い男の子のグループやカップルさんたちも、最初はいろいろおしゃべりしながらやってましたが、最後の方はひたすら夢中になってやってました。
集めた金をストラップやネックレスに加工してもらえます。楽しかった[るんるん]

西三川ゴールドパークからお宿のある両津に向かう途中、真野湾沿いを走っていると…展望駐車場がありました。
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人面岩だって(^^♪
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天使のはしごも[ぴかぴか(新しい)]

この日のお宿は、両津エリアにある秋津温泉『両津やまきホテル』さん。
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ロビーには外国人…たぶん台湾の方がいっぱい。玄関には台湾の国旗も飾られてました。

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部屋は10畳の和室。窓からの景色はこちら。
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両津港と加茂湖が見渡せて、とても良い眺めです。加茂湖と両津湾の間が細長い砂洲になっていて、そこに両津港があります。
加茂湖には牡蠣の筏がたくさん浮かんでいます。

その景色をのんびり眺めていたら、数台の観光バスがホテルに到着したのが見えたので、大急ぎで宿の大浴場へ向かいました。
内湯も露天風呂も広くて、洗い場もたくさんあって、先客も少なかったのでのんびりと[いい気分(温泉)]を楽しむことができました。
泉質は弱アルカリ泉低張性弱アルカリ性泉で、柔らかくてとても気持ち良いお湯でした。

そして夕食。大広間での夕食と聞いていたので、観光バスの団体さんたちと一緒だと嫌だな~と思っていたら、大広間には7組ほどの席しか用意されていなくて、しかも私が行った時はご夫婦連れ一組だけしかいなくて、超静か。若干気まずい思いはしたけど、食べているうちに気にならなくなりました。外国の方はいませんでした。
そして、大広間というと畳に座卓で足が疲れることが多いのであまり好きではないのですが、こちらは高座椅子にテーブルだったので、リラックス出来ました。

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お料理はあらかじめ配膳されていて、温かいものや冷たいものは席に着いてから運ばれてきました。
[いい気分(温泉)]あがりに既に部屋でビールを飲んでいたので、日本酒からスタート。佐渡地酒の利き酒セットで、5種類[exclamation] グラスもお酒ごとに違う絵柄になっていて、ちゃんとそれぞれの解説付き。テンション、上がりますね~

お品書きがなかったので、覚えている限りで紹介します。
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先付けと小鉢は…あまり覚えてません。

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ベニズワイガニ一杯。食べ応え、ありました。

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お刺身と天ぷら。

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鮭の朴葉みそ焼きと茶碗蒸し。

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山芋入りのお蕎麦…NGの山芋は除けて。

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すき焼き~[ぴかぴか(新しい)]

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釜炊きのごはん。佐渡産のコシヒカリです。カニのお味噌汁も。

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デザートは、佐渡の柿を凍らせたもの。美味しかったけど、普通の柿の方が好きかも。

お料理は全体的に美味しくて、量もあったので、大満足でした。

が、ちょっとしたアクシデントがありまして。自分のことではないんだけど。
後から来た、30代位のご夫婦、子供二人とおばあちゃんという構成の家族連れのグループ。その奥さんが料理を見るなり『一人分だけ、カニもエビも生ものも食べられないので、お料理を変えてほしいとお願いしてあったんですが』と。仲居さんが『申し訳ありません[exclamation]アレルギーですか?』と聞くと、『アレルギーではなくて、ただの好き嫌いなんですけど』と。
子供の分?と思って聞いていると、どうやらダンナさんのことみたいで。。。海に近い宿に来て、カニもエビも、お刺身もNGって~[exclamation&amp;question] 
事前にお願いされていたのに用意していなかったホテルもどうかと思うけど、大の大人がアレルギーならまだしも、好き嫌いで宿の料理を変えてもらうのか~と思ってびっくりでした。
ちょっと気まずくなった雰囲気の中、気の利く仲居さんがすぐに対応して、一人分だけお肉料理を何品か用意してもらっていました。
奥さんも実はちょっと、旦那さんに対してあきれ気味な感じだったんですけどね。
子供さんたちは美味しそうにカニをほおばっていました[わーい(嬉しい顔)]
お宿も大変だなぁ~

さてここで、この日佐渡金山や西三川ゴールドパークで購入した金グッズのご紹介。
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小判型のチョコレート、金箔入りのチーズケーキ、大きな小判型の箱に入ったクッキー、金箔入りの地酒、金箔入りの化粧水、小判型のマグネット。佐渡おけさやたらい舟の絵柄入りハンカチ(シブい[ひらめき]
お金持ちになりそうな気分[ぴかぴか(新しい)]

3日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!㉛新潟・佐渡島1日目 [旅行]

10月の三連休、新潟県は佐渡島にやって来ました~
台風18号が通り過ぎた後も台風一過とはならず、低気圧の影響で日本列島、雨模様。ほんとにここ最近、すっきり晴れた秋晴れの日がありませんなぁ~[たらーっ(汗)]

まずはお約束の富士山。
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影も形もありません…[たらーっ(汗)]

東京駅で新幹線の乗り換え。手前がこれから乗るMaxとき。秋田新幹線のこまちとのこらぼがかわいい~
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Maxとき、そういえば先月も乗りました。日光旅行の帰りに。今回は2階席のグリーン車に乗ってみました。

東京から新潟までは約2時間。車内でランチ。『秋露のささやき』、駅弁でお品書きがあるのは初めてみました。上品な味付けで、グランクラスのお弁当を彷彿させるお弁当でした。松茸ご飯のお米農家さんの写真入りというのも、こだわり感満載[るんるん]
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ちなみに、通路を挟んで隣にいたお兄さんも自分の駅弁の写真を撮ってました。ブロガーさんかも?

大宮を過ぎた辺りで、こんなかんじに。
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激しく雨粒が窓ガラスを横に流れていきます。新潟もこんなんかなぁ~と思っていたら、
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高崎辺りではお日様も。

新潟県にはずいぶん昔に赤倉高原にスキーに行ったことがありますが、観光目的では初めて。47都道府県宿泊制覇したとはいえ、実質的にはほとんど未開の地。
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新潟駅に近づく頃、しばらく田園風景が広がります。やっぱり米どころですね。

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新潟駅からはタクシーで新潟港まで。佐渡汽船のフェリー乗り場です。
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ジェットフォイルという高速艇で佐渡まで1時間。ずいぶん前にネットで予約したので、1階1番Aの席。
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時速80キロだそうで、揺れも少なく快適でした。カーフェリーとも遭遇。
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新潟の街が遠ざかっていきます。

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佐渡島が見えてきました。思いの外大きな島でちょっとびっくり。

佐渡汽船乗場でレンタカーを借りて、この日のお宿『ホテルファミリーオ佐渡相川』さんへ。佐渡汽船乗場のある両津から、車で約1時間。
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お部屋はツインルーム。テラスからは海が見えます。
備品やアメニティは普通かな。

到着が17時半頃だったので、18時頃に宿の大浴場へ。すると脱衣場はそんなに広くないのにスリッパが15人分位。。。ちょうど団体さんが入っているようで。大浴場もそれほど広くなさそうだったので、お風呂は後にすることにして、一旦部屋に戻ってそのまま夕食会場へ。

夕食はレストランでバイキング。団体さんもまだ来ていなくて、レストランは空いてました。
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銀鱈の塩焼きやてんぷら、水餃子、サザエごはん。稲庭うどん、サザエ入りのクラムチャウダー、煮しめ、そしてサザエの壺焼き。お刺身も。
種類はそれほど多くなかったけど、食べ応えのある美味しいお料理ばかりでした。特にサザエの壺焼きはお酒のお供に4個も食べました~[わーい(嬉しい顔)]
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お酒はこのお宿オリジナルの地酒『千年の杉』。
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デザートには大好きな梨が!コーヒーで締め。

おなか満腹状態で、19時半頃に大浴場に行ってみると…なんと[exclamation] 誰もいません[ひらめき] それほど広くない大浴場だけど、一人だと広いヨ~ [いい気分(温泉)]はいいお湯でした。

脱衣場のドライヤーは2個しかなかったけど、誰もいないのでゆったり。やっぱり人と同じことしてちゃあダメなんですね~

ゆったり[いい気分(温泉)]の後は、[ビール]を飲みながら、このブログを書いてます。こちらのお宿はWiFi完備なので助かります。

さて、もう一回お風呂に行ってくるかなぁ~

二日目へ続く。







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免疫力アップ大作戦!㉚栃木・塩原日光3日目 [旅行]

塩原・日光旅行最終日。この日も[雨][たらーっ(汗)] 停滞する秋雨前線と台風16号の影響で、このところスカッと晴れた日がありません[バッド(下向き矢印)]

朝食は、前日のレストランでバイキング。
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夕食と変わらない充実したお料理。めちゃくちゃテンションアップ[グッド(上向き矢印)]
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名物のフレンチトースト、『何だこれは[exclamation] とろける~ うま~い[わーい(嬉しい顔)]』絶品です。出来立てのオムレツもトロトロ[ひらめき]
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湯葉の煮物や自分で作る牛丼もありました。この牛丼がまた、めちゃくちゃ美味い[るんるん]
それぞれがとても美味しくて、最近食べた朝食バイキングの中では、ダントツのレベル。

それでは、こちらのお宿『日光ステーションホテルクラシック』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食5、朝食5、接客サービス3、癒され度4、コスパ5
総合評価は…4.3[満月][満月][満月][満月][三日月][ぴかぴか(新しい)]
じゃらんの口コミでも4.4と高評価です。

5点。
夕食はバイキングでしたが、品数はそれほど多い方でもなかったけど、豪勢で手の込んだものが多く、味もそれぞれ美味しかったです。特にズワイガニの足やローストビーフ、激辛レッドカレーがものすごく美味しかった[るんるん] デザートも充実していて、プリンが激ウマ。
朝食もさっき書いた通り、美味しすぎて大感激。『これは美味い[exclamation]』と叫んでしまうほどの料理がたくさんあって、ほんとにお勧めしたいです。
コスパ、料理が充実していて、温泉もあって、休前日、おひとりさまで2万円以下というのは、かなりお得です。

4点。
部屋は、16~22㎡とそれほど広くないけど、コンパクトで使いやすく、アメニティや備品も適度に揃ってました。自由に使えるコンセントの数も10口と多く、必要な所にありました。Wi-Fiも無料接続出来たし。ユニットバスも広くてきれい。そしてテレビが大きい!旅先ではほとんどテレビは観ないけど、大画面で『真田丸』を観ました。それから、デスクの高さがブログを書くにはちょうど良い高さで、長時間の入力でも疲れませんでした。
お風呂、ビジネスホテル風なのに温泉があって、なんともリラックス出来ました。露天風呂が広くてびっくり。脱衣場がちょっと狭い感じがしましたが、露天風呂、最高です。
癒され度、シモンズベッドで寝心地良く、広い露天風呂に癒されました。

3点は接客サービス。フロント、レストランのスタッフさん共に可もなく不可もなく。ほとんど接することがなかったので、良いも悪いもないというか。

ビジネスホテルとシティホテルの間って感じのホテルでしたが、良い意味で無駄がなく、料理や温泉などお客さんが欲しているところをしっかり充実させていて、良いお宿だと思います。お風呂とお料理が良いお宿にはまた行きたくなりますね。リピーター続出[るんるん]
グループホテルに、ホテルカジュアルユーロさんとホテルユーロシティさんというのがあるそうで、グループ共通の割引券を戴きました。全室天然温泉露天風呂付、バイキングのお宿ということなので、そちらにも泊まってみたくなりました。さっそく探してみよう~

激しい雨の中、いろは坂を再び上って、中禅寺湖へ向かいました。
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またまた真っ白[たらーっ(汗)] 行き交うボートが見えたので、かろうじてそこに湖があるのが分かりました~ 
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晴れていれば、そろそろ色づき始めた山々をバックにした中禅寺湖が見えるはず…
広い駐車場にはほとんど車は停まってません。
ほんとは中禅寺湖の遊覧船に乗るつもりだったけど...残念ながらパスです。

次に向かったのは、中禅寺湖から群馬県へ抜ける国道120号線沿いにある『戦場ヶ原』。
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湿地帯は、やはり雨の方がしとしと感が増して、いい感じです。
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戦場ヶ原展望台の手前、赤沼から湯滝までの約5㎞、湿原の中を散策出来る自然探勝路もあります。お天気が良ければ、行ってみたいですね~

この後、日光白根山のロープウェイに乗る予定でしたが、こちらもパス。どうみても真っ白の中、素晴らしい眺めは期待できそうになく…
白根山ロープウェイそばのスキー場では、グラススキーを楽しんでいる人がいっぱいでした。雨でも屋外レジャーを楽しんでいる人はたくさんいるんですね~

そしてこの旅最後の目的地、吹割の滝へ。カーナビで『ふきわりのたき』と入れたら認知されず、地図を頼りに国道120号線を走ると、一大観光地のようにお土産物屋さんがたくさん建ち並んでいたので迷うことはありませんでした。ちなみに正しくは『ふきわれのたき』です。
比較的大きなお土産物屋さんの駐車場に停めさせてもらって、駐車場係の方に行き方を教えてもらって、滝へGO[exclamation]

滝へと続く階段の降り口には、『滑りやすいので白線やロープより前には出ないでください』という注意書きが、日本語、中国語、英語で書かれてます。事前に調べたところでも、かなり危険度の高い滝とか。。。これまでに転落事故も起こっているそうです。
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階段を下りると、すぐそばに遊歩道があるのですが・・・
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遊歩道のすぐ脇にまで、川の水が来ています。『この道を行くのか[あせあせ(飛び散る汗)]

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『なんだぁ~[exclamation] 怖すぎる~ でもスゴイ[わーい(嬉しい顔)]

事前に見ていた吹割の滝の写真とは全く違う光景。
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遊歩道、初めはコンクリートで舗装された道ですが、滝つぼに向かっていくにしたがって、ただの岩になります。そしてその岩の先には柵はなくて、一本のロープとパイロンがあるだけ。
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『般若岩』までは岩肌を降りて行かなければならず、止めときました。あまりに荒くれた川に尻込み[あせあせ(飛び散る汗)]

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この辺りは『鱒飛びの滝』なんですが、どこが滝なのかまったくわかりません。

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轟音と水しぶきもスゴイ[exclamation] 圧巻です。
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いやぁ~、凄すぎて言葉が出ません。

吹割の滝、高さ7m、幅30mあって、東洋のナイアガラと呼ばれているそうです。この吹割の滝をぐるっと一周する遊歩道があって、対岸の観瀑台からは吹割の滝を上から見ることが出来るそうです。
実は、今回予定の行き先を二つもパスしたので、新幹線予約時間まで2時間以上も余裕が出来てしまっていたんですが…この散策路のことを知らなかったので行きませんでした。もっと詳しく調べておけば良かった[たらーっ(汗)] 

駐車場のあるお土産物屋さんに戻ってきました。地元の農家さんの産地直売所もあります。リンゴやトウモロコシなどが並んでました。
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花豆のソフトクリーム。トウモロコシは茹で立て、100円なり。

そういえば、この120号線、ロマンチック街道という命名の他にトウモロコシ街道とも呼ばれています。この吹割の滝は群馬県になるのですが、群馬県がトウモロコシで有名だとは知りませんでした。そしてリンゴも。沼田辺りにはリンゴ狩りの看板がたくさん出てました。リンゴも特産品なんですね~

国道120号線で沼田市に出た後国道17号線を走って、上越新幹線の上毛高原駅へ到着。レンタカーはここで返却。
この上毛高原駅までのアクセス、国道を外れてカーナビの通りに進んでいくと、お店も何もない寂しい山の住宅街を走ることになり、ほんとにこの先に新幹線の駅があるのだろうか~と不安な気持ちに。大丈夫かなぁ~と思っていたところに、突然視界が開けて新幹線の駅が見えたのでした。こんなところに駅があるのが、とっても不思議なかんじ。
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駅前にも駅舎の中にも喫茶店はなく、ただひたすら待合室で2時間待ちました。いやぁ~、さきほどの吹割の滝をもっと散策出来たのに…スケジューリング、失敗の巻(;'∀')
この上毛高原駅の近くには、豊臣秀吉が北条攻めを行うきっかけとなった真田の城、名胡桃城址があるそうです。真田丸で何度も登場する沼田城も近くです。真田のゆかりの地ということで、新幹線駅の中にも真田氏に関する紹介コーナーがありました。

ようやく新幹線に乗ります。上越新幹線に乗るのは初めて。Maxとき、2階建車両なんですね~ もちろん、2階席をGet。
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2階席、車高が高くて、気持ち良いですね。

上毛高原駅から東京駅までは約1時間15分ほど。東京で新幹線を乗り換えて、名古屋に戻りました。

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お土産は、毎度のことながら自分用(^^; 今回はこれだけ、いつもよりも少ないかな。
もみじ谷吊り橋で、湯葉のさしみと燻製卵。吹割の滝で、アップルパイと燻りたけのこ。この吹割りんごの手作りアップルパイ、テレビの旅番組でも紹介されたことがあるそうで、立ち寄ったお土産物屋さんの中で、地元のお母さんたちが作っている工房を見ることが出来ました。
どちらかというとアップルパイには触手が動かない方ですが、テレビ番組で勝俣さんが『今までで食べたアップルパイの中で、一番美味しい[exclamation]』と言っていたそうなので、それに魅かれて購入。甘すぎずリンゴの酸味も程よくて、ほんとに美味しかったですヨ[ぴかぴか(新しい)]

今回の旅、滝を巡る旅だったんですが、予定していた3つの滝のうち2つを間近で見ることが出来ました。しかもどちらも、小雨の中だったけど迫力のある全景を見ることが出来てラッキーでした。
雨のために予定していた10ヶ所の観光スポットのうち、実際に行けたのは5ヶ所。半分もパスしてしまいましたが、それでもそれぞれに感激、驚き、感嘆の連続。お宿も2軒とも良かったので、結果オーライ[わーい(嬉しい顔)] 良い旅になりました~[るんるん]

今回行きそびれた所以外にもまだまだ必見の観光スポットがたくさんあるので、またこのエリアに再訪したいと思います。



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免疫力アップ大作戦!㉚栃木・塩原日光2日目 [旅行]

栃木県塩原、日光旅行二日目です。
前日の夜から雨でしたが、朝になってもやっぱり[雨] 残念[たらーっ(汗)]
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朝食の前に部屋の露天風呂へ。露天風呂から見える渓流沿いに滝がありました。前日は気が付かなかったなぁ~ 渓流の川面に、雨粒が。
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部屋の壁にはカタツムリさんも。

朝食は部屋食かラウンジかどちらか選べたので、ラウンジで戴くことに。朝食が部屋食の場合、食事後お膳を下げに来られるのが嫌なんですよね。身支度したり、ゆっくりトイレに入りにくいので(^_^;)
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ラウンジへ行くと、渓流が目の前に見えるように配置された席でした。
雨で水かさが増している川の流れは、迫力があります。
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和定食。お味噌汁がお鍋仕立てになってるなんて珍しいですね。
量も適度で、シンプルながらも一品一品が丁寧に用意されている感じでした。

それでは、こちらのお宿『塩原温泉 松風楼松屋』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.6[満月][満月][満月][満月][半月][三日月]  高得点出ました~[ぴかぴか(新しい)]
じゃらんの口コミは4.5。こちらも高得点ですね~

5点満点。
お部屋は申し分なし。今まで泊まったお宿中でも、かなり上位に入るほどの居心地の良いお部屋でした。掘りごたつが、ほんとにGood。渓流のせせらぎの音も。ウッドデッキからの眺めも最高。飲み物の用意も充分にあったし、アメニティや備品も充実。
お風呂、宿の大浴場は内湯、露天風呂ともに広くて、まさに貸切状態[exclamation] 特に露天風呂は、渓流の眺めとせせらぎの音が最高に気持ち良くて、何度も言ってました『あぁ~[るんるん] 極楽~』『ほんまに、ええわぁ~[ぴかぴか(新しい)]』と。 部屋の露天風呂も同じように渓流の眺めと音を聴きながら入れたし、十和田石の湯船が心地良さを倍増。源泉掛け流しで好きな時に入れて、足や手が攣ってしまった時に入ると、すっかり治ってしまいました。
朝食は、渓流を眺めながら食べることが出来る席。量的にもちょうど良く、美味しかったです。そして5点をつけた最大の理由は、お味噌汁が野菜たっぷりのお鍋仕立てで珍しかったこと。
接客サービスは、客室担当の仲居さんがとても愛想が良くて丁寧、客室案内時、夕食の配膳時も同じ仲居さんでしたが、適度に楽しい会話を楽しむことが出来ました。部屋の設備やお料理の説明もしっかりされてました。部屋食の場合、少しほったらかしにされる感じがすることがありますが、そういったイライラは感じず、ちょうど良いタイミングで料理を運んでくれました。その他のスタッフさんの接客もとても良かったです。駐車場でのお出迎えだけでなく、送迎時にも車まで荷物を持ってくれて、傘もさしてくれました。サービス面でも、ラウンジでの飲み物サービスがあったり、あったらいいな~と思うサービスがありました。
癒され度、お風呂、渓流のせせらぎの音、ゆったりくつろげる部屋、掘りごたつ、寝心地の良い和ベッド、ゴロンと寝っ転がれる畳…これだけ揃っていて、癒されない訳がない[ひらめき]

4点は夕食。どれも美味しいお料理だったんですが…もう一つ何かサプライズが欲しかったかも。

3点はコスパ。露天風呂付の部屋、休前日、おひとりさま…それなりにお値段は高いです。相場並みということで。あと1万円安ければ4点、2万円だと5点!

コスパ以外の旅を楽しむ要素が充分に満足出来て、また泊まってみたいなぁ~と思えるお宿でした。

2日目も雨模様だったので、行く予定だった所を取り止めに。前日行きそびれた竜化の滝、雨が降ってなければ行ってみるつもりだったけど、断念。それと塩原から日光に向かう途中にある龍王峡も断念。どちらも小一時間山道を歩かなければならず、雨合羽などの用意もしていなかったし、足元も悪いだろうし。。。それと、日光の明智平のロープウェイにも乗るつもりだったけど、真っ白で視界ゼロの時に行っても意味がない…ということで取り止め。
天気の良い時に、いずれまた。

お宿を出発して、華厳の滝まで約2時間、一気に走りました。カーナビが『2時間経ちました。そろそろ休みませんか?』と語りかけてくれました。

塩原から鬼怒川を通って日光に抜ける国道121号線、日塩もみじラインは、けっこうなワインディングロードでした。が、もっとすごかったのは、やはりいろは坂。行きと帰りと別々の道で一方通行になってます。270度に曲がるカーブの連続。2車線だけど、スピードを出して走るのは無理なので、実質1車線でした。
霧が掛かって真っ白、景色も全然見えませんでした~

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そして、ようやく華厳の滝に到着。いろは坂を登り切ったところは標高1,200mほどの高さの高台になっています。お土産物屋さんや飲食店がたくさん建ち並んでいます。

前回来た時も、同じような悪天候で滝を見ることが出来なかったけど、今回は雨が小康状態になったので、とりあえず行ってみました。
…が、華厳の滝のエレベーターのところまで来た頃には、一面まっ白な霧が立ち込めてきました。なので、霧が晴れるのを待つことにして、その間にランチを。
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具だくさんのすいとんといわなの塩焼。どちらも美味しかった[るんるん]

華厳の滝付近の霧が少し晴れてきたので、『今だ[exclamation]』ということで、華厳の滝エレベーターへ向かいました。
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地下90mまでエレベーターで降りていきます。それにしても、よくこんなところにエレベーターなんて作ったもんだなぁ~ 90mって、ビルでいうと約30階相当。ここに穴を掘ってエレベーターを作ろうと思った昔の人に頭が下がります。それほどまでに、この華厳の滝は見る価値があるってことなんですねぇ[ひらめき]
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エレベーターを降りると通路があって、さらに階段が続きます。

そして…階段の先には展望台があって、目の前に華厳の滝を見ることが出来ます。
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落差97m、その迫力はさすがに日本三名瀑に数えられるだけありますね。
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滝つぼから更に下流方面へ続く流れも、迫力があります。
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見事な柱状節理。
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ほんとに圧巻です[ぴかぴか(新しい)] 
長く続く雨のおかげで水量が増しているので、もしかしたら一番良い時に来たのかもしれないですね[るんるん]
霧の合間をぬって、ダイナミックで迫力のある見事な滝を目の前に見ることが出来て、ほんとに良かったぁ~[ひらめき]

華厳の滝を堪能した後は、再びいろは坂を下って、日光東照宮へ。
こちらも初めての訪問。駐車場に入るまでがすごく渋滞していて、大きな駐車場だけでは足りなくて、美術館横の臨時駐車場に停めることが出来ました。大きな駐車場よりも近い所だったので、ラッキー。

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日光東照宮美術館から表門へ続く道は、人もまばらで、高い木に囲まれてとても荘厳な感じです。この厳かなかんじ、伊勢神宮に似ているなぁ~と思いました。

表門まで来ると、目の前に朱色の立派な五重塔が見えます。
五重塔の前が拝観受付になっているんですが、ものすごい人の列[exclamation] 入場券を買うまでに10分ほど並びました。それにしてもものすごい人気スポットなんですね~ 想像以上でした。さすが、世界文化遺産。
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こんなに色鮮やかな五重塔を見たのは初めて。

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表門の背後にも背の高い木があって、この先がとても神聖な場所であることが分かります。
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『表門』仁王様がいるので、仁王門とも呼ばれているそうです。
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表門を入って見えてくるのが『三神庫』。お祭りで使う馬具や装束などが収められています。
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『神厩舎』 『見ざる・言わざる・聞かざる』が有名ですね。

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厳かなはずの空間におよそ似つかわしくないほどの人の山(;'∀') まるでお祭りの時の神社のよう。

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『御水舎』お参りの前に手や口をすすいで、身を清める場所です。 

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『輪蔵』こちらの軒下の彫刻も、色鮮やかで美しい。

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『鐘楼』見事な鐘です。

そしていよいよ『陽明門』…ですが、なんと現在、修理保存工事中[たらーっ(汗)] 
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全景を見ることは出来ませんが、『廻廊』は見ることが出来ました。鳥や花の彫刻が本当に素晴らしいです。一枚板の透かし彫り、こんなに立体的に彫られた壁は見たことがありません。国宝です。長らく国のトップにあり続けた証ですね。
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工事のために張られている幕の隙間から、陽明門の装飾をちょっとだけ見ることが出来ましたヨ。

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『唐門』この白い色は胡粉(ごふん)というものを塗っているそうです。こちらも国宝。
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この唐門の奥が本殿のある『御本社』、徳川家康公が祀られている場所です。
この後、本殿の中に入って、宮司さんの5分ほどお話を聞きました。本殿の中まで入れるなんて、ちょっと予想外でした。

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『眠り猫』こちらも国宝。

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『石鳥居』こちらが東照宮の表玄関です。雰囲気ありますね~

東照宮ってもっと広くて、重要な建物が四方に散らばっているのかと思っていたら、案外そうでもなく、国宝や重要文化財がぎゅっとコンパクトに固められているような感じでした。
それにしても、あまりの人の多さにちょっと引きました。せっかくこんなにも素晴らしく荘厳な雰囲気の場所なのに…『日光といえば、東照宮』『有名なところだから』とおよそ信仰心とは無縁な人がいっぱい。とかいう私もその一人なのですが(^^;
信仰心がなくとも、見事な彫刻の施された建物を見るだけでも価値はありますね。

東照宮から車で5分ほどで、この日のお宿『日光ステーションホテルクラシック』さんに到着。
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JR日光駅の目の前です。右側の写真はJR日光駅。レトロな感じに撮ってみました[ひらめき]

お部屋は洋室ダブル、ちょうど良い広さ。
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窓の外の景色は…1階屋上に花が植えられてました[かわいい]

こちらのホテルはビジネスホテルとシティホテルの中間のようなかんじですが、ちゃんと大浴場や露天風呂もあります。
着いて早々に大浴場へ。露天風呂が広い[exclamation] 先客も2人ほどだったのでゆっくり出来ました。

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夕食のレストランは、ステーションホテルクラシックの名前の通り、モダンレトロな雰囲気。
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バイキングですが、これがまた充実したラインナップのバイキングで、興奮しました[ぴかぴか(新しい)]
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ローストビーフ、めちゃうま。地元名産の湯葉料理や新鮮な野菜も。
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ズワイガニも食べ放題[exclamation] 
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もうお腹いっぱい~[あせあせ(飛び散る汗)] でもこの激辛レッドカレーをどうしても食べてみたかった。このカレー、激辛だけどすごく美味しかったですヨ~

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デザートも充実[ぴかぴか(新しい)] どれも美味しかったよん。

こちらのバイキング、品数はめちゃくちゃ多い方ではないけど、一品一品が手の込んだものや拘りのあるものが多くて、しかも美味しい[exclamation] 大満足[ぴかぴか(新しい)]

3日目へ続く。


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免疫力アップ大作戦!㉚栃木・塩原日光1日目 [旅行]

北海道旅行のブログを書き終えたと思ったら、もう次の旅行(#^^#)
栃木県の塩原・日光の旅、滝を巡る旅にやってきました。日光には以前にも一度行ったことがありますがお天気が悪かったので、リベンジの旅。

この日の富士山は…
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かろうじて見えましたヨ~

東京で[新幹線]を乗り換えて、東北新幹線の那須塩原駅まで。新幹線なすの、指定席は満席でした。さすがに三連休。
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まずは那須塩原に着く前に腹ごしらえ。
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名古屋で買った海老めし天むすを。美味しかった~
お天気は[曇り]

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那須塩原駅に着きました。那須塩原駅前のトヨタレンタカーを借ります。
那須へは以前にも行ったことがあるので、今回は那須方面へは行かずに塩原から日光に向かいます。

最初の目的地、もみじ谷大吊橋へ到着。那須塩原駅からは車で30分ほど。全長320mの吊り橋です。
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ピンクのポスト、メルヘン[かわいい]
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コスモスも咲いています。もう、秋ですね~[るんるん]

300円の通行料を払って、いよいよ吊り橋を渡ります。怖いなぁ~大丈夫かな~(;'∀')
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吊り橋からの眺め。ちょっと湖の水が少ないような…

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吊り橋の真ん中は、下を覗けるようにスケルトン。ひえ~[あせあせ(飛び散る汗)]

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吊り橋は、いくつものワイヤーで支えらています。

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紅葉のシーズンにはまだ早かったけど、すこしだけ赤色に色づいていて、秋の気配[るんるん]
『あれが、あなたの~ 好き~な場所~[るんるん]

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赤とんぼも、秋の気配。

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湖面に鳥が泳いでました。が、この後すぐに水に潜ってしまって見えなくなりました。

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お約束のソフトクリーム。レモン牛乳ソフトです。初めの一口が、レモン味でした。後は濃厚なミルク味。美味しかったです。

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コスモスも、秋の気配。

このあと、竜化の滝に行くつもりだったところ、駐車場を通り過ぎてしまい、この日泊まるお宿に着いてしまいました。
到着予定よりも1時間早く、この日のお宿『松風楼松屋』さんにチェックイン。お宿の駐車場にはまだ1台の車も停まっていない。お宿からすぐにスタッフさんが出てきて、『本日は満室ですので、車のカギをお預かりさせていただきます』と。頭から停めたので、『車の向きを変えておきます』とのこと。それは有り難いですね~
別のスタッフさんもやってきて、荷物を運んでくれました。この感じ、なかなか良いではありませんか~

明治時代創業の老舗のお宿だそうです。
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2時15分頃のチェックインだったので、どうやら一番乗りのようでした。他にお客さんがいないこともあってか、館内はとても静かで、フロントや客室案内のスタッフさんたちの接客にも余裕が。

フロントで待つこともほとんどなく、すぐに部屋に案内してもらえました。
客室案内係のスタッフさんの説明がとても丁寧で、部屋の設備や露天風呂の湯音の調節のことなど、とても丁寧に説明してくれました。その後、別の客室担当の仲居さんが来られましたが、この方も同じようにとても丁寧に説明してくれました。
後から来た仲居さんは浴衣を持参。たぶん、お客さんの体型を確認してから、見合った浴衣を持ってきてくれたようです。お客さんを待たせないでお部屋に早々に案内してから、お客さんに合ったサービスを別の係がする…あっぱれな連携でした。

お部屋は、別館六花の木蓮の間、露天風呂付和洋室。
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畳とフローリングのスペースが一間になった広いお部屋です。
畳敷きのフロアには掘りごたつとベッド。この和洋室な感じ、とてもリラックス出来ます[ぴかぴか(新しい)]
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掘りごたつ、とてもポイント高いです。このブログも掘りごたつで。高さが適度で、楽な姿勢で長時間ブログを書くことが出来ました。 フリーWi-Fi完備。
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フローリングスペースには部屋食用のダイニングテーブルとソファ。

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冷蔵庫の飲み物は有料ですが、そんなに高くありません。地酒もあります。最近は、空の冷蔵庫の所が多いですが、お酒やジュースが冷蔵庫にあるといちいち買いに行かなくて良いので、面倒くさがりな私にとっては有り難いサービスです。
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コーヒーやティーマシンも。スタッフさんが、使い方を丁寧に説明してくれました。
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洗面所のスペースも必要なものは揃っていて、座り心地の良い椅子もあって、清潔なかんじ。

そして、お部屋の露天風呂[いい気分(温泉)]
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ウッドデッキになっていて、渓流の水音を聴きながら、のんびり出来ます。渓流釣りの人がいて、ちょっとびっくりでしたが(^^♪

客室案内係のスタッフさんが、『まだ早い時間なので、宿の大浴場にも行ってみられたらいいですよ。今日は満室でお子様も多いですが、まだチェックインされていないのでのんびり出来ますヨ~』と、旬な情報を頂きました。で、さっそく宿の大浴場へ。

3時15分頃だったので、ほんとに一番乗り~[いい気分(温泉)] まったくの貸し切り。大浴場も良かったですが、やっぱり露天風呂が最高~[ぴかぴか(新しい)] 
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普通は他の方も入っているので、大浴場や露天風呂では写真を撮ることが出来ないんですが、今回は誰もいないので撮らせていただきました。

渓流のせせらぎの音がほんとに心地よくて、お湯に浸かってはしばらく上がって渓流の流れを見ながら涼み、また肩まで浸かる…を繰り返して、いつもより長風呂になりました。
宿に着いた時、右腕と右足が攣っていたけど、すっかり治りました。

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脱衣場にはベビーベッドがあったり、大浴場内にもバリアフリー用の椅子があったりと、優しいサービスが。

大浴場から上がった後は、コーヒーなどのセルフサービスがあるとのことで、渓流が見えるラウンジへ。渓流を見ながらコーヒーとココアを戴いて、しばしくつろぎタイム。
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部屋からも渓流が望めますが、こちらのラウンジは2階にあって渓流をじっくり見渡せます。水が透き通っていたり、波打つ様子にほんとに癒されます。
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その後は部屋に戻って、部屋の露天風呂へ。こちらの露天風呂も、気持ち良すぎる~[ぴかぴか(新しい)] 何も考えず、ただひたすら渓流の流れを見ながら、のんびり。

そして夕食。お部屋のダイニングテーブルで戴きます。
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食前酒は、梨酒。

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旬菜、ゴルゴンゾーラチーズ豆腐 ランプフィッシュ 花びら百合根。
しおのや茄子オランダ煮 芽葱。
岡谷焼アスパラ エゴマ生ハム巻き。
うざく ラディッシュ。
沖縄太水雲 針生姜。
エシャレット もろみ味噌。

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お酒は、池錦をオーダー。辛口。お酒の値段もそんなに高くありません。焼酎のラインナップもすごいですヨ。森伊蔵もあるそうです~[るんるん]

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お造り。鯛、カンパチ、鰹、甘えび、マグロ。

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A5ランク前日光和牛 那須美人葱 ヤングコーン 甘長とうがらし ローズソルトと自家製ポン酢で。

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冷やし鉢。豆乳素麺、若芽素麺 天使の海老 フルーツトマト 豆心生ゆば
冷たいものなので最初から配膳されてましたが、お酒が進んで最後の方に食べたので、さっぱりとした締めになりました。

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焼物。清流鮎塩焼 茗荷子黄身寿司 

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煮物。海老芋白煮 蛸柔らか煮 ぼっちゃん南瓜うま煮

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次のお酒は、地元栃木のお酒『天鷹』の生酒。冷蔵庫に入ってます[るんるん]

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天ぷら。穴子、茄子、かぼちゃ、みょうが、ししとう、アスパラ。

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ご飯ものと止め椀。栃木県産コシヒカリ 手作りじゃこ有馬山椒煮 漬汁仕立て 
きゅうり、キャベツ、山芋のお漬物。。。山芋のお漬物、実はNG。喉の奥が痒くなるんですよね~ でもあんまりにも美味しそうだったので、食べちゃいました。かっ、かゆい~[あせあせ(飛び散る汗)] 今、こうしてブログを書いている瞬間も、まだ痒い~

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デザートは、フルーツカクテル 
少しリキュールの味がして、メロン、スイカ、マンゴー、ラズベリー、ブルーベリー、アップルミントが入ってます。

部屋食で自分の好きなペースで食べられたので、それぞれ美味しく、そして楽しく戴きました。
一通りの料理を運んでくれた後、『締めのごはんはいつ頃お持ちしましょうか?』とのことで、『19時頃に持ってきてください~ でもお酒を飲むので、ゆっくりでいいですよ~』ってお願いしたら、なんと19時ぴったりに持ってきてくれました。お見事[ぴかぴか(新しい)]
部屋食の場合、料理を下げてもらう時間も適度な時間でないとストレスが溜まることもありますが、フロントに電話した後、すぐに対応してもらえたので良かったです。

夕食の配膳はさきほど2番目にやってきた仲居さん。適度におしゃべりしながら、それでも無駄口はなく、しっかりとお料理や食べ方の説明をしてくれて、何かあれば言ってくださいねと、とても気持ちの良い接客でした。

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大満足な夕食の後は、まだまだ時間があったので、このブログ記事を書いたり、またまた部屋の露天風呂に入ったり。渓流のせせらぎの音だけが聴こえるマイナスイオンたっぷりの空間で、ほっんとにのんびりとした時間を過ごすことが出来ました[ひらめき]

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冷水や昆布茶の用意もあって、『あったらいいな[るんるん]』のサービス、大満足[ひらめき]

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コンセントの数も適度で欲しいところにあったので、電源タップに繋げたままベッドに移動。充電作業もストレスなく。
間接照明にも癒されて…心地良い眠りに着きました。

2日目へ続く。
ちなみに今回は、お宿でブログ記事をリアルタイムで書いたので、帰宅後2日目でアップすることが出来ました[わーい(嬉しい顔)]









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免疫力アップ大作戦!㉙北海道8日目 [旅行]

さていよいよ、北海道旅行の最終日です。
[台風]10号の進路が気になるところですが、何とかお天気は持ちそうです。

朝食も前日と同じレストランで、バイキングです。
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メニューも豊富で、勝手丼の具材も充実してました。朝からテンション上がる朝食でした。

それでは、こちらのお宿『ねむろ海陽亭』さんの採点です。
部屋4、お風呂3、夕食5、朝食4、接客サービス3、癒され度4、コスパ4
総合評価は・・・3.9[満月][満月][満月][やや欠け月]
じゃらんの口コミでは4.4と高評価。

5点満点は夕食。
メインの花咲ガニ、たこしゃぶが美味しかったです。全体的には適度な量で、地元産の食材をシンプルに戴けて良かったです。

4点。
部屋はシンプルな和室8畳で使い勝手が良かったです。眺望はなく、アメニティも必要最低限の物のみでしたが、清潔感がありました。
朝食はバイキングでしたが、メニューの数は適度な感じ。勝手丼が良かったです。
癒され度は、畳の上で寝転がるのが気持ち良かったし、部屋がこじんまりとしていて癒されました。
コスパ、料理の内容からすると、お得な感じです。

3点。
お風呂は、残念ながら温泉ではなかったので3点。大浴場は広くて、気持ち良かったです。ただ脱衣場がそんなに広くないので、混み合う時間だとストレスが溜まったかも。
接客サービス、宿について早々大雨の中、駐車場までフロントの方が迎えに来てくれて荷物を運んでくれたので、感激しました。それだけだと5点と言いたいところですが。夕食の際、料理を運ぶタイミングが前半は良かったけど、後半、まだお酒を飲んでいるのと花咲ガニを食べるのに奮闘中でまだまだ締めには辿り着かない状態にもかかわらず、締めのお吸い物とデザートを持ってこられたのには、ちょっとがっかり。せっかくの熱い鉄砲汁が冷めて、冷たいアイスのデザートも溶けてしまっていました。もう少し配慮してほしかったなぁ~ということで。

全体的には満足出来たので、再訪ありのお宿です。

さてこの日は、国道44号線(根釧国道)をひた走り、一気に根室から釧路湿原へ。根室から約140㎞、2時間をノンストップで走りました。
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お天気も良くて、牧場や草原を見ながらのドライブはほんとに気持ちいい~[るんるん]

釧路市街に入らず、細岡展望台に向かったんですが…達古武湖まで来ると、『細岡展望台へは通行止めのため行けません』の看板が。台風の影響で、道路が冠水しているようでした。これで通行止め、3回目[もうやだ~(悲しい顔)]

飛行機が15時過ぎに出発するため、スケジュールには余裕がなかったんですが、それでもやっぱり釧路に来たからには釧路湿原の広大な眺めを見てみたい[exclamation] 

17年前に来た時は、細岡展望台よりも更に北、塘路湖を越えてコッタロ湿原展望台と、湿原の南西に位置する釧路市湿原展望台へ行きました。コッタロ湿原展望台へは湿原を縦断する未舗装道を走っていくので、ほんとに湿原のど真ん中にいるようで、すごく感動したのを覚えています。
今回も行ってみたかったけど、時間的に余裕がなかったので、前回行かなかった細岡展望台に行こうと思ったんですけどね…残念。

急きょ行先を変更して、細岡展望台から釧路湿原を横断する釧路湿原道路を通って、釧路市湿原展望台へ向かうことにしました。
釧路湿原道路、湿原を横断するのでさぞ絶景だろうと期待しましたが、意外と立木があって湿原が見えなかったり、何より、駐車帯が全くなくて路肩も狭い。交通量は激しく、しかもハイスピード。車を停めて湿原をじっくり見るということが出来ない構造になってました。
当初この道路を作る時には観光目的で駐車帯を作る予定でしたが、タバコの火の不始末による火災やゴミの不法投棄などから湿原を守るために、敢えて『通過するだけの道路』にしたらしいです。確かにその方が湿原にとっては良い事だとは分かっているけど、う~ん、もったいないなぁ~

釧路市湿原展望台に着きました。屋上の展望台から釧路湿原を見渡すことが出来ますが、湿原を一望出来るサテライト展望台へ続く遊歩道もあります。
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前回ここに来た時は確か[雨]で、湿原も靄が掛かって遊歩道へは行きませんでした。屋上の展望台からの眺めも真っ白。が、今回は暑いくらいの日差しが照り付ける[晴れ]、何とか時間的に大丈夫そうだったので、遊歩道を散策することにしました。
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遊歩道はサテライト展望台まではバリアフリーの木道になっていて、車椅子でも行けるようになっています。遊歩道を一周すると2.5㎞ほど、約1時間ほど掛かります。サテライト展望台までは1.1㎞ほどなので、一周せずにサテライト展望台まで行って折り返すことにしました。
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展望台までは、林の中を歩きます。緑の木々の中を歩くのはとても気持ちいい[るんるん]
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サテライト展望台に着きました。
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広大な湿原が目の前に広がります[ぴかぴか(新しい)]
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湿原を流れる川や、塘路湖も見えます。
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ほんとに雄大な眺め。ため息が出ました~[ぴかぴか(新しい)]

釧路湿原にはまだまだたくさん見どころがあるし、ノロッコ号に乗って行くのも楽しそう。次回もぜひ訪れたい場所です。

遊歩道散策に意外と時間が掛かってしまったので、帰り道は大急ぎの速足。クタクタになりながら釧路市湿原展望台に戻ってきたので、売店で『丹頂シェイク』を。
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釧路市湿原展望台を後にして、釧路空港に向かってGo[exclamation] レンタカーを返却して、空港へ到着。
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タンチョウやシマフクロウのモニュメントがいいですね~ 『また遊びに来てね~』って言ってる声が聞こえてきそう[わーい(嬉しい顔)]

余裕をもって空港に到着したので、出発時間までは屋上デッキに。[飛行機]が飛び立つところを見るの、とても好きなんですぅ~
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駐機していた[飛行機]、いよいよ飛び立ちますヨ[るんるん]
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そして、自分の乗る飛行機の出発時間がやってきました。
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コックピットのパイロットさんたち、よろしくお願いしま~す(^_-)-☆

帰りの便も早めの予約で窓際の席が取れたので、しばし空の旅、実況中継タイム。
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自分が乗っている飛行機の影が、こんなにくっきり鮮やかに見られるなんてびっくり[exclamation]

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[台風]の影響で水かさが増して茶色に濁った川の様子もはっきり見えます。北海道の大地と海の境界線も。

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本当に、息を呑む美しさ[ぴかぴか(新しい)]
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地形からすると、青森県の下北半島と陸奥湾のようです。
下北半島の東側、見事にまっすぐに続く長い海岸線も見えます。ここは日本一長い砂丘、猿ヶ森砂丘のあるところですね。
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雲海から頭をちょこっとだけ出している山も。どこの山だろう~?
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少し高度が下がり始めました。雲の中を飛んでいきます。
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そして、上層雲と中層雲に挟まれた空間を飛行機は飛びます。地上から見上げても、雲の層が二重になっているのは見えません。とても不思議な光景です。

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上層雲から洩れた太陽の光が、中層雲を照らしています。
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雲が雲の影になってる~
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天使のはしごがいっぱい出てました。
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そろそろ、羽田空港に到着します。3月に訪れた海ほたるも見えますね。
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無事に羽田空港へ着陸しました。いつもながら、この瞬間は緊張しますね~[あせあせ(飛び散る汗)]
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17時頃に羽田に到着。釧路空港から1時間45分ほどです。
この後、品川から新幹線に乗って、名古屋の自宅へは21時前に着きました。翌日は予備日としていたので、1日休息して疲れもとれるかなぁ~と思っていたら、翌々週がキツカッタ…(;'∀')

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お土産のお披露目、釧路空港で札幌スープカレーラーメンとスープカレーの素。(札幌には行ってないって?) お酒は初日の阿寒湖で買った増毛のお酒『國稀』。けっきょく飲みそびれて、我が家でちびちびやることになりました。

最後に、旅の総括を。
2年半前から毎月行っているこの免疫力アップ大作戦!の旅、今回初めて7泊8日という長旅で、いくつか感じたことがあります。
それは、日程が長過ぎた~[あせあせ(飛び散る汗)] せっかく飛行機に乗って北海道まで行くのだからと、ここは外せない、あそこにも行きたい・・・と欲張りにも夏休みをほぼいっぱい使って日程を組みましたが、歳のせいか、途中で疲れてきました。

車での移動は、もともと車を運転するのが好きなのでロングドライブでもまったく疲れず、逆にストレス発散出来ました。スケジュールも、今回は観光地巡りもほどほどにして早めに宿にチェックインするなどして、無理なスケジュールは立ててなかったし、旅の行程そのものはゆったりとしたかんじ。

ただ、朝食と夕食が毎回豪華過ぎて、しかも限界に近く食べて満腹感が半端なく、夜は夜で毎晩ビールや日本酒。それが8日間ずっと続いたことが疲れの原因だと思います。お昼ごはんは8日間のうち2日しか食べず、アイスやジュースのみだったけど、常に1日中満腹感が消えませんでした。

もちろん、これは旅のスケジュールのせいではなくて、私の生活習慣というか、食欲の問題なんですが(^^; 豪勢な夕食や朝食が出される宿のプランを選んだ以上、それを満喫しない訳にはいかない[exclamation]という訳で。。。
これはプランニングの反省点ですね。17年前の北海道旅行では8泊9日でしたが、夕食付の宿泊はたったの3日だけでした。8泊分の宿と夕食代で9万円。今回は約3倍。これだけ長い旅の時は、素泊まりもいくつか設定しないとダメだなぁ~と改めて反省。
 
あとは、日程が長いと、このブログに記事をアップするのが大変[あせあせ(飛び散る汗)] タブレットを持って行っていたので、Wi-Fiや有線LANの環境があるところではこのブログを書いてはいたんだけど、とにかく追いつかない。
それに旅先では夕食後はお酒も入っていて、のんびり寝っころがりたい~という欲求の方が勝って、けっきょくブログを書かずにそのまま寝てしまった夜も何日か。
宿の採点をするようになったので、その日のうちにメモしておくかブログに書かないと忘れてしまうし・・・ブログをもっとシンプルにすればいいのだけど、せっかくの旅、行った観光地やお宿のこと、良かったこと、ハプニングなど、やっぱり残しておきたいしなぁ~
帰ってきてから仕事が終わった平日の夜に書くのも、けっこう大変で。けっきょく、8日目をアップし終わったのは、3週間後の次の旅行の前々日[ふらふら] 
とすると、やっぱり、せいぜい3泊位が限界かなと思ったのでした。

それと、今回のようにお天気に恵まれず、行きたいところをいくつか観ることが出来なかったので、北海道へ行くのは2泊3日くらいの小旅行で、回数を増やした方が良いと。そうすればお天気が悪くても、また次の機会に…と思えるので。

今回の旅を参考に、また次の北海道旅行、来年あたりに行きたいと思います。

長々と、北海道旅行のブログを読んでくださって、ありがとうございました(^^)/
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免疫力アップ大作戦!㉙北海道7日目 [旅行]

北海道旅行7日目、残りあと2日となってしまいまいした。。。[たらーっ(汗)]

この日の朝のお天気は曇り。午後からはまたまた[雨]の予報。週明けには[台風]10号が東北へ初めて上陸するかもしれない…というような状況。7、9、11号は北海道へ上陸し、10号も近くまでやってきて、北海道は降り続く雨のせいでたくさんの川が氾濫して、深刻な水害に見舞われたのでした。10号が上陸した岩手県でも人的被害がたくさん出てしまいました。

この日は朝7時15分頃に起きて、部屋の露天風呂へ。
そのあと、朝食。前日と同じレストランでのバイキング。
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夕食と同様、品数が多い[exclamation] ただ、ご飯のお供になる(ご飯がなければ食べられない)ものが多くて、単品メニューが限られていたような。
しかもご飯メニューは、ウトロの新名物『あっぺメシ』・・・鮭の炊き込みご飯に鮭の漬を乗せて鮭出汁をかけて食べるご飯がお勧めだったので、ご飯のお供が全然必要なかった。好きなたらこや岩ノリなどいろいろあったのに、残してしまいました。
それでも、地元産の新鮮野菜のしゃぶしゃぶもすごく美味しかったし、朝から選択肢の多いバイキングでテンションはかなり上がりました~

それでは、こちらのお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス4、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.7[満月][満月][満月][満月][半月][三日月] 高評価出ました~[ぴかぴか(新しい)] 
じゃらんの口コミでは4.5。こちらも高評価ですね~

部屋、お風呂、夕食、朝食、癒され度は5点。
部屋はモダンな感じで落ち着けたし、何といってもテラスから見える景色が最高~[ぴかぴか(新しい)] オロンコ岩のバックには茜色と群青色の混ざった空、そして海。北斗七星がくっきりと見える星空、漁船が出港していく早朝の港。ほんとに素敵な景色を楽しめたテラス席が良かったです。アメニティも充実、コーヒーミルセットはポイント高いです。
お風呂は、宿のお風呂も広くて良かったし、脱衣場も広くて清潔。部屋の露天風呂も源泉掛け流し、湯温は自動調整なので、好きな時にいつでも入れるのが最高。
夕食は、70種類ものメニューとライブキッチンなどが充実していて、選ぶのもワクワク。郷土料理もたくさんあって、それぞれ特色のある品ぞろえ。手の掛けられたお料理が多くて、味も美味しかったです。こちらにも勝手丼のコーナーがあり、大人気でした。
朝食も、夕食同様に種類が多く、お客さんが楽しめるような工夫がされたものが多かったです。
癒され度、大きなホテルにしては接客やサービスはノーストレスだったし、部屋でゆっくりくつろげるように配慮されたコンセプト通りの部屋だったので、とても居心地が良かったです。

4点は接客サービスとコスパ。
接客サービスは、到着時のフロント、レストランのスタッフさんともに、可もなく不可もなくといった感じ。というか、ほとんどスタッフさんとの接点はなかったので、接客については何とも言えませんが。サービス面ではいろいろなところでお客さんを喜ばせようとするサービスが感じられて、なかなか好印象。利用はしなかったけど、海を見ながら入れる足湯があったり、クリオネや流氷などの展示、知床のガイドツアー企画、知床観光の情報を提供するネイチャーデスク、スライドショー、釣り道具のレンタル…などなど、知床の旅を満喫出来るように企画されたサービスがたくさんあります。連泊してじっくり過ごすのも楽しそう。バリアフリー対策もしっかりされていて、大浴場へも車椅子で入れるとのこと。スゴイです。
コスパ、こちらのホテルの中でもグレードの高い部屋ということもあったので、お値段はそれなりにお高いですが、部屋、お風呂、料理の内容からすると、納得感があります。部屋指定なしのおひとりさまプランなら、土曜日泊にも拘わらず、何と2万円以下。これはかなりお得です。

ということで、なかなか快適に過ごすことが出来て、大満足のお宿でした。また泊まりたいです[わーい(嬉しい顔)] そして、他の人にも是非お勧めしたお宿です。
こちらのお宿の公式HPはとても充実した内容のHPです。見たら絶対に泊まりたくなりますヨ。

この日は、ウトロから根室まで約240㎞のロングドライブ。9時過ぎにお宿を出発、まずは知床峠へ向かいます。
当初の予定では、ちょっと戻って『オシンコシンの滝』に行くつもりでしたが、前日ウトロに到着する前に車の中から見ることが出来たので、予定変更して知床峠へ向かいました。

・・・が。知床横断道路に入ってしばらくすると、目の前がだんだん真っ白に。摩周湖と同じ状態で、前の車が全く見えないほどに真っ白。知床峠に着いても、駐車場がどこにあるかも分からないほど何も見えなかったので、そのまま止まらずに通過しました。
羅臼の町に着く直前まで、ほとんど真っ白の中を走りました~ 怖かったぁ~[あせあせ(飛び散る汗)]

羅臼からはノンストップで約1時間半、国道335号(国後国道)を野付半島まで南下。この道、ずっと海岸沿いを走るルートなので、晴れていたらほんとに気持ちの良いドライブコース。小雨が降っている状態でも、快適な走りが出来ました。
335号線から244号線(野付国道)、道道950号線へ。この950号線は野付半島先端に近い野付崎灯台まで延びていて、道の両側が海になっていてる道が約20㎞も続きます。最も幅の短いところで50mだそうです。
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左側が野付湾、右側が根室海峡です。ちなみに写真は帰りに撮ったものです。こういう道路がずっと続きます。海中道路に近い感覚です。お天気が悪かったので、風もすごかった~(^^;

野付半島は、知床半島と根室半島のちょうど中間あたりにあって、国後島まで一番近くて、わずか16㎞だそうです。海老の形にそっくりな半島です。日本最大の砂嘴(さし)で、ここでしか見られない自然を見ることが出来ます。

その一つが、『ナラワラ』。
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海水に浸食され風化したミズナラが立ち枯れたまま残っているのだそうです。緑の木々の中に立ち枯れた木が立っていて、とても幻想的な風景です。

野付半島ネイチャーセンターに到着。ここでは野付半島に関するいろいろな展示やお土産屋さんなどがあります。
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『トドワラ』や野付半島の年代別の写真。なぜ違う年代の写真が並べて展示されているのかというと、海水や潮風によって浸食が進み、いずれはなくなってしまう…そんな変化を比較出来るようになっているんですね。
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ネイチャーセンターからは、トドワラのあるエリアまで約2㎞弱、30分程度で歩いていくことが出来ます。『トドワラ』とは、トドマツが海水に浸食されて立ち枯れたもの。荒涼とした、不思議な風景だそうです。
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行ってみたかったけど、小雨交じりの風がとにかくすごくて、カッパなしで往復1時間歩くのは無理そうだったし、あまり長居することも出来ないので止めました。
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ネイチャーセンターから野付湾を見た眺めも、寂しいながらも心惹かれる風景でした。
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野付半島全体がとても荒涼としていて、人が住んでいるのかなぁ~と思いましたが、ところどころに民家がありました。驚いたことには、野付半島の先端部分には、江戸時代、幻の町キラクと言われる町があり、歓楽街や遊女などもいたとの伝説があるそうです。実際に、江戸幕府が国後島へ渡る要所として野付通行屋敷を設置した史実があり、その遺跡からの出土品も出ているそうです。なんともロマンがありますね~

ネイチャーセンターで折り返して、再び両側を海に囲まれた950号線をひた走ります。そして国道244号線(野付国道)を南下、野付半島先端の対岸にある道の駅おだいどうに寄ってみました。
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展望フロアからは野付半島や国後島を見ることが出来ます。雨だったので、国後島は見えなかったけど。
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展望フロアにテレビ付きの望遠鏡が設置されているので見てみると…
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『トドワラ』が見えました[ひらめき]

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ちょっとこちらで休憩。コーヒー牛乳、美味しかったですよ~

その後もひたすら海沿いを走る野付国道を走ります。こういう風景が続きます。
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ほんとに気持ちの良い位に直線の道路。

風蓮湖までやってくると、湿地帯や緑の草原が続きます。
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牧場もたくさんありました。

そして、道の駅スワン44ねむろに到着。ここでは風蓮湖や春国岱という湿地帯を見ることが出来ます。
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割と大きな道の駅で、レストランやお土産売り場が充実してました。
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外は寒いけど、ソフトクリーム[るんるん]

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野鳥たちの姿も。

根室半島までやってきました。根室市街を抜けて、納沙布岬に向かいます。
が。納沙布岬までの道、再び真っ白。さすがに日本の一番東の果て、根室半島のさらに先端って感じです。
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写真を撮った頃はまだ良かったんですが、岬に近づくにつれて、摩周湖や知床横断道路と同じ状態に。しかも横殴りの風雨で、白くて見えない上に滝のような雨で、ワイパーを最強にしてもほとんど視界ゼロに。

なんとか無事に、納沙布岬灯台に到着。
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海も大荒れ。

納沙布岬灯台のそばには、北方領土返還要求運動の拠点となる公園があり、北方領土問題に関する情報発信がなされている北方館と、戦後北方領土各島を追われた元島民たちの心の拠り所として開設された望郷の家という施設があります。
こちらは、北方領土を4つのブロックに表現したモニュメント、『四島のかけ橋』。
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納沙布岬オーロラタワー。展望台からは、納沙布岬の全景や北方領土を見ることが出来るそうですが、このお天気では…無理そうですね。

希望の鐘や記念碑など、北方領土返還に架ける強い願いが感じられました。
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こちらは、寛政の時代に起こったアイヌ民族と和人との争いで亡くなった方の慰霊碑です。

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先ほど訪れた納沙布岬灯台が見えます。
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こちらは北方館と望郷の家。
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北方領土は、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の四島のことを言います。択捉島や国後島は、沖縄本島よりも大きく、一番近いところでは、歯舞群島の貝殻島から納沙布岬までの距離はわずか3.7㎞だそうです。
戦後、ロシアに占領された当時には、北方領土四島には3,124世帯、17,291人が住んでいたそうです。ロシア軍の占領時に自力で島を脱出した人は約半分、それ以外の人たちも昭和23年までに強制退去させられました。
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こちらの望郷の家には、戦前の島々の町並みが分かる住宅地図が展示されています。各戸世帯主の名前が書かれていて、普通の日本の町と同じように、○○尋常小学校、郵便局…なども書かれている地図です。
北方領土問題については、これまでほとんど何も知らなかったし、正直言って関心がなかったのですが、こちらに来てみて、故郷を追われた元島民たちの辛い思いが良く分かりました。

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公園の芝生には、たくさんの海鳥たちが。激しい風雨をじっと耐え忍んでいるようでしたが…一斉に飛び立ちました。

根室市街から納沙布岬まで行くには、二つのルートがあります。道道35号線が根室半島を一周しているんですが、行きは根室半島の南東側を走り、帰りは北西側のルートを走りました。どちらのルートも、市街地から納沙布岬間は約30分ほどです。
この根室市街地までの帰り道も、一面真っ白、しかもひどい暴風雨で、行きと同様、緊張の連続でした[あせあせ(飛び散る汗)]
晴れていたら、北方領土の島々や太平洋、半島の緑の草原など、絶景ルートなんだろうなぁ~

この日のお宿『ホテルねむろ海陽亭』さんに到着。市役所のすぐ傍、根室市街の中心部にあります。
駐車場に着いたら、ホテルからスタッフさんが傘を持って飛んできて、荷物を運んでくれました。大雨だったので、助かりました。
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お部屋は、和室8畳のシンプルなお部屋。
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窓から見える景色は、街の風景。
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アメニティや備品もシンプルですが、Wi‐Fiも無料接続が出来て、必要なものは揃っていたので不便さはありませんでした。

夕食の前に、お宿のお風呂へ。残念ながら温泉ではありませんが、広い大浴場でゆったりと入れました。

夕食はレストランで。花咲ガニが一杯ついた和食膳です。
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花咲ガニは、前回の北海道旅行で食べて以来17年ぶり。

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ワカサギの佃煮とごぼうの土佐煮。氷頭鱠(なます)いくら添え。

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子持ち昆布アオサ和え。昆布麺。

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鮭の南蛮漬け。揚げ茄子田楽。帆立の幽庵焼。

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蛸しゃぶ鍋。この蛸しゃぶ、身がプリプリしていてほんとに美味しかったです。

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お刺身は、甘海老、かんぱち、サーモン。

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ビールの後はやはり日本酒。地元根室の地酒の利き酒セットを。1日目の阿寒湖でもオーダーした北の勝です。数量限定の搾りたても。

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厚岸産蒸し牡蠣。大きな身で、美味しかったです。

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茶碗蒸し。

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道産米おぼろづきの釜炊きと花咲ガニの入った鉄砲汁。ごはん、そのまま食べても美味しかったですが、花咲ガニの身を乗せてカニ丼にしました。美味[ぴかぴか(新しい)]

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デザートは地酒北の勝の酒粕アイスクリーム。なんと先ほどの北の勝の酒粕ですって。これも美味しかった(^^♪

量的にもちょうど良く、花咲ガニも食べごたえがありました。地元産の美味しい食材をシンプルに戴けて、大満足の夕食でした。実は、お宿のお値段的にはそんなに期待していなかったのですが、見事に良い意味で裏切られたかんじ。

夕食後は網走湖で買った地ビール『桜桃の雫』を飲みながら、ブログを書いたりして過ごしました。
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こちらは、風蓮湖の道の駅で買い込んだお土産。花咲ガニの身入りの塩ラーメン、とても美味しかったですヨ~[るんるん]

最終日、8日目へ続く。
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免疫力アップ大作戦!㉙北海道6日目 [旅行]

北海道旅行6日目です。この日のお天気も[晴れ]

朝食は、和食と洋食から選べて、私は洋食をチョイス。
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朝食も地産地消に拘ったメニューで、どれも美味しかったです。

それでは、ホテル清さとさんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価は…5[満月][満月][満月][満月][満月] オール5点満点出ました~[ぴかぴか(新しい)]

部屋はツインの洋室で露天風呂付。40㎡と広くて、窓も大きく、眺望は緑の林。ソファとテーブルのセットも、使い勝手が良く、お夜食用のパンやブルーベリー、コーヒーなどのサービス、アメニティやバスローブ・部屋着なども充実していました。Wifiが使えない~と思ったら、有線LANが使えたのもGood。ブログの記事もリアルタイムで書けました。
部屋数が13室しかなく、平日ということもあってか半分以下の稼働率のようでしたが、お宿には申し訳ないけど、空いている方が何かと居心地良いものです。とても静かで良かった。

お風呂、まずは大浴場。内湯と露天風呂がとても広くて、ほとんど貸し切り状態だったので、思い切り満喫出来ました。部屋の露天風呂も、広い!湯船は石造りで寝湯が出来るように2段の高さになっています。源泉掛け流しで、温度調節も自動。そしてなんと言っても、びっくりするほど満天の星空を眺めながら入れるのが最高でした~

夕食は、地産地消に拘ったフレンチのコースメニューで、どれもとても美味しかったです。地元のならでは食材や野菜が新鮮で、驚きの連続でした。

朝食は、適量ながらも中身の濃いメニューで、とても美味しかったです。野菜たっぷりのミネストローネ風豆乳スープや蕗のジャム、地元の小麦粉を使った冷や麦など、夕食同様に地産地消に拘ったメニューで、『へぇ~』というものがたくさんありました。

接客サービス、支配人ご夫婦の他は、シェフと若い男性スタッフさん一人という少人数でされているとのことで、人手がない割には夕食等も待たされることはなく、バタバタとした感じもなかったです。みなさんとても丁寧な対応で、なかでも男性スタッフさんは、夕食朝食時にはそれぞれのお客さんにいろいろと話しかけて、お勧めスポットの紹介などもされてました。それから、夜食のサービスだけでなく、ロビーには知床観光のパンフレットや道路地図のコピーなどもたくさん用意されていて、とても役に立ちました。そういう一つ一つの接客やサービスに、お客様を喜ばせようという気持ちが感じられるおもてなしでした。

癒され度は、静かで落ち着ける部屋で、満天の星空を眺めながらの露天風呂は、ほんとに癒されました。そして美味しい料理に丁寧な接客…とノーストレスで快適な時間を過ごすことが出来ました。

コスパは、露天風呂付きの部屋で食事の内容からすると、かなり良心的と思います。そしてすごいのが、部屋の値段ではなくて、一人当たりの料金制をとっていることがスゴイです。一人でも二人でも同じ料金なんて、おひとりさま大歓迎~[ぴかぴか(新しい)]

じゃらんの口コミでは、5点満点!さすがにじゃらんの『2015年泊まってて良かった宿北海道エリア第3位』に選ばれているだけあるホテルです。絶対に再訪したいお宿でした。

お宿を出発して、車で30分ほど、知床方面へ向かう途中にある『天まで続く道』へ。…に行くつもりだったところ、カーナビは認知せず、事前にちゃんと調べてもいなかったために、目的地にたどり着けなかった~[たらーっ(汗)]
後で調べると、国道334号線を斜里から10㎞ほど知床方面に走ったところに、それまでまっすぐだった国道が斜め45度に曲がるところがあります。そこを曲がらずにまっすぐ突き当りまで行ったところに展望台があるそうです。そこから今来た道を見ると…27㎞も続く直線道路が、天まで続いているように見えるそうです。
実はこの行き方だと、その景色に背を向けて走ることになるので、このルートではなく、334号線を斜め45度の所でそのまま曲がって、さらにもう一度カーブを通り過ぎた先の峰浜というところで右折。そのまま南下して二つ目の交差点を右折すると…目の前に天まで続く道が現れるというルートの方が感動も倍増。
国道334号線から峰浜のカーブで右折したとこまでは合ってたんですが、間違えて一本手前の道で曲がってしまいました…そのことには後で気が付いたのでした。『ここかなぁ~?』と…
一本手前の道もこんなかんじで、これはこれで良かったんですけどね(^^; 
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天まで続く道、8月中旬にオンエアされた土ワイ『温泉[マル秘]大作戦!』の最後のシーンにも出てましたね~ 次回、リベンジだ~

知床観光の拠点、ウトロの町に到着。この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんです。チェックイン時間は15時以降ですが、車だけホテルの駐車場に停めさせてもらいました。
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ホッケの干物がクルクル回ってました。佐賀県の呼子でするめの回転干しは見たことあったけど、ホッケバージョンがあったのね~

知床五湖に向かうためにシャトルバス乗り場へ。
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すると[exclamation] 17年前に泊まった民宿『知床ペレケ』さんが目の前に。懐かしい~ こちらのお宿では新鮮なツブ貝などのお刺身がたくさん出て、感激したのを覚えています。

夏の混雑する時期はマイカー規制があって、ウトロからシャトルバスが出ています。実はこの翌日からはマイカー規制解除となるのですが、シャトルバスの方が途中の景色をゆっくり堪能出来て写真も撮れるので良かったです。
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岩尾別川の渓流。
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知床五湖のパークサービスセンターに着きました。
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知床五湖へは、地上遊歩道と高架木道の2種類の行き方があります。高架木道は2~4mの高さの木道で、ヒグマの危害を受けないような造りになっていて安全ですが、一湖までしか行けません。一湖へは片道800m、往復で40分ほど。なだらかなので足の悪い人でも大丈夫です。
地上遊歩道は有料(250円)で、二湖、三湖、四湖、五湖と、高架木道のある一湖も含めてすべての湖を見ることが出来ます。ただし、こちらはヒグマに出会う危険性も。5/10~7/31までのヒグマの活動期には、専門の引率者同伴でなければ行くことが出来ません。それ以外の時期にはガイド無しでも行けますが、いずれも事前に10分程度のヒグマに関するレクチャーを受けなければなりません。
ただし、この日は台風の影響で三、四、五湖を回るルートは閉鎖されていて、二湖を巡るルートのみでした。
レクチャーを受けなければいけないなんて怖いなぁ~とは思いましたが、せっかく来たのだからということで、地上遊歩道から高架木道を行くルートへ。約1.6㎞、40分ほど。
利用調整地区内への立ち入り申請書というものに住所や名前を書いて、ヒグマに遭ったらどうするかというレクチャーを受けた後、いざ出発。
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地上遊歩道にも木道が作られています。これは植物を直接踏みつけないようにするという意味があるようです。
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ヒグマの活動期ではないとはいえ、完全にいない時期でもないので、ちょっとおっかなびっくり。さすがに単独で行くのは怖いので、韓国人観光客のグループにくっついて歩きました。

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二湖。知床連山をバックにした湖は、ほんとうに美しい[ぴかぴか(新しい)]
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まだ雪が残っているところも。

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一湖。地上遊歩道だと間際まで行くことが出来ます。

高架木道が見えてきました。こちらはワンウェイで扉があって、高架木道から地上遊歩道には降りられないようになっています。
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高架木道の柵には電流が流れています。

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高架木道のあるエリアは草原のような感じになっているので、とても見晴らしが良いです。

湖畔展望台。一湖のバックには知床連山が広がります。
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本当に美しい風景で、ため息が出ました~[ぴかぴか(新しい)]
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以下、360度パノラマの景色。
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五湖以外にも小さな池がたくさんあります。水草がよく見えます。
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ウトロから知床五湖に来る途中にも、この黄色いお花がたくさん咲いてました。何ていう種類なのかはわかりませんが…

地上遊歩道から高架木道を通るルート、1.6㎞の所要時間は40分となっていますが、実際には途中で写真を撮ったり、ビューポイントでじっくり景色を観たりすると、40分では足りません。シャトルバスの時間があるので、最後の方はかなり急ぎ足での散策になりました。
日差しは暑く、急ぎ足だったので、けっこう体力消耗しました。なので、バスの時間が迫っているにもかかわらず、ソフトクリームを。こけもものソフトです。
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バスがやってきたので、一気食いしました(;'∀')

再びウトロに戻ってきました。次は、知床観光クルーズ船に乗ります。
やっぱり知床岬を見てみたい~ ヒグマも見てみたい~ということで。
知床半島クルーズは大型船と小型のクルーズ船の2種類があり、小型クルーズ船はいくつかの会社が運営しています。私は、観光船ドルフィンという小型クルーズ船を予約。
知床岬までのルートだと、大型船の料金は6,500円と小型クルーズ船よりは若干安くて、船の揺れも少なく水しぶきを浴びる心配も少ないです。
小型のクルーズ船の料金は8,000円とそれなりの値段ですが、小回りが利く分、岸や滝の近くまで行ってくれます。ただし、揺れるし、乗る場所によっては水しぶきがスゴイ。
小型クルーズ船の知床岬までのコースは、往復3時間。けっこうな長旅です。

出発時間の30分前までに事務所に集合。
すると、そこには…あらあら、こんなにかわいいワンちゃんがお出迎えしてくれました。お尻が可愛いでしょ?
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この日はお天気は良いけど少し風があるとのことで、『2階のデッキ席でも、相当水しぶきが掛かりますので、必要な方はカッパの用意をしてください』とのこと。持参していなくても、レンタルもあります。せっかくなら、景色が良く見える2階デッキ席に乗りたかったので、カッパをレンタル。ついでに双眼鏡もレンタルしました。

船乗り場までは、事務所から5分ほど歩きます。オロンコ岩のすぐそばです。この日泊まる予定の北こぶしさんも目の前に。
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予約の先着順で好きな席を選べるのですが、30人位のお客さんの中で、なんと私が1番[わーい(嬉しい顔)]  5ヶ月月前から予約してたからね~
一番見ごたえのあるのは船首だそうですが、椅子はなく足を踏ん張って乗らなければならないとのことだったのでNG。次に見ごたえのあるのは2階のデッキ席ということで、そちらを選びました。
カッパの上からライフジャケットを装着して、いざ出発、ももんさま…GO[exclamation]

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まずは、出発してすぐのところにある『プレぺの滝』。この滝へは知床自然センターから往復で2㎞、地上からも行けます。前回は地上からこの滝を見ましたヨ。
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滝が涙のようにも見えることから、別名『乙女の涙』とも言うそうです。
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カヌー?を漕いでいる人たちも。

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象の鼻のように見える岩。
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洞窟のような大きな穴が開いているところもたくさん。

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クンネポール。波や流氷で浸食されて洞窟のようになっていて、中にはコウモリがいるそうです。
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こけし岩。中央上部の岩、上に乗っているだけだそうですヨ。
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海から見る知床連山も美しいですね~

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『カムイワッカの滝』。なんと、温泉[exclamation] 硫黄を含んだ温泉が流れているので、海水は緑色になってます。この滝の上流へは、知床五湖から先、シャトルバスで地上から行くことが出来ます。滝を登ることが出来ることで有名ですね。

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緑美しい山々。知床半島がほとんど人の手が入っていない場所だということを感じさせてくれます。

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人の手が入っていない…と書いたところですが、びっくりしたことに、車が走っている[exclamation&amp;question] しかも小屋もある[exclamation] カムイワッカの滝からこのルシャ湾辺りまでは、道路があるようです。
この小屋は番屋と呼ばれる、サケ・マス定置網漁に従事する人が使っている小屋だそうです。
実はこのルシャ湾は、ヒグマがよく目撃される場所とのこと。ヒグマが頻繁に現れる場所に小屋があるってスゴイですねぇ~(;'∀')

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『カシュニの滝』 虹が出てました[ぴかぴか(新しい)]

『観音岩』
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山肌に大きな穴が開いていたり、観音様のように見える大きな岩があったり。圧巻です。

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有名な滝ではないようですが…知床半島にはこういった滝がいくつもあります。

そろそろ知床岬に近づいてきました。
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奇岩がたくさん。メガネ岩も。
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岬の周辺には高い木はなく、平坦。岬というと断崖絶壁…というイメージだったので、ちょっと意外でした。
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芝生の公園のようですね。

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先端は少し高台になっていて、知床岬灯台があります。
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離れて見る岬も、ほんとに素晴らしいです。

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別のクルーザー船もやってきました。
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往路は知床半島側ばかりを一生懸命見ていたので気が付きませんでしたが…
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太陽の光を浴びてキラキラ光るオホーツク海、こんなにも美しい。

岬まで行くと今度は復路。往路は風向きが逆風だったので、波しぶきはそんなに掛からなかったんですが、復路になると順風。クルーザーにぶつかって舞い上がった波が、そのまま順風の風に乗って、2階デッキを直撃。ものすごい波しぶきを浴びることになりました。
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カッパを着ていても、ズボンやスニーカーはびしょ濡れ。手に持っていたカメラや双眼鏡も派手に濡れました。

でも、こんなに素敵な光景を写真に撮らずにはいられません。
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こんなにくっきりとした虹が近くで見られるとは、大感激。
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復路は、かなり長い時間、虹を見ることが出来ました。

ルシャ湾に戻ってくると…いました[exclamation] ヒグマがいるではありませんか~[るんるん]
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サケを獲っているようでした。

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楽しかった知床半島クルーズ船の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。黄昏のオホーツクもきれいです。
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カムイワッカの滝も見納め。
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遠ざかっていく知床岬…

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ウトロ港に戻ってくると、海鳥たちがみんなでお出迎え。

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ゴジラ岩も、名残惜しい乗客たちにサヨナラを言っているよう。

カッパと双眼鏡を返却した後は、この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんへ。
こちらのお宿、さっきも書いたように8月中旬にオンエアされた土曜ワイド劇場『温泉[マル秘]大作戦!』の舞台になったお宿。たまたま偶然にこのドラマを見たんですが、『もしかして、もうすぐ泊まる予定のホテルじゃないの~?』 知床では有名な大きなホテルです。
大きなロビーには、クリオネちゃんや流氷が。
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無料のウェルカムドリンクのコーナーもあって、温かい昆布茶を戴きました。クルーズ船の旅で体が冷え切っていたので、ものすごく美味しかったです。

お部屋は、西館オホーツククラブフロア・テラス露天風呂付洋室。リビングとベッドルームの二間で広いです。
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暖炉などもあって、シックな感じのお部屋です。
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ロッキングチェアや寝ころべる広いソファもあって、なかなか快適。

そしてテラスには…露天風呂[いい気分(温泉)]
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テラスには座り心地の良い椅子も。ここに座ってのんびりと海や星空を眺めて…
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夕景のオロンコ岩とオホーツク。ずっと見ていたくなる景色。

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アメニティも充実。大浴場に行く時のためのかごが可愛い[かわいい]

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コーヒーミル&ドリップセットも。以前泊まったお宿でもこのサービスがあって、それをきっかけにコーヒーミルを買って、自分で豆を挽いて飲むようになりました。

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オーディオセット、USBを使って聴くのは初めて。時代の流れですね~

チェックインが17時半頃と遅くなったので、大急ぎで宿の大浴場へ。
こちらのお宿も大きなホテルなのでお風呂も広い。大きなガラス張りの大浴場で、プユニ岬も見えます。屋上露天風呂からの眺めも良かったです。が、風が出てきて寒かったので、露天風呂は早々に退散。もう一度内湯に入ってから上がりました。

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夕食に行く前に、もう一度テラスからの眺め。

夕食は、ブッフェダイニング波音でのバイキング。こちらのレストラン、ものすごく広くて300席以上はありそうなほど。
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メニューの数も多いし、地元ならではのお料理もたくさんありました。

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バイキングに[ビール]は禁物ですが…もう、我慢できません[わーい(嬉しい顔)]
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豚のしゃぶしゃぶと五目揚げ麺。
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自分でネタを自由に乗せる勝手丼とカニ汁。

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デザートも充実。アイスと手作りプリン、ロールケーキ。

種類もたくさんあって、どのお料理も美味しかった~[るんるん] 大満足[ひらめき]

夕食後は売店で買った知床流氷サイダーを。
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ロビーで実演販売していた流氷おぼろ昆布を購入。家に帰ってから作ってみましたが、いいお出汁が出て、ほんとに美味しいですヨ。

夕食後は部屋の露天風呂へ。
その後は…広いソファで寝そべっていたら、いつの間にか寝てしまっていました~ この旅2度目。
いやあ~ 何にもせずに寝るのって、ほんと贅沢ですよね(^^♪

7日目へ続く。
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